アクション・バトルマンガの感想・レビュー4912件<<7980818283>>SFファンタジーバトルではあるがヴァンパイア十字界 城平京 木村有里名無しミステリーの駆け引きが核にあって、引きよせられる不思議な趣になっていますし、二転三転しつつ一度否定された話が再度復活のひっくり返しなど原作者が推理作家らしい良シナリオだったと思います。 暗い作風で、古い少女漫画趣味な絵柄が人を選びますが、そこさえクリアできるならお薦めしたい作品です。 「蛮勇引力」読んでみた蛮勇引力 山口貴由starstarstarstarstar_borderかしこあらすじにすると2050年の近未来の日本は20世紀末にウィルスが蔓延した影響で政府が社会も人間もサイボーグ化しようとするのを主人公の由比正雪が阻止しようとする話です。 正直細かいところを理解しないまま勢いで読んでしまったのですが、巻末の作者インタビューを読むとそれも不正解じゃないのかもしれない気がしました。特に誰かが言ってたという「山口は蛮勇が終わってから読者に媚びるようになった、蛮勇の頃は伝わらなくてもメッセージを発し続けていた、その方が凄いんじゃないか」の言葉がまさしく『蛮勇引力』という作品の魅力を物語っていると思います。「坂本眞一がドラキュラを描く」ということ #推しを3行で推す #1巻応援#DRCL midnight children 坂本眞一 ブラム・ストーカーstarstarstarstarstar_bordertoyoneko1 「孤高の人」「イノサン」を圧倒的な筆致で描いた坂本眞一先生が,今度はドラキュラを描いてみたというのが本作。もちろん最高です。 2 1巻の時点では,ストーリーは始まったばかりですが,この絵を見るためだけに買う価値があります。古書風の装丁も素敵です。私は当初電子書籍で買ったのですが,結局紙版も買ってしまいました。でも本当はもっと大きなサイズで売ってほしかった 3 第0回の原稿作成過程は,漫勉でも放送されましたね。そのうちまた再放送があるかもしれませんので,見てない方は是非見てみましょう。ここまで描かなくてもいいのに…というほどに緻密すぎる原稿作業の様子を覗くことができます https://www.nhk.jp/p/manben/ts/7W327R2Y4N/episode/te/14XZP33K91/ぶっとび!潤二郎の感想 #推しを3行で推すぶっとび!潤二郎 真船一雄starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ツッコミや表情に小林まことの「1・2の三四郎」っぽさを感じる。 ・特に好きなところは? 昔の漫画でよくある「主人公がスポーツができるが事情があってそのスポーツをやらずに他のスポーツを初めて仲間や過去のライバルが増えていく」のがいいね ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 80年代のマガジン漫画が好きならおすすめ 「雷神〜RISING〜」も好きだったので作者にはもう一回野球マンガを描いて欲しい ついに100巻超え!ONE PIECE モノクロ版 尾田栄一郎ミカ日本で知らない人はいないほどのコンテンツONE PIECE。あまりの長さにとちゅうで離脱しちゃった人もいるかもですが、気合い入れて読んだらやっぱり面白いですよ!最近の絵は少し読みにくさもあるけど、それを上回るストーリー展開のなので、がんばって!忍者が"悪党"となった世界で旅する少年少女の物語 #1巻応援追風のジン 牛木義隆sogor25この作品は、ある目的のために配達人として各地を旅する少年・唐草ジンと、彼に助けられたことで彼の旅に同行することとなった少女・緋鯉ココロの物語です。 この世界は"忍者"が人々の生活を脅かす悪党として幅をきかせていて、ジンたちも旅の途中でしばしばその悪行に遭遇します。 その度にジンは無愛想なオーラを放ちながらも、忍者を退治するために人肌脱いでくれます。 大ゴマで描かれる彼の必殺技には注目です。 また、今は悪党としてのさばっている忍者たちですが、かつては正義の戦士として活躍をしていて、さらにそんな忍者の存在がジンの旅の目的や、ココロの出生の秘密にも関わっていることが明かされていきます。 旅が進むにつれてそれらがどう結びついていくかも楽しみな作品です。 1巻まで読了スタイリッシュダンス漫画ガールクラッシュ タヤマ碧名無し一巻読みまして。 ダンス漫画としても良作だなと思うんですがこの三角関係?はなかなかなくて気になりますね!! 氷上のクラウンの時から作者の絵柄好きでした、ダンスを描かれる時のキャラのタッチ、フォルム、どれも魅力的でかっこいいです ゲーム未プレイでもサクっと読める南国ゾンビアクションバイオハザード ~ヘヴンリーアイランド~ 芹沢直樹 カプコン名無し本作のみ登場する日本人の主人公とヒロインですし、本作だけの一事件として全5巻で完結しています。 シリーズ化されているゲームと関連する知識は、必要に応じて適宜解説されるので、問題なく付いて行けました。 絵が美麗で水着美女達が目の保養にもなる、良い意味でのハリウッド映画を観ている感覚でした。話題になっているだけの作品。 能力設…呪術廻戦 芥見下々名無し話題になっているだけの作品。 能力設定が非常に凝っていて続きが楽しみな作品珍無類宝石の国 市川春子名無し思想が月に跳躍して滞留した。 流し読みは出来ない沈黙の艦隊 かわぐちかいじ名無し※ネタバレを含むクチコミです。決死の撤退戦「金ヶ崎の退き口」編の面白さは異常センゴク 宮下英樹名無しセンゴクシリーズのハイライトの一つ、「金ヶ崎の退(の)き口」編は何度読んでも異常なほど面白いですね…。歴史上有名な姉川の決戦にて、浅井長政の裏切りから、窮地に陥る信長軍団。それまで快進撃を続けてきた者たちが、一転して地獄のような状況に追いやられ、決死の撤退戦を強いられることに。やはり人間、ピンチになればなるほど面白くなるもので、撤退戦で最も危険な殿(しんがり)の役目を引き受けることとなった秀吉とセンゴクの凄絶な戦いは、これまで読んできた歴史漫画の中でも有数の名場面だと思います。センゴク読んだことない人は、ぜひ3〜4巻の緊迫感を一度味わってみてください! https://manba.co.jp/boards/10122/books/3現代らしい割にどこか古臭いニンジャ、現る。アンダーニンジャ 花沢健吾さいろく現る。 とか古臭くてすみません。 花沢健吾せんせーのアイアムアヒーロー後、期待の連載作品として期待して読んでみたものの、ルサンチマンっぽさの方が強くて笑ってしまう本作。 大ヒットを一発やると自由にできるんじゃい、を試してみてる気がするのは私だけだろうか。 だがこのゆるさ、たまらなくヤンマガなんだよねえ。 クライマックスでえらいことになってきた炎炎ノ消防隊 大久保篤名無し※ネタバレを含むクチコミです。読み終わってからスピンオフと知ったドルフィンと愉快な仲間たち 阿部秀司 岩橋健一郎マンガトリツカレ男これドルフィンのスピンオフなんだな。スピンオフ元であるドルフィンを読んでいないが阿部秀司のノリなのであんまり細かいことを気にせず読めた。表紙や背表紙の統一性のなさが気になった「駿河城御前試合」に興味を持ったので読んでみた腕KAINA~駿河城御前試合~ 森秀樹 南條範夫starstarstarstarstar_borderかしこ「シグルイ」のクチコミを投稿したらオススメの漫画として表示されたので読んでみた。「駿河城御前試合」って本当はこんなに長い話なんだ…!というのと、どんどん内容がカオスになっていくので衝撃を受けました。斬られることに興奮する性癖を持ってるヤツの話が一番インパクトがあったかも。墓石を斬らせるのは一休さんのトンチかよ!みたいな別の面白さがあったけど…。作者さんの後書きも含めて読んでよかったと思った作品でした。 「シグルイ」読んでみたシグルイ 南條範夫 山口貴由starstarstarstarstarかしこ面白いから一気に読めちゃうんだけど一瞬一瞬の絵から伝わってくる気迫が尋常じゃなくて一気に読むのが勿体無いと思いながらじっくり読みました。全15巻なのに一話目のあのシーンはいつになったら始まるのか後半からはドキドキしてましたが、そんな心配が吹っ飛ぶようなクライマックスでしたね…!痺れるようないい終わり方だったと思います。藤木はこれからどうなるのか気になるから続編があったらそれは嬉しいけど…。誰もが知っている名作ですし私ごときに語れるものは何もないです(マンバにも熱いクチコミが他にたくさんあるのでそちらをぜひ読んで下さい)…!!これは流行りそうな漫画....ろこぽん 雪永ちっち なだいにし名無し今後の展開が楽しみ異界からの怪物との命がけの戦いが「めっちゃ楽しい!」 #1巻応援カクリヨ・バトルマニア おしょうゆたべたいsogor25 この作品は普通の高校生・清藤那望(きよふじなもう)が、異纏(あだまとい)という不思議な能力を持つ少女・法詞(のりと)いぶきと出会い、妹の美依(みい)と共に異界からやってくる怪物との戦いに巻き込まれるという物語です。 那望もまた異纏を使えるようになり、いぶきと共に怪物と戦うことになるのですが、いざ戦闘となった時に那望が最初に抱いた感想は「これめっちゃ楽しい!」 怪物との戦闘は死と隣り合わせの非常に危険なものなんですが、こんな感じでどこか気の抜けた感じの那望のキャラクターのおかげで軽妙にストーリーが進んでいく気持ちのいいテンポ感の作品です。 また、そうは言っても怪物との戦闘が厳しいものであることに変わりはないのですが、いぶきは勿論、那望も決めるところでは正義感をバッチリ見せてくれて、それぞれが持つ能力を駆使し、知略を巡らせて戦うスリリングな一面もある作品です。 1巻まで読了 そんな終わり方あるかよ!!PACT 久慈進之介名無し海底に仕掛けられた窒素爆弾を処理するためにスーツを着て潜水する設定自体は緊張感があってよかった。いざ潜りに行って解除のためにやることはパソコン繋いでシステムで処理するという人が行く必要ある?みたいなこととか、ヒロポンは俗称だろとか、そもそも「近代」爆弾ってなんだよ(現代だろ!?)とかツッコミ始めるとキリがないが別にそういうもんだと思えば全然楽しめる。こまけぇこたぁいいんだと思う。 キャラが次々死んだり死ななかったりして主要人物が入れ替わっていくのも群像劇としてみれば飽きもこないしアリな手法だと思う。良くも悪くも出てくるキャラは全員インパクトあって面白い。 なんだかんだでスリリングなことが起き続けるしシリアスな雰囲気もあるしどういうワケでこんな事態になったのかの謎は引っ張られ続けるので読み進めちゃうな〜… …という感じだったのですがラストは流石に「そんな終わり方あるかよ!!」って声出ました。読んだ人しかわからんと思うけど多分みんな「そんな終わり方あるかよ!!」って言うと思う。「そんな終わり方あるかよ!!」マンガランキングを選定する機会があればわたしは『PACT』に票を入れる。 本当になん…なんだよ〜〜〜〜!!ってなったので他の方にも読んでいただいてそういう気持ちになってほしいような気もするしなってほしくないような気もする、そんな心境です。時に自らも犠牲にして恨みを晴らす"呪い屋"の少年 #1巻応援呪い刻むは我にあり 日高トラ子sogor25この作品は依頼を受けた人物の抱える恨みを晴らす"呪い屋"として暗躍する謎の少年・終君を描く作品です。 1巻で登場する依頼人は担任教師がシングルマザーである母親と付き合っていること知った男の子や娘がSNSで知り合った男に殺された父親など。 そんな彼らの依頼を受け、終君が時に自らの身体を犠牲にしてまで相手への呪いを実行していく様子を描く作品です。 あどけない見た目の終君が実行する呪いの恐ろしさのギャップ、そして呪いを依頼した人たちの辿ることになるヒューマンドラマが魅力的な作品です。 1巻まで読了吸血鬼撲滅の切り札は"吸血鬼殺し"と呼ばれる少女 #1巻応援僕の呪いの吸血姫 金井千咲貴sogor25ある日突然"吸血鬼"が現れ、人間の命を脅かすようになった世界。 対吸血鬼保安部隊の隊長である緒坂唯鈴は、「"吸血鬼殺し"と呼ばれる伝説の吸血鬼を国が非公式に拘束している」という情報を知り、人々を吸血鬼の脅威から守る切り札とするためにその吸血鬼の誘拐を決意します。 この作品はそんな唯鈴と、彼が救出した伝説の吸血鬼・バロックがバディを組み、吸血鬼との戦いに身を投じていく様子を描く作品です。 バロックは国の管理する施設で数十年の間拘束されていたにもかかわらず、人間を慕う気持ちを失っておらず、 特に、"吸血鬼殺し"により人類を助けてくれていたことに対する感謝の意を伝えてくれた唯鈴に、バロックは特別な好意を寄せるようになります 人間を襲う吸血鬼との戦闘は文字通り命がけで、そんな吸血鬼たちと"呪い"を武器に戦うバロックの戦闘シーンも魅力ですが、 バロックと唯鈴のバディが今後どのように関係性を進展させていくかにも注目の作品です! 1巻まで読了 過激な復讐屋の物語外道の歌 渡邊ダイスケトシ世間には犯罪に手を染めても罰を受けずのうのうと暮らす極悪人がいる。そんな悪漢を復讐屋カモとトラのコンビが痛快クライムバイオレンスアクション!「闇金ウシジマくん」「怨み屋本舗」などダークな作品が好きな人におすすめです。迫る蒙古、対峙するのは…#1巻応援ビジャの女王 森秀樹ナベテツ13世紀、ペルシャの小国ビジャを包囲する2万のモンゴル兵。人口わずか5000人の都市は必死に戦いますが、防衛のために助力を求めたのは「インド墨家」達- 森秀樹先生の代表作として挙がるタイトルの一つに「墨攻」があるのですが、まさかまた墨家を描く作品に出会えるとは、正直想像していませんでした(中学生の頃に読んだので、30年近く前になりますが、楽しみです)。 墨家という集団は謎に包まれており、想像力を働かせる余地はたっぷりあるのですが、中国以外を舞台に作品を描くというその飛躍の自由さは、圧巻です。 森先生が蒙古を描くのも、自分は記憶がありませんし、どのような物語が展開していくのか、ゆっくり待ちたいと思います。<<7980818283>>
ミステリーの駆け引きが核にあって、引きよせられる不思議な趣になっていますし、二転三転しつつ一度否定された話が再度復活のひっくり返しなど原作者が推理作家らしい良シナリオだったと思います。 暗い作風で、古い少女漫画趣味な絵柄が人を選びますが、そこさえクリアできるならお薦めしたい作品です。