ジョジョの奇妙な冒険 第1部 モノクロ版

名台詞名シーン名バトルと自分の中の神作品

ジョジョの奇妙な冒険 第1部 モノクロ版 荒木飛呂彦
宮っしぃ
宮っしぃ

ジョジョ好きなのに今までクチコミ書くの忘れてましたわ... ※ジョジョが好き過ぎるので、完全に主観と好みが入りまくった感想です ここから全てのジョジョが始まった... まず最近のスタンドみたいな能力は無く、戦いは人類の技術の集大成である「波紋」のみ ここで吸血鬼であるディオと末代まで繰り広げられる戦いの口火を切った事により、ジョースター家の呪いと戦いの系譜が受け継がれていく 昔の漫画なだけあって、劇画調の作風と独特な台詞回しは好みが分かれるかもしれないが、一度この味を知ってしまうと、もう抜け出せなくなる...噛めば噛むほど味のある作品 二度目に読んでも三度目でも、気づきがあるので本当に神の作品 特に台詞ですよ、初版は「な、なにをするだぁぁぁ!」と書かれてるが、次からは「な、なにをするんだぁぁぁ!」に直ってたりと、初版を読む楽しみもありと、本当に楽しませてくれます(多分荒木先生は意図してないと思いますが...) これを初めて読んだ小学生の時、そこから自分の人生が変わり、漫画漬けになり、波紋の呼吸を練習し、ブドウジュースを口からパパウパウパウと飛ばしたりと、だいぶアホな子に育つ要因になったと言っても過言ではない、自分の中の頂点に君臨し続ける究極の神漫画

僕のヒーローアカデミア

マンガ喫茶に通わざるをえないほど一時はまる

僕のヒーローアカデミア 堀越耕平
酒チャビン
酒チャビン

もう自分大人になってしまっている(今更「ヒーロー」もないやろ)のと、アメコミ調のキャラの存在とで、完全に敬遠してしまってましたが、ちょっと必要があって読んでみることになりました。 で、買うのは気が引けたのでマンガ喫茶へ。 面白か!!!えっ、なんなん?面白かったんですけど・・・ しかも結構感動できるシーンもあって、涙もホロリ。主人公にすごく共感できるし、頑張ってほしい気持ちもすごく湧いてきます!!!他のキャラも皆すごく魅力的でチャーミングです!!苦手意識を持っていたアメコミ風の人もいいキャラです!!! 私と同じ理由で敬遠してる方、意外に多いんじゃないかと思いますが、一度マンガ喫茶や試し読みでも良いので体験してみることをオススメします!!! じゃあ☆5にせえやと言われそうですが、中盤からなんか全然話が進まなく、ものすごく冗長になってきて読むのが苦しくなってしまったので、リタイアしてしまった分引かせてもらいました。もし完結することがあれば(ジャンプの場合完結せずに永久に連載することもあるので)全巻まとめ読みしてみたいと思います(100巻以内なら)。

漫画大学

あまりマンガ教室っぽくありません!!

漫画大学 手塚治虫
酒チャビン
酒チャビン

手塚治虫先生のような上質なマンガ家になろうと思い、手に取りました。ただ色々な事情があったようで、あまりマンガの技法だったりとかそういったことには触れられておりません。 なので、これを読んだからといって、明日から手塚治虫先生のような上質なマンガが描けるようにはなりません。ちょっと残念でした。 ただ、所々メッセージは込められています。良い漫画を描くには「まず下品な言葉をかかないこと」だそうです!!!ことに不良の使う言葉やきたないいなか言葉はNGです! といいながらご自身の作品にも「このオッタンチンのやきブタオヤジのデベソッパゲ!!」など出てくるのですが、確かに不良はこのような言葉は使わないし、いなか言葉でもないのでセーフですね。非常に上品です。 表題作の他、  ・珍アラビアンナイト  ・化石島  ・罪と罰 の3本が収録されています。 いずれも1950年代前半の単行本作品です。 さすがに70年前の作品ですので、今読むと技法的にもストーリー的にも若干厳しめな部分もあり、手塚ファン以外では、あえて今この作品を読む必然性は全くないと思います。残念ですが。 ただ、現代でも皆があまりやっていないような実験的なコマ割りや手法が使われてるシーンも多々あり、キラリと光る作家性を隠しきれていない部分はさすがだなと思いました。

すずめの戸締まり

映画すごく良かった。新海誠監督最新作の漫画版

すずめの戸締まり 新海誠 甘島伝記
Nano
Nano

映画を数時間前に観てきて、本当にすごく良かったので漫画版も拝見しました。 漫画版はアニメ映画版より一層細かく丁寧に描かれているなと思いました。背景やキャラクターなどの絵の描き込みはもちろん、主人公の鈴芽や草太さんの台詞・表情などなど、漫画だからこその表現がたくさんあって面白いです。 君の名は。と天気の子と続いて映画館で観てきましたが、今作のすずめの戸締まりが一番好きかもしれません。でも前作天気の子の時も一番好きと言ってたので、新海誠監督は私の中の一番好きを毎回更新してくるほどの良作を生み出していく天才なんだなと思いました。 何を言ってもネタバレになりそうでうまく言えないんですが、すごく心に響きました。小説版も買ったので映画を思い出しながら読もうと思います。映画もまた観に行きたいです。 気になるけどまだ観れてないなって人はぜひ漫画版を読んでみてください。まだ2話なので全然間に合います。 ネタバレにならない程度の映画感想↓ タイトルの出方でもう鳥肌が立って泣いた。 背景ずっと綺麗で見るところが多くて目移りする。 草太さんと芹澤さん顔がいい。 畏みとかお返し申すとか呪文?祝詞?が日本らしくてかっこいい。 もう1回と言わず何度でも観たい。