母を数年前に亡くした不二家家にとって、久し振りの明るいニュースとなった長男・飴丸の結婚式。しかし、その日の夜、海外出張に出かけた飴丸の乗った飛行機が、アフリカ上空で消息不明になってしまう。一人残された新妻・千歳は、飴丸の帰りを不二家家で待つことに。不二家家次男の圭樹は可愛い千歳にドキドキ……!?
きまぐれでミステリアスな美少女にドッキドキ☆ 超能力一家の長男・恭介は引越し初日に美少女・鮎川まどかと出会う。転校先の中学で再会した2人だが、まどかはみんなから恐れられる不良少女だった! まどかに惹かれる恭介だが、一方で後輩のひかるが猛アタックしてきて…!?
広島県南東の沖合10キロに浮かぶ周囲約15キロの小さな瀬戸島本島と分島を合わせた瀬戸島町。本島と分島合わせても、わずか8人の中学校野球部。その小さな学校へ転校生・新村がやって来た。分校の敷嶋あきらと帆足、本校の6人を合わせて8人の野球部員は、新村の入部で9人が揃い、ついに試合ができると喜ぶ。だが、初試合の相手は広島大会で準優勝した強豪・芸備中野球部で…!
はるかなるラルプ・デュエズへ――熱き心が覚醒する本格自転車ロードレース漫画登場! 一本木一途は何をやってもドジばかりしてしまう高校生。そんな一途が出会ったのが……ロードレーサーだった。自転車に乗れば自分自身が変われるかもしれない、何かスゴイことができるかもしれないと、同級生・宮田すばる所属のチーム・サイクロンに入ることに……。一途のロードレースへの挑戦が、いま始まろうとしている。
江戸後期。現代につながる食文化が確立しはじめた、享楽的な町人文化の時代。御家人・火村魂之助は時折、剣術の腕を活かし用心棒をしていた。ある夜、突如として現れた「食材の魂」たち。死んだ父に生前、粗末に扱われ成仏できなかったと言う…。魂之助は「百八つの魂」を成仏させないと、死んでしまう呪いをかけられ…!?
ペンギンの「てん」と女子中学生「香魚(あゆ)」を中心としたアットホームなほのぼのストーリー。 桜井家の父・鯵は,ある日の仕事帰りに露天でペンギンの剥製を買ってくる。しかし剥製だと思っていたそれは実は生きており,一家は絶句。その日からペンギンのいる生活が始まることになる。
料理漫画でよくある「こんなんじゃダメだガシャーン」「これは失敗作だバシャー」みたいなシーンに心を痛めたことはありませんか。わたしはあります。 そりゃ野菜とか牛乳とか腐らせてしまったこともあるし、子どもの頃に給食を残したこともあるし、いついかなるときも食べ物を無駄にせず生きてきたとは言えないけれど…まだ食べられるものを捨てるというのは罪深い行為だと思う訳です。 そんな食べ物ガシャーン系主人公に読ませたいのがこの作品。 御膳所で不可解な死を遂げた主人公・魂之介の父。なんと父は粗末に扱ってきた食材の魂に呪い殺されたのだという。 その呪いを解き、成仏させなければ魂之介も呪い殺されてしまう…。 見てるか!?(ごく一部の)料理漫画の主人公よ!!と言いたくなるようなあらすじです。 人間から見たら野菜も魚も肉も食材ではありますが、もともとは命であるということを様々な角度から教えてくれます。 食材が人間に見える呪いがかかったお話はなかなかグロい描写がありますが、命をいただくってこういうことなんだよなあ…。 命によって生かされているということを改めて学べた作品でした。 ここまで読んでくれた方にはもちろんこの漫画を読んでほしいけれど、それ以上に失敗だガシャーン系の料理漫画キャラに読んでほしいです…!