スポーツマンガの感想・レビュー1557件<<3132333435>>ついに最終章ハイキュー!! 古舘春一名無し本誌の連載がついに最終章にとのことで一気読み。時がワープしてるとか気づかなかった! バレーという絶対に勝ち負けがある世界で、足掻く青春っぷりにときめきました。連載当時読んでいたら5倍は面白かったかも...四角いジャングル 中城健 梶原一騎 高森敦子starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男※ネタバレを含むクチコミです。記憶よりもきつかった幕張 木多康昭hysyskジャンプ+にもないのにKindle Unlimitedで全部読める!となって懐かしさで読んだが、今の感覚からするとかなり厳しいと言わざるを得ない。 連載当時を思い出してみると自分は小学生で、近所の少し年上の友達に『行け!稲中卓球部』を読ませてもらっていたのでそれのパクリだと思っていた。それは小学生ゆえの知識のなさからくるものなのだけど、意外とその感覚は長く引き継がれてしまうものだ。 鈴木智恵子や奈良の母親いじりみたいのは当時もレベル低いと思っていたけど、ああいう毒舌・下ネタ・内輪ネタ、つまりは「ぶっちゃけ」が笑いになる時代だった。今だと事前に摘み取られるか、先鋭化して一部の集団にのみ支持されるようなものになるのだろう。そういう意味で貴重な記録だし、読みながら何が変わって、何が変わらないのかを確認することができる。【速報】マガポケでヤバい漫画始まるシュート!の世界にゴン中山が転生してしまった件 大島司 外池達宏 中山雅史名無しゴンだけにゴンッて。やかましいわwww 100年後にバズる漫画JINBA 浦田カズヒロ野愛100日後に打ち切られる漫画家を読んでから妙に感情移入してしまい、どんな作品を描いていたのかと思ったらケンタウロス競馬漫画。 ケンタウロス競馬漫画というパワーワードよ。どういうことなの? しかもJINBAの前にもケンタウロスギャグ漫画を描いていると知り、そのケンタウロスに対する執念にちょっとゾクゾクした。 100日後を先に読むか後に読むかで感想変わるかもしれない。 ケンタウロス競馬漫画というとてつもないインパクトに受け身が取りきれないまま割とちゃんとしたスポーツ青春ストーリーがはじまり、どこまでがギャグでどこまでがガチなのかわからないまま2巻まで読み終えた。 この漫画について教えてもらったときに読んだ「あっというまに掲載位置が下がっていた」というコメントや100日後のカエル先生の苦悩が頭を過り、救いを求めながら3巻を読んだ。 純粋に作品を批評する土俵に立たないまま、ハイテンションかつ猛スピードで展開されていくストーリーをただ追いかけた。 時代が追いついていなかったんだ。 良いとか悪いとかではなく、凄い作品に出会えたような気はしてます。いつか時代が追いついて、ケンタウロスが競馬に出る日が来たらこの漫画は歴史的な作品になるはず。 追いつける日を楽しみにしています。良い馬に乗る為なら手段を選ばないジョッキーゲス、騎乗前 西公平名無し「馬七人三」という言葉があるが、これは本来レースは馬の力だけではなく騎乗する人間の力量によって差がでるという意味である。しかしこの漫画の主人公の騎手・牧聖一は「7割が馬の力で決まるなら良い馬に乗れば楽勝じゃん!」と考えており、名馬に乗る為なら手段は選ばない。調教師や馬主に媚を売り、悪知恵を働かせ、プライドを捨て、コネのある女と寝る…とんだゲス野郎なのだ!!! 主人公が清々しいくらいのゲスっぷりで読んでるうちに好感が持てるようになってきました。実はいい馬を見抜く目は確かだったり、騎手としての才能もなくはないところもあるんですけどね。真面目な競馬漫画だったら絶対こんなこと描かないだろうけど、実際に良い馬に乗せてもらう為の営業力って大事なんだろうなとも思いました…ちなみにこれはギャグ漫画ですが(笑)主人公はヤバい奴ですが他のキャラも相当ヤバいです。ある意味みんなゲスですね。おもしろシーンはたくさんあるけど、3巻での謎の三角関係の発生とか結末も含めて好きだったな。競馬以外のネタも充実してました。「プロ野球の名選手」シリーズの復刻版だったプロ野球レジェンド物語 五十嵐幸吉 永谷脩名無しちょっと昔の球界の名選手たちの活躍や、知られざるエピソードを漫画で紹介している作品。ずいぶん昔の漫画のようだが、もしかして作品タイトルが変更されているのかと思って調べてみたところ、芳文社が1991〜1992年に出した「プロ野球の名選手」 (まんがタイムコミックス)というシリーズを電子書籍で復刻したものだった。まだ全部は読んではいないが、作者・五十嵐幸吉氏は水島新司先生に師事していたということから、本格的な野球人物伝マンガだと思う。 マネ厳禁!学校の壁を登る女子に出会った!フリクションガール nogaあうしぃ@カワイイマンガ一人暗く過ごしていた新高校一年生・うーちゃんは、妙な光景に出会う。え…… 誰かが非常階段を、 「外から」よじ登ってる! (注:絶対マネしないでね!) 何やってるの!と思わず声をかけたうーちゃん、登っていた女子・ギャオに誘われ、あれよあれよとボルダリングに挑戦することに。 今までピアノに打ち込んできたうーちゃん。受験に失敗し、失意の中で「指が駄目になる」覚悟で挑んだボルダリング。ギャオの喜ぶ顔を見て、もっとやってみたくなる。……「サイコーになる」って、どんなだろう? ★★★★★ この作品、ボルダリングの「魅力」の取り上げ方が、独特だ。 まず、ギャオが登る場所。学校の非常階段を外から攻略、岩を見ればマリア様の上もお構いなし、そして荘厳なステンドグラス窓も、彼女には攻略対象でしかない。 全ての壁が……自然であれ人工であれ……攻略対象なのだろうが、ギャオの場合、かなり無謀で、挑戦的だ。日常の風景の中に、まるで未踏の地を進む冒険家のようなときめきを見出している。 我々は、真似してはいけない。鍛え抜かれたギャオの挑戦の日々を、この作品で眩しく見つめるだけにしよう。 それから、途中から参加のマミちゃんの、ダイエットやインスタ映えという視点も、ああ確かに大事だよね、と思わされる。(ダイエットきっかけでボルダリングする漫画として『ぽちゃクライム!』もご覧下さい!) ★★★★★ 取り敢えず、ギャオとマミちゃんと遊ぶのが楽しい、から始まる、うーちゃんのボルダリング。 ここでカバーを見返してほしい。 物語最初の暗い表情とも、最後の柔らかな笑顔とも違う表情。いつの日かこれを見るのが、きっとこの作品の到達点なのだろう。うーちゃん変われるか!? あと、部活とかって……?野球好きに感想を聞きたい漫画ボス、俺を使ってくれないか? 富士屋カツヒト 中溝康隆ましゅまろ※ネタバレを含むクチコミです。世界で戦うのが夢のまた夢だった時代の熱い話Jドリーム 完全燃焼編 塀内夏子名無しJリーグ黎明期の、プロ自体が珍しかった時代、世界で戦うのが夢のまた夢だった時代に、世界で戦う主人公を中心とした架空の話です。架空の話ですが、きちんと取材していて、作者がどれだけサッカーが好きなのかがわかります。困難を押しのけて、みんなで一つになって戦って目的を達成する、という少年漫画の王道中の王道ですが、女性の作家でここまで少年の気持ちがわかるのか、といい意味で驚きでした。日本のサッカー関係者が世界で戦うぞ、と熱い気持ちを持っていた時代の息吹を感じさせてくれます。 熱すぎるフィギュアスケート漫画、その名も『メダリスト』!!メダリスト つるまいかだ名無し※ネタバレを含むクチコミです。新川直司の初原作作品の続編か。「さよならフットボール」も読んでたけど面白かったさよなら私のクラマー 新川直司名無し新川直司の初原作作品の続編か。「さよならフットボール」も読んでたけど面白かった サッカーは「四月は君の嘘」でも出てたけど、女子サッカーものはやっぱり思い入れがあるのかな 超エゴイストな元世界7位のプロ選手が主人公…!!BREAK BACK KASAたか偶然作者のツイートを見て読んでみた作品。 怪我で引退した元世界ランキング7位の女子プロテニスプレーヤー・上條は、試合で強敵を前にした恐怖と高揚が忘れられずギャンブルにのめり込む。1億の借金を背負うが、ある人物に無名の高校を全国優勝させたら借金をチャラにすると言われ指導者になるというあらすじ。 https://twitter.com/KASA_TENIS/status/985751371113623554?s=20 とにかく面白いのが、この主人公・上條の傍若無人ぶり! 初対面の高校生を躊躇なく相手を殴り「お前」と呼び捨て、理論的な説明を求められたら「天才だから無理」と理不尽に却下する。 …どこかの女子高生天才小説家ばりに傲岸不遜。 さらに初めての練習試合でボロ負けしたときは、無言でとっとと帰宅し、その翌日には 「テニスの天才美少女と世間を騒がし…小中高と全て日本一…全日本選手権も最年少優勝…そんな私の輝かしい経歴に昨日」 「お前らが泥を塗った」 …と言ってのける。そこに痺れる憧れる…! まだ1巻を読んだ時ところなので、正直「うわなんだこいつ」感は否めないが、彼女のふるまいは世界ランク7位という充分実力に裏打ちされたもののはず。 今一番続きの気になるスポーツ漫画です…! 魔球の数々球詠 マウンテンプクイチ加地いいですねえ。魔球。少年時代あこがれていた漫画、巨人の星、ちかいの魔球という漫画を連想してました、女性が主役の野球漫画でどのような展開になるのか。野球好きなら楽しめる作品だと思います。導入部分の過去のエピソード、カラボールの変化球は私も実際に良くやったものなので、変化球なんて簡単じゃんと思ったものでした。ピンボン玉の良く変化したのは思い出します、しかし女性がやってるのを想像するのは面白いです、ましてこのお話し作にはプロに行くような想像があります、水島新司先生の水原勇気を彷彿とさせる内容になるのか想像をかき立てられますね、バス釣りの基本が学べますバス・ハンター渡【合冊版】 金井たつお 吉田幸二名無しブラックバスに魅了され腕前とともに人間としても成長していくストーリーです。確かに小さい頃はバスプロという存在にあこがれていました。タックルもなかなか高価ですし、ましてやボートなど高嶺の花でした。とにかくいろんなルアーの特徴やアクションの付け方など学べるマンガです。ただ、時代的にキャッチリリースが美徳として描かれていますが、現在は害魚としてのイメージが大きく、リリース禁止の地域が多いようですので、これからバス釣りをする人は注意が必要です。競争馬なのに人間臭い!?ポコあポコ 小道迷子名無し人生を賭けたギャンブラーやジョッキー・競走馬の感動や悲哀等、競馬漫画のイメージからは全く想像の出来ない脱力系4コマギャグ漫画。競走馬(?)なのにやたら人間臭いスピードハナジローと、周囲の人間とのシュールな掛け合いに思わず爆笑してしまいます。ストレスが溜まったらこれを読んで、嫌な事全部忘れるのがベストです。 親しみやすい野球漫画ダイヤのA Ace of Diamond 寺嶋裕二名無しこの漫画は子供から大人まで、性別も問わずに読むことができる、とても親しみやすい野球漫画だと思います。 昔から少年漫画の野球漫画は色々あると思いますが、この作品は、絵のタッチがちょうどよく、文字数も多くないですし、しかもわかりやすいです。リアルで渋いタッチの絵と、可愛い系のちょうど間で、誰にでも愛されやすいキャラクターたちと読みやすさが、この漫画の一番いいところだと思います。そして、甲子園を目指す少年たちの姿に、すかっと爽やかな気持ちにさせてもらえるところも、この漫画の長所だと思います。 私は女性ですがスポーツが好きで、しかし漫画はあまり読まず、しかも野球はとても苦手なのですが、そんな私でもこの漫画なら楽しみながら野球に親しむことができました。若きアスリートと料理ブロガー親父のドラマアスメシ 見原由真 小川錦starstarstarstarstarひさぴよ現代のアスリートにとって、「食」はパフォーマンスを左右する重要な要素であり、普段の体作りがいかに大切かよく分かるマンガ。 的確な栄養学に基づいた内容で、レシピも詳しく書かれている。 いかにもお昼のN○K番組とかで放送してそうな内容なのだけど、父と娘の二人三脚のドラマがとても良い感じで、話に入り込みやすかった。 作画の見原由真さんの画も、真っ直ぐで健康的な感じで、ドンピシャだと思う。 試合などの実践シーンはもっとあるかと思ったが、意外と控えめで、日常生活の描写が中心だった。友情努力勝利プラスαすぎる昭和の名作シャンペン・シャワー かわみなみ野愛少女漫画もスポーツ漫画も滅多に読まないけど、この2つが合わさって更にギャグ漫画要素も入るとこんなに面白いのかとびっくり! 少女漫画でサッカーを取り扱った作品て現在に至るまでどれくらいあるのでしょう。好きな男の子がサッカー部とかそういうのは多いかもしれないけど珍しいのでは? しかもわたしが生まれる前に連載されていた作品で、Jリーグ発足前らしいのでまたもやびっくり。ガチのサッカー好きだから描けた漫画なんだなあ…。 だからこそ、サッカー好き以外の人も楽しく読める漫画だと思います! ジャングルで育ったバナナばっかり食べてる野生児アドルと、彼を取り巻く変人だらけの仲間たちがてんやわんやサッカーしたりサッカー以外のことをしたりとにかく楽しい! 変人だらけだけど絵は昭和のキラキラこってり少女漫画なので、アクが強いのに美しくて絶妙なんですね。アドルめっちゃ可愛いし。 サッカー漫画とかアニメって試合の描写が超次元なものが多いけど、こちらの作品はだいぶまともと言うかしっかり描かれているのではないかなと思います。 後半になると結構超次元サッカーだし、男塾みたいな修行もしてるけども…それもまた一興。 友情努力勝利にプラスしてギャグと美が加わってるんだから最強です。2chコピペのトッティもこのチームなら常識人かもしれない…という世界観をぜひ味わって!! 地上最強で終わりじゃない。全時代最強は誰だ?刃牙道 板垣恵介名無しシリーズ第一作目の「グラップラー刃牙」で主人公・範馬刃牙の目的、父親・範馬勇次郎を超えるまでの物語は前作「範馬刃牙」で結末を向かえた。これまでの作品の中で多くのファイターが登場し、闘いを繰り広げてきた。その集大成が刃牙vs勇次郎だった。ではその勝者が最強なのかといわれると答えられないのが正直な感想だ。その時点ではあるいは地上最強かも知れない。しかし、歴代最強なのかはわからない。事実「範馬刃牙」の中で古代から蘇った男ピクルと勇次郎の決着が着いておらず、遡った時代の中にはまだ見ぬ強者が存在することを示唆しているように思われる。その問題に対して描かれた物語が本作「刃牙道」ではないだろうか。 本作では日本人の多くが「最強」という言葉で頭に浮かぶ人物が参戦する。その人物は宮本武蔵。勇次郎の敗北がイメージできないが宮本武蔵に勝利するイメージも沸かない。序盤は独歩のかませ犬っぷりが炸裂したり、その後は武蔵が警官を大量虐殺をしたりとシリーズの中でも異色であると言える。どのような決着となるのか。目が離せない。異色のボクシング漫画?僕×スター 肥谷圭介starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)『ギャングース』『マーダーボール』の肥谷圭介先生新作! ある程度は読まないと何の話か分からなそうだけど、最初のカラーページとタイトルからしてきっとボクサー漫画に違いない!“巨弾拳闘新連載”だからきっとそう! けど、異色!始まり方はあまりに異色! いじめられっ子と思われる高校生が駅で不良に絡まれるかわいい女子高生を助けるよう命じられヤバそうな奴らから助けようとするが・・。 主人公の力は果たしてラッキーなのか?それともセンスの塊なのか!? いつボクシングをやってくれるのか!? 基本的に逃げてるだけにしか見えないが・・? 話がどう転がっていくか既存のボクシング漫画と違いすぎてずっとワクワクしながら読めちゃう! 何をやってもうまく行かないこんな世の中で、平凡で友達もいなく才能もなく兄は引きこもりでどうしようもない毎日を過ごしていると思っている彼にはおそらくボクシングの才能があるのだ、それもとびっきりの! このなかなか分かりやすくは才能を自覚させない焦らしてくれる展開がたまらない。 普通は1話目で自覚してスタート切りますもんね。 普通は、主人公が不良だったり強さに憧れだったりがあったりしますもんね。 それがないんだなー。いいなあ。 代わりに、主人公のずば抜けたしぶとさと図太い根性を提示してくれる。 物理的に「戦う」ことが日常にほとんどなくなってきた社会だからこそ、戦う状況が起きる必然を話の流れで持ってきてくれているので、すごく違和感ないのと、戦いが単純な肉体の暴力だけじゃないというのも魅力。 現代的な武器としてSNSを使うのがいぇーいという感じ! ラッキーパンチなのかそうではないのか、見る人が見れば分かる! 血が沸く!肉が踊る! これからの展開が楽しみすぎます。 タイトルは『僕xスター』 僕がスターダムにのし上がる話でしょうきっと! スペルが「BOXSTER」なので、誰が見ても分かるように、X(エックス)はカケルの記号としても使われていて、「僕」と、星のスター「STAR」とボクサー「BOXER」を混ぜた造語でまたいいタイトルですねー。 順調に行けば2020年2月末に発売かも?とのこと! https://twitter.com/hiyagoose/status/1206424738320408576?s=20王道ボルダリング漫画!!壁ドン! 佐久間力名無し出るべくして出てきた漫画という感じです! オリンピック(延期になってしまいましたが)に向けての漫画読むのもありですが、自分がボルダリングするかどうかで読むとまた違って面白い! ボルダリングとかは見るよりやる方が断然面白いと思うんですよね。 この漫画だと主人公が当然登るので、クライミングする主人公の気持ちになってボルダリングに入り込むことができます! 才能より努力とか発想の世界ですね、これは! まだ見ぬプロレスファンの貴方へ俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。 さかなこうじ 柴田惣一野愛2000年代において90年代のプロレスメインで漫画にするというのがなんとも心憎いですね…。 白黒テレビで家族揃ってプロレスを見ていた時代が終わり、メジャー団体だけではなくインディー団体が生まれ、冬の時代を迎えながらも細分化され現代のプロレスに繋がっていく…そのいちばん美味しくていちばん学んでおきたいところを掻い摘んで知ることができるのであります。 とは言ってもプロレス好きな人なら履修はしてあるかな?という話題が多いとは思います。逆に言うとこの辺おさえとけばなんとなく今に繋がる流れがわかるってことなのかもしれません。 まあそんなことはさておき根本にあるのは「人の好きを笑うな」ということだと思う。 この漫画をプロレスファン以外のひとが読むことは滅多にないでしょう。でも、もしプロレスファンじゃないひとがこの感想を読んでこの漫画を読むことがあるならば(ないと思うけど)伝えたいことがあります。 誰に笑われても、誰に否定されても、どうかその好きに誇りを持ってほしい。 ニワカでも詳しくなくてもいいんだよ!あなたの好きがコンテンツを支えるんだよ! わたしの好きなプロレス団体の代表は常々「プロレスをメジャースポーツにする」と謳っています。今存在する全てのコンテンツが、新規に伝えることを辞めてしまったら衰退するばかりなのです。 ニワカであることを誇れ!古参はニワカを愛せ! たまちゃんをニワカだと批判するキャラクターが途中登場しますが、これは全てのヲタクが自分を省みるべきという戒めなのだと思います。知識とか認知とか金額とか(それらはひとつの指標だけど)だけを誇ってはいけないし、他のヲタクを排除してはいけないのです。 愛するコンテンツを守るために愛を広げなければいけないのです。 虎はウザいしたまちゃんはもっと喋れ、女装家レスラーやジェンダーレスレスラーがいるんだからオカマとか安易に言うんじゃない、とか思うところは多々あれど、結局はラストシーンでたまちゃんが虎に発した台詞が全てだと思います。 好きなものは好きと言おうじゃないか。好きなものを好きでい続けようじゃないか。 そして、プロレスをメジャースポーツにしようじゃないか!!!笑えるスポ根漫画翔んでるルーキー! 湯沢直子名無しこの作品、学生の頃にどハマりして友達と回し読みしていました。週刊マーガレットに人気連載されていたバレーボールをテーマにしたスポーツ漫画なのですが、ほとんどギャグ漫画と言えるほどふざけたシーンが満載。もちろん、シリアスなバレーの試合のシーンや主人公ノンの勝利にかける情熱も描かれていて、スポ根漫画として読者に感動を与えるという役割もきちんと果たしています。能天気で明るいキャラクターのノンのおかげで、この作品を読んでいると悩むことなどバカバカしくなってきます。 とにかく、何も考えずに、笑いながら漫画を読みたい人にはおススメです。子供から大人まで、そしてバレーボールについて詳しくない人、カテゴリーは少女漫画ですが、ちょっと変わったスポ根漫画として男性でも楽しめる作品です。実際、私の周りには男性ファンも多かったですよ。<<3132333435>>
本誌の連載がついに最終章にとのことで一気読み。時がワープしてるとか気づかなかった! バレーという絶対に勝ち負けがある世界で、足掻く青春っぷりにときめきました。