ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6117件<<163164165166167>>青春の思い出レモンエンジェル わたべ淳名無しレモンエンジェル! インターネットもなかった当時、深夜にエッチなアニメがやっていると風の噂が流れてきたそんな時代‥。 そのアニメの原作となったのがレモンエンジェルでした。 しかし内容は割とピュアな気もする、80年代版ふたりエッチだったのかなあ?今にして思います。リアルに駄目で憎めない父親秋津 室井大資ふでだるまFellows!で連載していたギャグ漫画ある意味日常漫画 鳴かず飛ばずで周囲に迷惑をかけまくる漫画家秋津薫と周りの人々を描いた作品 室井先生のリアル目な絵柄に台詞と独特のテンションで気がつくとどんどん読み進んでいくクセになる漫画 とにかく出てくるキャラの殆どが面倒くさい 癒やしは薫の息子のいらか君とアシスタントの西さんだけと言っても良いかもしれない スランプの漫画家で薫の友人山口 いらかの困ってる顔が好きで薫ファンのことこ メンタルが超弱い編集村瀬 超ネガティブでショタ好きな瀬戸 他にもクセのあるキャラが大量に出てきます そして面倒くささの中心にいて周りに迷惑をかけ続ける秋津薫に振り回される人々 それでも皆秋津薫の漫画が好きなんだろうなって描写が随所に入ってるのがずるい その空気が漫画全体に漂っているのがまた良い 僕含めて結局皆秋津薫が嫌いになれないんですみんな好きな人の見た…彼女と彼氏の明るい未来 谷口菜津子まさおみんな好きな人の見たい部分しか見ない。と言うか見たくない。でも本当の人間関係って「自分の理想」って色眼鏡を外した所にあるって気がつかされる漫画。ポップな絵が少し重いテーマを軽く読ませてくれるいい漫画。絶妙によくあるパターンを裏切ってくる凪のお暇 コナリミサト名無し完全に良い奴も完全に悪い奴もいなくて、この状況でこのキャラクターならこうなるでしょっていう読者の予想を裏切って、ドキッとさせるのがうまい。いかに自分がテンプレに毒されてるかが分かる。 最初の方は空気を読まずに臨むことや、先入観にとらわれないことによって、状況は苦しくても新しい人生が開けるような希望があったけど、だんだんそう単純じゃないような事態になってきてる…。いま一番続きが気になる作品です。 「ちゃんと考えていらっしゃいますか?」価値観を揺さぶってくる執事 #1巻応援洗脳執事 浅山わかびstarstarstarstarstarひさぴよ留学から帰ってきたら、家族が執事に洗脳されており、屋敷全体が主従逆転した状態となっていた───。 恐ろしいサスペンス風の立ち上がりから一転、主人公の茜と、執事である九鬼清十郎とのコミカルな掛け合いが繰り広げられる。 九鬼いわく「私に依存し、何事も私に答えを求め、最後には私の操り人形になってしまうのです。」あくまで洗脳はしていないのだと、複雑な表情で語る。うーん、意味深。 九鬼の仕事ぶりは完璧そのもので、相手が少しでもスキを見せれば洗脳できてしまうほど、人間心理を知り尽くしてそうなタイプ。一方で「友人」絡みの話題となると少年のような明るさを見せるなど、全く掴みどころのない人間なのだが、一体何が目的なのか。 九鬼の人生観が気になる。実践に役立つ?ふたりエッチ 克・亜樹名無しふたりエッチは今でこそ長寿漫画ですが、連載が始まった当時は結構衝撃的でした。 克・亜樹先生はサンデーなどで少年向き漫画を多く描いていたからです。 年齢制限のある漫画ではないものの、かなり刺激的な内容となっています。 しかし、そこに真面目に性を研究すると言う要素が加わり大ヒットとなりました。テレビドラマ化が面白かったのでいいね!光源氏くん えすとえむ名無しテレビドラマ化が面白かったので原作漫画も読んでみました。ドラマだと光源氏の印象はかわいい感じでしたが、漫画だと大人っぽくて色っぽいイケメンだなと思いました。 光源氏の君は、かっこいいのはもちろん、現代との意識のギャップが面白いです。「自撮り」を「地鶏?」、「Wi-Fi」を「和衣拝?」と聞き返したりするところがクスッと笑ってしまいます。あと、色彩に対して敏感だったり、自然を愛するところ、何より和歌のクオリティーが高くて素敵です。 優しさと強さを感じさせる作品私の救世主さま 水無月すう名無し巻き込まれ型の異世界ファンタジー。滅びの危機に瀕した異世界を救う救世主として選ばれた主人公であるが、敵側の戦力は圧倒的で、序盤から自身の無力を嘆く展開が多い。様々な逆境に襲われながらも戦うべき敵に立ち向かう主人公たち。主人公は内向的で、いつも頼りになる幼馴染の陰に隠れて助けられているという設定だが、危機や悲劇に対して、自分が傷つくことも厭わず、周りの大切な人のために立ち上がる姿勢は一貫しており、その姿にヒロインや幼馴染など、周りの人間こそが救われている。芯のある強さを感じさせるキャラクターの魅力に溢れた作品。お色気シーンが多いのでオススメやわらか忍法SOS 帯ひろ志名無しゲーム「がんばれゴエモン」のコミック版をはじめ、90年代からコミックボンボンを支えた作家、帯ひろ志先生。 この「やわらか忍法SOS」は、2004年頃の作品で、帯ひろ志作品の中でも特にお色気シーンが多いのでオススメなのです。 最後まで変わらない感性でおられた帯ひろ志先生に合掌‥。政治ファンタジーだった理想のヒモ生活 渡辺恒彦 日月ネコ 文倉十名無しタイトルを見た時はラブコメなのかと思いましたが、読んでみたら異世界政治モノでした。政治ものといってもライトなノリなので、気楽に読めるかと。特別な力も知識もない平凡なサラリーマン主人公でも異世界ならこれだけ活躍できると思うと勇気が湧いてくる… 俺の中の婿養子のイメージはこのマンガ僕はムコ養子 夢野一子マンガトリツカレ男資産家の家に婿養子に入ったが新婚旅行中に資産家の会社が倒産し、資産は差し押さえられ郊外の家に引っ越すことになる。義母と義姉を養うために主人公が一家の中心として頑張っていく内容なのだが、初期は義母と義姉が昔の贅沢を忘れられずに色々問題は起こしたりいく中で成長していく。義母と義姉の嫌味な感じが印象深い 連載中も読んでいて単行本でも買って文庫でも買って電子でも買ってるというぐらいなんだけどじゃあすごい好きかと言われるとわからないが、5年に一度くらい読み直している。だいたいパターンが決まってて、寝る前に何気なく1巻を読み始めて気づいたら5巻くらいまで読んでもう寝ようと思いつつ全巻を読んで寝る。 夢野一子が青年誌で書いたマンガはどれも面白いと思う 電車で読める程度だと思っててごめんなさいあそびあそばせ 涼川りん野愛もっと日常系かと思ってたしもっとほのぼの系かと思ってました。めちゃくちゃエッジか効いててとてもじゃないけど電車で読めないやつでした。最高。 かの有名な「アポクリン汗腺」のコマだけ見てもまあJKのほのぼの日常系漫画じゃないことは察するべきでした。攻撃力高めのギャグ漫画です。最高。 絵がかわいいもんだから毎回毎回一般のJKの日常が覗き見れちゃうような気がしてしまうのですが、まやかしです。お尻からビーム出す人とか吸血鬼がいる世界観なんだということを忘れてはいけません。なのに同じ学校に通いたくなっちゃうから不思議。まともな人なんか1人もいないのに!!華子かわいいよ華子!!最高!! ゴブドワでくそほど笑いました。長巻の嫁姑戦争本家のヨメ 岡田理知名無しいきなり田舎の旧家の嫁になってしまった主人公。 嫁姑戦争がおっぱじまり、なかなか陰湿なイジメをしてくる姑ですが、それを上手にやり過ごしたり、嫁もやるもの。 読んでいて気持ちの良い内容ばかりではないですが、最初は怖かった姑オババがただの嫌な人ではないと分かってくるとなお面白いです。 地球を守るのは、先輩のキス!?思春期生命体ベガ 林家志弦あうしぃ@カワイイマンガ西暦2030年、地球は宇宙生命体の脅威に晒されていた。それに対抗するのは、一人の宇宙人・琴平ベガ(通称ベガ子)。闘い続ける高校生の彼女は、ある日急に能力の大部分を失う。取り戻す為に必要なのは……同じ部活の鷲峰先輩のキス!? ♡♡♡♡♡ 冒頭少しだけ試し読みされた方は「芸能人お料理番組百合」だと思うことだろう。これはこれでいい!しかし本編は、この料理番組が終わってから。 怪獣と闘う宇宙人・ベガ子の腕には光る石、それを囲むストライプ紋様。本来は巨大化し、光線で怪獣を倒す……要はウルトラ的なやつ。 しかし彼女はある時から、同じ料理部の鷲峰先輩が原因で力を失い、先輩とのキスで力をチャージしないと闘えないと言い出す。キスをせがむベガ子だが、力の事ばかりを言う無神経なベガ子を、鷲峰先輩は拒絶する。 一冊を通して、大事な事をすっ飛ばしている宇宙人ベガ子の「見えない本心」に鷲峰先輩は翻弄される。 何しろ相手は宇宙人。地球人の心の機微や物事の順序がすっかり抜け落ちていて、二人は見事にすれ違い、やきもきさせられる。鈍感な人に振り回される王道ラブコメが、もっとすっとんきょうになった感じ……これは普通でない面白さ! 「キス」を巡る二人の派手なボケ&ツッコミを笑いながら、想いが噛み合う至高の瞬間を待ちたい、そんな作品だ。 そして締めはまた別の(本編と関連する)芸能界百合だ!組織が多い!とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 鎌池和馬 冬川基 はいむらきよたか名無しアニメが大ヒットして3期も続いている作品。 主人公、レベル5の超能力者でもある御坂美琴が学園都市を舞台に異能力者と戦う。 とにかく組織が多く、所属している組織がまたがっていたり、実はスパイだったり、読みながら理解しないと頭が混乱します笑 しっかり伏線を回収していたりするので、その辺がわかったりすると面白いです。あまりにもゆる過ぎるくまえもん 海野つなみ名無し色々あって、くまの編みぐるみに寄生?した宇宙人のくまえもんから見た日本のいろいろ。 「くまえもん」は海野さんご本人たっての希望で企画した話だったみたいですが、なかなか連載が実現せず、やっとウェブ媒体での連載が決まったの思ったら他の連載との掛け持ちで第一話から間に合わないという、珍しいタイプの漫画でした。なので初っ端からくまえもんが写真で登場。最初はなんだこの漫画はと思いましたが、二話目からちゃんとした漫画が始まるのでご安心を。 写真でくまえもんが出てくるのは一話だけではなく、講談社漫画賞授賞式にお邪魔する回もあります。その様子をレポートする中で東村アキコ、ひうらさとる、萩尾望都(敬称略)が登場するなど、ある意味この漫画の一番の見どころになってました。 三角コーン見ると思い出すやしろあず記 やしろあずき野愛お母さん面白い好き。でも自分のお母さんだったらやだな、やしろあずきさんのように面白く料理できたらいいけどな。 天才に育てられたから天才になれるのか、天才だから面白エピソードに昇華できるのかよくわかんないけど面白いし楽しそうだからいい親子。 息子の厨二病を今に繋がってるからいいじゃんって否定しないのいいお母さん。黒歴史いじられてもグレずに厨二病のまますくすく育ったやしろあずきさんいい息子。 クレイジーなまま幸せな家族を形成できるのだな、と感動すら覚える。面白ければ幸せ。面白いこそ正義。 わたしが描いた絵や小説が母親の寝室から出てきたときのことを未だに根にもっていたけど(小6くらいのときのこと)そろそろ許そうと思いました。コンビニの裏側がよく分かるコンビニいちばん!!【完全版】 末田雄一郎 人見恵史名無し普段あたりまえのように存在しているコンビニ。 いつも何気なく買い物をしているけど、裏側には様々な努力や苦労があるんだなと大変勉強になります。 この作品を読んでから商品の配列だったり店員さんの働き方など、違う視点で見る楽しみが増え、ますますコンビニが好きになりました。ブラックユーモアいきのこれ! 社畜ちゃん ビタワン 結うき。名無しブラックなIT企業に勤める女の子が主人公。ブラック企業あるあるネタを、自虐的なコメディとして描いています。休日出勤や慢性的な残業など、IT企業以外に勤める人にも共感できるネタが多くて、思わず「あるな〜」と呟いてしまいます。絵柄は可愛いのに中身はブラックという点も面白いです。 すげえジャンル将棋めし 松本渚名無しなんというか、日本のグルメ漫画の先進っぷりを実感します。こんなジャンルにまで触手を伸ばしてんの?って感じ。だって、将棋がメインじゃなくて、その合間に食べるご飯がメインなんですよ。目の付け所が斬新すぎるというか、なんというか。ただまあ、自分、将棋それなりに指せるので、合間合間で出てくる将棋の盤面を見て、自分ならこういくなあ、とか考えながら、楽しく読ませてもらってます。瞳がきれいな犬かん忍!!茜 樹原ちさとまるまる伊賀忍者の末裔、東茜を中心に怪しい学園の秘密に迫る忍者コメディ。 1巻と2巻以降で内容がガラッと変わるのがちょっと不思議。田巻くんはどうなったんや… やたらと有能で瞳のきれいな犬、藤丸がかわいい。探そうぜ!石油王#1巻応援このなかに石油王がいます 竹葉久美子六文銭原油価格が下落している昨今(2020年4月時点) それとは全く関係ないが、石油王のマンガが探していたら出会った本作。 しかも、石油王から言い寄られるとか、愛した彼が実は石油王だったとか、某ハーレクイン的展開とは違って、会社の中にいる石油王を【探す】という話。 あ、自分から行っちゃうんだという、この新鮮さ。 しかも、主人公は重度の2.5次元オタクで借金100万円ほどこさえているという、なんともリアリティ溢れた切羽詰まった感じもあって、 なんといいますか、恋愛系では女性は追われる立場が多いなかで、この焦って捕獲しようとする肉食具合が見てて心地よいのです。 もはや、 探さない、待つの(ブルゾンちえみ) じゃないのだ。 会社の中にいる候補として、チャラそうな営業のイケメン、仕事に厳しい直属の上司、推しのアイドルに似ているイケメンなどがおり、いったい誰が石油王なのか仕事をしつつ探っていくラブコメ展開。 推しに似てるイケメンが石油王じゃなかったことに安心するシーンがあり、オタクにありがちな複雑な信仰心が描かれていて、この点も味わい深い。 (ただ、これも決定的な証拠があるわけではなく、ミスリードかもしれないので、依然として誰が石油王かわからない感じ。) 石油王を探すだけでなく、漫然とやりすごしていた仕事にも、趣味の知識を生かしてやりがいを感じ初め周囲にも認められて…と面白くなってきたところで1巻終了。 うーん、今後どう展開するんだろ。 仕事で順風満帆になって、石油王なんて必要なくなるENDかな? このカップル最高ですね俺物語!! アルコ 河原和音名無し少女漫画の主人公が男でしかもカッコイイとは言えないので面白半分で読んでみたら、すっかり剛田猛男にハマってしまいました。ヒロインの大和凛子ちゃん可愛すぎですし、性格も優しくて大好きです。すごく切なくなったり感動したりさせてくれます。このカップル最高ですね。映画と見比べて再認識した漫画「マエストロ」の凄さマエストロ さそうあきら名無し交響楽団が舞台の漫画「マエストロ」を読み終えた後に すでに映画化されていると知り、 映画も観てみようと思った。 「マエストロ」という凄い漫画を、 どんな風に映画化したのかという興味が沸いて。 漫画は視覚で静止画を見ることで楽しむもの。 映画は視覚にも聴覚にも、静止画でも動画でも訴えるもの。 「マエストロ」は音楽を漫画で表現した素晴らしい作品だが、 音楽そのものを扱える映画ならば、もっと素晴らしい作品に なっているのではないか? 音楽を無音でしか表現出来ない漫画と、 動きや音で表現できる映画とでは、 どういう違いが出てくるのか? その辺を見てみたいなと思いながら映画をDVDで鑑賞した。 映画も素晴らしかったが、あらためて漫画「マエストロ」が 素晴らしいものだと再認識した。 音楽そのものを音で表現出来ないことがハンデになっていない。 むしろ、そこから生み出しているものが多い。 映画は音楽を流す。 効果音的な瞬間的な「音」ならともかく、 「曲」を流すのであれば、 簡単に音を切り崩してつぎはぎしたり改変できない。 曲が壊れてしまうし、演奏家の動きとズレも生じる。 いまは映像や音楽の編集技術も高度になっているだろうから、 実際には切り張り的な編集はしているのだろうし、 それで観客には違和感を感じさせないレベルには 仕上がっているのだろう。 恐らく、プロの音楽家がみてもわからないくらいに。 だが脚色的な演出は控えざるをえない。 リアルを追求しているのに、虚飾を交えることになる。 例えば単純に、スローモーションやストップモーション、 早送りなどの動画編集的な手法は多様できないだろう。 やれば非現実感が生じてしまう。違和感を感じてしまう。 漫画は自由自在だ。 大きなコマで大迫力の絵を見せようが、 細かいコマで矢継ぎ早にシーンを変えようが、 静止画のような絵であろうが、 スローモーション的だったり倍速的な動きを表現していようが、 キャラのセリフやモノローグがかぶさろうが、 読者の頭の中に流れる音楽は破綻しない。 途切れない。自由闊達に流れ続ける。 それは実際に音が聞こえないからこそ味わえる音楽だ。 映画と比較してみて、そのことを改めて感じた。 また、映画のクライマックスの演奏シーンでも 一箇所だけスローモーションになるシーンがあって、 それは良いシーンに感じた。 漫画も映画もどちらも色々と面白いです。 <<163164165166167>>
レモンエンジェル! インターネットもなかった当時、深夜にエッチなアニメがやっていると風の噂が流れてきたそんな時代‥。 そのアニメの原作となったのがレモンエンジェルでした。 しかし内容は割とピュアな気もする、80年代版ふたりエッチだったのかなあ?今にして思います。