xiaome

ヴィンランドサガ開始したときは、ずいぶん方向性の違うものを書き始めたな!と思ったものだけど、いま改めてみると共通するテーマがあるというか、主人公の成長の仕方がよく似ている気がする。

じゃあそのテーマは何かというとまだ言語化できるほどはっきりは見えていないんだけどw

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それ、すっごい分かります。最初は、すっごいイケイケ?というか「俺の考えてることが一番なんだ!」ていうのが行動の中心にあって、誰かの死やてほどきを受けて、主人公が何かに目覚めていきますね。その何かってやっぱり「愛」ですかね?共通のテーマかな。

そうそう、ハチマキもトルフィンも、最初ギスギスしてがむしゃらな感じで、それはそれで不安定ながらも力強くて魅力的なんだけど。

でもいろいろなことがあって悟ってからもすごく魅力的で、ああこっちが本当のテーマなんだなと分かってくる。すごい漫画家だよね。

んー!確かに!本題はこっちなんだなって後からわかりますよね。主人公がギスギスしてても、後半で心を開いても、どっちの主人公もかなりハラハラ読めるし、本当に「うわー!そうきたか!」っていう展開が本当に面白い。
そして、主人公をその「何か」に導く役割って、だいたい女性が多い気がします。
トルフィン→アルネイズの死
ハチマキ→タナベとの出会い

それでいうと、ハチマキとタナベの関係はいいよねー。いろいろな意味で読んでてドキドキしたなあ。

共通テーマは「愛」だと勝手に思ってます。「愛」というものは、ハチマキのように例え宇宙空間にいようと、トルフィンみたいに人を殺しまくろうと、人間が捨てきれない、大きなものなのかなぁと思います。でも、キリストが言う「愛」と幸村先生が言おうとしてる「愛」はなんかちょっと違うような気がしています。

そうそう、たぶん幸村さんなりの「愛」を書きたいんだろうけど、いわゆる男女の「愛」でもないしキリスト教的「愛」とも違うからうまく説明できないんだよね。

キリストの言う「愛」と幸村先生の「愛」は違うかもしれませんが、でも近いものだと思いました。キリスト教の教えのなかでは、友のために命を投げ出せることが最高の愛であると書かれていますが、トルフィンも心を入れ替えてから「誰かのため」に動いているように見えます。

おおー!キリスト教について無知なくせに変な発言してしまいました…お恥ずかしい。友のために命を投げ出せる…そんな素敵なこと言ってるんですねキリスト教って。すずさんがおっしゃってることを踏まえると、キリスト教的な愛の意味も含んだ上での、幸村先生の考える「愛」なのだなぁと思いました!確かに、ハチマキもトルフィンも他人を意識して、他人を守るために生きたいと考えてますもんね…!

あ、あくまで私の解釈というか・・。学校で習った程度なので、正確かどうかは分からないです。(汗)

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