中世末期のヨーロッパ……弟王子に玉座を簒奪された美しき姫・スクワは、たった一人残された男装の侍女・フルゥとともに女子修道院へ追放される。慣れない清貧な生活を強いられる中、それでもフルゥはスクワに忠誠を誓い、いつか彼女を玉座に戻そうと懸命に励むのだが、やがてスクワを求める男たちが女子修道院へと踏み入ってくる……。美しい巻き毛の金髪と、蝋のように白い肌をしたお姫さま。煤けた炭のような黒髪と、泥のような褐色の肌をした男装の侍女。ふたりを取り巻く荊棘と血の物語。
幕末から明治への激動の時代。志同じくした者たちの「夜明け」後の分岐点。教科書に載っていない神風連の乱(正式には神風連の変)の真実を鋭く且つユーモアに描く。
数々の偉大な歴史を残し、横綱千代の富士は土俵を去った。生い立ちから入門、そして関取へと一直線に進む千代の富士に待ち受けていたものは… 待望の電子化第一巻。※こちらの作品は過去に他出版社様より配信していた内容と同様になります。重複購入にはお気を付けください
【作者により絵が大幅に修正された電子書籍の新装版です!】 時は幕末。厳重警備を誇る江戸城の御金蔵が破られた! 冤罪で入牢中の不運な男・平次郎は犯人の行方を追う事に。身代わりの妹の命のタイムリミットはわずか52時間! 勘と運に振り回されながら、江戸に潜む都市伝説の数々に挑む。
異形剣豪物語 開幕! <あらすじ> 時は戦国時代後―― ある日の夜、最強を自負する四人の剣豪が斬り合った! 全員が手足がバラバラになるほどの激しい闘いの末…目を覚ますと、彼らの四肢には他人の手足が接合されてしまう異様な事態に! しかも余分な一本のオマケつき――!? 異形アクション活劇 ここに開幕! その他、単行本だけの付録として藤田かくじ氏の設定画やサラリーマンマンガ原作者 さわむら による制作ブログも収録。<著者情報> 漫画執筆:藤田かくじ氏/代表作『徳川の猿』や『放課後少女バウト』など 原作:さわむら(サイバーコネクトツー)
妖怪が人間を喰らう末法の世 そんな闇の世界の中、意気揚々と妖怪退治を繰り広げる少女たちがいた。少年の風貌で華麗に戦う平一乃(たいらのいちの)、人と妖怪の混血であり人外の力を秘める藤乃(ふじの) これはそんな人の道から外れた彼女らの、愛と冒険の物語!
文化庁メディア芸術祭大賞も受賞しているバロン吉元先生が送る幕末大河ロマン。※バロン吉元先生画業60周年を記念して電子化。幕末の薩摩藩。当主・薩摩斉興の跡目を狙う薩摩久光は、なんとか嫡男・薩摩斉彬を落としいれようとしていた。それを知った下級武士・西郷吉之助、そして、山賊まがいのことをしている西郷凶之助一派は、これを阻止しようと行動を開始する。いまだ知られていない若き頃の西郷隆盛をバロン吉元流の解釈で送る新しい幕末漫画。
人間の栄枯盛衰はまさにうたかたの夢、この世に生を享けた限りは、見果てぬ夢でも一度は栄華の夢を見てみたい――――。そう思う趙の大商人・呂不韋は秦の公子・子楚に自分の一生を賭けていた。全財産を投げ打ち子楚が秦の国を継ぐように働きかける呂不韋だったが……。巨匠・久松文雄が描く中国古典の世界! 目次 序 章 詩人 屈原 第一章 邯鄲の夢 第二章 奇貨居くべし 第三章 華陽夫人 第四章 偽りの花 第五章 運命の子ら 第六章 立太子 第七章 禍いの種 第八章 炎鹿
挑戦するDNAが実現した遣唐使とは。江戸時代の情報伝達で活躍した伝書鳩、手旗信号とは…など。経済や社会の先行き不透明感が強い中、この先どうなるかを考えるために歴史を動かしてきた要素として、先を見ることに長けた商人らの動きは参考になることがたくさん詰まっている。事業家・堀江貴文さんと、「ひふみ投信」を運用する投資家の藤野英人さん。今回の書籍では、堀江さんと藤野さんの合計2回の対談を全文書き起こし注釈と参考書籍を加え、一部のエピソードをルポ漫画にした。「経済の歴史は面白そうだけどどこから入れば」と考える方の入門書としても最適の一冊。
昭和19年の8月、あの「大和」をはるかにしのぐ超巨大戦艦が旅順を出港した。全長328メートル、排水量120400トン、轟く51センチの咆哮……劣勢の日本にとって「紀伊」は救世主となりえるのか!? 大艦巨砲ファンを魅了する、開戦シミュレーションコミックの電子化! 果たして日本の行方は?
時は江戸時代―沖永良部島(おきのえらぶじま)の危機を救うため少年は海を渡った―。単身三線を持って江戸にたどり着いた少年・茂平次(もへじ)はひょんなことから邦楽バンド「無礼面(ぶれいめん)」に入ることになったが…!? ドタバタギャグコメディーの幕開けです! ※他、無礼面の短編漫画『無鉄砲時代』『鳥になりたい』『月と金』も収録しています。
明治時代に活躍し24歳という若さで夭折した俳人、藤野古白の漫画です。コミティア126~128で発行した本の再録集。三並良の記事を元にした漫画など、描き下ろし4本を収録しています。
主人公剣士パズル、鍛冶屋のロッド、その娘ランの3人の物語。主人公パズルは剣技の冴える兵士。ロッドはパズルたち兵士の剣を作る鍛冶屋をしている。ランはまだ小さな少女でありながらも歌手を目指していた。3人が織りなすストーリーです。ロッドとランの住む家は剣を打つことを反対する近隣の住民の嫌がらせをされていた。家主のロッドはそれに対抗していた。その夜に何かが起こる。ある日主人公パズルはロッドの娘、ランの夢を応援するために 町へと出かけるのであった。
ブラック・レイヴンズ・シティはヴァンパイアと人間が共存する街で、一時は犯罪が頻繁に勃発する場所であった。しかし、ドレークという街を守る番人のおかげで、争いは徐々に減っていった。そんな中、大量虐殺事件が起こり、新たなドレークとして、ヴァンパイア刑事のアブラハムが任命された。アブラハムは相棒のハミルトンとともに事件解決ために真相のカギを握る場所スプークタウンへ向かった。勇敢な二人が目の当たりにした事件の真実とは...。
モノノ怪、怨霊、鬼…人ならざる者たちが世を乱していた時代。それらを制するのが陰陽師の役目であった。都に現れた巨大な鬼(?)を封じるため、天才陰陽師「セイメイ」は式神たちと共に奮闘する!
時代劇アクション冒険活劇。悪党を探し出し追い詰める主人公と相棒二人のストーリー。様々な事情により下手人と時に敵対し、時に命を懸けて組む主人公と相棒の生きざまを描く。※講談社より刊行されたコミックスに表紙を書き下ろしたデジタル新装版です。
少年誌から青年誌、アメコミやスポーツ、日常ほのぼの4コマまで幅広く描いてきた作家、夏目義徳のデビューから現在までの読切作品が新たに電子新装版として登場。第一弾はデビュー作となった雨天笑遊記二作。新人コミック大賞入選作でそのまま増刊号デビューした一作目と、少年サンデー本誌掲載となった二作目を収録。新人らしく技術的にもまだまだ粗削りながらその後の「トガリ」や「クロザクロ」などの連載につながる原点を当時のまま収録。各作品の執筆時の経緯などをあとがきに書き下ろし付。
時は昔の日本。渡世人・巳之吉が訪れた村で、水神の人柱として選ばれたが逃げ出した少女・お才に出会う。追いかけてきた村人達との逃走の中で見せたお才の異能の力。そして、巳之吉の真の正体は…。時代劇ホラーファンタジーです。
明治五年の京都。地獄に通じる井戸のある寺に住む捨て子の聖は、赤子の時に死ぬはずだった運命と引き換えに、没後千年を迎えた地獄の冥官・小野篁公から、冥官の力と役目を引き継ぐことを突如命じられる。人間の冥官を排除したい閻魔王や悪霊、物の怪の魔の手から、果たして聖は生き延びることができるのか? 大切な人たちを守れるのか? 京の都で起こる不思議な事件を、聖と横浜から来た警官・鳴海、そして篁の霊とで解決していく時代劇ホラーミステリー! ※旧題『六道辻の冥府返り』(ボニータコミックス全7巻)の、単行本未収録8話を加えた増補版。全7巻すべてに1話以上の未収録話が収録されています。
田舎の警察官、ラリーは悩んでいた。ここは平和すぎる。悪がいなくちゃ俺が正義になれないじゃないか…! 退屈な日常にしびれを切らし、ついに一念発起。悪を育てよう!!!! 新感覚、クズばっかりの自給自足ライフ
長浜市の開拓者・梨跡臣と歴史と日本神話を話の軸に、長浜市の歴史や文化・産業や観光、グルメなどを紹介する4コマ漫画。2016年に行われた、長浜市主催・KADOKAWA協賛の『長浜ものがたり大賞』で「奨励賞」を受賞した4コマ漫画を中心に、次回(2018年公募)投稿用作品を掲載。彼が生きた第8代孝元天皇・第9代開化天皇時代の系譜図や梨跡臣関連の聖地巡礼マップなどを収録し、「戦国時代とは別角度から見た」長浜を楽しめる一冊になっております。
邪法による怪事件を鎮めることを代々の任務とする迦楼羅(カルラ)神教!! その血を継ぐ双子の翔子と舞子が怪事件に挑むサイキック・オカルトアクション! 扇翔子・舞子姉妹のもとへ内閣調査室より依頼が入る。奈良で行われた選挙で、事故・病気・変死などに見舞われる立候補者が続出し、蘇我入鹿の首塚が壊され、入鹿の首は盗まれていた。何者かが奈良に秘術をかけようとしていることを突き止めた扇姉妹は安倍晴明の末裔・剣持司と共に解決に動く―― 奈良怨霊絵巻編収録 大人気オカルト・アクション漫画『変幻退魔夜行 カルラ舞う!』が完全版になって電子書籍化! 永久保貴一先生の描き下ろし「酒呪雑多」も収録! ※本編収録話数はハロウィン少女コミック版1巻と同じ構成になります。
表で晴らせぬその恨み、裏家業が晴らします。南町一の腕利き同心仙波直次郎はお上の権力争いで閑職に追いやられていた。さらに町は改革政治により廻り方にやる気はなく、悪党は野放し。無理が通って道理が引っ込んだ世の中で、直次郎が動き出す。
表紙が怖かったけど、レビューはそんな感じでもなさそうだったから読んでみた。 絵柄はすごく細々としたところまで描かれていて、お姫様の髪の毛はとてもキレイで、侍女のフルゥはあほ格好良く。 遺言の下、政争に負け、修道院に入れられたお姫様。 なにがどうなるのか、どう乗り切るのか。 手助けと思えたものは手助けでなく、周りは全て敵。 読んでいて、フルゥは修道女たちをバカにしたかんじがしたけど、実際そうだったのかもしれない。 フルゥにとっての世界はお姫様が王宮で暮らしていてそれにつくことだったから。お姫様が修道院で修道女をしている現実そのものが受け入れられない。 仮の場所と思っている。読者は良くも悪くも、フルゥの視点に引きずられる。 読み終わって、ハッピーエンドだけど、救われないなあと思ってしまった。