1992年の漫画。兄弟の幼少期から、プロ入りして大関になるまでを、密着取材をした上で、こと細かに描いている。まだ横綱になっていない二人の物語はどこを切り取ってもドラマチック。

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特装版「女が叫ぶとき~戦争という地獄を見た~」

「ヒロシマのおばちゃん」を読みたくて購入

特装版「女が叫ぶとき~戦争という地獄を見た~」
ひさぴよ
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https://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b110795.html 『漫画が語る戦争 焦土の鎮魂歌』(小学館クリエイティブ)で読んだ曽根富美子の短編「ヒロシマのおばちゃん」が衝撃的だったので、もう一度読みたいと思って電子書籍版を探してたら、この短編集に収録されていた。 「ヒロシマのおばちゃん」以外の短編は、戦争の話というよりちょっと昼ドラっぽい話が多いものの、それでも表題作を読むためだけに買っても損はないと思う。 作品の詳しい時期は分かってないのだが、状況からして1990年代頃の設定と思われる。広島での戦争体験を語り継ぐの”一人のおばちゃん”を通して、戦時中の自身の半生を振り返るところから物語は始まる。巧みな語り口と、曽根先生お得意の、不幸で陰湿な心理描写にグイグイと引き込まれてゆく。そしておばちゃんは不幸のドン底と同時に、原爆の日を迎えるのだが…。 変わり果てた広島の街を、怨念そのものとも言える鬼気迫るタッチで描き出し、一度目にしたら忘れられないような光景がこの漫画にはある。おばちゃんは最後に「あれは地獄だったよ」とだけ語る。と同時に、この出来事が教科書の中のたった数行に収まってほしくない、と願うのだった。 個人的には「はだしのゲン」と同じく、ぜひ読み継がれてほしい戦争漫画の一つだ。

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マジョンナ

マジョンナ

【フルカラー作品】日本コミック界の巨星、原作者・小池一夫と作画家・架空まさるが電子コミックのために描き下ろした悪霊ハンターコミック!マジョンナ博愛病院の美人女医・勝田留衣。だが、それは人間界での姿。もうひとつの姿は、魔界に生きる魔女であった─。かつて、中世ヨーロッパで「魔女裁定委員会」なる者たちの<魔女狩り>によって、何百万人もの無実の女性たちが虐殺された。そんな卑劣な<魔女狩り>が、今、現代の日本でも行われようとしていた―。神のシモベを名のる狂信集団「魔女裁定委員」と奴らに従う邪悪な「魔物」たちと時空を越えてやって来た魔女マジョンナの熾烈な戦いが今始まる!

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