Deadmeat Paradox 電子限定『義父の息子』収録版
【電子限定】 2019年、話題騒然となった衝撃の 読み切り『義父の息子』初収録!!! 『Deadmeat Paradox』 死後30日以内に突如復活する原因不明の病気/患者を「ゾンビ」と呼ぶ。オーランド帝国は、未だゾンビに対し「生か死か」の究明さえしていない。国は「寝ることも食べることもない、ただの安い労働力」としか見ていない、というのが弁護士・ゴールドの考え方。弟であり「ゾンビ」のシルバーと営む弁護士事務所に、今日も新しい依頼人がやって来る。ある日、2人が墓地で見つけたのはーーー。『義父の息子』 受験生・ショウタは、父親から、東大に受からなければ家を出て行くよう言われている。父親を見返したい一心で勉強してきたショウタだったが、ついに迎えた受験前日、自動車に撥ねられてしまう。病院で目を覚ました時、目の前に広がっていた世界は――!!
【素敵なロマンスコミック】ウエディング・ベルは四度鳴る
まだ父が存命中だった頃、私達は、それは美しい四人姉妹で有名だったそうです。そして15年。末っ子のちあきに恋人が出来たらしい。「千春お姉様は学園長としてフィアンセを10年待たせるうちに逃げられて」「捨てましたのよ。あんな男!!」「千夏お姉様は共闘の仕事が忙しくてフィアンセに浮気されて」「あんな男!! ぶんなぐって捨ててやりましたわっ」「千冬お姉様は、私の面倒を見るためにフィアンセを待たせるうちに…」「…彼は心臓マヒで天国へ…」「そ…そんなお気の毒な男運の無いお姉様達を差し置いて、お嫁になんか」「わかったわ、ちあき」なんとか姉達の追求をかわしたちあき。やっぱり言えないわよねえ。私に3年越しの恋人がいるなんて…。ところが…!?
キャンパス・ラブ戦争
あまりにも素行の悪い大学生の息子と、毎度の大ゲンカ。売り言葉に買い言葉で、水上建設社長の水上登は、息子の通う大学に入学することになった。このまま放っておけば、いつか必ず桜田門の御用になる。というありがたい親心が分からんのかっ。などと考えなが入学式に出席したら、隣の席の女の子の笑顔にどっきん。「文学部の花森雪枝です」「俺は経済学部の…」いかん。名前が出て来ん~っ。この高血圧と不整脈と言語障害は、いったい…なんだっ…。惚れた…のか…。まさか息子より年下の娘に!? だいたい俺が子供くらいの娘に惚れるはずがない。ところが!? 真剣に講義を聴く彼女の眼。この眼だ。ところが彼女は息子のGFだった。仁義なき戦いが…!?
【素敵なロマンスコミック】ほっかポッカ牧歌
早春の北海道にやって来た万知。雄大な自然に目を向けず、雪解け水で荒れる河を見つめている。こんな川に落ちたら、ひとたまりもないかな…。そんなことを思っていると帽子が川に落ちてしまう。拾いに行こうとした万知は、足を滑らせ流されてしまう。溺れそうになった万知を救ったのは、ラフティング中のレオだった。万知のリストカットの痕を見た医師、悦子はレオに家に置いて面倒を見ろと言う。ようやく元気になった万知にレオが言う。「どんな理由があっても自ら命を絶つ人のことを僕は許せません」それに対し万知は「あたしも生きたくて。もう1度生き直したくて旅にでたんです」と答えた。万知は結婚式の場で婚約者に結婚できないと言われ自殺を図っていた!
リトル・ダーリン
もしも魔法の眼鏡みたいなものがあって、ふりむいてくれる人かどうかわかるなら、片想いなんてしないのに。こんない泣いたりしないのに。きっと、あの人のこと、好きにならなかったのに…。夏のはじまりからずっと、今年はなんだかいいことが続いて。だけどそんな幸運も、もう終わりかなと思っていた頃。懸賞にたて続きに当たって、海外旅行を楽しんだのはいいけれど、すっかり貧乏になってしまった。家賃も危ない。そんな時、私の好きなレコード店がバイトを募集していた。そこには私の好きな夏谷さんがバイトをしている。彼は私と正反対で背が高くて、モテて、そして、なぜか私にイジワルで。でも名前も知らなかった憧れのあの人は、私の中で現実の人になった――。
花がたり 天璋院篤姫
生まれ育った薩摩を離れ、頼る者もいない遠い遠い江戸へ。世は幕末。薩摩・島津家の分家に生まれながら、篤姫は徳川十三代将軍・家定に嫁ぐこととなった。篤姫は「薩摩のため」に島津家の血を引く世継ぎを一刻も早くもうけ、徳川との結びつきを深めるよう言い含められていたけれど、夫である家定は床を共にしてもただ添い寝するだけ。手を出してこなくて…? 時代の波に翻弄されながらも、信念をもって動乱の世を生き抜いた薩摩の才女・篤姫の生涯。
ゴースト城の秘密の恋人たち【単行本版】
処女の生き血を絞り取る魔物が棲む―― ウィルたちの村の領主様が住む城にはそんな噂がある。実際、何人ものメイドが城から姿を消しているし、村人でご領主様の姿を見た者はここ十数年いない。なのに、そんな城に双子の妹が奉公させられるって!? 嫌がる妹と好奇心に押され、ウィルは妹の代わりに女のふりしてメイドとして城に奉公することに。そこでウィルが見た城主リィンは、まだあどけなさの残る少年に見えたが…。近づいてはいけない城の秘密にウィルは触れてしまい!?
リリー・プリンスと薔薇の姫【単行本版】
「あなたとキスしたい…」「君を汚すわけにはいかない、僕は自分がだれかもわからないんだ」まもなく父の決めた婚約者と結婚させられる貴族の娘レイラ。彼女はある日、意識をなくした男性を川で拾う。しかも目覚めた彼は、記憶をなくしていた! 今、この国は戦争中で素性の知れぬ者を邸に置くわけにはいかないが、なんとか助けたい。レイラは一計を案じて彼に女物のドレスを着せ、リヴィと女の名をつけて介抱する。けれど、どれほど美しい女に見えようとも、彼の男としてのたくましさがレイラの心を乱してゆき…?
奪われよ、かの野獣に【単行本版】
亡き大公の姫君シエルに襲いかかり、薄紅の花びらのように上気する柔肌を蹂躙するわ、盗賊団「狼王」の首領・シャンス。彼は私腹をこやす貴族どもから金品をせしめる、いわば義賊だったが、シエル姫のあまりの美しさに手を出さずにはいられなかったのだ。しかし純潔あわやというところでシエル姫から思わぬ反撃を受け、お縄になってしまう。ところが縛り首になる寸前、シエル姫がシャンスの牢獄を訪れて取引きを申し出た。「貴方の子種をください…代わりに貴方を生かしましょう」、と。
惑いの庭で伯爵と【単行本版】
天涯孤独で貧乏なポーリーンのもとに、ある日存在も知らなかった伯母から連絡が来た。入院する間、家の留守を頼まれたのだ。身内がいるとわかっただけでも嬉しいのに、訪れた伯母の家は薔薇の咲き誇る楽園のような邸宅で、まるで現実とは思えない。その庭でポーリーンは伯爵という名の大きな犬に出会う。ケガをしていた伯爵の手当てをしてひと晩一緒に眠るが、翌朝犬は美しい青年になっていて…? ――なんてこと! この素晴らしい庭では何が起きても不思議じゃないんだわ。彼女はそう思い込んだのだが?
リリー・プリンスと薔薇の姫
「あなたとキスしたい…」「君を汚すわけにはいかない、僕は自分が誰かもわからないんだ」まもなく父親の言うなりに、意に染まぬ男と結婚させられる貴族の娘レイラ。彼女はある日、意識をなくした美しい男性を川で拾う。しかも目覚めた彼は記憶をなくしていた! 今、この国は戦争中。素性の知れぬ者など邸に置くわけにいかないが、なんとか助けたい。レイラは一計を案じ、男にリヴィという仮の名を与えてドレスと鬘で女のふりをさせる。けれど数日たっても彼の記憶は戻らぬまま、二人の距離だけが縮まっていき…?
ファントムは二度キスをする
よく当たると評判の占い師によれば、ラーラはやっかいごとに巻き込まれたらしい。「これを持っておいき」ラーラが一針一針、心をこめたキルト。届けたばかりで返品されショックだったけれど、すぐにキルトは役立った。ラーラが偶然路上で広げた布に、頭上から7歳くらいの少年が落ちてきたのだ! これがやっかいごと? 助けられた少年は元気に走り出し、またすぐ危ない目に遭いかけている。ラーラが必死で追いかけ布で彼をふたたびかばったとき、あり得ないことに少年は30代の美しい男性に変わっていて!?
【素敵なロマンスコミック】ナイト気分で囁いて
バイト先の宝石店で、商品紛失の責任を負わされた上、2千ドルの借金を背負ったリネット。こうなったらパトロンを見つけるしかないわ! その時、友人のしている高価なアクセサリーが目に付く。出資者(パトロン)のプレゼントだと言う。BFはBF。パトロンはパトロン。「金持ちなのよ、。週に1、2回付き合うだけで色々プレゼントしてくれるわ」「付き合うって!?」「決まってんじゃない。お手々つないでトランプするだけじゃ、お金は入らないわ」リネットは思わず「私にもお金持ちを1人紹介してよ!!」
【素敵なロマンスコミック】ロマンス
楠城物産社長、博文39歳。姉の夫。姉が13年前に亡くなってからずっと兄妹として暮らして来たけれど、私はお兄さんが大好きだった。博文は、ある日見合いをすることになった。実は妻の妹の沙也香を嫁に出すのが目的だったのだが、妹達は「あたし達を追っ払って再婚しようなんて甘いわよっ」。娘でさえも「あたしの気に入らない女の人なんて絶対許さないから」というありさま。13年間、博文の事を秘かに想い続けていた沙也香の本心は複雑。ところが秘かにどころか皆に博文との結婚を勧められて…!?
【素敵なロマンスコミック】好きにならずにいられない
弟の結婚を機に独り暮らしをするためマンションを買った可名子。やっと引っ越しが終わったと思ったら、ベランダから物音が!? 鍵締めてない!? しかも男の影が!? 上の階の住人、賢司がパンツを落としたので拾いに来ていたのだった。一応不審者ではないということで、お引き取り願ったけど、私より年下で結構可愛い男の子だった。彼が勤めるクラブに会社の同僚と偶然行く事になった可名子。間違えて隣の人のお酒を飲んでしまい、ひっくり返ってしまう。そんな可名子を部屋まで運んでくれたのは賢司だった。そして一夜を過ごしてしまう。「好きだよ。順序が逆になったけど」そうよね、私。賢司とこうしているのいやじゃない。ところが部屋にいた賢司を母親に見られ…!?
【素敵なロマンスコミック】恋かもしれない
恋なのかも知れない。煙草をもてあそぶ細い指。少し長めの髪。グラスを傾ける横顔。いつも気になってた。恋人から全然ロマンチックじゃないプロポーズ。3年も付き合ってるとこうなるのかしら。3年も付き合ってると、私のものじゃない口紅が、あなたのアパートの洗面所に落ちていても問いつめもしなくなるのかしら。だから、あの席で出会うあの男性のことが、こんなにも気になるのかしら。いつかは色あせるのかしら。この肩越しに見つめるだけの恋も。そう思ったら涙がこぼれた。どうかしてる、私。これじゃ10代の子供じゃないの。手遅れの恋だと思っていた。見つめるだけでいいと思っていたのに。彼から誘われた。私は躊躇しなかった。あなたが好き。あなたが…。