えびしんじょのようなえっちさ
にんにくをたっぷり効かせたステーキ、溢れんばかりのチーズがのったピザのようなジャンクなエ◯さではない。 まず椀の蓋を開けて、匂いを連れた湯気を楽しみ、出汁をつうっと口に含む。 箸をとり、しんじょを持ち上げ、滴るつゆと共に口へ迎える。 そうして旨みをしっかりと余すことなく感じるのだ。 みたいなことを書きたくなるぐらい感情にくる作品。 小説家のおじさんとミステリアスな美女の出会いから始まる愛の物語、あたたかな絵柄と多めの無言のコマも心地よく、ゆったりじんわりふつふつと楽しませてくれる。 ジャンクなものも大好きだけれども、こういうのもいいなぁと思いました。
ちょっとおバカな鳥宮は水泳部の先輩のことが大好きで、卒業式の半年前から第2ボタンが欲しいと交渉している。しかしファスナー式の制服なので残念ながらボタンがない!どうしても第2ボタンが欲しくて四苦八苦する鳥宮と、なんやかんや言いながらも優しい先輩のラブコメディー。第2ボタンの代わりになる物ってなかなか難しいね!!新企画も準備中らしいので楽しみ。もっとこの作家さんの描くラブコメ読んでみたい。