社会マンガの感想・レビュー5041件<<163164165166167>>まほチェリ30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 豊田悠大トロ過激度ゼロの純愛キュンキュンBLでした。 童貞が二人出てきておいしい(?)ですね。ジャンプで今1番面白い漫画アクタージュ act-age 宇佐崎しろ マツキタツヤニノ絶対に読むべき漫画古い友。スローニン 𠮷田聡ナベテツコッセツとラッキューを古い友人だと解説で書いていたのは内藤泰弘先生(大都社版スローニン)ですが、多分ほとんどの読者は彼らを友と感じるだろうし、そんな出会いを持つことが出来たのは人生において幸運なことだと思っています。 少年の読者が全てを理解するには、少しビターな感情もありました。それでも二人の汗と泥にまみれた何でも屋としての日々はずっと輝いていますし、彼らを友として思い出せるのは、どんな財宝よりも大事な宝物だと思います。奇跡を信じた大人達The Mark of Watzel 武富智ナベテツ奇跡は起こる。言葉にすると陳腐に響くかもしれないけれど、その言葉に説得力を持たせる筆致の作者はどれだけいるだろう。たまたま手にして出会ったことの幸運に感謝する作品であり、人生を豊かにしてくれる作品だと思います。大人が楽しむことの出来るおとぎ話。激アツ料理漫画!バンビ~ノ! せきやてつじナポリタン料理漫画も多くなってきていますが、リアルに働くことを描いているのは、この漫画だと思います。 作者が実際にレストランで働いた経験をもとに描かれているので、それがリアルにつながっているのだと思います。挫折、努力、成功という少年漫画みたいな過程を料理で表現しているのでアツいです。この漫画を読むとイタリアンを食べたくなります、、、。 個人的には、ドルチェ編が好きでした。デザート作りでアツくなっている漫画ってあまりないので新鮮でした。【マンバnote】『警部補 ダイマジン』クチコミピックアップ!警部補ダイマジン コウノコウジ リチャード・ウーマンバマンバスタッフによるマンバnoteに本作のクチコミピックアップを掲載しています✍️ こちらもチェック‼️ https://note.mu/manba/n/na4aac633897b?magazine_key=m6a9706772f95まさしくPop LifePop Life 南Q太hysysk「シングルマザー同士でルームシェア」という設定こそありふれたものではないと思うものの、エピソードやモチーフはすごく細かくてリアル。フットサルで怪我するとか八百屋の訪問販売で新卒時代を思い出すとか友近のライブに行くとかハンドスピナーを眺めるとか、細かい断片の組み合わせで出来上がってる「生活」がマンガとしてちゃんと面白く描かれてるのが愛おしい。 ありふれたものではない、と書いたけどどうだろう。今やこれくらいが「普通」であると考えた方が希望が持てるというか、「みんな色々ある」ということに想像を及ばせられる。ちょっと我が身を振り返って人に優しくしようという気持ちになる作品。理想の田舎暮らしか、これが日常か。リトル・フォレスト 五十嵐大介む※ネタバレを含むクチコミです。ただのビールマンガと侮るなかれ琥珀の夢で酔いましょう 杉村啓 依田温 村野真朱sogor25クラフトビールがテーマのマンガでありながら、見ず知らずだった3人が出会って居酒屋をプロデュースして再建していく物語としても面白い。 1話の導入以降、クラフトビールの紹介メインで既存の酒呑みマンガに近い内容が展開されるが、徐々に主人公3人の人間ドラマへとシフトしていく。ビールから興味を持って作品を手に取ったら気付いたら作品の魅力に惹かれていく構成、特に物語の明確な変換点になっている第5話までの流れが見事。 ビール好きや舞台の京都が好きなら勿論、「Artiste」のような凸凹な関係のキャラたちの成長譚・群像劇が好きという方にもお薦めしたい。 1巻まで読了。水木しげる先生の自伝的漫画のんのんばあとオレ 水木しげる漫画大全集】 水木しげる猫あるくこの漫画を読むと大人になって忘れていた小学生の頃の自分が持っていた、純粋な気持ちが少しだけ蘇ってくるような気がします。 水木先生の優しさが大好きなんじゃー!人生の節目を描いた短編集新装版 このたびは えすとえむstarstarstar_borderstar_borderstar_borderかしこえすとえむさんの漫画をちゃんと読んだのは初めてでしたが、登場人物が皆スラリと美しくて見応えがありますね。 一読しただけではこの短編集のテーマにピンとこなかったのですが、それぞれの人生の節目になった出来事を描いたのだと気づいた時に、一気に好きな作品になりました。 特に好きなのが「ふつつかものですが」という短編です。とにかく面食いな女の人が山のようなお見合い写真の中からめちゃくちゃタイプのイケメンを選んで結婚する話。 結婚式とか名前に「式」が付くような行事はもちろん人生の節目だけど、振り返って思い出すのはその中の一場面だったりする。そういう瞬間を大切に描いているのが見所です。女子高生が散歩するだけのマンガ。だがそれがいいぐるぐるてくてく 帯屋ミドリ兎来栄寿この文章を今正に池袋で書いているのですが、本作は主に池袋周辺を「散歩部」の女子高生が散歩する、それだけのマンガです。 電子の地図には頼らないというポリシーで紙の地図を持ちながら歩くもいつも迷ってしまう先輩と、そんな先輩にそそのかされて渋々散歩に付き合う内にその魅力を知っていく後輩。二人のゆる〜くふわっとした散歩の中で、その場所に込められた歴史や普段は気にも留めない面白味などが解説されます。 土地勘があり実際に行ったことのある場所も複数登場しているからこそより楽しめていると感じる部分もあります。しかし、一方で自分が行ったことのない場所の回でも同様に「こんな場所あるんだ!」などと楽しめてもいるので、まったく東京の地理は解らないという方が読んでも問題なく楽しめると思います。 『サヨナラさんかく』『放課後ミンコフスキー』の帯屋ミドリ先生の描く新たなる日常系。自分の住んでいる場所の近くにも、きっとまだ思いも寄らない面白いスポットがあるのだろうと予感させられ、自分でも散歩をしたくなるマンガです。「病院訪問教育」が投じる生き方への一石マジスター 見崎先生の病院訪問授業 棚園正一 山本純士兎来栄寿『学校へ行けない僕と9人の先生』でご自身の体験に照らし合わせ教育のエピソードを描いて世に一石を投じた棚園正一さんが、『15メートルの通学路』の山本純士さんを原作に据えてまた新たにこの社会における「教育」のあり方を描いた作品です。 本作はサブタイトルにある通り、長期入院する生徒・児童を対象とした「病院訪問教育」をメインテーマにしています。私もこの本を読むまで病院訪問教育については全くの無知でした。しかし、誰しもがいつどのような形で関わることになるか解らないのでその実情を知るために読んでおいて損はないと思います。 体だけでなく心まで深く傷付いてしまいまともにコミュニーケーションも取れない子供たちに対して奮闘する新米のヒロインの姿を見ながら、「自分だったらどういう対応ができて、どういう結果に繋がっただろうか」と考えずにはいられませんでした。 「健康に生きられることは当たり前ではなく、掛け替えのない時間である」ということ、「一生懸命に、特に誰かのために一生懸命に生きることの尊さ」、「望んだ結果が出なかったとしても自らのなし得る最善を目指して努力する大切さ」などメインテーマ以外のことも強く思わされる内容でした。 教育に関わる方には特に、またそうでない方にも一読してみて欲しい一冊です。頑張れ太郎!茨の道をいざ進め!開口一番! 町田翠nyaeそばかすの男子高校生、佐藤太郎くん。 ひょうきんな性格で、学校ではお笑い担当。友達もたくさんいて、将来はお笑い芸人に!と思っていたら、実は僕って…全然面白くない? そんな時に落語に出会い、一瞬でのめり込み「落語家になる!」と決意したものの…そこには、太郎には想像もつかなかった茨の道がありました。 今のところ、彼に落語の才能や素質はないようですが、とにかく異常な諦めの悪さと情熱を持ち合わせているので、最新話まで読んだ感じ、スポ根落語漫画っぽいです。 思い立ったら即行動、まっすぐな性格の太郎ですが、 親に心配をさせたくなくて正直な気持ちを話せなかったり、 同級生の前では相変わらずひょうきんキャラをやめられなかったりと、いまいち破天荒になりきれない姿がとても人間らしい!秘密読んでる人いる?秘密 season 0 清水玲子名無し毎回ハラハラさせられる。 特に残酷な子どもの描写出てくると上手すぎて辛い。信頼できるグルメマンガみつめさんは今日も完食 山崎童々 ツレヅレハナコhysysk食ブログ担当の編集者が色んな店を食べ歩く話。出てくる店は実在するのだけど、これが個人的に好きな店だったり、周りの食通がおすすめしてる店とかなり合致していて、グルメガイドとしても使える。2巻のジョンティは本当に大好きな店。自家製ジンジャエールとデザートもおすすめです。激アツ陶芸マンガ緋が走る ジョー指月 あおきてつおhysysk陶芸家のイメージってなんか気難しくて仕上がりに納得いかなかったら容赦なく叩き割る人、みたいなのあると思うけど、そこに至るまでにも大変な苦労がある。だから窯出しした焼き物を割るってのは相当なことなんだよ、というのがこれ読むとよく分かる。自然と陶芸や萩焼に詳しくなるのでおすすめです。単行本の出し方がややこしい!インハンド プロローグ 朱戸アオ名無し初期の2作「ネメシスの杖」「インハンド 紐倉博士とまじめな右腕」を新装版としてまとめたのが本作「インハンド プロローグ」です。注意すべきは2巻目のサブタイトルが「ガニュメデスの杯」に変わっていること。タイトルが変わっているだけで中身は「インハンド 紐倉博士とまじめな右腕」の新装版なので、重複購入に気をつけてください。といっても、旧版は各電子書籍ストアで配信停止となったので、紙の単行本でしか読めませんが…。いつの間にか読めなくなる電子書籍というのも困り物ですね…。現在イブニングで連載している「インハンド」はタイトルがシンプルになった分、今後は同じ様なややこしい事態にならないことを祈ってます。人類史とも密接につながる奥が深い話王様の仕立て屋~サルトリア・ナポレターナ~ 大河原遁mampuku雑誌の統廃合でグランドジャンプが創刊となり仕切り直しの新シリーズ。 1話完結が主だった前シリーズと異なり、「シャツ」「コート」「モノトーンコーデ」「モード」などテーマを絞った全1巻構成になりました。相変わらず人生観とか教養の大事さとか勉強になるので、これも定期的に読み返したい漫画です。当方、自由な自営業でスーツは冠婚葬祭以外でほぼ着ないのですが、ジーンズやジャケパンなどカジュアル寄りの特集も時々あるので為になります。こ、こぇえ〜 でもありうる現実リウーを待ちながら 朱戸アオむ1巻今無料期間みたいですね。 インハンドを読む前に、気になってたのでまず1巻読了。 こ、怖ぇ〜!!!! 表紙からなんとなくいちえふみたいな感じなのかなぁと思ってましたけどパンデミック系医療漫画か… バタバタ感染症で死んでいくのをどう防ぐかっていう医療漫画ですかね。 ペストとか参考に資料をみるのも躊躇われそうな題材。 でもありえないことはない現実… 母親の弁当を食べない反抗期の娘が、母親の最期に作った弁当を感染症にかかるかもしれないのに食べるシーンとかシチュエーションがリアルで悲しくなります。 全3巻なので読みやすそう。 ちょっとゾワっとなる漫画ですかね、3巻数一気に読んでみます。 激ヤバファッションマンガこっとん鉄丸 あおきてつおhysyskド名作『緋が走る』に通じる、ものづくりの薀蓄ありバトルあり人間模様ありの最高エンタメ作品。「絶対に真似したくない」とか「鉄丸のアドバイスが微妙」という意見もあるけど、ぼく脳さんとか「途中でやめる」の山下さんとか見てると、ここに出てくるものでも格好良くなりそうな気がする(作者の意図とは違うだろうが)。照明で透ける服とかANREALAGEみたいだし。 マンガでも何でも天才を描くのは難しいが、ここまで勢いで押し切られれば黙るしかない。1987年の連載で「ランDMCの"ウォーク・ディス・ウェイ"いくぜー!!」というセリフには痺れた。グルメ&漫画界あるある漫画家接待ごはん 瀬口たかひろ名無し主人公は九州在住の漫画家。連載作品がアニメ化もして絶賛売出し中の主人公が、地元九州や東京の名店で編集者に接待されまくります!訪れる店はどこも実在するようです。毎回とても美味しそうでストーリーを忘れるほど食欲が湧きます。新宿の焼きとんの店はいつか絶対に行こうと心に決めました。漫画業界のあるあるも頻繁に出てくるのですが、リアルかつダークな話もあり面白いです。とにかく複雑な気持ちになり考えさせられるスカイフォール ~消し尽くせぬ夏の光~ 三門ジャクソンstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)子供の頃、広島に住んでいて、原爆や戦争に関する授業はたくさん受けてきた。 当時の感覚は分からないまでも、広島に住んでいる人から語られる話はとても強く、嫌というほどに擦り込まれてきた。 通っていた小学校は全ての教室の本棚に『はだしのゲン』が置いてあり、雨の日に少しずつ読み進めていた。 読むたびに冬だろうが手汗をかき、夏だろうが血が冷えるようだった。 とにかく恐ろしく、こんなことは二度と繰り返してはならない、誰にも経験させてはならないと強く思った。 そして、この漫画である。 まさか、現代の原爆資料館から原爆投下されるその日にタイムスリップしてしまう主人公。 それを考えただけでもう恐ろしすぎる。 主人公にとってあまりに突然のことでリアリティが希薄なのかわりと平然としていて、ほんとに?と思うが、そうか、生きるのに必死なのかもしれない。 ダメだ、読むのがつらい。 と思うものの、どういう話に落としどころを持っていくのか行く末を見守りたい気持ちとせめぎ合う。 戦争を、原爆の辛さを机上で知っている主人公が現場で何を見出すのか。 現代の人にとっては3.11の記憶がいまだに鮮烈に残っているはずなので、状況が違うとはいえ、その記憶と3.11当時の感覚を上手く利用してその恐ろしさを伝えようとしてくれている。 彼は現代に帰れるのか。 この経験を経て何を志すのか。 我々は、決して忘れてはならない。これが何を意味するのか改めて考え、伝え引き継いでいかなければならないのだ。 風化させてはならない。 デリケートな原爆や3.11のことを扱うことで批判するひとは出てくるだろうけど挫けず最後まで描ききって欲しい。物語のオチが上手いと思う短編集みえちゃんち 秀良子名作劇場 秀良子名無し表題作「みえちゃんち」は半自伝的ショートストーリーなのですが、自分の子供時代をとても優しい視点で描かれていて素敵だと思いました。どんな大人もみんな子供だったという当たり前だけど忘れがちなことに気づかされました。毎話8Pながら読み応えがあります。他の短編も細やかなキャラクター描写が魅力的です。ファンタジー要素もありつつ思春期の女の子のこじれた青春を描いた「早春狂想曲」が特に好きでした。どの作品もオチが秀逸なので読後の満足度が高かったです。<<163164165166167>>
過激度ゼロの純愛キュンキュンBLでした。 童貞が二人出てきておいしい(?)ですね。