スポーツマンガの感想・レビュー1557件<<3334353637>>沢村覚醒!?ダイヤのA act2 寺嶋裕二名無し第一部ではまだまだ未完の大器の片鱗しか見せていない沢村でしたが、このact2では甲子園での屈辱を経て、“エースとしての資質”に目覚め始めます。 春の甲子園からまだ数ヶ月しか経っていない、完全に覚醒とまではいっていませんが、夏の甲子園予選の中でどこまで成長するのか楽しみです。 夏の大会を前に、ベンチ外となり引退するメンバーなど、メインキャラ以外に焦点をあてた回も素晴らしいです。 真剣にスポーツに取り組まれた経験のある方にとっては、競技を問わず共感できる部分が沢山あります。ハリスの旋風70年代後半版!?おれは鉄兵 ちばてつや名無し端的にいえば、人の道を外れたような野生児、本能のままに行動する悪ガキの成長を描いた物語が『俺は鉄平』。アラフィフ前後の方にとっては思い出の漫画として記憶に残している方も多いでしょう。 特になにごとにも囚われぬ鉄平の自由さに引き込まれた方も多いはず。 視聴率は低迷したもののゴールデンタイムで放送されたアニメの主題歌は有名、軽快なリズムから“カエル、カエル、カエルのおへそに花活けて~それでもダメならダイナマイト、ドン”このサビの転調が印象的でした。 アニメは見たことがあるけれど内容は覚えていない、主題歌は知っているけれど内容は覚えてない方は読んでみることをオススメします。 『ハリスの旋風』を1970年代後半にアレンジしたような印象の作品です。梶原一騎さんに感謝します。吹けよ!カミカゼ 梶原一騎 古城武司名無し漫画原作者・梶原一騎さんは「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」を世に送り出し、私はいずれの作品も雑誌で、そしてテレビで夢中になって見ていました。その梶原さんの遺作「吹けよ!カミカゼ」も名作です。プロレスファンでありながらリアルタイムでは見ることのできなかった力道山、16文キックのジャイアント馬場が登場し、それだけでもお宝作品です。ストーリーも秀悦で、力道山がプロレスを教え込んだ神風大助が繰り広げる悪役レスラーとの激戦は、ついつい力が入ります。プロレスの礎をつくった頃の熱を感じさせてくれるこの作品を、ぜひ今のプロレスファンに読んでほしいと思います。松太郎の導入部分はこんなだったんだのたり松太郎 ちばてつや名無し角界に入門してからの松太郎は読んでいましたが、入門前の中学生時代の話は今回初めて読ませて貰いました。乱暴者だけでなくかなりのワルだったんですね。持っていたイメージとかなり違いましたが、かえって新鮮に感じられ良かったです。それと、松太郎の絵が殆ど「あしたのジョー」のマンモス西で、破天荒な行動はジョーな所も笑えました。名作が多々あるちばてつや氏ですが、この作品は間違いなくベスト3に入る名作でしょう。 男女ともに楽しめる学園ドラマOPEN SESAME 河方かおる名無し美少女が学園を仕切り、男子が従う学校が舞台というハーレム設定のラブコメ。槙も葵もアイドル並みの可愛さで、そんな彼女達に好かれる大和ってどれだけカッコいいのか?大和の一人勝ちよりも同レベル以上のライバルが登場してくれたらもっと面白くなると思う。とは言っても大和は努力してる。今どきのラブコメ主人公の男子も彼の様に強くなって欲しいと思う。それにしてもスミレちゃんが可愛い過ぎる。この作品にはもれなくスミレちゃんの癒しという特典が付いてくる。稲妻カットが完成されていない頃の高木義志も悪くないです押忍!! 空手部 高橋幸慈名無し長く続いたこの作品をハードな格闘技バトル学園物と思っておられる方も多いだろうが、連載当初は「花の応援団」に近いギャグ満載のナンセンス漫画であった。その頃の荒っぽくてハレンチな高木義志を是非見て貰いたい。私個人の趣味としては、高木が大阪魂として活躍する、関東に進出する前の大阪篇程度の喧嘩の盛り上がり方が好きです。勇気をくれる野球漫画キャプテン ちばあきお名無しキャプテンは単なるスポコン漫画ではなく、チームメイトとの信頼や友情関係を育み全国レベルの高校に変貌してゆく様を描いている野球漫画です。野球は下手でも責任感と仲間への想いをかてに地道に努力すればきっと報われることを証明してくれます。ちょっと古めの漫画ですし、派手なアクションやスーパーヒーローなどとは無縁ですが、我々が忘れかけていた何かを思い出させてくれるストーリーのため、今の若い方には是非とも読んで頂きたいと思います。何か壁にぶつかったり悩んだりしている時にこの漫画を読むことで勇気を与えてくれるからです。 押忍!!空手部押忍!! 空手部 高橋幸慈名無し学校が不良たちであふれかえっている80年代を思わせる高校の物語です。パシリでいじめられている男子高校生がなめられないように空手部に入るところから始まり、いきなり下ネタ全開の特訓をさせられたり、実践として街でカツアゲをしたり、他校の空手部と街中で戦ったりと破天荒な不良漫画です。男気溢れるセリフ回しと、ギャグっぽい部分のギャップが面白いです。あくまでも監督目線のサッカー漫画GIANT KILLING ツジトモ 綱本将也名無しサッカー漫画は世に多くありますが、監督目線の漫画はそう多くはない。 GIANT KILLINGは、達海猛という監督が主人公の話です。戦術面での話が登場するので結構サッカーについて学べることも多く、選手を使うことの難しさなんかもわかります。チームの負けが続くとサポーターの怒りがチームに向かい、運営することの難しさも分かったりします。30巻を超えたあたりから、主役は選手中心の物語へ移っていきますが、あくまでも根底にはサッカー監督としての思想を感じさせてくれます。 色んな角度から、サッカーというスポーツを捉えている作品です。サッカー漫画の金字塔キャプテン翼 高橋陽一名無し「有名なサッカー漫画といえば?」と聞かれれば、一番に名前が挙がるのはこの作品だと思います。作中では、現実離れした必殺シュートなど数々の技が登場するのですが、幼少の頃にそれを真似てみては泥だらけになったり、ケガしたり……。大人になった今も色あせない思い出として、この作品が心に残っています。 スコアメイクに悩む中年ゴルファー必見です腹ぺこゴルファー石丸耕作 石井さだよし 山口都志馬名無し50代になってからゴルフにハマり、ゴルフ漫画を貪り読んでいる私にとって、主人公の石丸耕作は理想のゴルファーです。メタボ中年、食いしん坊という共通点はあるものの、ゴルフの腕前だけは真逆。いつか石丸のようになって、私の凡ミスを笑う同僚を見返してやりたいと思わせてくれる作品です。スコアメイクに悩む中年ゴルファー必見の一作です。おひ釣りさまを読んでおひ釣りさま とうじたつや名無し最近では、お一人様という言葉をよく耳にするが、一人で行動できない人も多いのではないだろうか。そんな現代で、一人で釣りに興じるOLを描いたこの作品は、一人で何か行動を始める人押しになるように感じた。新しいことに踏み出したい人や釣りを始めてみたい人におすすめしたい。読むとスタジアムに行きたくなるぺろり!スタグル旅 能田達規名無し千葉の2部チームを応援する女性サポーターコンビが、日本各地のアウェイスタジアムグルメを巡ります。Jリーグ観戦、とくにJ2観戦の醍醐味は、ご当地グルメにあり!といった感じで、サッカー好きの作者(※愛媛FCサポーター)が実際に取材して味わったスタグルが取り上げられています。日本独自のサッカー文化を楽しめる漫画です。 とにかくギャップ萌え早乙女選手、ひたかくす 水口尚樹名無しヒロインの早乙女選手がとにかくとにかく可愛い。。強く凛としたヒロインにも、実は女性っぽいところがあって、それが自分にしか見せない、、、いやーこのギャップがたまらないですね。主人公がまた、ちょっと押され気味なんだけど、最終的にはちゃんとリードするところが良い塩梅。アホで笑える漫画幕張 木多康昭名無し主人公達がどこまでもアホで笑えます。自分の青春時代を思い出して読むと面白いと思います。感情が伝わってくるところが好きですね。思春期の頃って特別な思い出。色々と自分の昔を思い出させてくれるような漫画で面白いです。辛い時に読むと辛さを忘れてしまいます。ラクロスいいですねクロス・マネジ KAITO名無し女子のラクロス部のなかでの日々を描いたコミックです。サッカーとかバスケとかそういう類のスポーツコミックは結構多いのですがラクロスという比較的珍しいスポーツに焦点を当てているので、同じスポ根ものでも新しい感覚で読み進めることができました。ラクロスというスポーツ自体が結構面白そうですね。これからもっと人気になるかもしれないスポーツなのかな。 バレーボール使い郷田豪バレーボール使い郷田豪 高橋一郎名無しバレーボールの典型的なスポ根ものだと思いきや、実際に読み進めるととんでもないギャグ満載のスポーツコミックでした。それぞれのキャラが独特な感性を持っていて、予想の斜め上を行く展開が繰り広げられるので楽しいです。早々と打ち切りになってしまっているのが残念なところ。頭おかしくなりそうなコンセプトのスポ根マンガ競女!!!!!!!! 空詠大智名無し単行本18巻使って、女同士で胸と尻をぶつけ合うだけの漫画。最強クラスの敵は尻に聖剣が刺さってた(自分でも何を言ってるのか分からない)後半の展開が凄まじいが、面白いノノノノ 岡本倫名無し意味分からないレベルの鬱展開がぶちこまれるけど、熱いし面白い漫画。「今日誕生日だったっけ…」でめちゃくちゃ辛くなった思い出。 ネット上だとこの画像が有名 ブクロキックスの画風ブクロキックス 松木いっか名無ししげの秀一もどき 絵どころか雰囲気まで真似ようとしてるが空回り イライラするレベルバカ・大袈裟・暑苦しい剣撃乙女の相棒物語はやて×ブレード 林家志弦あうしぃ@カワイイマンガ中高一貫女子校の天地学園には、剣の腕が評価される「剣技特待生」制度がある。双子の姉の因縁と、古巣の存続を背負って剣技特待生となった中1の黒鉄はやては、過去のトラウマに苦しむ中3の無道綾那と「刃友(しんゆう)」となり、共に上を目指す。 様々な目的とこんがらがった思いを抱えた剣撃乙女達の、熱い青春友情コメディ……笑って泣いて、バカになれ! ★★★★★ 互いの背中を預けて闘う二人、という最高に燃えるシチュエーションの為にあるような、天地学園の「刃友」という相棒システムは、様々な女子二人の関係性を描き出す。 友情、取引、相互補完、主従……スタートはそれぞれだが、そこから信頼関係を構築し、本当の相棒になっていくドラマは熱い。 剣闘漫画としては、速さ・勢い・軽いいなし・重い斬撃etc……強烈なギャグとバトルがテンポ良く交互に展開していく。そして美しい戦闘姿勢の描写が印象的だ。 頂点の天地会長×宮本組から駆け出しのバディまで、性格にリンクした様々な戦闘スタイルも面白く、単純にバトル漫画としても、ワクワクする。 対戦に細かいルールはあるが、面倒な説明は最小限に、様々な例外やイベント、面白ければ何でもありな(天地会長の)姿勢で盛り上げ、見ていて飽きない。 その上で、闘いの中に交わされる感情が、昂り熱を帯びてゆき、私達を揺さぶる。剣を通して、ぶつかり合い理解り合う二人の魂の交感……体を張った激しい漫才の中に織り込まれる感動で、笑い泣きが止まらない! 主人公・黒鉄はやてのハイテンション百合ボケと、あらゆる女子に百合エロを妄想する久我順の存在はあれど、それ以外の人はエロや恋愛とは無縁。それなのに刃友同士の関係性は、ひとつひとつが愛おしい。 百合好きでない人にも、熱い相棒バトルコメディとして絶対楽しめる作品。その一方で、「百合とは女性同士のあらゆる感情の描写である」ということがよく分かる作品でもある。 (それ故、この作品を百合ではなく、敢えて「ロマンシス(女性同士の強固な友情)」と紹介するのもありだと思う) 先ずは3巻〜4巻冒頭、静馬×久我組vs黒鉄×無道組のバトルと、静馬×久我組の「主従」「無二の親友」の関係を越えた重いドラマに泣こう。その先にある沢山のドラマを、読まずにはいられなくなる、はず!一言で言うとすげーマンガ軍鶏 たなか亜希夫 橋本以蔵名無しなんか読んでみるか、の感覚で読み進めるとその内容にずっっしりきます。 最初ひょろひょろしていた少年が深淵を見て爪をとぎ、時が過ぎ、強くなる作品は割とありますが、この作品相貌、風態が変わるのがリアル…。 読んでて鳥肌立つ作品。 作中で「軍鶏みたいなやつだな」って言うシーンがあって自分は意味がわからなかったんですけど、闘鶏用の鶏からの、気性が荒い人の喩えらしいですね。 かっこいいしアウトローでなじみが薄い世界の描写をしているのにプロの漫画ってこんなに読みやすいんだ、と感動しています。 「熱狂」とはなにかジャイアント台風 梶原一騎 辻なおき(とりあえず)名無し※ネタバレを含むクチコミです。これぞスポーツ漫画の王道!ハイキュー!! 古舘春一名無し一度読み出したら止まらない作品です。 主人公コンビが面白い。脇を固めるチームメイトの覚醒が最高。高校スポーツの終わりの美しさを描ききっている。くさめの名言が多い。めちゃくちちゃかっこいいです。 常に熱いです!王道のスポーツ漫画で、余計な恋愛描写がなく純粋にバレーボールの戦いが楽しめます。 まっすぐなスポーツ漫画読みたい人にはお勧めです。<<3334353637>>
第一部ではまだまだ未完の大器の片鱗しか見せていない沢村でしたが、このact2では甲子園での屈辱を経て、“エースとしての資質”に目覚め始めます。 春の甲子園からまだ数ヶ月しか経っていない、完全に覚醒とまではいっていませんが、夏の甲子園予選の中でどこまで成長するのか楽しみです。 夏の大会を前に、ベンチ外となり引退するメンバーなど、メインキャラ以外に焦点をあてた回も素晴らしいです。 真剣にスポーツに取り組まれた経験のある方にとっては、競技を問わず共感できる部分が沢山あります。