1巻目からぶっ飛んでるよ・・・
タイトルの通り、1巻目読んだ時の衝撃がヤバイです。 田舎に引っ越してきた主人公の女の子、年齢がバラバラの小規模な学校に転入し、先生でもあるお姉ちゃんに学級日誌を毎日書き続けるのが決まりだと言われ、友達と仲良くなったり遊んだりした内容を書き続けた。 ふとした時に1日書き忘れてしまい、その翌日・・・ 書き忘れの連帯責任だと、BBQのクシで人間BBQの串刺し会が始まり、死んだ瞬間に引っ越してきた初日にタイムリープ・・・ なんだこの展開・・・超凹む内容なんですが・・・! こんな感じでホラー要素がありつつ物語が進んでいくが、タイムリープの謎が明かされていきSFやサスペンス色も強めになっていく。 巻数が短いながら、しっかり作り込まれている感じがして個人的には結構面白い作品だった。 この作品の個人的推しポイントは「可愛いイラストからの急降下での死」です。有田先生の可愛いからの落差がすごいです・・・
1巻序盤は「がっこうぐらし!」のようなホラー的要素が強かったけど、1巻終盤から少しずつ謎が提示され、その謎が少し解けると新たな謎が生まれ、そうこうしていく中でもループは繰り返されていく。分かりやすい"ハッピーエンド"ではなかったかもしれないけど、明確なゴールにちゃんと辿り着いた、素晴らしい結末でした。
表紙の可愛らしい絵柄からの1話のホラー展開によって、ループの設定に「1ページめくるとどんな展開になるかわからない」という疑心暗鬼の要素が加わり、最後までテンションを落とすこと無く読むことが出来ました。
ループものでいうと「ドロップフレーム」や「リピートアフターミー」、マンガ以外だと「STEINS;GATE」や「All You Need Is Kill」なども好きですが、私の中ではそれらに並ぶ名作になりました。
全5巻読了