おばあちゃんはじゅうろくさい
あらすじ
まさか16歳から人生をやり直すことになるなんて!? 思えば苦労続きの人生だった。戦後結婚した夫は、突然、他の女と家庭を築くと出て行った。残された娘となんとか生きてきたけど、今度は娘が孫を置いて、男のもとへ行ってしまった。それ以来、孫の真白とふたり生きてきた。でも、ある日、倒れて目を覚ますと16歳の孫・真白の姿になっていた。これは、どういうことじゃ!?
ちとせおに
あらすじ
人間の世界に隠れて生きている不老不死の存在、「鬼」。不死になる条件は、「鬼」を殺してその役割を引き継ぐこと――。鬼である恋人を殺した男、殺してもらえず自殺し続ける鬼、鬼と交流する少女…… 死ねない体をめぐる、鬼と人間たちの生死をかけた椅子取りゲーム、開幕。
さかさ
あらすじ
左利きで不器用な美容師の主人公の家にやってきたコウモリ。翌日にはサカサと名乗る関西弁のおじいさんとなり、「恩返しがしたい」という。乗り気でない主人公だが、サカサの世界に連れていかれ、自分の年表の上を歩かされる。サカサの本当の恩返しとは一体何なのか?
あらすじ
ゆうりは「勇者」という珍しいジョブを持つ優しい女の子。しかしその優しさでモンスターを殺すことができず、何度もパーティーをクビになっていた。しかしある日彼女の前に賢者のひいなが現れる。「きみには世界を救う力がある」というひいなとゆうりはパーティーを組むことに。ふたりの世界を救う冒険が始まる!!
ハートフルな雰囲気に反して、設定はかなりハード。お婆ちゃんの夫は、浮気で他の女と家庭を築き出ていき、残された娘と必死に生きてきたが、娘も孫を置いて育児放棄して男の元へ。ひきこもりの孫と貧しい暮らしも限界を迎え、衰弱死してしまう…。 霊魂となったお婆ちゃんだが、同じく生死の境をさまよっている孫の体に乗り移れることを発見してしまう。孫も霊魂化しており、これ幸いとばかりに「私はまだ戻れそうだけど…私の体あげる。楽しんでおいでよ」と、ハワイ旅行でもプレゼントするかのようなフランクさで体を差し出してしまうのだった。 一体これは何が起きてるんだ!?という疑問は置きざりに、テンポよく話が進む。これまでの人生経験を活かし、お婆ちゃんは次々と周りの人間たちのトラブルや悩みを解決していく。1巻まで読んだ限りでは面白かったので、続きを読んでみようと思うが、この漫画の結末は一体どうなるのだろうか。