すごく面白いんだがどんな漫画か説明するのが難しい。背表紙のあらすじには、
「近未来、アメリカの国技は相撲となっていた!全米相撲の聖地・デトロイトで技の賞賛される力士・五大湖は、ロボット科学者ドクター・グラマラスの甘言に乗り、その肉体を機械へと改造されてしまう。全身を最新鋭の重火器で武装し、土俵で殺戮を続ける機獣と化した五大湖を斃すため、石像となり眠っていた角界の守護神伝説の横綱が…蘇る!!」って書いてある(一部簡略化)。まさしくこの通りなんだ。ヤスダスズヒトの寄稿によるあらすじらしいがよくこのあらすじを書けたなってくらいよくまとまっている。
相撲とSFを掛け合わせていると聞いて読む前は無茶な漫画だろうなって思ったら、横綱としての矜持が伝わってくるし、白熱した相撲の立会いもすごく良いし、ドラマの部分もとてもいいし、骨太で重厚な素晴らしい漫画だった。読んでほしい。最高だった
第3部は水面下で制作が進行しているということで楽しみすぎる。
売れ行き次第で発表するかどうかが決まるらしいので、まじでみんな読もう
http://namekujinagaya.blog31.fc2.com/blog-entry-2361.html
「五大湖フルバースト 大相撲SF超伝奇」でいうと上巻の終わりからの盛り上がりが凄まじい。話数的には5話の終わり。そして下巻はクリスが駆け寄ってからがすごく良い。
CAT FAKEあたりは結構笑ったんだが、上巻の終わりが近くなるにつれて引き込まれていった。
五大湖が主人公だが、クリスの心境の変化と物語的な盛り上がりが密接に繋がっていて、その見せ方と構成が巧み
五大湖は心を取り戻してからが面白いのは間違い無いんだけど、心を失っている時の「八艘フラーイ」とかもじわじわくる面白さ
国相撲の英雄、殺人機械と化す!?大相撲が国技となった近未来アメリカ。科学に魂を売った“技の横綱”五大湖の悲劇とは!?“心・技・体”における“技”を象徴する横綱・五大湖と、心技体を完全に備えた“真の横綱”の対決を、圧倒的ド迫力で描く。謎のSF相撲漫画、血と涙の第2部へ突入!
国相撲の英雄、殺人機械と化す!?大相撲が国技となった近未来アメリカ。科学に魂を売った“技の横綱”五大湖の悲劇とは!?“心・技・体”における“技”を象徴する横綱・五大湖と、心技体を完全に備えた“真の横綱”の対決を、圧倒的ド迫力で描く。謎のSF相撲漫画、血と涙の第2部へ突入!