怪奇・ミステリーマンガの感想・レビュー3336件<<127128129130131>>祟払をチェーンソーで成敗するダークファンタジー、マガジン新連載血戦の九遠 枩岡佳範名無しマガジンの新連載。ヒロインは祟祓いの一族の当主巫(かんなぎ)ミコト17歳。主人公は先代の頃から巫家の祟祓いを手伝っている九遠。祟りが見えないミコトに代わって、九遠が祟りの血を動力にしたチェーンソーで祟りをぶった切っていく。 偉ぶらないミコトのキャラクターや、九遠の闇に通じているのにアニオタなちぐはぐさは好感を持てるし、バトルが派手で敵の祟りの造形も不気味で良い。街を祟りから守る話になりそうだが、1話目から謎が散りばめられているのでこれからが楽しみだ。正統派ホラー 9巻が出た死人の声をきくがよい ひよどり祥子名無し幽霊とかのホラー要素がありながら、女の子は可愛くて、会長のぶっ飛び具合に笑えてホラーの王道だなって思う。部長が出てくるときはひどすぎてこの漫画で一番好き あと何でか知らないけど、8巻で完結だと思ってた。最近9巻が出ているのを知って驚いた。まだ読めてないんだよなーあの作品の続編東京喰種トーキョーグール:re 石田スイTARO人と喰種。 食が、目的がちがうことに果たして何のちがいがあるのだろう。 何が正しくて、まちがっているのか考えさせられる作品。冲方丁の小説を熊倉隆敏がコミカライズ、生死を巡るミステリー十二人の死にたい子どもたち 熊倉隆敏 冲方丁出家坊主※ネタバレを含むクチコミです。 続編も気になる一冊東京喰種トーキョーグール リマスター版 石田スイ名無し続編(Re:)ではカネキまさかの・・・。面白いとは言われていて草壁署迷宮課 おみやさん 【石ノ森章太郎デジタル大全】 石ノ森章太郎霧兵衛良かった点 ・面白いとは言われていてるだけが確かに安定した面白さはあった。 総評 ・萬画自体は面白いが、中年男性が考える「中年男性の理想像」と「中年男性に惹かれていく若い女性像」の感じがあんまり好きじゃない。 十八文とかは好きなんだけどこれはちょい苦手 永遠の時を生き続ける!ポーの一族 萩尾望都チー今度宝塚で上演される「ポーの一族」 下調べとして読みましたが、あっという間に全巻読み終えました エドガーアランと共に ひと時夢の世界へ浸りました 新しい美意識ポーの一族 萩尾望都アカネコすべてこの夕暮れの時がつくりだした もののけの影のような 実在しない まぼろしか…口こみします生贄投票 江戸川エドガワ 葛西竜哉名無しえぐすぎないのでデスゲーム系は好きだけど生々し過ぎるのはちょっとという方には良い漫画だと思います。 今治みなとちゃんがかわいい♪生贄君がリアルアカウントのマーブルと少しイメージ被りがあってきもかわこわいです。斬新でした漂流ネットカフェ 押見修造やむちゃ初めて読んだ押見修造さんの漫画がこちらでした。 なんというか…こんな漫画あるんだ…といい意味で衝撃的でした。新しいなぁ~と。内容じゃなく、生理的な嫌悪を煽ってくる感じ(?)の表現がすごくて(笑)汚い感情をそのまま描いてるような感じ。 もちろん内容もサバイバル感がありつつ人間模様がドロドロしていて面白かったです。自殺島、バトロワ、漂流つながりで漂流教室好きな人にもおすすめです。 終わりに向かって始まった感じ血の轍 押見修造名無し異常なまでに息子を可愛がる母と、「うちの母親って変なのかな?」と思いつつも拒否できない息子の組み合わせっていう、どう考えても良いことが起こりそうにない雰囲気。 コマが大きくて心理描写のナレーションもほとんどなく、ひたすら情景を重ねていく。過去の作品だとクライマックス周辺で使われていたような表現で始まっていて、絶叫マシン的な緊張感がある。謎から始まる読みやすい100万円の女たち 青野春秋まんたろう4巻完結と読み易く、すぐ読めます。 なぜ集められたの・・・なんの目的なのか、そして、あなたは、4人の集められた女のうち誰推しにするのか三部けい最新作のクライムサスペンス夢で見たあの子のために 三部けい名無し※ネタバレを含むクチコミです。 他人の脳に干渉してしまう認知拡張症候群によるヒューマンSF、goodアフタ新連載ブランクアーカイヴズ 交田稜名無し※ネタバレを含むクチコミです。怪物はでてこない洗礼 楳図かずおやむちゃ楳図かずお作品の中でもリアリティがあってぞくっとする話だなと思います。少しやんちゃな娘と過保護で心配性なお母さん……? 母と娘は女同士ですから、敵対するとそりゃあ怖いです。父息子よりも的確にそのつど不快感を伝えますし、それをお互い根にもって蓄積させていきますからね。爆発する頃にはもう取返しのつかないレベルに憎悪を募らせているなんてこともあるのです。あと表立っては仲良しだけれど、お互いにとんでもない気遣いの上で成り立っている関係もありますよね。 まぁそういうデリケートな話ではないんですけどね、洗礼は。 楳図さんのタッチは狂人を描くためにあるのでは?と思えるほど『ぎゃあ~~!』という台詞や表情が活きています。しかもただ怖いだけでなく、読者への問いかけがあることで母と娘について、狂気について考えざるを得ないという…。やっぱりすごい作家です。いいグルーヴ感だBLACK BOARD イズミダフユキmampuku寡黙なオッサンと不敵な少女の凸凹クライムアクション。少女・クロの手癖足癖口癖の悪さがそのまま躍動感とか表情豊かさになってて見ていて飽きないし、おっさんことバスコの一癖あって目が離せない。 復讐劇っていうテーマもキャッチーだし、ウエスタンっぽさとガンガンっぽさがマッチしてて雰囲気も良い感じ。1巻の最後がびっくりな展開で終わるので、すぐに2巻が読みたくなる… 1つ1つに様々な要素が濃密に詰まった逸品SF短編集アフター0 岡崎二郎鳥人間SFといってもジャンルに多少の幅があり、王道なSFの他に、ファンタジーっぽいもの、超常現象や超能力など色々ある。岡崎二郎作品は宇宙家族ノベヤマを読んだことがあるけれど、あの作品のようにとても気持ちがほっこりとするような話が多い。このアフター0もバッドエンド的なお話はほとんどないと思う。 これでもかというくらい示唆に富んだストーリー、感情表現、舞台設定など多種多様な要素がみっちみちに詰め込まれている。「そうきたか!」と唸らざるをえないひねりや、なるほどと思わせる登場人物の考え方(たぶん作者の考え方なんだろう)など、読むと自分の世界が広がるような漫画だ。こういう感覚を抱いたのはグレッグ・イーガンの「ディアスポラ」を初めて読んだとき以来かもしれない。比較的ゆるい感じの絵なので、いわゆるハードなSF好きな方々はそこで敬遠してしまうかもしれないが、騙されたと思って一度読んでみてほしい。 「これも学習マンガだ!」にも選出されているようで、なるほど確かにお子さんが読んでもほぼ安心だし、かつ、多くの驚き・発見が得られる良書だと思う。しかもわかりやすい話が多い。自分も、もっと子供の頃に読んでみたかった。 http://gakushumanga.jp/manga/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%BC-0/超涅槃級に好きな要素が多い仏像パンク 横尾公敏starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男前作の百人の半蔵も大好きで、この連載が始まること知ってからずっと楽しみで、デンシバーズで毎回欠かさず読んでるくらい好き。 内容をしっかり読むと色々気になるところはあるが、そんなに細かいことは気にならないくらい面白い。 もっとこういう漫画が増えて欲しい市役所「ことなかれ課」が怪異を暴く、サスペンスホラーことなかれ 星野茂樹 オガツカヅオ名無し『解体屋ゲン』の星野茂樹が原作のホラー漫画。 主人公は市役所通称ことなかれ課の家持。再開発や水質調査などの工事現場で発生する超常現象を調査し、解決する話。 家持は名探偵のような調査能力に長けているが霊能力はないので、毎回霊能力者の協力者が現れる。 星野茂樹らしい工事や調査などの仕事への造形の深さがリアリティを与えながら、怪異や未確認生物などが組み合わさっていいホラーになっている。 1話完結ではなく、1巻の後半では事件がリンクしてくる連作形式。2巻以降では話がもっと深まると思う。 楽しいゾンビマンガゾンビの星 浜岡賢次名無しゾンビに支配された地球で唯一の生き残りが引きこもりの女だった、、 たった1人になっても楽しそうにしているので、最近多いゾンビものの中でも稀有な一作。人間の本質が根底にあるギャグマンガデロリンマン ジョージ秋山霧兵衛良かった点 わかりやすいベタなギャグと人間の残酷さ、弱さが両立している名作 デロリンマンとオロカメンの思想は生涯で一回は誰でも考える内容だ。 総評 元祖デロリンマン、リメイク版デロリンマン、デロリンマン 1970・黒船編の全部読んだけど元祖デロリンマンが1番好き。 描写が絶妙に良いエンブリヲ 小川幸辰霧兵衛良かった点 得体の知れない虫の造形と女の子が可愛い 虫に噛み殺される人間の描写がやばい 虫嫌いにはすすめられないぐらい虫描写がいい 総評 虫パニック漫画として傑作。小川幸辰とおがわ甘藍は同一の作者 掲載する雑誌で使い分けてるようだ ゾンビ愛に溢れてるゾンビの星 浜岡賢次霧兵衛良かった点 流行りのゾンビマンガかなと思ったけど、さすがゾンビ愛の溢れる浦安鉄筋家族の作者だと納得できるギャグマンガだった 総評 ゾンビマンガジャンルではかなり好き。同じような系統だと相原コージのZも良かったなトレーニングシーンがかっこいいな捜索者 谷口ジロー霧兵衛良かった点 主人公の何気ないトレーニングシーンがかっこいい ヨシオに味がある ビルの壁面を登るシーンが緊張感があった 総評 失踪した知り合いの娘を探すために、山からおりて聞き込みをして最後に高層ビルの壁面から登る山男が主人公のマンガ。渋谷とか若者の描写が古い気もする<<127128129130131>>
マガジンの新連載。ヒロインは祟祓いの一族の当主巫(かんなぎ)ミコト17歳。主人公は先代の頃から巫家の祟祓いを手伝っている九遠。祟りが見えないミコトに代わって、九遠が祟りの血を動力にしたチェーンソーで祟りをぶった切っていく。 偉ぶらないミコトのキャラクターや、九遠の闇に通じているのにアニオタなちぐはぐさは好感を持てるし、バトルが派手で敵の祟りの造形も不気味で良い。街を祟りから守る話になりそうだが、1話目から謎が散りばめられているのでこれからが楽しみだ。