アビスの吸引力
貴重な古代遺物が眠る縦穴で、とても深いダンジョン「アビス」。 大穴を深く潜れば潜るほど、原生生物による捕食やダンジョンのもつ不可思議な影響によって、地上へ戻れる見込みは減っていく。 それでもアビスに挑戦する挑戦者を探窟家と呼び、彼らは現代では作り得ない古代遺物を見つけては帰ってくる(もしくは帰ってこない)。 アビスとアビス産が織りなす、謎の吸引力。 読み始めると、読者もその吸引力に呼び寄せられてしまう! 読む人を魅了する漫画「メイドインアビス」は、かわいらしい絵柄と、反するグロさがしばし話題にあがる漫画。 アニメ第一期がおもしろくて、その後映画を見ようとして見れていなくて、Kindle Unlimitedで3巻無料だったので読んでみたら、うろ覚えのアニメの記憶と合わさって、さらにおもしろくて。 メイドインアビスって、おもしろいですね〜と誰かに話したくなって、この口コミを書いている。 書き込みが細かったり、線が細かったり、見開きでドドドドンするので、デジタルで読まれる場合は大きい画面画で読むのおすすめ。 キャラクターグッズにひけをとらず、縦穴「アビス」をモチーフにしたグッズが販売されているのは、アビスの力がにじみ出ているせいかもしれない。
5巻で黎明卿と決着をつけて、6巻からは第6層の探掘が始まった。嵐の前の静けさなのか、6巻序盤は意外と平和に話が進んでいた。久しぶりにお料理シーンもあったし。あと6層はいわゆるダンジョンっぽくなくて社会という感じだったのもこれまでと違う面白さ。
レグの過去に少しだけ触れられて、新キャラも登場、さらにはもう二度と描かれることはないと思っていたアビスの淵が再度登場しさらには異変まで怒っている。色々な意味でこれまでとは違った面白さが詰まった6巻だった。