4.5
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日本女子陸上のパイオニア、人見絹枝さんの評伝マンガ。女性がスポーツをすることが忌避されていた時代、多くの偏見や批判などの壁にぶつかって、苦悩するも、時代を切り開いていく様が描かれている。
脚気の描写があったように、医療も食事も現代に比べるべくもないものだっただろう。しかも世間の批判もある中でスポーツをし続ける根性、凄まじい。
とても短く太い物語。24歳という若さで亡くなってしまったけれど、後世に残された影響は計り知れない。
フィクションも多少交えられているようだけども、ほぼ史実に沿った内容とのこと。