スポーツマンガの感想・レビュー1557件<<2425262728>>人とのつながりcapeta 超合本版 曽田正人ナベテツ私事なのですが、入院生活を送っていました。とりあえず無事退院することが出来たのですが、コロナで面会謝絶の状況の病床にあって、色々あってネットの使えなかった自分は、過去に読んだ作品を思い出していました(例えばモンキー・ターンのリハビリであったり) カペタが、自分を支えてくれた人への恩を返せない、と感じながらシートで号泣するシーンがあるのですが、病床にあって友人・知人とのやりとりで、同じような気持ちになっていました。 皆、ありがとう。気負いや衒いなく、そう素直に言えるし、入院前と違って、飾らない自分に成れたような気がします。野球経験ゼロのガリ勉君が主役の野球マンガ!あの月に向かって打て! 寒川一之名無しなんだか「とめはねっ!」を彷彿とさせる爽やかさを感じる新連載。 中学時代は野球どころか勉強しかしてこなかった弾輝(はずき)くんが主人公で、志望校に受かるために受験にすべてを掛けた「努力の人」という感じ。 しかし志望校には受からず…というところからこの話は始まります。 そんなどん底でスタートした新たな高校生活が、どうやって野球漫画になってくのか。すでに一話目から個性豊かなキャラが出てきてるので、今後の展開が楽しみ。あとタイトルの意味も気になる…。なんで月?笑お嬢様がウォーキングに目覚める!モヤモヤ・ウォーキング 富士宗孔名無し運転手付きの車で送り迎えの通学が当たり前だったお嬢様のヒカリが、ウォーキング部に出会うことで、いままで見えなかったもの知らなかったことを知ってゆくという話。 あまり商業マンガ的なノリじゃないので退屈かな?と思って読み始めましたが不思議と最後まで楽しく読めました! ウォーキング部って歩くだけなのでめちゃくちゃ地味なんですけど、このくらい若い時からウォーキングの楽しさに目覚めてたら楽しかっただろうなと思いました。爽やかな感動作!!新装版 さよならフットボール 新川直司starstarstarstarstar干し芋主人公の恩田希は、幼少期から親分肌で、負けずぎらい。 現在、彼女は中学二年生で男子サッカー部の部員だが、女子なので公式戦には出してもらえない。 それでも、日々サッカーに打ち込み、誰にも負けない練習を自分にかし、強靭な精神力も持っている。 でも、どうしてもどんな手を使っても次の試合には出たい!! なぜなら、子どもの頃子分だったナメックが成長して、身長も高くなり、彼女が教えていたサッカーを続けていて、更には主将にまでなっていたから。ナメックに今の自分に勝てるわけない、フィジガルが違うのだからと言われたから。 確かに、これから先どんどんフィジガルに差が出てきてしまう。 今、この試合が勝つ最後のチャンスだと思ってある行動に出るのである。 主人公の恩田希が本当に魅力的♬ そして、サッカー部員、監督、マネージャーに至るまで皆愛情豊な人達。 幼少期のナメックは、泣き虫で女の子みたいで本当に愛らしい💓 最後には、うるうるしちゃいました。 ぜひ、読んでほしい!! 熱量と繊細さが詰まったeスポーツ物語 #1巻応援ケッペキゲーマー あまのsogor25本作の主人公は極度の潔癖症で5年に渡り引きこもりを続けている黒田公正。 部屋から外に出られないために自分の存在を肯定することができず、そのせいで余計に外に出づらくなっているという悪循環に陥っているような状態で、彼の本棚には「強迫性障害」についての本が並んでいます。 ある日、そんな彼の家にカウンセラーがやってくるのですが、そのカウンセラー・足立は車椅子の少女だったことに黒田は驚きます。 この作品はそんな足立とのカウンセリングの中でゲームを薦められたことをきっかけに黒田が"eスポーツの世界"へと足を踏み入れていく物語です 最近にわかに増え始めている"eスポーツ"をテーマにした作品なのですが、第三者から見える世界と極度の潔癖症である黒田に見えている世界、そして"ゲームの中の世界"が全く異なる描かれ方をしていて、マンガの表現として異質な雰囲気を帯びている作品です。 さらに 、強迫性障害の描写や足立の"普通とは違う"ゲームのプレイの様子など インパクトのある描写が多く見られるのですが、それ以上に、自身の現状をなんとか変えようとする黒田がeスポーツにのめり込んでいく、その過程に強烈な熱量を秘めています。 障害というものを扱っている作品ではあるのですが、それを感じさせないほど 物語にのめり込ませてしまうエネルギーを持っている作品です。 1巻まで読了俺は好きだった...K.O.マサトメ 園田辰之助マンガトリツカレ男ヤングマガジンの超有名作 古谷実の「行け!稲中卓球部」が連載して大人気だったところにはじまったジャンプのボクシング部ギャグマンガ。スタンリー・キューブリックの「時計じかけのオレンジ」のネタを入れてきたりしてジャンプっぽくないなと思っていたら終わってしまった。最後が衝撃的なマンガではあげられることはないですが、このマンガの最後もなかなか衝撃的な終わり方をしていた。闘いたい気分!刃牙道 板垣恵介トシ宮本武蔵が復活して暴れまくるというストーリー。 烈海王の最後の強がりが最高に好きなシーンです! 地方競馬の現実と夢を描くマキバオー続編たいようのマキバオー つの丸ANAGUMA※ネタバレを含むクチコミです。超気持ちいい!!!ブルーロック 金城宗幸 ノ村優介葉エゴイストたちが日本のサッカーをひっくり返す話。最高に興奮できる!!! 「俺が世界一になる」というシーンが好きです。お嬢様が競艇の女子レーサーになる物語競艇少女 寺島優 小泉ヤスヒロstarstarstarstarstarウマタロ競艇漫画といえば「モンキーターン」が有名だが、この作品も同じく90年代の漫画。同じ競艇漫画であっても、女子が主役ということで視点の違いや受ける印象はやや異なる。主人公・晶は、お嬢様の身でありながら、厳しい競艇界に飛び込むのだものだから、普通にいじめられるわ、女性差別を受けたりする。それでも健気に苦境に耐えながら、プロとして実力を身につけて、人間的にも成長していくというストーリー。主人公・晶は非常に良い子で応援したくなる娘なのだが、いかにも男読者をターゲットしたキャラ設定に陥ってたのは少々残念。やたらとサービスシーンが多くて、必死に努力している状況でもお風呂に入ってはハダカを見せてたので、そこまでしなくても…という気持ちになることも。とはいえ競艇に純粋な興味があれば充分楽しめる漫画である。 仕事を頑張ろう!と思える拳闘暗黒伝セスタス 技来静也黒木公一アニメを見たのをきっかけに読みました。 拳闘をやっているセスタスという主人公が每日生き残るために戦う話。 人が死んだり、別れがあったり、勝ったり、色んな場面で感情が揺れ動き、泣ける。自分も頑張ろうと思える漫画。オリンピックの意味、そして表現とお金。オリンピア・キュクロス ヤマザキマリnyaeたぶん、2020年東京オリンピック開催が決まったことがこの連載が始まるきっかけになったと思うんですが、決して「オリンピック万歳!」的な内容ではなく、元は神に捧げる祭事であったところから、いかに経済効果を上げるかが目的となってきたこと、そしてアスリートは「国のために戦い、そして結果を出す」ことが当たり前になっているのは何故か、ということがメッセージのひとつとなってます。 メインのストーリーとしては、古代ギリシャの壺絵師を生業とするオタクの青年が、自分が好きなこと・やりたいことと他人に期待されることの違いに悩み、ひょんなことから様々な時代の日本へタイムスリップし(どっかで見たな)、スポーツをすることの意義やオリンピックのあり方、表現と感動、そして経済を学び、そしてそこで得た知識やアイデアを地元の村の繁栄に役立ててゆきます。 こうあるべきと押し付けるようなものではないですが、今はオリンピックに少し重きを置きすぎというか、お金や勝ち負けよりももっと優先してもいいことってあるんじゃないかな、という作者の願いが、とくにあとがきを読むことで伝わります。 確かに、選手たちはいちいち国を背負いすぎだし、他人に「夢と勇気」を与えることが目的なの変じゃない?君がやりたいからやってるんじゃないの?と個人的にも思います。 (全員がそうじゃないかもですが)好きで、楽しくて始めたはずのスポーツが、いつしか重圧になってしまい、結果を残さなければ存在意義すら失いかねない。 5巻の羽海野チカさんとの対談でもありましたが、世界的なスポーツ大会の舞台に立っている姿を見るだけで「偉い、尊い、優勝!」ってなっても良いはず。どんな結果であろうと選手に文句をつける人はそれなりの権利があるんでしょうね?という話です。 この漫画はまだ続いてますしどういう着地をするかは分かりませんが、オリンピックというものについて色々思うところがある人には読んで欲しいかなと思います。最新話感想を語りましょうクワトロバッテリー 高嶋栄充のれん雛別冊チャンピオンで始まったクワトロバッテリーについて語りましょう! ふたりソロキャンプ8巻を読んだふたりソロキャンプ 出端祐大名無し※ネタバレを含むクチコミです。優駿劇場 #推しを3行で推す優駿劇場 やまさき拓味名無し最初は「馬が喋ってる……」って引いてたけど今ではこれくらい馬が喋ってくれないと物足りなく感じます。 馬の絵がすごくかっこいいのと、やってることはめちゃくちゃなのに当時の状況がわかりやすく描かれてるのがすごいです。 ウマ娘に出てくる馬やイベントの元ネタもたくさん描かれてるのでファンは面白く読めると思います。草野球に舞い降りたスーパールーキー松井さん!松井さんはスーパー・ルーキー 詠里名無し平凡な男だらけの草野球チームに助っ人として現れた可憐な女性・松井さん。 女の子だから…という空気の中、1打席目からセンターを軽々越えるヒットを飛ばします。あースカッとした〜。気楽に読める野球漫画という感じ。ちょっとザワさんを思い出した。 沖田の奥さんが出来人すぎる風の大地 かざま鋭二 坂田信弘名無しビッグコミックオリジナルの巻末といえばコレ。 やたらと達観した登場人物たちが主人公沖田のゴルフを軸にキメ顔でセリフを紡いでいく。 でも、最も達観しまくっている沖田のセリフはそんなに多くない。宇賀神さんに想いを馳せる方が多いくらい。 連載が始まった時は断然年上だった沖田の年齢をいつの間にか自分が追い越してしまった時は、なぜかショックだった。 松山がマスターズを制した今、最も読まれてほしいゴルフ漫画である。 土砂降りの全英オープンを、これまた共感しづらい人生を歩む笠崎キャディと共に戦う様子は1コマたりとも見逃せない。 『黄金のラフ』(なかいま強)でパロられているのが楽しい。歳を取るのも悪くないじこまん~自己漫~ 玉井雪雄hysysk歳を取ると、若い頃に漠然と抱いていた成功や名誉への欲がなくなってくる。それはある程度の達成感だったり、今更どうしようもないという諦めだったりするが、自分の手でどうすることもできないことに対して苦しむよりは、手の届く範囲でいかに楽しむかという方向にシフトするという感覚が大きい。つまり自己満。 もともと漫画家になるくらいなのだから凝るタイプなのだと思うが、最初の全くこだわりがなかった状態から始まり、いろいろ試してあるスタイルに落ち着く、みたいなプロセスや思想が描かれているのがいい。ガイドブックやカタログでは得られない知見だし、何よりめちゃくちゃ楽しそう。40歳を超えて自分なりの楽しみ方を見つける方法や着眼点が参考になった。サンデーにバスケマンガが!switch 波切敦たたみサンデーの大型新連載ということで期待しつつ読了。 双子で秀才×天才というあたりはタッチっぽいが、関係性は宇宙兄弟っぽくお互いをリスペクトしていてほほえましい。 弟君、視力のよさという天賦の才能をチラッと垣間見せている上、冒頭ですでに将来大活躍中なところを見せつけているので、天才がめきめき成長していくサクセスストーリーとして安心して楽しめそう。 (ビーブルのようなアレがない限り……) 競馬漫画というより動物漫画、ジャンプ漫画みどりのマキバオー つの丸ピサ朗※ネタバレを含むクチコミです。「武専」編が最高龍―RON― 村上もとか霧兵衛よかった点 ・前半の武道専門学校校長・内藤と龍のあたりがむちゃくちゃ好き ・中盤から後半の紫禁城の秘法「黄龍玉璧」をめぐる話も面白い 総評 ・これに登場する男塾みたいな武道専門学校がすごい好きなので他に扱っているマンガがあれば知りたい 魅力的なキャラ雄飛 小山ゆうまなたん※ネタバレを含むクチコミです。 あぁ、愛すべき男子校のノリぐらんぶる 井上堅二 吉岡公威六文銭大学生というと、飲んで、おにゃのことイチャコラするかしかないと思っていた時期がありました。 夏は海、冬はスノボ。 間にちょこちょこ何が楽しいのかわからないBBQ。 小生は全くそんなことありませんでしたがね。(血涙) 本作は、そんなルサンチマンを解放してくれるような作品です。 いや、上述のようにキャンパスの女子とラブラブする作品だったら、 紙なら破き、電子書籍ならスマホを叩き割るところなんですが、 本作は違うんです。 形容が正しいか不明ですが、雰囲気でいうと男子校のノリなんです。 それも、コテコテの男子校。モテないほうのやつ。 だから、読んでいて清々しいんです。 飲んだら全裸を中心に、アホなことをこれでもかと全力でする。 性格や行動に裏表がなく、キレイにいうと素直、悪く言うと要領悪い感じが、読んでいていいんですよね。 そうそう、これこれ、と家庭の味のように思ってしまう。 こういうんでいいんだよと。 ダイビング漫画なようですが、あまり海には潜らず、ひたすら飲んで、裸になって、モテない男たちの群像劇が繰り広げられます。 一応ヒロインもいて画力が高いのでひたすら可愛いのですが、性格に一癖あったり、また、そういう雰囲気(恋愛)にならないのも良いです。 また、ギャグ漫画としてもクオリティが高く、ハイテンションでスピード感ある展開が読んでいて飽きないです。 男同士のくだらない日々を愛おしく感じる人がいたら、本作を強くおすすめします。正に今読んで欲しい(マスターズ!)青空しょって 森秀樹ナベテツ※ネタバレを含むクチコミです。<<2425262728>>
私事なのですが、入院生活を送っていました。とりあえず無事退院することが出来たのですが、コロナで面会謝絶の状況の病床にあって、色々あってネットの使えなかった自分は、過去に読んだ作品を思い出していました(例えばモンキー・ターンのリハビリであったり) カペタが、自分を支えてくれた人への恩を返せない、と感じながらシートで号泣するシーンがあるのですが、病床にあって友人・知人とのやりとりで、同じような気持ちになっていました。 皆、ありがとう。気負いや衒いなく、そう素直に言えるし、入院前と違って、飾らない自分に成れたような気がします。