SF・ファンタジーマンガの感想・レビュー6030件<<8182838485>>アニメを先に見たほうがいいのか問題喰霊 瀬川はじめ名無し自分は当時マンガを未読で、オリジナルストーリーだからアニメから入れるな〜と思ってとんでもない目に遭った者のひとりですが、まだ喰霊のことを何も知らなくて、シン・ゴジラ的な官公庁アクションが好きな方はぜひアニメから入ってほしいです。特戦四課っていうすごいカッコイイスペシャリストで構成されたチームが出てくるので。 さておき、アニメ版『喰霊-零-』は完全に原作開始前の時系列を描いています。原作登場キャラクターの過去もわかるので、個人的にはアニメから見たほうが色々分かりやすいんじゃないかと思います。アニメを見たあとだと、神楽ちゃんが完全に前作主人公として立ち上がってくるので、そこのテンションの上がり方も保証されますよ!サイバーパンクの代名詞攻殻機動隊 士郎正宗宮っしぃ海外人気も高く、スカーレット・ヨハンソンで実写映画化もしちゃったりと、世界問わずの人気作 電脳が広がる印象的な世界と高度な設定は素晴らしいの一言 アニメも面白いので是非漫画と一緒に見て欲しい。 笑い男編は最高、タチコマはめちゃ可愛い頑なにパンツを描かない屍姫 赤人義一名無し…せいで逆に履いてないようにしか見えないことで有名な『屍姫』。タイトルは「しき」ではなく「しかばねひめ」です。 人を殺す屍を狩る屍姫である主人公のマキナが使うのがMac11というのがシブくて、不死の身体を生かして結構ハードな描写もやっちゃうガンアクションが迫力ありました。畏怖と憐憫と侮蔑と嘲笑を込めて…を始めとしたカッコイイセリフもよく覚えてます。パンツだけじゃなくてちゃんとカッコイイんですよ! アニメ版で藤原さんがCVやられてたのもあって、チャラいように見えてしっかりしている景世が好きでした。言わずと知れた世界のアトム!鉄腕アトム 手塚治虫starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン1951年から1968年まで続いたようで大長編マンガです!!!アニメにもなり、アニメは世界中で愛される手塚先生がほこる日本がほこる大名作です! ただマンガの方はやはり今読むとさすがに古式ゆかしい感じがします。当然、当時は最先端だったと思いますが、手塚先生自身がググッと押し上げたマンガの表現レベルにより、ご自身の初期の作風もだいぶ古く見えるようになってしまいました。 連載開始時は「アトム大使」というタイトルで、アトムは脇役だったのですが、故あってアトムを中心に据え、鉄腕アトムとして再出発。そこからヒットにつながったようです。 最終巻の9巻に「鉄腕アトムのおいたちと歴史」というご自身による解説マンガがついているのが面白かったです。また、「鉄腕アトムができる日」という小エッセイも巻末についているのですが、それもめっちゃ面白く、手塚先生の考えを知れて、ためになりました。 ちなみに1巻には、デビュー前の石ノ森先生が大幅に手伝った回(電光人間)が掲載されています。かなり石ノ森先生が書いているようですが、私の目にはどこが石ノ森先生でどこが手塚先生かわかりませんでした。。。 ブラック・ジャック創作秘話でおなじみの代表作!ぼくの孫悟空 手塚治虫starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン1952年〜1959年に漫画王で連載された作品です。 足掛け8年にもわたって連載された大長寿マンガですが、雑誌掲載時は1回5ページ程度だったとのことで、文庫版にして3巻、1200ページ程度にまとまっています。 手塚先生のアニメ好きは有名ですが、若かりし頃に中国作品の「鉄扇公主」に夢中になっていて、その影響が出ているようです(鉄扇公主みてないのでわかりませんでした。) 当時はかなり人気だったようで、おそらく当時最先端をいくマンガだったことは想像に難くないのですが、さすがに今読むと、読みにくい、わかりにくい部分が目立ってしまいます。 あくまで個人的な感想なのですが、起伏がなく、先が気にならない感じがしました。 ただ、見所だったのが、やはり8年連載を続けているので、後半に行くに従って、かなり読みやすさがアップしていっています。現代のマンガ家さんでも、連載を続けていくに従って実力をアップさせていく例はよくありますが、手塚先生のそれは、マンガ表現の発展をなぞることそのものなので、そういった面ではものすごく興味深かったです。子供向けと思ってナメててすいません・・!!マグマ大使 手塚治虫starstarstarstarstar_border酒チャビン1965年〜1967年に少年画報に連載された作品です。 子供向けの特撮っぽいヒーローものかな、と思って、手塚先生の作品を読み漁っていた時ですら、敬遠してましたが、結構面白いです!! 序盤は確かにシンプルな勧善懲悪ヒーローもの+ロボ要素なのですが、物語にスパイスが効いていて、なかなか面白く読めました! 前半部分の敵役のゴアの弱点が「子供好き」という点とかかなりほんわりします。自分が宇宙中で一番醜くて嫌われているので、一番美しい宝の子供たちが大好きという、悪役らしからぬ設定です! 他にも敵が生み出した「人間もどき」のエピソードでは、ちょっぴり後の火の鳥に通じるようなテーマが描かれていたり、所々に見所が散りばめられています! また、絵やコマ割りもすごく読みやすいです! 2/3過ぎたあたりから第2部っぽいものが始まるのですが、敵として魔神ガロンが出てきます。第2部終了後、第3部としてサイクロップス編というのがあったようなのですが、未収録です。 この時期、手塚先生は絶好調だったものの、仕事を受け過ぎていて、代筆部分が多く、自分の作品とは言えないと判断されたようです。滅びた世界でロボットが不死の人間を死へ導くスカライティ 日々曜名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ジョジョファンもニッコリ死刑執行中脱獄進行中 荒木飛呂彦starstarstarstarstar宮っしぃ※ネタバレを含むクチコミです。とりあえず「漢」なら読め!終末のワルキューレ 梅村真也 フクイタクミ アジチカ宮っしぃ誰もが○○神話の神ってめちゃ強くない?とか、戦国武将で誰が最強なんだろ?って思ったことはあるかと、それを叶えてくれるのがこの漫画 熱いとか言えない展開と、しっかりと神や偉人の背景を反映していて骨太なバトルは漢なら必見 続きが出たら即買う作品の1つ細かすぎて伝わらない犬夜叉の好きなところ犬夜叉 高橋留美子名無し久しぶりに金剛槍破とかいう技見て懐かしくなったから立てました(デッドプール:SAMURAI) 「あったな〜」みたいなネタ待ってます 面白かったのに島ぶーの不遇な作品BUILD KING 島袋光年starstarstarstarstar_border宮っしぃ設定は...!設定は良かったんだよ...! ただ今のジャンプ読者層に刺さらなかったのが悲しい... 一昔前のジャンプらしい少年マンガで、戦う大工って結構斬新だったのに打ち切り... トリコもそうだけど、島ぶーの描く設定は独特だけど純粋な気持ちで少年マンガを楽しめるいい作家だと思う 打ち切り作品ではあるけど、是非読んでもらいたい現実と異界の絶妙なマッチ血界戦線 内藤泰弘starstarstarstarstar宮っしぃ内藤先生の細かくかつ美麗なイラストで描かれる異界は絶妙な危機感と困惑が得られ、そこに巧妙にマッチしたNYの街並みが更に味を出してる 洋ドラ風なストーリーの進み方も面白く、単話毎に話が完結していくので、読んでいても飽きが来ない 究極の厨二感のあるアクションや技も少年だけでなく、少年の気持ちのまま大人になった人も心揺さぶられる作品結局の所は。世にも奇妙なスーパーマーケット 嶽まいこPom このスーパー、モヤモヤしてる人がつい入ってしまうスーパーらしい。 私もモヤモヤしてる時に入ってみたい。いや、常にモヤモヤしてる様な。コバヤシ店長と喋ってみたい。笑 店長は、とても味のある人で、あの毒舌が妙に癖になり、ついつい読んでしまいます。 まぁでも結果、良い方に向く人もいれば悪い方に向いてしまう人もいて。話の終わりもなるほどなと納得し、色んな人の人生を見ている様な不思議な気持ちになる漫画でした。 連載時代人気だったスーパーヒーローものビッグX 手塚治虫starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン少年ブックに1963年〜1966年に連載された作品です。連載当時大人気だったようで、連載も長く続いています。 話は特殊な薬品で鋼鉄のような体になったり、巨大化したりしながら悪役を倒すスーパーヒーローものです。「サイボーグ」という単語がしょっちゅう出てきますが、この作品の連載中に連載が開始したサイボーグ009の影響があったのかも知れません。 敵としてナチスが出てくるのですが、総統をはじめ幹部どころも実名で登場していて、だいぶ攻めているなぁと感じました。 主人公は、基本、敵であっても殺さずにすぐ助けてしまいます。意図的にそういう設定にしていると思われますが、見ているこちらからするとすごくもどかしく、ハラハラ・イライラします。何気に手塚先生自身も「やたらと正義の味方ぶるからあまり好きな作品ではない」と語られており、後年の大人向け手塚作品への伏線を感じます。 正直、私もいい大人なので、シンプルな勧善懲悪のスーパーヒーローものを無邪気に楽しむことができなくなっており、読んでいて「すごく面白い!」というものではありませんでした。 ただ、夏みかんの袋の中にある粒々一つ一つが一つの細胞だとか、鳥の卵が一つの細胞だとか、そういう科学的な知識は、知らなかったのですごくためになりました。さすが「空想科学マンが」だと思いました。魔法少女!(悪役のほう)魔法少女にあこがれて 小野中彰大名無し魔法少女になって色々やるっていうより自分の性的嗜好に気づき目覚める漫画で予想の斜め上でした! うてなちゃんがサディスティックヤンデレ可愛いけど他の魔法少女もMに目覚めて可愛いw うてなちゃん、ノリノリで攻めるのに元に戻った時に「やってしまった…」ってなるのがいいですね こういう魔法少女もアリ名作・佳作揃いの短編集!空気の底 手塚治虫starstarstarstarstar_border酒チャビン「オッス!おバンです ぼくは田所満男 徹夜で勉強机を前にウンウン唸っている諸君! それともグロッキーになってゴロ寝でうとうとしている諸君! 聴いてくれたまえ そして話しあおうモロモロの人生論 そして音楽を!」 の名台詞でお馴染みのカタストロフ・イン・ザ・ダークも収録された短編集です。漫画アクションやビッグコミックの好評を受けて秋田書店から刊行された青年向けマンガ誌「プレイコミック」創刊から掲載された手塚先生による短編を集めたものです。 手塚先生の青年向けマンガは長編も短編も粒ぞろいでハズレがないのですが、こちらも短編ということで小粒ながらもピリリと辛い珠玉の作品たちが収録されています。手塚先生もこのシリーズはかなり気に入られていたようですね!聖女懐妊の最後のページは神秘的で感動ものでした! 収録作品は以下のとおりです。B6版の全集とは違ってるので、そこは注意です。 空気の底シリーズ Lジョーを訪ねた男 L野郎と断崖 Lグランドメサの決闘 Lうろこが崎 L夜の声 Lそこに穴があった Lカメレオン L猫の血 Lわが谷は未知なりき L暗い窓の女 Lカタストロフ・イン・ザ・ダーク L電話 Lロバンナよ Lふたりは空気の底に 処刑は3時におわった おそすぎるアイツ 聖女懐妊 帰還者 「〇〇館」っていう高校名がかなりカッコよかった!風魔の小次郎 車田正美starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン誠士館という学校名が出てくるのですが、それが子供心にめちゃカッコよくて憧れました。Googleで調べると、実在の高校でも結構あるようです。国士舘、志学館、横浜修悠館、明蓬館、皇學館、伝習館、富岳館、穎明館、如水館 etc... 全部かっこいいですね。甲子園の地方予選など見ているとたまに出ていて、それだけで応援したくなってしまいます。 さて、内容ですが、正統なる車田ワールドです。著者の執筆歴でいうと、リングにかけろと聖闘士星矢の間にあたりますが(実際は一部で話題の男坂も挟むようです)、作風もそれを反映して、リングにかけろの後期と聖闘士星矢の初期のような雰囲気があります。 特徴はサクッと出る必殺技。めちゃカッコ良い技名とシンプルな1枚絵でサクサク出ます。それが気持ち良い!!! リングにかけろや聖闘士星矢に比べ、若干知名度が低いようにも思いますが、両作品が好きな方には間違いなくハマると思います!オススメです!みんな大好きアトムの続編です!アトム今昔物語 手塚治虫starstarstarstarstar_border酒チャビン1967年〜1969年に産経新聞に連載。 元々連載版では、アニメの最終回の時点の直後からのお話で、鉄の塊となって宇宙を漂っていたところをイナゴ人に助けられて地球に送ってもらう(その際なぜかタイムスリップで1967年に)ところからスタートしていたようなのですが、それだとマンガ版のアトムとつながらないということで、全集収録時に冒頭が書き直されたようです。 続編でありながら、時代設定的にはタイムスリップによりアトムの前の時代になるので、お茶の水博士や天馬博士、ヒゲオヤジなども若い姿で軒並み登場しています。ヒゲオヤジのお父さんが「スリル博士」を名乗っていて、若い頃のお茶の水博士がスリル医院の地下で研究している設定も楽しかったです。 途中サーカスで働いていた時代の描写がん長めにありますが、団長のハム・エッグがかなり悪く、ウサギのロボットを殺人タンクに改造してアトムと対決させたところは本当に腹が立ちました。 お話はアトム的であり手塚的です。総じて楽しく読めました。週刊少年サンデー連載作品!白いパイロット 手塚治虫starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン1961年〜1962年にかけてサンデーで連載されたSFものです。シャム双生児、クローン、反戦などのテーマがありつつも、基本はグループヒーローものです。 仲間には、足が早い人がいたり、拳銃がうまい人がいたり、女の人がいたり、機械の操縦が上手い人がいたりと個性に富んでいて、少しサイボーグ009っぽい感じもしました(サイボーグ009の方が後の連載です)。 途中まで楽しく読んでいましたが、対決部分は少し冗長に感じられ、読んでてダレてしまいました。最初はコマ割りなんかもちょっと凝っていたりとかしたのですが、だんだんコマ割りも単調になってきてダレてくるということがあったので、コマ割りって結構マンガの表現として大事なものなのかもしれないなと思いました。 サンデー創刊号からの連載作品!!!スリル博士 手塚治虫starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン日本初の週刊少年誌「サンデー」と「マガジン」(同日創刊)。そのサンデーの創刊から連載された看板作品です!! この際、サンデー側から専属契約を提示されたようで、手塚先生は専属自体は断ったのですが、「他の週刊少年誌には書かない」くらいの約束はされたようです。実際、そのすぐ後にマガジンから執筆の依頼があったようですが、書くことはなかったようです(その代わりクイズコーナーをやったみたいです)。 内容は「スリラー」となっていて、マイケルジャクソンに毒された私の感覚からすると「スリル」とか「スリラー」というのはなんか恐怖ものや怪奇ものを想像してしまうのですが、そうではなく、ミステリーとかサスペンスといった方が近いと思います。 序盤はそれなりにサスペンスが効いてますし、スリル博士が医者ということもあって、ちょっとブラックジャックを思わせる面白さがありました。ですが、中盤以降少しダレ気味になってしまっているように思います。もともと1話完結の形式で考えていたそうなのですが、小学館から「せっかく週刊で毎週出るのだから大長編の続きものを」との注文があったようで、そこから調子が出なくなったようです。せっかくブラックジャックっぽさがあったので、もし1話完結もので続けてたら名作になっていたかもしれませんね!!!原作は読んだことがありません!ファウスト 手塚治虫starstar_borderstar_borderstar_borderstar_border酒チャビンゲーテのファウストは名前は聞いたことがありますが、読んだことがありませんでした。聞けば手塚先生がそれをコミカライズしてると。それは手塚先生のマンガも楽しめて、文学の教養も獲得できる!!!と意気込んで読みました。 なので、原作がどれくらいアレンジされているかわからないのですが、こういう話なのですかね??ファウストさんが主人公なのかなと思って読んでいましたが、特に惹きつけられるところもなく、どちらかというとあまり好きではなかったです。 最後らへんで「満足は努力の末に感じられる」とものすごく名言が登場します。まさにそのとおりだと思うのですが、そもそもそう発言した主人公がいつ努力してたのかがよく分からなかったので、感慨も薄かったです。 原作を読まずに先にこちらを読んだから消化不良気味になったのかなと思いましたので、また原作を読んでみてから再読したいと思います。まさかの一家総出で転生w田中家、転生する。 加藤ミチル 猪口 kaworu名無し地震で全員死んだ家族がそのまま転生という重いのに超軽い転生の仕方してます 転生したらもうこっちのもの! ほのぼの明るい日常漫画! 前世でニートだったり普通に30代だったりの設定があるので「if」「夢」みたいな感じでしょうかw かわいいし飼い猫もビッグサイズ転生! 勇気が出るサバイバル作品7SEEDS 田村由美ゆゆゆ「ミステリと言う勿れ」と同じ作者と知り、興味を持って読んだら、いい意味で全然違いました。サバイバルものなんですがリアリティがあって精神的なたくましさに勇気づけられました。とくに女性にオススメ!泥男現れる!ペーパーホラーショー 山岸汰誠名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<8182838485>>
自分は当時マンガを未読で、オリジナルストーリーだからアニメから入れるな〜と思ってとんでもない目に遭った者のひとりですが、まだ喰霊のことを何も知らなくて、シン・ゴジラ的な官公庁アクションが好きな方はぜひアニメから入ってほしいです。特戦四課っていうすごいカッコイイスペシャリストで構成されたチームが出てくるので。 さておき、アニメ版『喰霊-零-』は完全に原作開始前の時系列を描いています。原作登場キャラクターの過去もわかるので、個人的にはアニメから見たほうが色々分かりやすいんじゃないかと思います。アニメを見たあとだと、神楽ちゃんが完全に前作主人公として立ち上がってくるので、そこのテンションの上がり方も保証されますよ!