「仏師」のタイトルに偽りなし!
マンバのクチコミを読んでからずっと気になっていた作品です。 https://manba.co.jp/topics/17278 Kindle Unlimitedで公開されていたので早速読んでみました。 母親が暴徒に襲われたことで産まれた自分の生い立ちに苦しみながら、仏を彫ることで生きることへの救いを見出していく…という話。おそらくアシスタントなしで描かれたであろうシンプルで洗練された絵が印象的です。クライマックスで主人公が彫り上げた仏像が心の迷いから抜け出したことを象徴するような素晴らしい出来で「仏師」のタイトルに偽りなし!と思いました。個人的に坂口尚のあっかんべェ一休を読んだばかりだったのでそこに通じるものも感じました。ただ先のクチコミにもあるようにもっと色んなジャンルを読んでみたかったです。青年誌も合いそうなのになぁ…。
いえいえ、どういたしまして。
しかし、岡野玲子をご存知ないというのに少しショックを受けました。一時期は、かなり著名な漫画家さんだったのですが。
とはいえ、『陰陽師』連載開始がもう四半世紀前ですものね。今はあまり読まれていないのもしかたないことかもしれません。
個人的には、マンバの作品一覧には入っていませんが、『両国花錦闘士(りょうごくおしゃれりきし)』がフェイバリットです。綺麗な絵なのに変な漫画で、とても面白いですよ。
今更ですが花狂ひを読みました。仏師も紙で買い直しました!
素晴らしかったのでいつでも手に取れる所に置いて度々見直したいと思います。
一コマ一コマ見入ってしまいますね。
岡野玲子さん、多分私が知らないだけでめちゃくちゃ有名な方なんだと思います。これぞいい機会と思い手に取ってみたいと思います!
両国花錦闘士、相撲の話でしょうか、表紙がすごい!