ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6175件<<164165166167168>>類まれなる変態性と物語をまとめる才能が噛み合った奇跡の作品しまいずむ 吉富昭仁名無しもう何回でも読める。最高にアホで大好きな漫画。 あらすじにある通り、遥と芳子は互いの妹が好き好きで仕方ない。二人は、変態のように妹たちへと絡む。だけれど二人が互いの妹を好きな理由をたどっていくと『ある真実』が見えてくる。完結しちゃいましたおやすみシェヘラザード 篠房六郎名無しあらすじがすべてを物語っている。説明ベタな女が映画レビューをするだけの話を要素もりもりにして、訳わからない漫画にしてる感じ。 読んでて面白いんだけど、超面白い!ってならない感じがあって、でもしばらく経ってから読むとやっぱり面白いんだよね(混乱)。最終的に篠房六郎の手のひら上で踊らされてる感じがする。 https://yawaspi.com/oyasumi/comic/043_001.html西森節全開。ギャグセンとアイデアが楽しい短編集西森博之短編集 西森博之名無しもしも願いが叶うならの犬の言葉がわかる話と、軟派の高橋が好きだった。ギャグセンと、斜め上の発想力、不良だけどなんか憎めない感じのキャラがほんとに良かった。つまりいつもの西森先生ってことだ! ただ、個人的には長編のほうがキャラに愛着もわくし、物語に起伏があって好みかもなぁ。2人の関係にとにかくニヤける!その着せ替え人形は恋をする 福田晋一名無し自分の好きなものや、やりたいことを人に言うのって勇気が必要なんです! 2人の関係にとにかくニヤけます。「コスプレ」を介して親密なっていく様を描いた作品です。 コスプレ好きの女の子が、自分が1番輝ける瞬間を目指す。恋愛事情もやり手かと思えばすごく純情可憐だったりと、好き同士がなかなか語れない内面を描いたマンガです。 もう一度恋を始めたい方にはドストライクな作品だと思うので、是非読んでみてください! かわいい顔してゲスな天使ピヨ13世 赤塚不二夫名無し冴えない学生の男ふたりが、ゴミ捨場の冷蔵庫から天使のピヨ13世を拾う物語。ピヨ13世ができることは、恋のキューピッドでもなく、夢を叶えるでもなく、「人の心を具象化させること」だけ。つまり、人が何を考えているかを、わかりやすい絵で見せてくれるだけ。矢を放つと、刺さった人の頭の中が、そのままその人の頭部になっちゃいます。真面目そうな警察官の頭の中がエロづくしで、警察官の頭が女性の下半身に変わったり、お嬢様風を気取る女の子の頭からは、何本もの卑猥なものが生えてきたり…。ほぼシモネタです。天使も可愛い顔して、ゲスなことを平気で言います。 そして、男たちは、天使と触れ合ったことで大事なことに気づく…といった説教じみた話では当然なくて、最後までエロバカなままで、ハイサヨウナラ。このばっさり具合が好きです。ア太郎と絡む連中が最高もーれつア太郎 赤塚不二夫名無し日本中にブームを巻き起こした丸善石油の大ヒットCM「Oh!モーレツ」からもじった「もーれつア太郎」ですが、赤塚不二夫氏の作品らしく、主人公の「ア太郎」よりも「ニャロメ」や「ココロのボス」などの登場で爆発的な人気を得た作品です。バカボンのパパを少年にした様な、腹巻に鉢巻き姿で下町の八百屋を切り盛りするア太郎たちが巻き起こすドタバタ騒動。令和の今でも笑えます。フジオプロが一番輝いていた時代を知る赤塚不二夫の旗の下に フジオプロの青春 てらしまけいじstarstarstarstarstarひさぴよ数々の逸話を残す赤塚不二夫のプロダクション「フジオプロ」での日々を回顧したエッセイ漫画です。 主に70年代の思い出が中心です。チーム体制でバカボンのアイデアを練っていたブレーンたち、長谷邦夫、古谷三敏の活躍や、小学館の武居俊樹、五十嵐隆夫などの名物編集者、曲者だらけのアシスタントたちが登場します。タモリとのエピソードも少しだけ出てきます。フジオプロが一番輝いていた時代。 さまざまな媒体でフジオプロの逸話は語られてきましたが、これまでのイメージをさらに上回ってメチャクチャな現場のように感じました。これでよく制作現場が成り立ってたな・・・とあきれるような感心するような。 フジオプロといえばやはり、お酒のエピソードには事欠かない様子。 職場で飲むのは当たり前、仕事終わりはみんな深夜まで飲んで騒ぎます。 迷惑な酔っぱらいでしかないのですが、やることなすこと面白いから許せてしまう所がありますね。叱られたときは「ごめんなさい!永井豪とダイナミックプロでーす!」と騙って逃げるのには笑いました。 漫画内では貴重な写真をはさみながら、東京新宿区の落合エリアの紹介もされていますので、聖地巡礼する際には参考にしたいと思います。 全体的に湿っぽい話はほとんどなく、楽しい気持ちだけが残る漫画でした。 あとがきは、酒の勢いに任せて書いた文章ということですが、ちょっと意味するところが分からない部分もあり、もう少し真面目に締めてほしかったのが正直な所。しかし同時に「これでいいのだ」とも受け取れました。 バカ・大袈裟・暑苦しい剣撃乙女の相棒物語はやて×ブレード 林家志弦あうしぃ@カワイイマンガ中高一貫女子校の天地学園には、剣の腕が評価される「剣技特待生」制度がある。双子の姉の因縁と、古巣の存続を背負って剣技特待生となった中1の黒鉄はやては、過去のトラウマに苦しむ中3の無道綾那と「刃友(しんゆう)」となり、共に上を目指す。 様々な目的とこんがらがった思いを抱えた剣撃乙女達の、熱い青春友情コメディ……笑って泣いて、バカになれ! ★★★★★ 互いの背中を預けて闘う二人、という最高に燃えるシチュエーションの為にあるような、天地学園の「刃友」という相棒システムは、様々な女子二人の関係性を描き出す。 友情、取引、相互補完、主従……スタートはそれぞれだが、そこから信頼関係を構築し、本当の相棒になっていくドラマは熱い。 剣闘漫画としては、速さ・勢い・軽いいなし・重い斬撃etc……強烈なギャグとバトルがテンポ良く交互に展開していく。そして美しい戦闘姿勢の描写が印象的だ。 頂点の天地会長×宮本組から駆け出しのバディまで、性格にリンクした様々な戦闘スタイルも面白く、単純にバトル漫画としても、ワクワクする。 対戦に細かいルールはあるが、面倒な説明は最小限に、様々な例外やイベント、面白ければ何でもありな(天地会長の)姿勢で盛り上げ、見ていて飽きない。 その上で、闘いの中に交わされる感情が、昂り熱を帯びてゆき、私達を揺さぶる。剣を通して、ぶつかり合い理解り合う二人の魂の交感……体を張った激しい漫才の中に織り込まれる感動で、笑い泣きが止まらない! 主人公・黒鉄はやてのハイテンション百合ボケと、あらゆる女子に百合エロを妄想する久我順の存在はあれど、それ以外の人はエロや恋愛とは無縁。それなのに刃友同士の関係性は、ひとつひとつが愛おしい。 百合好きでない人にも、熱い相棒バトルコメディとして絶対楽しめる作品。その一方で、「百合とは女性同士のあらゆる感情の描写である」ということがよく分かる作品でもある。 (それ故、この作品を百合ではなく、敢えて「ロマンシス(女性同士の強固な友情)」と紹介するのもありだと思う) 先ずは3巻〜4巻冒頭、静馬×久我組vs黒鉄×無道組のバトルと、静馬×久我組の「主従」「無二の親友」の関係を越えた重いドラマに泣こう。その先にある沢山のドラマを、読まずにはいられなくなる、はず!記憶に刻みつけられる奇才の短編集変身のニュース 宮崎夏次系にわか宮崎夏次系の奇才っぷりが遺憾なく発揮されている短編集。 心につっかえるような、すっぽかされて気が抜けちゃうような、愛らしい物語が詰まっている。「水平線JPG」「昼休み」がお気に入り。今なら即連載中止の破滅的傑作レッツラゴン 赤塚不二夫名無し昭和中期生まれの私には懐かし過ぎて涙する作品です。「おそ松くん」や「天才バカボン」を赤塚不二夫氏のギャグ漫画部門の代表作とするのが一般的ですが、私はこの作品を一番に推したいと思います。懐古趣味的なアプローチでなく、若い方にもナンセンス漫画の極みであるこの作品で充分に味わって貰いたいと思うからです。因みに、この作品内のギャグのカオス度に匹敵出来るのは、谷岡ヤスジ氏のそれしかないと思っています。 顔が悪役(そうな)令嬢悪役令嬢後宮物語 晴十ナツメグ 涼風名無し悪役令嬢もの?と思いきや、見た目が悪役顔なだけで、周囲には勘違いばかりされるけど、それだけに主人公・ディアナのギャップにとても好感が持てる。 唯一ディアナを理解している付き添いのリタも頼れる侍女で、女ばかりの後宮物語として面白いです。一人飲みのお供にワカコ酒 新久千映名無し酒に強い人向けのマンガだと思ってましたが、お酒と一緒に食べる肴も含めてとても愛しているかんじがしました。 ホヤとか食べ事ことのないツマミに自分もチャレンジしたくなりました。 フツーの野菜や海藻サラダでも、少しの工夫で美味しい料理に変えたりするワカコさんが等身大で、親しみやすくて可愛いです。 一人飲みのお供にどうぞ。完結してなかったのかよ、いかごりらオタクだよ!いかゴリラの元気が出るマンガ いかゴリラ六文銭全身コンテンツのようなマンガ家さんで、SNSでも個人的に楽しませてもらっているいかごりら先生の単行本。 まってましたよ!しかも、版元は天下の集英社だ! んーでも1巻完結かよ! という、まるで地獄に仏から蜘蛛の糸を切られたような気分だったのですが、なんと最近2巻でた!ので嬉しさのあまり小躍りしてます。 (でも2巻に完結フラグが!二度あることは三度ある…と信じて。) 内容は、いかごりら先生の日常をおもしろおかしく描いているだけなのですが、独特の着眼点とツッコミで腹抱えて笑えます。 自分、女性漫画家のギャグ漫画って基本苦手なんですよね。 なんというか、一歩引いた斜に構えたギャグ「風味」みたいなところが苦手なんですけど、同じように感じていた人は、このいかごりら先生は安心して読んでください。 この方は、もう全力です。生きることに全力。 ネタは基本誰かを罵ったりするものではなく、自虐中心(絵が下手とか、いかごりらって自称するくらいなのでスタイルがアレとか)なんだけど卑屈じゃなくて最高に笑えます。 周囲の友人もパンチきいてて最高です。 こんな時代だからこそ、いかごりら読んでみんな元気をだして欲しい! 猫好きだった赤塚不二夫…ネコの大家さん 赤塚不二夫名無し猫好きだった赤塚不二夫の人柄が忍ばれる作品だと思う。マンションの経営者になったネコが繰り広げるはちゃめちゃで痛快なストーリーが爆笑を誘います。猫が人間と重なりあうように、人間の小狡さなどもうまく表現されていて猫を通した人間学のようなものを感じた。即3巻までポチったBL漫画30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 豊田悠名無し30歳まで童貞で魔法使いで相手のことがわかってしまうのになかなか結ばれない、言ってしまえば3巻まで告白しないのすごくないですか。 読者は延々と焦らしプレイを受けている感じになります! 早くくっつけ!と思うのにまだ進展して欲しくない、気持ちは明らかに好きのベクトルなのに本人が認めようとしない。 やきもきして最新刊までポチってしまう、そんな漫画! 男×男の漫画ですが内容的には少女漫画の恋愛を男同士にズラした感じで自然と楽しめるかもしれません! ギャグ漫画の巨匠・赤塚不二夫イズムを継承!深夜! 天才バカボン 赤塚不二夫 あさだみほ 「深夜!天才バカボン」製作委員会名無し子供の頃、天才バカボンのギャグで、どれだけ腹を抱えて笑ったことでしょう。「深夜!天才バカボン」は、あさだみほさんの見事な筆致と、細川徹さんのオリジナルストーリーで、ギャグ漫画の巨匠・赤塚不二夫イズムを、時代を超えて継承してくれました。「これでいいのだ」の懐かしいフレーズ、バカボンのパパをはじめとするバカボンファミリー、個性的なキャラクターを見ると、少年時代の記憶が蘇りました。天才バカボンファンには、タマラナイ作品です。 いま元気をなくしている人にこそ読んで欲しい電子版 天才バカボン 赤塚不二夫名無し天才バカボンと言うと、誰もが知る国民的漫画の一つだと思います。どこか憎めない、それでいて底抜けに明るい親子を中心に世界が回っている様子は人の根っこに訴える明るさがあります。古い作品ではありますが、「大抵のことは笑い飛ばしてしまえ」、「目の前にあることを一所懸命に楽しめ」と、心に語りかけてくれる漫画ですので、周囲に振り回されて落ち込んでいるような人などに、ぜひ一読してもらいたいシリーズです。高純度で相思相愛スーパーベイビー 丸顔めめふでだるま良き良き良きの嵐 純粋黒ギャルの玉緒と地味メン文学青年山田が町田で出会う純な恋愛漫画 設定はシンプルだけど独特な読み味があって好き好き好き 本当お互いを尊重できる関係は文字通り尊いですね...... 相手を好きになり相手のことを知ろうとする行為ってのは言うなればオタク的感情であり、だからこそ僕にもめちゃくちゃ共感できた その結果構築されていくスーパー幸せな空間にいつまでも浸っていたい作品です キャラを形成する背景がめっちゃ練られててそれが素直に表情に出てるのが玉緒の魅力だと思う そして地味で面倒くさい性格だけど案外決めるとこは決めるし欲しい言葉をバシッとくれる山田にも読者はドキッとする そんな主役二人がプラスにもマイナスにも表情豊かなので感情移入しやすくて世界に入り込んじゃうし 展開の早さも読みやすさに一役買ってて一気に読んでしまう 7話表紙の二人が小さいながら既に完成されて好き 心の深いところに優しくぶっささるので気をつけて読んでください 竹本泉ワールド開幕ですね...部屋裏のバイテン 竹本泉名無しとりあえず第1話では、自室のクローゼットから猫耳の幼女と角が生えた外国人?が出てくるというファンタジーな展開。 急にキャラだけカラーになるなど、web連載ならではの演出も見逃せない。 「みたいなかんじでつづく」という締め方もいいなあ〜 個人的には久しぶりの竹本泉作品。新作が読める喜びをじんわり感じてます。 書道家青年とお嬢様女子高生の一軒家同居ラブコメ末永くよろしくお願いします 池ジュン子名無し池ジュン子先生の新連載…良き…ボサ頭眼鏡の着物男子をありがとう… 書道家青年・清水(きよみず)と、父親が亡くなって親戚にあたる清水に引き取られた女子高生・輝(ひかる)の同居ラブコメです。書道家とお嬢様コンビだけどまったくお堅くなくて、会話劇を書くのがとにかく上手い。 何故かぜんぜん学校に行きたがらない輝が面白い。 そしてかわいい柴犬が出てくる漫画にハズレ無し!わたしはあっくん推し頂き!成り上がり飯 奥嶋ひろまさ野愛DK、ヤンキー、飯、青春といろいろ詰め込んでいるのにバランスよく仕上がっていて素晴らしい。まさに主人公ケニーが作ったお弁当みたい。最高最高最高。 不良高校に入学した主人公ケニーが学校のヘッドとなるべく皆の胃袋を掴むヤンキー料理漫画。 ケニーの料理がほんと素晴らしい。お母さんの作るボリューミーな家庭料理という感じで、反抗期のDKもついつい素直になっちゃうやつ。 普通のカレーとか普通のおにぎりとか普通の唐揚げとか、お母さんの愛感じちゃうやつ。 ただ美味しいご飯を作るだけではなく、朝ごはん食べないとダメでしょ、パワーつけるなら肉でしょと料理の背景にある愛もまさにお母さん。 ヤンキーだって母親から産まれたんだからある意味ヤンキーのトップオブトップは母親だよね。愛で包み込んでのし上がるのは正解かもしれない。 ギャグ漫画としてもヤンキー漫画としても面白く、DK可愛い漫画としても楽しめる。DKがごはん食べてるとこ一生見てたい。可愛い最高。あっくん可愛い。童貞だったころを思い出すヒトでなしに振り回される童貞。とてもつらい とく村長名無し自分も童貞だったころ、こんな感じで、変な妄想してたっけなあ。現実世界じゃ全くモテないもんだから、2次元で・・、みたいな感じ。そのあたりの童貞心理をうまく表現してくれていて、すごく懐かしいような気持ちになりました。作品の世界観は、明るくて楽しい雰囲気なので好印象でした。 かなりマニアック科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌 KAKERU名無しこの作品には様々な種族が登場しますが、種族によって常識や価値観は全く異なります。その中には現代の人間社会とは相いれないものもありますが、この作品を呼んでいると現代の人間社会の常識や価値観の方がおかしいのではないかという気にもなり、なかなか考えさせられました。また、クリ娘とのセックスシーンは人によって評価が分かれると思いますが、私は好きです。エロいことをするプロ、異世界へ異世界でも風俗嬢やってみた 森尾正博名無し池袋で大人気の風俗嬢が、突然異世界に飛ばされることになるというお話。異世界でも持ち前のテクニックで男たちを虜にしていく姿が、読んでいて清々しさすら覚える。異世界でも彼女のテクがしっかり通用するところに妙に納得してしまいました。やはり世界を超えてもテクが上手いっていうのは大きなメリットになるんですね。<<164165166167168>>
もう何回でも読める。最高にアホで大好きな漫画。 あらすじにある通り、遥と芳子は互いの妹が好き好きで仕方ない。二人は、変態のように妹たちへと絡む。だけれど二人が互いの妹を好きな理由をたどっていくと『ある真実』が見えてくる。