この漫画を読んでいて思うのは、こういう意味深な発言を回収しないことが非常に多いってこと。

もしくは、回収したけど、ショボかったみたいな。

たぶん、空白の12年を埋めるのでは?そして今から12年後にまたタイムリープ出来ると思ってるから場地、エマを救うって言ったのだろう。12年後直人はまだ生きてる。子供直人→現代に戻る。大人直人→過去に戻る。まぁ理屈で言うと無きにしも非ず。

稀咲のヒーロー発言も、涙も、このまま何も回収されなかったりして。

個人的には、ドラケンが助かった時、マイキーがタケミチのことを疑うような発言があったけど、あれ全くの無関係、無回収で終わった感じなのが、すげー気になってる。

あの時のマイキーは、タケミチがタイムリーパーだって気が付いた雰囲気だったのに、まあいいかみたいな感じで、以降は全くその話は出てこない。
だったら、あのくだりはいらねーだろ。

未来から来たタケミチはそのまま過去に居続ける道を選択し
稀咲が何者か詳しく調べる為に
タケミチも警察になるべきと考え努力をする。
そして10年後の2015年7月ぐらいに、
警察となったタケミチが新人の直人と再会し偶然握手をしたことで
再度12年前の2003年にタイムリープ出来るようになる。
そこにいたのは亡くなる少し前の真一郎が居る‼️…みたいな感じで
『第弐部、開始‼️』ってなるんだろうか…

結果的には、そうなんだよ。
だから、そんなくだりはいらねーだろ。ってこと。

つまり、現代のフィリピンでマイキーが死ぬ間際に言った台詞と、全くリンクしないわけよ。
よく練られた話なら、あそこで『ドラケンを助けた時に…』みたいな台詞を吐くはず。
そこで、読者は成る程って感心するんだよ。

そういう深さがないって言いたいわけ。

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嘘か真実か陰謀論

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六文銭
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自分が何かと恵まれていないのは、何か大きな陰謀によるものではないか?という、ネットではびこる「陰謀論」がテーマの本作。 主人公は、いわゆる社会的に弱者の部類で、それでも自分にも特別な何か(人生大逆転できるようなものが)あるんじゃないかと日夜怪しいセミナーに通いながら過ごす。 そんな中、偶然出会った大学生の女性に恋してしまう。 関係を深めていくなかで、彼女につきまとうFACTという謎の組織の存在を知り、彼女を守るために接触。 そこは、陰謀論に染まった集団で、自分の境遇の悪さも、彼女と出会ったのも全てが大きな陰謀だったと諭され、気づくと彼もまたその思想に染まりはじめてしまう・・。という展開。 社会的な問題を扱う重そうな感じもあれば、コミカルなヌケ感もある。 現実を描いた漫画だから明らかに嘘っぽくも感じつつも、これ実はファンタジー漫画なのでは?と思うと真実のように感じてしまう。 ついつい、陰謀も本当のように感じてしまう。(ちょっと調べればわかるんですけどね) そんな感じで嘘か真実かわからないながら、自分なんかは読んでいたのでめちゃくちゃ楽しめた。 特に2巻。 主人公が上述した恋心を抱いている女性に、付け焼き刃的な稚拙な持論を展開し、一瞬で論破される様は読んでいてホント痛々しく、ゾクゾクした。 共感性羞恥をこれほど感じたシーンはないと思う。 4巻で最終巻らしいけど、どうオチをつけるか気になる。

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