遊園地を車で通り過ぎるあたりのやり取りが切なすぎる。子供が「うーえんち」と舌っ足らずに叫ぶなど、さりげないとこがより感情を引き立ててるんだろう。うまいなぁ……
寂しがりの父、◯◯◯◯をなくす
さみしさ。 ごく普通のような、ノンフィクションな家庭の話。 読んでいたらわかる、お父さんの苦悩と寂しさ。 もっと不幸な人はいる!そんなの贅沢だ!と思うかもしれないけど、本作はそういう話じゃない。 ちなみに冒頭20Pぐらいで泣きそうになった。 「うおおおん」と泣く男の姿に、心奪われる。 生きとし生けるものは全て分け隔てなくいずれ死ぬ。 そのために生き、その間に葛藤があり、頑張って生きてきた証として誰かの思い出として残る。 それを実感することが出来た。