なぜか札幌、なぜかラーメン勝負。なぜかドラム缶に一本麺(笑)。にコメントする
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人気のコメント

名無し
1年以上前
化学調味料は体に悪いとも言われてきたけれど、 味平では味が一緒になる、以上には言及していなかった。 時代がすすんで、現実のラーメン業界では 味が一緒になるかどうか体に悪いかどうかはおいておいて かなり化学調味料を使うラーメン屋は増えたと思う。 その一方でラーメンにも「無化調ラーメン」という ジャンルも成立した。 だが逆に「無化調ラーメン」の店が存在しそれを看板に しているということは、看板にしていないラーメン屋の ほとんどが程度の差はあれ化学調味料を使っているのでは ないかとなるし、むしろラーメンを食う側には どこのラーメン屋も少しくらいは化学調味料を使っている だろうね、という認識が定着しているのではないだろうか。 それ以前に業務用の食材やスープといった半加工品を 仕入れて使用しているラーメン屋も多いだろうし。 どこかで化学調味料の味が混じることを避けようがないのが 普通のラーメン屋の現状ではないかと思う。 私もそういうラーメン屋で美味しいと思って食べているのだろうし。 けれどそう考えるならば、化学調味料はプロのラーメン屋が 使うべきでないと断言し、業務用食材などがまだ存在しなかった (であろう)この「味平ラーメン祭り編」の時代は ラーメンにとって古き良き時代だったんだなあ、と思う。
不揃いの連理

タイトルから見る"伴侶"の形

不揃いの連理
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ

ここではタイトル『不揃いの連理』の語義と内容をリンクさせながら、(6巻までで)四組の女性ペアの関係を追う本作の魅力を書いてみたいと思います。 「連理木(れんりぼく・れんりぎ)」というのは、隣りあった木々の接触した枝や幹が一つにくっつき、木目まで混ざり合った状態のこと。そこから「連理」という言葉は二人の深い契りを表すのだそうです。 幸せな予感のある「連理」という言葉。では「不揃いの」という言葉はどうでしょう? 登場するペアは、いずれも全然タイプの違う二人。そしてどちらか片方、もしくは両方とも「ダメな人」だったりもします。 まっとうな会社員×元不良は見た目に反して、ダメなのは会社員の方。いかにも悪そうな人と優等生のJKコンビは、優等生が意外と暴力的etc……。でもそんな二人が何故か寄り添う。 ではそこにどんな心があるのか。 ある人に惹かれる理由を、言葉で言い表すのは難しい。でも、なぜある人の側にいるかは、理由を言える場合もある。 この作品でそれが分かりやすいのは、ダメな漫画家に接する生真面目な編集者。彼女は恋愛的惹かれの他に、ダメな漫画家を支える動機としての「ある気持ち」を持っている。そして同じようなものは、他の三組にも見て取れる。「ある気持ち」はおそらく頼りない人に対する普遍的な心情なので、納得する人は多いと思います。 「ある気持ち」で支え合い、接するうち、彼女たちはいつのまにか離れ難くなっていく。そこには理屈ではなく、もはや必然として一つになった連理木が生まれている。 伴侶って、こういうことだよな……大きな安心感とエモーションが同居する感じ。実はかなり暴力描写・しんどい内容も多いのにそれはとても不思議な感覚で、いつまでもこの物語を追う動機となってゆくのです。 ダメな人に対する、共通する「ある気持ち」......どんなものか、ぜひ本作から探してみてください。 さあ、まだ不穏な堅物教師×生徒の物語はどうなるかな? (6巻までの感想) (追記:実はマンバ読書会でリアルタイムで書いたものから、細かく改稿しています。どんなふうに変化しているか、ぜひ配信と比較してみてください! https://www.youtube.com/watch?v=FgBPuVvUHFI) #マンバ読書会 #クチコミを書く回

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