音楽マンガの感想・レビュー171件<<12345>>死ぬ前に出会えてよかったです。BLUE GIANT SUPREME 石塚真一 NUMBER8starstarstarstarstar酒チャビン映画化されるとはいえ、結構地味なマンガじゃないでしょうか?みんな知ってるんですかね??ちなみに通常の(マンガマニアではない)友人に聞いたところ、知ってる人はゼロでした。映画が出ることすらも皆知りません。世の中の損失すぎる…。 ですが超名作です。本当に面白かった。別にわたしはジャズにほぼ興味はないのですが、それでも大丈夫です。マンガが面白いです。 一応続編ものなので、まだの方は前作である無印(ただのBLUE GIANT)を読んでからにしましょう。 前作は仙台→東京の物語でしたが、今作はドイツの地方都市ミュンヘンからハンブルグ・ベルリン等を経て、ヨーロッパ中に活躍の舞台が広がります!! 一人で頼るあてもなくミュンヘンにきた主人公のDですが、周りの人々に助けられどんどん成長していきます。ヨーロッパ最大のフェスに出て名前が売れてきた後も、それらの人への感謝等を忘れない気持ちがいいですね!!!あと性格も良いです!そら皆手を差し伸べたくなりますわ!!!もしわたしの周りにいたら、わたしも銀だこでクロワッサンたい焼きくらいはおごってしまうでしょう。 特にハンブルグの楽器屋の親父(ボリス)がすごくいいです。というかキャラ全員いいですね。モーレン5の奴らは最初ちょっとイラつきましたが。 あとストックホルムの空港で連弾するシーンも泣けました。普通に学生してて出会ったとしても、多分友達になっていなかったと思えるほど性格は合わない二人が、ピアノをやっていたおかげで良いライバル・友人として精神的なつながりをはぐくんでいたのでしょうなぁ。しょっちゅう会ったり連絡したりするわけではないですが、こういう友情、良いですよね!!!わたしもピアノを始めます!!素敵!青春そのもの!青のオーケストラ 阿久井真starstarstarstarstar_borderこめつぶ久々にノダメや四月は君の嘘のような音楽がテーマの漫画が出ていて、しかも話題作で、めちゃめちゃ気になりました! 絵のタッチからノダメ系ではないのかな?ちょっとヱヴァっぽいなんて思って、絵も好きです!(ノダメの絵が嫌いなんじゃない。のだめも好き!ヱヴァも好きなんです) そんなこんなで興味を持ちました。 主人公のこれまでの背景にちょっとダークな部分があって、色々抱えながら音楽とともに過ごす青春に感動! 何かに打ち込む学生の話はジャンル問わず涙腺に刺さります笑1920年のアメリカ俺と悪魔のブルーズ 平本アキラ名無し昔のアメリカの文化とかが好きな人は読むと良いです。 当時の世界観がわかります。(ヴィンテージとかの言葉が無性に好きな人ね) 舞台は、1920年代禁酒法時代の話です。 南部の雰囲気とか、ブルースの音楽の熱気が伝わります。 なんか映画を見ている気分になります。 バーボン片手にいかがでしょう。やっぱり羅川真里先生の漫画好きですましろのおと 羅川真里茂starstarstarstarstarあいざっく音楽を扱った作品で、更に題材として珍しい三味線を扱っているのですが、 ちゃんと登場人物たちの凄さや個性が伝わってきて、音が聞こえるように感じました。 元々三味線をやっていたのですが、「ましろのおと」を読んで更に三味線に興味を持ちましたし、 読んだ方もきっと三味線に憧れると思います。 三味線のことしか考えていなかった一匹狼気質の主人公が、 三味線を通して人と関わり変わっていく様子も見ていて楽しいです。 羅川真里茂先生の作品は昔から好きなのですが、 「ましろのおと」は特にみなさんにおすすめしたい大好きな作品です。 BLUE GIANTシリーズの第1弾BLUE GIANT 石塚真一starstarstarstarstar酒チャビンなんかメディア化があるらしく、コンビニでもプッシュされていたので手に取りました。 あまり期待してはいなかったのですが、面白いですねこれ!!! 最初ちょっとなんでバスケ部のやつがサックス頑張ってるのかよくわからず、お前まずバスケがんばれよと思いましたが、途中からあまり気にならなくなりました。 音楽マンガというとシオリエクスペリエンスが好きで読んでいて、あちらは皆のがんばりを応援して感動して泣ける、という感じですが、こちらはなんか燃えてきて自分もやりたい!!!と思わせるマンガです。違った魅力がありますね!!主人公の大が、少し編集王のカンパチっぽい感じがあり、そこも好きです!! 特に良かったシーン3選 ・音楽の先生と文化祭に出たシーン ・オリジナル曲のファーストノートが完成したシーン(細かい音符で作っていたのを捨ててロングトーンに変えた) ・「玉田、お前を必死で支えてたぞ」(雪祈) けっこう音楽ものは音が出ない分、マンガにはしやすいと思うのですが、メディア化(ドラマでしたっけ??アニメ??)は音が出る分、かなり絶望的に大変なチャレンジだと思いますが、すごく面白い原作なので、制作の方はがんばってほしいです。 いずれにしましても、もっとみんなに読んでほしい作品です!!音楽を目で感じたい方は必見BLUE GIANT 石塚真一名無し絵がいい意味で暑苦しいです。なんか濃いんです。全部を4B鉛筆で書いているイメージです。 でも音楽の漫画って、音を伝えることができないので、絵の濃淡で表現しているのだと思います。 その甲斐あって、読んでいると体があつくなるシーンが多くエネルギーを感じる絵です。 音楽を目で感じたい方は必見あだ名そのままぼっち・ざ・ろっく! はまじあきstarstarstarstarstar_borderママ子漫画タイムきららって感じの4コマ音楽系漫画。 お名前がひとりで、あだ名がぼっちちゃんってひねりないんかーい! ダメダメ高校生かと思いきや、キターひかせたらカッコイイ。自分では上手くないと思うっているけどわかる人にわかっちゃう。大人たちがバントのこと暖かく見守っているところが読者目線に近くて共感です。 キラキラしてる人たちとの溝がねどうしてもできちゃうのよね、陰キャだったからこそわかる!ってことがまた面白い! “聴こえる”音楽マンガこそ、表現の一つの到達点かもしれないと思った青のオーケストラ 阿久井真mampuku音楽マンガには名作が余りにも多いですよね。『四月は君の嘘』『のだめカンタービレ』『ピアノの森』など挙げだしたらきりがないほど。 初めて『BECK』を読んだとき「聴こえる〜〜〜!」と感動したのを覚えています。 マンガという媒体には音声がついていないので、声や音色は完全に読者の想像力に委ねられています。もう一つ、マンガが読者に与えている自由があります。それは間、スピード、時間です。音声にリズム(時間)が合わさったのが音楽です。音波が誌面から飛び出てくるかのような迫力のある表現と、次のコマ次のページへ導かれるような心地よいリズム、これらの相乗効果で「聴こえる」と感じるのかもしれません。 『青のオーケストラ』は言うまでもなく「聴こえる」マンガです。 加えて素晴らしい魅力がたくさんあります。 ・人物、楽器、キャラ造形、エフェクトすべてのクオリティが超高い。 ・選曲がキャッチー。誰でも知ってる曲ばかり。 ・『響けユーフォニアム』ばりに感動の学園ドラマ&スポ根 ・ラブコメの満足度も◎ アニメ化の出来次第では冒頭の名作の仲間入りも十分ありうるポテンシャルはあると思います。最高すぎるオススメSHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん 長田悠幸 町田一八starstarstarstarstar酒チャビン多分マンバを使い始めたころにオススメしていただき、2巻くらいまで読んで「面白いな」とは思っていたのですが、年末に刊行済19巻を全部読んでみました。 面白か!!相当青春要素が迸ってます!! 私の大好きなスポ根にバンドを掛け合わせた作品で、バンドも興味があったので、相乗効果で相当面白かったです!!ドンキホーテのパロディのドンキー布袋もプチギャグとしては良かったです! わたしがマンガを読む理由(求めている要素)が多分全部入ってるのではないでしょうか??好きすぎて、2022年に読んだマンガの中でも2位くらいには入ってると思います!柔道部物語とかちはやふるとか好きな方であれば多分楽しめると思います!! 今19巻ですが、だれるところもなく内容濃くぎっしりとここまで突っ走ってきている感じです! どうしても好きになれないキャラが2名いたのですが、すばる先生は途中からすごく好きになれました。あともう一人は丈二さんなのですが、いまだにどうしても好きになれず、しかも主役のバンドに入ったので、少し19巻時点ではテンションが下がってます。この後の展開に期待です。音楽は聴こえませんが、すごく引き込まれます。のだめカンタービレ 二ノ宮知子名無しオーケストラの描写が迫力あります。 漫画なので音楽は聴こえませんが、すごく引き込まれます。 音楽の描写だけでなく、主人公の「のだめ」が成長していく部分やユニークなキャラクターなど魅力は満載です。 ドラマ版も見ましたが、キャスティングが絶妙でした。上野さんは本当にのだめっぽかったです。 ギャグもGOODで、完成度が非常に高い漫画だと思います。 懐かしすぎる!まさかマンバにアンダンテがあるとは!アンダンテ 小花美穂starstarstarstarstarこめつぶ小学生の頃に妹と読んでいた漫画! 3巻の短いお話です。 絵のタッチが細くて繊細な感じがして、キャラクターも細くてスタイルや服装に憧れてた! 音楽、友情、恋、が絡み合う青春真っ只中な淡いお話な記憶。 また読みたいな!笑いと恋とストーリー展開が面白い!のだめカンタービレ 二ノ宮知子starstarstarstar_borderstar_borderこめつぶドラマでハマり漫画を読みました! 実生活はだめだめなのだめだけど、音楽に関しては天才なギャップが素敵! 辛口コメント連投してくる千秋先輩も素敵! 上野樹里と玉木宏ははまり役だったなと思いました! 他のキャラクターも個性強めで面白い! 音楽を知らなくても引き込んでくれる作品です!この漫画すっげぇ!PPPPPP マポロ3号名無しなんで7つ子なんだろうと思ったんですがドレミファソラシで7音の7つ子かな? こんなに個性的でちゃんと少年ジャンプしてるピアノ漫画初めて会った気がします。 むしろ少年漫画のアクションファンタジーを描きたい人がピアノ漫画描いてるぐらいに痛快で気持ちい読後感。 どのキャラクターもピアノの凄さはもちえてると思いますが、主人公の能力?力?がいいですね 「人の願いを叶えるピアノ」 正直…そう来たか〜!と感心してしまいました…。 早くアニメ化してもっと売れて話題になってほしいなという感想! 1番面白いバンド漫画BECK ハロルド作石名無し普通の少年コユキが天才ギタリストリュースケと出会いバンドを組んでメジャーデビューを目指す話です。 個性的なバンドメンバーの掛け合いも非常に面白く、ストーリーもよくバンド好きでなくても楽しめる作品です。 1番印象深いシーンは、「グレイトフル・サウンド」という漫画の中ででてくる野外ロックフェス このイベントでひょんなことから、人気バンドよりもお客さんを集めないと解散を迫られる主人公コユキのバンド「BECK」 天候の奇跡などさまざまな奇跡が重なり、最終的にはBECKの前にはみたこともないぐらいのたくさんに人が駆けつけ、歴史に残るステージになります。 このシーンは絶対に読んでほしい。 心の中で、「いけーーー、もっと集まれー」と叫んでしまいます。 ひたむきな情熱BLUE GIANT 石塚真一starstarstarstar_borderstar_borderママ子音楽漫画。 ジャズに心を打たれて、あきらめずひたむきに練習し続ける。 誰に教えてもらうでもなく吹き始め、河原で何時間も孤独に吹き続ける。 いつでも苦境には「へでもねーや」とはねのける。 自分を信じ続けることの大切さ、ただただ熱い、ジャズへの情熱が彼を動かしている。そんな彼に周囲も動かされていく・・・ いたるところの描写から音が聞こえてくるような迫力のある作品すごい音楽漫画だった!!北京的夏 松本剛 ファンキー末吉starstarstarstarstarかしこ1990年の中国ではロックは激しく規制されていたんだけどアンダーグラウンドで真剣にロックをやってる人達がいて、売れ筋の曲ばかり作らされて不貞腐れてた日本人ドラマーの主人公が彼らに出会って感化されるという話。平々凡々としたタイトルと表紙からは想像も付かないくらいのすごい音楽漫画でした!!ヘタしたら殺されちゃうかもしれない状況の中でロックやってるのに、それでも「この国を愛してます」って歌うなんて痺れました。松本剛作品のヒロインは可愛いのにどこか影もあるのがいいですが、今作のヒロイン緑ちゃんにはカッコよさもあった! まず方言が素敵ましろのおと 羅川真里茂やむちゃ三味線どころか楽器とは縁のない人間ですが、この漫画を読んでいるとストイックな世界に憧れます。主人公セツの朴訥とした雰囲気と津軽弁もしっくりきて読みやすいので、いろんな方がじっくり楽しめると思います。ぼっちかわいいぼっち・ざ・ろっく! はまじあき名無しぼっちで卑屈な漫画そのままですが皆可愛いです ぼっちちゃんがんばれ! 「結束バンド」のネーミングセンス良すぎる7巻読了BLUE GIANT EXPLORER 石塚真一 NUMBER8さいろくたまらん。 本当に、たまらんなぁ。 ブルージャイアントは読了直後の熱量がいつもいつも超高い。 今回は特に高揚感が凄かった、トリオそれぞれのプライベート、"背景"がいつもながら本当に見事だ。 本当にありがとう、ずっと続いてほしい。 映画もおすすめソラニン 浅野いにおstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi自分の将来への悩みや不安、きっと誰でも経験のある痛みに共感できる場面があります。 読む人によって考えることも違ってくる漫画です。昔こんな事あったなぁ。と懐かしく感じるかもしれないです。 映画化もされているので漫画&映画もみるともっと感情移入できると思います。 アジカンのソラニン聞くと脳内再生されます。クラシック知らなくても大丈夫!!のだめカンタービレ 二ノ宮知子starstarstarstarstar_bordermotomi音楽に興味がなくても、ストーリーの面白さにに引き込まれました。 ライバルも、それぞれ自分の音楽としっかり向き合っているから登場人物はみんな魅力的です。 恋と音楽の程よいバランスも絶妙です。 いつもふざけているのだめだけど音楽の事になれば真面目になるギャップと、ふざけたのだめと冷たい千秋の兼ね合いも面白いです!! アニメやドラマもみると、これがこの音楽か~と聞いたことのある音楽も発見できるのも楽しめます。吹奏楽ってかっこいいと思わせてくれる青空エール リマスター版 河原和音starstarstarstar_borderstar_bordermotomi甲子園目指す男子とそれをアルプスから応援する吹奏楽部女子の組み合わせの王道少女漫画です。 見ているだけで恥ずかしく、キュンキュンします。2人とも気持ちはあるけど部活一筋なところが共通しています。先輩、後輩の関係性などリアルな学生時代の部活事情も面白いです。 主人公の女の子が吹奏楽部でがんばる姿やそれを励ましながら、野球部でがんばるヒーローの二人の関係がピュアで凄く良かったです。 客とレコードを巡る物語音盤紀行 毛塚了一郎名無し1作目の「追想レコード」すごい良かった。遺品からおじいちゃんがレコードを大事に扱ってたのがわかる描写とか、「マヤナ」という孫と同じ名前のレコードの謎解きとか読み応えがあった。 各ストーリーが少しずつ繋がっている感じが良い。自分らしくとはピアノの森 一色まことMMあらゆるジャンルのなかで、好きなものは数多くあると思いますが、1つのものに夢中になることの素晴らしさを感じられる一作。才能や環境で人生観も左右されるが、それを上回る熱量や家族との関わり方を考えさせられる名作。ピアノをやってるわけではなかったが原点。<<12345>>
映画化されるとはいえ、結構地味なマンガじゃないでしょうか?みんな知ってるんですかね??ちなみに通常の(マンガマニアではない)友人に聞いたところ、知ってる人はゼロでした。映画が出ることすらも皆知りません。世の中の損失すぎる…。 ですが超名作です。本当に面白かった。別にわたしはジャズにほぼ興味はないのですが、それでも大丈夫です。マンガが面白いです。 一応続編ものなので、まだの方は前作である無印(ただのBLUE GIANT)を読んでからにしましょう。 前作は仙台→東京の物語でしたが、今作はドイツの地方都市ミュンヘンからハンブルグ・ベルリン等を経て、ヨーロッパ中に活躍の舞台が広がります!! 一人で頼るあてもなくミュンヘンにきた主人公のDですが、周りの人々に助けられどんどん成長していきます。ヨーロッパ最大のフェスに出て名前が売れてきた後も、それらの人への感謝等を忘れない気持ちがいいですね!!!あと性格も良いです!そら皆手を差し伸べたくなりますわ!!!もしわたしの周りにいたら、わたしも銀だこでクロワッサンたい焼きくらいはおごってしまうでしょう。 特にハンブルグの楽器屋の親父(ボリス)がすごくいいです。というかキャラ全員いいですね。モーレン5の奴らは最初ちょっとイラつきましたが。 あとストックホルムの空港で連弾するシーンも泣けました。普通に学生してて出会ったとしても、多分友達になっていなかったと思えるほど性格は合わない二人が、ピアノをやっていたおかげで良いライバル・友人として精神的なつながりをはぐくんでいたのでしょうなぁ。しょっちゅう会ったり連絡したりするわけではないですが、こういう友情、良いですよね!!!わたしもピアノを始めます!!