スポーツマンガの感想・レビュー1565件<<45678>>2巻、3巻と‥ビリオンレーサー 多田大我名無し続いて是非読んでもらいたい! 銭屋が覚醒してからどんどん面白くなってくる! 続きが楽しみ!輝きの裏にはいくつもの涙がダイヤモンドの功罪 平井大橋starstarstarstarstarママ子ちょっと衝撃を受けた作品。 天才ってどの分野でも、最初は歓迎されて才能が輝きだすと周囲の妬み僻みがすごい。 出る杭は打たれる、出過ぎた杭は抜かれる。 競技は優劣や勝敗と決めなくてはいけない。意図していなくても、特化してしますとみんなと一緒に楽しむは難しくなってしまうだろう。 楽しみたいだけなのに、楽しめないのならと手を抜いてしまうと本気でやっている子たちからすると侮辱でしかない。 何でもできるけど、孤独を感じてしまう実力差。 彼が純粋にスポーツを楽しめる環境がこれから描かれるといいな。ごっちゃんです!!の感想 #推しを3行で推すごっちゃんです!! つの丸starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 連載中も読んで単行本も持っていたので今回読み返したけどすごい良かった。槐と北嶋の良さは覚えていたがアキラと吉原と杉山もいいキャラだった。槐vs吉原の勝負の後で杉山がいった「あいつに勝てるとかは運だよ」と槐への尊敬が感じられた ・特に好きなところは? トレーニングシーンでの重量の計算とバーベルについている重量の正しさ具合。 MAX重量の計算もいいし、120kgのスクワットをやってるシーンでちゃんと120kgの組み合わせでプレートがついていた。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! つの丸のマンガはやはりいつ読んでもいいね JKが本気で釣りする生活放課後ていぼう日誌 小坂泰之starstarstarstarstarさいろく釣りに関して、しっかり学べる漫画である。 そして非実在釣りJKが「良い」漫画でもある。 部員4名、顧問の先生やら先代の部長や部員などもみんな良いキャラである。 長く続いてほしいなー 釣りを始めたいと思ったらちゃんと参考にできそうなのもあって、こういうのは一生モンだなと思う。ありがたやー サッカー漫画ブルーロック 金城宗幸 ノ村優介starstarstar_borderstar_borderstar_borderこめつぶイケメンのサッカー上手な男の子たちがたくさん出てきて人気だろうなって感じ。表情や気持ちの描写がドラマチックになるときがあって惹き付けられます。様々なタイプのキャラクターがいて、誰かしら自分に似て感情移入ができる子がいるんじゃないかと思って読んでいます。、高校生が奮闘していく姿にハラハラドキドキしながら、がんばれと応援する気持ちになれます。 ブルーロックって、そう言う意味だったとは~続きがとても気になります。スポーツ漫画好きなら、是非オススメします。ゴルフ初心者でも楽しめるKING GOLF 佐々木健 谷将貴こめつぶゴルフ大好きなので楽しく読んでいます。某有名バスケ漫画のような展開ですが、これから才能あふれる2人が、 どのように成長しぶつかっていくのか楽しみです!途中ありえないことも多々起きるが、スカッとしてハラハラして、 続きがどんどん読みたくなる漫画です。メキメキとゴルフが上手くなっていく壮介が無茶苦茶うらやましいです(笑) こんな才能あるのに良い具合におバカな性格で・・・案外直向きな努力家なのも好感が持てます。キングゴルフを読むとゴルフがしたくなるしゴルフ雑誌や、レッスン動画を見るよりも勉強になります。老いも若きも自動車レースに熱中MFゴースト しげの秀一starstarstarstarstar_borderゆゆゆ車には詳しくありません。 でも、街なかで大切に乗られているんだろう、あの白い車を見るたびに「豆腐屋さん」という単語が思い浮かびます。 本作は近未来の日本が舞台。箱根あたりは噴火によって有毒ガスが蔓延し、人が住めない状況なので、車を街なかをビュンビュン飛ばしても問題ありません。 公道ものの、こういう前提条件はとても好きです。 さらに、時代はEV一択という世界観。 「この車古いなあ」という感覚はガソリン車全般になります。何がでてきても、ガソリン車であればすべからく古いのです。おもしろいですね。 作中に出てきた、若者はシミュレーターに慣れていて、車をぶつけること(ぶつけられること)に躊躇いがないという話もおもしろいなと思いました。 他のことがらでもそういう違いって、生まれてきているのかもしれません。 メインとなる公道レースは、車の重量でタイヤの大きさが決まる、ただそれだけのルール。 日本で行われるレースなのに、外国の車が強いと言われています。 そこに現れた、イギリスからやってきた何やらすごい経歴を持つ少年。 車に詳しくなくても、大変そうなルールの中、何やらすごいことをしているというのは、物語の流れや解説でわかります。 そう、説明も丁寧です。この漫画は初心者にも優しいのです。 世界線が同じ続編なので、もしかするとイニシャルDを読まれていた方には「この人がこうなったんだ」と思うシーンがあるのかもしれません。 空手バカ異世界とは空手バカ異世界 D.P bun150 輝井永澄starstarstarstarstar塩分最高タイトル見たら読みたくなりますよね ひたすら空手で戦う主人公、ゴツいイイ男です。 画力もすごく高くて良きです。 これからも頑張って下さい!昔の作品でも久しぶりに読むと面白いろくでなしBLUES 森田まさのりstarstarstar_borderstar_borderstar_borderこめつぶ一途な恋愛や、仲間との絆など、思春期に出会えて良かったと思える作品のひとつ。 ヤンキー漫画ですが、友情の絆がすごく好きです。 日常はコミカルに、他校との抗争ではシリアスにとメリハリがあります。 不良の子たちにも仲間を思いやる気持ちがある描写も多く、喧嘩をしながらもお互いを尊重する世界観が良いです! 久しぶりに読みたくなるアラフォー世代は多いかと思います。1番しっかり読んだスポーツ漫画ではないかなと思います。はじめの一歩 森川ジョージstarstarstarstarstarあいざっくボクシング初心者の主人公が、メキメキと頭角を現していくのが面白いです。 また、ただのガサツな乱暴者に見えて頭の回転が早くて強い鷹村や、咄嗟に変な技を繰り出す青木など、試合内容も含めて個性的なキャラが沢山出てくるのも魅力です。 個人的には千堂が好きです! 作中に出てくる技も印象的で、よく真似をしていました。 ちなみに、私の従兄弟ははじめの一歩を読んでボクサーになりました笑 色んな意味で、人生に影響を与える漫画の1つなのではないかなと思います ハイテンション筋トレコメディダンベル何キロ持てる? サンドロビッチ・ヤバ子 MAAMstarstarstarstarstar_border野愛筋トレのガチさとギャルたちのわちゃわちゃ感とサービスショットのバランスがいい! どれもやりすぎなくらい濃いけどハイテンションでコミカルなノリのおかげで読みやすくなっている。不思議なバランスだ……。 体型を気にしはじめたムチムチのギャルと筋肉オタクの優等生が同じジムに通いトレーニングしまくるお話。 筋トレ知識はかなりしっかりしているのに、ちょいエロで明るくおバカな空気感で楽しく学べるのが最高。 というかムチムチで明るいギャルが主人公なだけでもう最高なんだよな……ひびきかわいいよひびき。 夏はもう終わるけどトレーニングに遅いも早いもないはず。 来年の夏までにパーフェクトボディ目指そうか…?JJM 女子柔道部物語の感想 #推しを3行で推すJJM 女子柔道部物語 小林まこと 恵本裕子starstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ イブニングでずっと読んでいたがイブニングが休刊になってWebに移ってからは読んでいなかったが完結したのでまとめて読んだが最高の一言しかなかった。 小林まことのマンガは単行本になっているのはほとんど読んでいて小林まことが中心になってやった合作なども読んでいるくらい好きな漫画家だな。主人公もいいし主人公の周りのメンバーもいい。特に二瓶幸子がいい ・特に好きなところは? 本編はもちろんのこと、色んなところに過去のマンガのネタを仕込んでいるところ。初期に出てくるお好み焼き屋はあの西上馬之助だし鳴海頁二も出てくるわ、セルフパロディマンガ「柔道衣物語」の主人公は参豪っぽいがちゃんと三五のシーンを参豪を変えてあったり、女子柔道選手に秋山っぽいのがいたり上げたらキリがないレベルだ。合同トレーニングで七帝柔道の説明が入って北大の増田が締められているシーンとかわかる人は少ないかもしれんが面白すぎるだろ・・・ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 小林まことのマンガが好きであれば好きであるほどおすすめします。一話の中に笑える部分と感動できる部分を入れる小林まことはやはりすごいな あまりに酷すぎて逆に印象に残った作品TOKYO WONDER BOYS 下山健人 伊達恒大名無し物語の切っ掛けにしても第一話で飛び出すJリーグ罵倒と、主人公たちのプロとは思えない、いい加減すぎる態度が酷すぎてジャンプの正気を疑った作品。 作画と原作が分かれているのだが、どちらも題材の資料に当たっているとは到底思えない描写が多発しており、悪く言えば海外厨でしかない脚本なのでJリーグの制度は詳しくないとしても、金網に突き刺さったようなゴール、寒すぎるギャグ、プロ意識の欠片も感じられない主人公、部活の女子マネと混同されてるようなホペイロetc。 二部リーグとはいえ、れっきとしたプロクラブ題材でこれは流石に酷すぎた。(実業団や部活でも酷い事には変わりないが) 一応作画に関しては、競技以外の絵はそこそこ小奇麗だが80年代ならまだしも、サッカーがこれだけメジャースポーツと化した時代に、いったいどんな資料を参考にしたのか純粋に興味がわく。 ワールドカップイヤーでサッカー漫画の企画が通りやすかったしても、10週打ちきりは妥当すぎる結末。 作画は空知英秋のアシスタントだったそうで連載時は巻末でエールが送られてたが、エールよりダメ出しする方が本人の為になったのではないかと考えざるを得ない。 自転車版の『茄子』といった趣のオムニバス長編ころぶところがる 黒田硫黄名無し黒田硫黄自身のほのぼのエッセイの漫画、西遊記の漫画、火星の自転車屋さんの漫画が代わりばんこに出てくる。相互に関わりはないんだけど、『自転車』というワンテーマで共通しているというやや凝った構成のオムニバス長編 一般の漫画雑誌でなく自転車の専門誌『サイクルスポーツ』での連載だったからややマニアックな描写が多いものの、知識がなくとも黒田のほとばしる自転車愛がそれを補って不思議に読ませる 周りのキャラクターや背景が筆書きなのに、火星人の幽霊の子だけペン描きというのは新しい描写だなと思った その火星人の幽霊の女の子が自転車のタイヤとよく似た成分の植物(!?)に全身をまきつけられているところを主人公に発見された時に「にゃーん」と呟くシーンがなんだか好きです。 自転車を捨ててしまって久しいけれど、健康の為、また乗ってみようかなと思いましたのぞみ・ウィッチィズの感想 #推しを3行で推すのぞみ・ウィッチィズ 野部利雄マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 昔読んだ時はプロボクシング編あたりから読み始めているので最初の方の演劇はよく知らなかったな。Monacoの空へシリーズと並行して読みMonacoの空へシリーズを先に読み終えてしまったので最後の方は流して読んでしまった ・特に好きなところは? あえていうならアマチュアボクシング編あたりかな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 80年代から90年代ののラブコメ・スポーツマンガのノリで嫌いではないのですが、今読むと懐かしい気持ちにならんでもない気もするがまあなんともいえん感じではある 甲子園終わると読みたくなるおおきく振りかぶって ひぐちアサstarstarstarstarstarママ子まず三橋くんのキャラが守ってあげたくなってしまう。 気弱で卑屈な性格ってあるけど、そうさせたのは誰だー!って過去のチームメイトに文句言いたくなってしまいます。 三橋くんが自分の嫌な過去を仲間に打ち明けるところは胸が苦しくて気づいたら泣いてました。今度はみんなから愛されてる三橋くんをみてまた泣くという。読み返しては同じところで泣いてます。 新入生ばかり10人で構成されるできたてポンコツ野球部の練習や成長を見守っている間にハマりました。 「のたり松太郎」読んでみたのたり松太郎 ちばてつやstarstarstarstarstarかしこ夏休みにちょうど10巻まで無料だったので読み始めたのですが、やっぱり面白いです。ちばてつや先生の作品を読めば読むほど「漫画家になりたい人はちばてつやを読むべきだ」という気持ちが強まります。10巻までだと松太郎はまだまだやんちゃで真面目に相撲に取り組んでないので、ほぼ田中が主役なんですよね。でも脇役にスポットライトが当たるのがちばてつや先生の真骨頂ではないでしょうか。どんなキャラクターにもそれぞれの人生があってストーリーを動かす為のただのコマじゃない。それを作為的に行っているのではなく、先生が作品に没入していることで生まれているんだと思います。 ちなみに松太郎が学校の先生を押し倒しちゃうエピソードを描いたら「子供も見るかもしれない雑誌なのになんてことを描くんだ!!」ちば先生のお母さんがすごく怒ってコンコンと説教された話を「ひねもすのたり日記」で先に読んでいたので、該当のシーンもなんだか微笑ましかったです。Monacoの空へ2 ALAS~輝ける翼~の感想Monacoの空へ2 ALAS~輝ける翼~ 野部利雄マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと 8巻あたりからかなり展開が早くなったなとおもっていたら、あんまり盛り上がらないままで終わってしまった。石山和正戦あたりが一番よかったな ・特に好きなところは? 全シリーズと同様に「沖田空負けろ」のおっさんがずっと登場し続けたことだな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! のぞみ・ウィッチィズやMonacoの空へ が好きな方にはすすめますがいきなりこれを読むのはすすめにくいね BLUE DOTの感想 #推しを3行で推すBLUE DOT 堀翔一名無し・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ アクションの凄み×世界観の新しさ×キャラの魅力=魅せて勝つ!! ・特に好きなところは? AIの支配する近未来で、生身の人間がバスケで頂点を目指す、という斬新さ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! これまでのスポーツマンガとは一線を画す新感覚コミック!バスケW杯ロスの方は絶対読むべし!! 90年代の青年誌掲載ギャグ漫画行け!稲中卓球部 古谷実starstarstarstarstar_borderゆゆゆタイトルは知っていたけど読んだことがなく、昔の漫画と言ってもそんなに昔じゃないんでしょと思っていたら、連載開始から30年だそうで(連載は93年〜96年とのこと)。 30年といえば、最近とは言いづらく。 例えば生まれた子どもが小学校に入るどころか、えーと調べたら、県知事に立候補できる年齢だそうで。 そんなワケわからないことを思わず書いてしまうほど、読んだこともないのに、タイトルを知っているだけなのに、30年という年月に衝撃を受けました。 有名な漫画なのに、どうして自分は読んでこなかったんだろうと思いつつ読んでみたら、なんだか安心してしまうほどヤンマガで連載されていたことを実感するギャグ漫画で、あははと読めました。 これを学生時分に友達と笑いながら読んでいたら、今とは違う何かが生まれていたかもしれませんし、生まれていないかもしれません。 若い頃には戻れないので、反抗期に入った親戚の子供に読ませてみたいなあと思いました。 ちなみに13巻巻頭のスペシャルフォト漫画に覚えがあったのですが、いつどこで読んだか記憶にありませんでした。Monacoの空への感想 #推しを3行で推すMonacoの空へ 野部利雄starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ のぞみ・ウィッチィズと並行して読んだせいでちょっと内容が混ざっている気もするがやはりこちらの方が読みやすい。話はシンプルだし主人公のいいやつだし、ジム仲間も対戦相手もいいやつなので特に問題なく読めた。単行本で一気に読むと繰り返しみたいな感じだがそんなに気にはならなかった。 ・特に好きなところは? 沖田空の試合の前にある「沖田空負けろ」と「なんで今日は観客が多いんだ?メインイベントは面白くないのに」みたいな話。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 「わたしの沖田くん」や「のぞみ・ウィッチィズ」ネタが入ってくるので昔から読んでる人は色々発見があって良いとは思う。ヒロインはなんで人気があったかはわからん 登山の魅力が隅々まで山を渡る -三多摩大岳部録- 空木哲生starstarstarstarstaralankたまたま自身が関東在住のため、出てくる山々はトライしたことがあったり憧れがあったりするところが多く楽しく読めました。共感ポイントも多々あり、久しぶりに山に登りたくなりました。副部長のメガネのフチがテープで止められてるのがなんともありそうな描写で、くすぐられます。そして何より絵がキレイ。山頂からの朝日の表現は、まるでその場にいるような豊かさがあります。 普通のドルオタになりたいボクシングの天才!!世界はボクのもの 若杉公徳starstarstarstarstarかしこ実家が名門ボクシングジムを経営していて子供の頃から英才教育を受けていたので、本当は相手が誰だろうとボコボコに出来るくらい強いけど「普通のドルオタになりたい」主人公。しかし何も知らないオタ友が推しのアイドルが通っているボクシングジムを特定したので誘惑に負けて行ってしまうのだった…! 家族経営してるボウリングジムのボスが破天荒なおばあちゃんだったり、カリスマオタのジョーカーさんがオタ友だったり、脇役も全員キャラ立ちしていて面白かった!!躊躇なく人を殴れる才能があるっていう設定は「僕 BOKU」を彷彿とさせますが、やっぱり主人公が強いって爽快ですね。 4巻はもうすでに完結が決まっていたのかまとめの話が多いです。今頃そんなこと言っても遅いんだけど、もっと読みかった〜〜〜と後悔するくらい面白かった。大谷翔平もこうだったのかと思いを馳せるダイヤモンドの功罪 平井大橋六文銭今、めっちゃ面白い野球マンガ。 野球マンガ・・・というよりも、天才が才能に苦悩する様のほうが目を引くので、単純なスポーツマンガになっていないのが、少年ジャンプではなくヤンジャンなんだと思った。 内容は、スポーツなら何をやってもずば抜けた結果を出してしまう主人公・綾瀬川。 しかもその結果を鼻にかけることなく純粋に競技そのものを楽しんでいるだけで、底抜けにいいヤツという感じ。 ただ周囲の同年代のメンバーにとって、彼の眩しすぎる才能は絶望を与える存在となり、少し経つと嫉妬かヒカれてみんな離れていってしまう。 少年マンガの主人公がもっている高い能力って、むしろ羨望か格好いいもののはずなのに、この違い。 だからこそ現実的でもあり、それをきちんと描いた作品に出会えたのは個人的に初めてだったので新鮮だった。 そして、この恵まれた才能によって狂わされたのは本人ではなく、指導者である大人で、彼の意図に反し野球のU-12日本代表という大きな流れに飲まれていく。 そこでもずば抜けた結果を出してあっさりエースに。 だけど、根っこである動機や情熱がないから、その価値にも気づかず誰もが憧れたエースの称号も粗末に扱う。 この幼さゆえの、残酷さがエグい。 自分が結果を出すことで、相手が傷つくことを恐れわざと負けようとしたり、それをナジラれて板挟みになったり。 天才すぎるゆえの苦悩が見事に描かれ、そしてまた周囲の言い分もわかり双方に共感できて面白い。 随所に出てくる、主人公が甲子園?にいっているようなシーンも伏線となって今後出てくるのかと思うと期待しかない。 また現在の時の人でもある、大谷翔平も幼少期はこんな気分だったのかな?とか思いながら読むのも一興です。 上述のとおりスポーツ漫画としての枠におさめるのはもったいない作品なので、ヒューマンドラマとか青春群像劇的なものが好きな人にはぜひおすすめしたい作品です! <<45678>>
続いて是非読んでもらいたい! 銭屋が覚醒してからどんどん面白くなってくる! 続きが楽しみ!