結局全部が妄想だったとも本当にあるとも言えるような気がするが、どっちの世界にも馴染めなかったTAKO介の不安がやけに印象的な作品だった。
『クリームソーダシティ』といえばなぜか未完のまま打ち切られてしまった作品として有名だと思うが、クラウドファンディングなどを経てついにきちんとした完結を迎えた。感想を書こうにもうまくまとめられないので、一言残して行く感じの方がいいなって思った。
結局全部が妄想だったとも本当にあるとも言えるような気がするが、どっちの世界にも馴染めなかったTAKO介の不安がやけに印象的な作品だった。
完結してよかった。満足の内容。
ふざけているのかと思ったら、その世界観がどんどん真を帯びてくる様子に圧倒されて読んだ。終わりもよかった。
ダチュラが鍵になって物語が動いて行くコインロッカーベイビーズを少し思い出した。シャイラに深い意味はたぶんないんだろうが、引き付ける力のある言葉
総理大臣がなかったら全部パラノイア的な妄想で済んだんだけど、終わり方的にどっちとも言えなくなってしまった。面白いがもやっとする。
解説本か考察本が欲しくなる
最後の方でTAKO介を取り調べた刑事が屋上で皇に遭遇するくだり
悟りを開いた皇の目がめっちゃでかく描かれてるコマがトラウマ級の不気味さだった.........!
ここに画像貼るのがためらわれるぐらい怖かったデス
鬼才・長尾謙一郎がおくる渾身の最高傑作、ここに堂々完結! “そこはある。きっとある。そこでは全てが完璧なんだ。”雨の渋谷で政治家を襲撃したDr.皇とTAKO介は、気がつけば一瞬にして楽園「クリームソーダシティ」に立っていた。謎の美少女に導かれ、楽園と日常とを行き来するTAKO介。世界の真理に肉薄するDr.皇。はたしてこれは現実なのか──? 2014年5月に「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)での連載が未完のまま突如終了し、長らくのあいだ漫画読みに語り継がれてきた幻惑の楽園譚『クリームソーダシティ』。本当に描きたかった“結末”がここにある。
鬼才・長尾謙一郎がおくる渾身の最高傑作、ここに堂々完結! “そこはある。きっとある。そこでは全てが完璧なんだ。”雨の渋谷で政治家を襲撃したDr.皇とTAKO介は、気がつけば一瞬にして楽園「クリームソーダシティ」に立っていた。謎の美少女に導かれ、楽園と日常とを行き来するTAKO介。世界の真理に肉薄するDr.皇。はたしてこれは現実なのか──? 2014年5月に「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)での連載が未完のまま突如終了し、長らくのあいだ漫画読みに語り継がれてきた幻惑の楽園譚『クリームソーダシティ』。本当に描きたかった“結末”がここにある。