アキラは女の子だと思ってた
この漫画を読んでいた時は小学5年生でした。小学生の私には碁のルールなどさっぱりわかりませんでしたが、碁がわからない自分でもそれほど苦にならずに読めました。とてもおもしろかったです。ヒカルのライバルの男の子塔矢アキラが初登場した時は、ビジュアル的に女の子だと思っていたので、アキラが男だと知った時はすごく衝撃を受けたことを覚えています。
ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく…。
ヒカルの碁は、よく言われることかもしれないけど、ヒカル無双に見えて、格上には基本的に勝てないのが、リアルだし、その匙加減が作品を面白くしているのだなぁと思った。
あと、倉田さんが(倉田さんだけは?)サイをとおしたヒカルではなく、ヒカルそのものを見ていると気がつくと、とても重要なキャラだったのだなと気がついた。