いつか漫画家になる事を夢見て、漫画家アシスタントとして日々を暮らしていた35歳の主人公。そんな彼に突然襲ってきた癌という大きな試練。睾丸の癌に冒され、片タマを失った主人公が、家族や他の入院患者との出会いをコミカルな絵でリアルに描ききる。後が無いのはわかってる。でも諦めるには早すぎる!夢を掴むための闘病記!
『少女ファイト』日本橋ヨヲコの初期傑作!!――徴学令が施かれ、高校までが義務教育と化した近未来の日本。一度入学したら卒業するまで外には出られない全寮制の学園に集められたのは、曲者ぞろいの生徒たち。「今だけあんたの右手になってやる」「忘れられるくらいなら嫌われたほうが楽なんだね」友と呼べるのは心に疵を持つ者。魂をわかつ者たちの、破天荒青春学園ストーリー!描き下ろしおまけ漫画収録!!
二十歳になって飲んだお酒は、ビールも日本酒もチューハイも、全然おいしくなかった。子供の頃はあんなに好きだったのに(!)。でも、モーニングで『夏子の酒』に出会い、「地酒」の探求を始めて、人生は変わりました。米の良質でキレの良い「甘み」を求めて。ニョーボと二人、地酒の森の放浪は続きます。今では仕事で飽和した脳ミソをほぐすツマミ作製も、欠かせない楽しみに。こんな「地酒バカ」の毎日は、こんな感じです。
不景気の最中、ようやく定職に就けた神谷三蔵(かみや・さんぞう)27歳。ホッとしたのも束の間、武藤史子(むとう・ふみこ)なるドSなメガネ女子に否も応もなくギタリストとしてスカウトされてしまう。ギターなんて触った事すらないのに、1ヵ月後にはライブで演奏しろという。それができなければ会社はクビに。どうして俺が……。悩む三蔵に史子はそっと牛骨を渡した。マニアックなのにギター初心者にうってつけ!噂のソリッドROCKコメディ開演!!
深海魚に食べられそうになっても、エサを食べられなくても、友達とはぐれちゃっても、バカにされても。くらげちゃんは変わらずに光り続けます。
冴えないサラリーマン・巻田は、ひょんなことから「カオナビ」というアプリを手に入れる。マスコットキャラ・ナビ助によると人相から運勢を100%的中させることが出来るといい、そのことば通り、次々と的中していく。「カオナビ」を手に入れた巻田は、次々に周囲の人間の運勢を覗き見るのだが――。運命に振り回される姿を人相情報満載で描く、泥沼系運命流転人相綺譚!!
「島津の退き口」完全走破!関ヶ原~大阪6日間約250キロの旅!関ヶ原の合戦に敗れた西軍・島津義弘の敗走経路「島津の退き口」の内、大阪まで同じ時間、同じ道を追体験!当時のドラマと今のドラマが交錯する歩くエッセイ漫画登場!この作品は……ヘタレ中年漫画家が歩きながらブツブツつぶやきヘタレて描く「ヘタレ漫画道」だったりもします。人生振り返ると辛いとお思いの方々なら、共感できるかもしれません。
今、『ペリリュー-楽園のゲルニカ-』を書いている武田一義が精巣がんを患った時の闘病漫画 持ち前の可愛いキャラクターのおかげでいくらか読みやすいけど、抗ガン剤で苦しんでいる姿はやっぱり結構来るものがある。 そして、同じ病室になった人たちがやっぱり癌患者なんだけど、半分コミカルに楽しかったことを描いていて、半分シリアスに現実を描いている。 闘病と当時はアシスタントとしてまだデビューができていないっていう立場の両方の苦しさを乗り越えていく姿はよかった。