いくつになっても好きなものがあるっていい
純粋にそう思いました。 作品はタイトル「おじさん、ドル活はじめました!」のとおり、妻子もちのおじさんがアイドルにハマったという話。 しかも、KPOPアイドル。加えて、男性アイドルというから、ファンの中でも珍しいタイプ。 そして、同じアイドルにハマっており、その道も長いギャルのマミコを師匠として沼にハマっていくという展開。 おじさんが男性アイドルってのも少し違和感ありかもですが、何かハマっていく様は共感そのもの。 すごくいいです。 自分自身、何か強くハマったことがないので、そういう対象に出会えたこと自体羨ましいと思うし、何より推しを軸にした生活ってすごく充実してそうで憧れます。 主人公を中心としたキャラクターもすごくいいんです。 ハマっているものを隠しもせず語るという姿もなんか眩しいし、 マミコや家族との関係もすごく良い。 好きなものにハマれて、それに共感してくれる人たちがいるって、最高に幸せなんだと痛感します。 お金では絶対変えないものだと思いました。 何かにハマっている人もそうじゃない人も、ぜひ読んでほしい作品です。 自分も何か夢中になれるもの探したくなりました。
K-POPアイドル(男子)に突然どハマリしたおじさん(イケオジ)が、若い女の子を師匠にしてヲタ活をエンジョイする話。
中年男性のドル活という設定は、ギャップ萌えがありつつ、流行の亜流を抑えている感じで面白い。
年齢性別の垣根を越えることで、オジサンがどのような成長を見せてくれるのかに期待したい。
※ただし、師匠のキャラ設定についてはやや首を傾げた。
これが会社の部下(一見地味子)だったりすると、定番になって恋愛臭も漂ってくるのだが、街でナンパされて知り合った派手なギャルというのはちょっと読者層に対してミスマッチではないかと……。