巻ごとに主人公が変わっていく、すばらしい脚本。
これは良い。 1つの学園モノなのだが、 1巻では人の感情がテロップのように頭の上に見える少年、 2巻では人の気持ちがプラス・マイナスのバーで見える少女、 3巻では人の鼓動が数字で見える少女が主人公である。 皆1巻から登場するし、組み合わせが最高に面白い。 なんだろ、すごい変な喩えだけど涼宮ハルヒシリーズのような? それぞれお互いの能力は知らない同士のままなのがきっと暗黙のルール。 言い過ぎるとネタバレになりそうだから書かないけど、とてもとても良い。おすすめ。
人の感情が動くとき、頭に「!」や「?」「…」がニョキッと生えてくるのが見える能力を持つ男の子。
そのせいなのか人との距離のとり方に慎重なところがあり、気になる女の子、三木さんのシャンプーの香りが変わったことに気づいたとき、「シャンプーが変わるって、つまりどういうことなのか」でさんざん思い悩む。
そんなとき三木さんのかくしごと?をふと耳にしてしまい…。
バンチのウェブサイトで最初だけなら読めるみたいです。
思春期で複雑な高校生のやり取りが微笑ましい、そして絵が美麗で素晴らしい。
ちょっと単行本買ってきます。