アクション・バトルマンガの感想・レビュー4912件<<7576777879>>青春時代の思い出るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 和月伸宏六文銭続編の北海道編もある程度巻数たまってきたので、いっちょ全編通しで読んでみようかと改めて読みなおしてみました。 連載開始がもう28年かと思うとビビるのですが、それでも色褪せない魅力と、絵も古く感じないのは圧巻の一言。 名作中の名作なので内容というよりは、好きな点をいくつか。 全28巻のうち大きくは以下の構成。 ーーー 東京編 (1~6巻) 京都編 (7巻~17巻) 人誅編 (18巻~28巻) ーーー こうして通して読むと、剣心は常に人斬りだった過去の何かと闘っていますね。 東京編では、エピソード的に過去の敵だった人間たちと、京都編は人斬りの後継者だった志々雄、人誅編は過去の因縁。 幕末から明治にかけての激動の時代は、その後自分自身何冊か時代小説を読んでから、改めてるろ剣を読むとまた違った印象をうけます。 過去に囚われた敵キャラたちに、小学生時代では なんでこんな昔のことにこだわっているんだろ? ぐらいだったのですが、今だったらよくわかる。そういう時代だったんだなと敵キャラにも未練を超えた執念を感じさせてくれる。(しかし、縁、おめーはダメだ。あと雷十太。) 大人になった今、もう一度読み直すと、そういう面で敵の魅力がグッとまして見えます。 土方歳三的な負けても生き様をみせてくれる感じ。 ここがスゴク素敵です。 次に、これは内容というよりは本編のおまけである制作秘話。 本作には話と話の幕間に、さらっと登場人物の制作秘話がのっていて(電子版では割愛されるかと思ったが載ってて良かった!)これがすっごい面白いんです! 「〇〇のキャラにインスパイアうけて」 (たいてい、ゲームのサムライスピリッツ) とか、言うわなければ気づかないことまで言ってくれるし、あまつさえ 「もろパクリです」 という暴露とともに、謝罪までする始末。 小さい頃は、あ、そんなことまで言うんだと妙な新規感を覚えていたのですが、この歳になると更に尊敬の念がでる。 仮に影響うけたとしても、自分のものとしちゃうズルさが大人にあると思うのですが、それをしない潔さ。 これも本作、というか著者さんの魅力ですね。 いずれにせよ、王道なバトル展開は、昔と変わらず面白く青春時代を思い出させてくれます。本部以蔵の強さがわからないッ!!!!!刃牙道 板垣恵介キンタマーニそろそろ議論すべき時期がきたのだ…アニメみてめっちゃハマったアオアシ 小林有吾 上野直彦六文銭アニメから興味をもって、改めて読んだらめっちゃ面白い。 スポーツ漫画で今一番好きな作品です。 個人的な話をして申し訳ないんですが、サッカーってあんま好きじゃなかったんですよね。 なんか「自己中の塊」みたいなスポーツという認識でいました。 だって、野球のように、攻めと守りのタイミングが明確にきまっているわけでもなく、下手したらボールもった瞬間、ずっとドリブルで突破したり、シュートしてもいいわけで。 それらを、誰の許しをもらうわけでもなく自己判断でできるわけですよ。 すっごい、自己中じゃありません? (別にサッカー部に彼女を奪われたとか、親を殺されたわけではありませんのであしからず。) ・・・と、思っていた時期がワタシにもありました。 上記の理由であまりサッカー漫画を読んでこなかったのですが、本作は自分のサッカー感を覆してくれるかの如く、目からウロコ的に面白かった。 『アオアシ』というタイトル、もちろんの主人公の名前でもあるとは思うのですが、それ以上に 「人間は考える葦である」 からきていると思えるくらい、登場人物全員が戦術、戦略を考えに考えぬいて、その時に最適解を導き出し動いている感じ。 上述した「自己中」とはかけ離れたスポーツ、それがサッカーなんだと自分は再認識しました。 相手の特徴からそれに合わせて動きを瞬時に変える、そしてそれを個人単位だけではなく組織(チーム)単位でやる。 誰かからの明確な指示があるわけでもなく、メンバーの動きを察知して、自分の動きも変えていく。 どこにいて何をすべきか、どう進めるべきかを常に考えている。 すごいスポーツだぜ、サッカー!!と本作を読んで、痛感しました。 自己中とか言っていた自分がはずかしい。 むしろ、どのスポーツよりも戦略的というか戦略が重要な戦争に近いと思う。 王道スポーツ漫画的な要素(努力・友情・勝利的なの)ももちろんあって、そのアツイ展開も魅力なのですが、個人的にはサッカーに対する考え方、見方を変えてくれた、そんな作品でした。 展開もはやいのでグイグイひきこまれて、そして特に直近の26~27巻が、もう・・めっちゃやばいっ!異国から紛れ込む西洋の怪異を遊女たちが討つ! #1巻応援紅灯のハンタマルヤ 町田とし子sogor25舞台は19世紀初頭、鎖国中の日本において唯一、出島での貿易により異国との接触があった長崎の町。 この町には人やモノに紛れ、異国から“人ならざる怪異”が入り込んでいました。 この作品はそんな怪異たちから長崎の町を人知れず守る、丸山遊郭の遊女・菊花太夫と「かむろ(禿)」と呼ばれる遊女見習いの幼女3人、そして奉行所付の隠密同心である相模壮次郎の活躍を描く作品です。 江戸時代の長崎が舞台ということで、美しい和装や刀による戦闘に加えて異国から入り込んだ西洋の怪異や銃などの武器の登場と、和洋それぞれの文化が入り混じった独特の世界観が構築されていて、それを作画コストの高い緻密な絵柄で描いていく作品です さらに 物語が進むにつれて、怪異との戦闘では協力体制にある菊花太夫たちと壮次郎との微妙な関係性や、菊花太夫を純粋に慕っているように見える3人のかむろが抱える因縁など、ストーリーにもどんどん深みが出てきて、読み進めるごとに面白さが見えてくる、そんな作品です。 1巻まで読了 人は何かの犠牲なしに何も得ることなどできない鋼の錬金術師 荒川弘starstarstarstarstarNano今改めて読むとしょっぱなから真理が書かれているんだよなあ。 錬金術の禁忌である人体錬成をし、体の一部と体全てを持っていかれた兄弟が、元の体に戻るための旅をする、という話。超ざっくりいうと。 言わずもがなめっちゃ面白い。絵がもうずーっとうまい。読みやすい。 色々と勉強になる作品だと思う。炎炎ノ消防隊の感想 #推しを3行で推す炎炎ノ消防隊 大久保篤starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと アーサーが最高だった。最初から最後まで最高だった... ・特に好きなところは? アーサーVSドラゴン ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 昔から連載しているの知っていたが完結もしそうだしちょっと読んでみるかという感じで読み始めた全編通して面白かった。 途中実写化している部分も物語上必須とは思わないがありだなとは思う。細かいところを気にし始めると矛盾などもありそうだがアーサーの活躍をみればそんなことは気にならないレベルだな あとちょっと機動警察パトレイバーの人間関係っぽさを感じた。秋樽桜備の発言とかでパトレイバーの後藤隊長を思い出したね 本格的で可愛い『女子校生×柔道』もういっぽん! 村岡ユウにわか※ネタバレを含むクチコミです。 次に来るのは送球ボーイズでしょ送球ボーイズ フウワイ サカズキ九名無しマイナースポーツの漫画も増えてきたけど、ハンドボールはなかなかいい題材だと思うんだよね。 フットサルよりもバスケよりで結構テクニック的な魅せ方も面白いし。 そして、例によってキャラが濃くていい部活漫画 アニメ化とかしないかなトリガーについて語ろうよ!ワールドトリガー 葦原大介ぺこ※ネタバレを含むクチコミです。デカい虫が暴れていると…嬉しい!BUGS―捕食者たちの夏― 七月鏡一 藤原芳秀ANAGUMA自分がフィクションで初めて特殊作戦群っていう部隊に触れたのが本作だったのでよく覚えています。特殊作戦群デビューですね。 他の作品だと巨大化する虫や生き物って一種類に絞られてることもあると思うのですが、本作はタイトルに「バグズ」とある通り、スズメバチに始まりカマキリ、クモとバラエティ豊かな昆虫たちがデカくなって立ちふさがってくる大盤振る舞いの作品です。虫の生態に詳しくなれること間違いなし。 七月先生原作だけあってミリタリー描写がどっしり屋台骨になっているのも魅力だと思います。人知を超えた脅威に組織で立ち向かうっていう点で、今だったら『シン・ウルトラマン』とか見た人が読むと面白いのかも? 『MASTERキートン』好きにはオススメしたい新連載!紛争でしたら八田まで 田素弘starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)この新連載はどうなるんだろう、とモーニングで様子を見ていたけど、もう面白いことが確定したので安心して楽しめる!! 八田さんが世界各地で小さく起きている民族間、言語、思想のすれ違いで巻き起こる問題を知性とちょっとした格闘で解決!解決したらまた次の現場へ急行し、その地域の言語や慣習、政治など多角的にみっちり叩き込んで問題へ挑んでいく。 世界中を交渉して回る解決屋! その仕事の名は、「地政学リスクコンサルタント」! もう、こんなの間違いなく面白いに決まってる! 『MASTERキートン』好きな人にはぜひオススメしたい。 キートンは考古学者兼保険屋だけど、元軍人で戦えるし、それぞれの土地に詳しい必要があったり争いの仲裁を行ったりもしていた気がする。 すっごくざっくり言うと、立場や職業こそ違えど八田さんも似たようなものだ。 実は『勇午』をちゃんと読めてないのでいつか読みたい。ふわっとしか知らないけど同ジャンルなのかな。 まず、タイトルにもある「紛争」。 何を持って紛争と呼ぶのか調べてみた。 『一般的に「紛争」とは、「少なくとも2つ以上の主体が、希少な 資源(富や権力など)を同時に獲得しようとして相争う社会状況」と定義される』 この漫画で最初に出てくる事例がとても分かりやすい。 イングランドとアイルランドが揉めるという内容。 まさに、2つの主体が争う状況なわけでそこで八田さんは華麗に解決するかと思いきやわりかし腕力でねじ伏せている。それもたまには必要だよね。 八田さんのネーミングって「切った張ったの世界」って言葉から来てたりするのかなって少し思った。 https://comic-days.com/episode/10834108156713454523 そして、2話から描かれる呼び出された土地はミャンマー。 「歴史・宗教・政治・経済・軍事・エトセトラエトセトラ」を一週間でビッチリ詰め込んで挑むが・・。 「ミャンマー企業紛争編」から「タンザニア魔女狩り騒乱編」へ。面白い~! 世界を少し移動すれば何かしらで揉めている。 具体的にも抽象的にも何かしらの境界線があれば揉めるのが人間だ。 八田さんの旅が終わることはあるのか?お金次第? 人や場所、環境が変われば揉める内容も変わるので一生楽しめる漫画になるんじゃないかとワクワクしている。 単純に、国際情勢へ興味を持つきっかけにもなるし! ありがたや~! 作者の過去の読切がこちら。 主人公のキャラクターが少し似てるかも? 『定時退社でライフルシュート』 https://comic-days.com/episode/10834108156637582721まきますか まきませんかローゼンメイデン 愛蔵版 PEACH-PITstarstarstarstarstarNano引きこもりの中学生桜田ジュンは、怪しげな通販サイトで様々なものを買っては期限ぎりぎりにクーリングオフをするというちょっと暗い趣味を持ちつつ日々を過ごしていた。 ある日、大きな鞄が届く。 こんなもの頼んだ覚えはないと思いつつ開けてみると、そこには美しい少女人形が入っていた。 薇を回してみると、なんとその人形はまるで生きているかのように喋り動き出すのだった。 彼女は真紅と名乗り、そしてジュンに問う。 「死にたくなければ、誓いなさい。薔薇の指輪にかけて」 20周年&愛蔵版発売おめでとうございます!!! ずっと昔から大好きな作品です。人生のバイブルです。 まず画がずっと美しい。書き込みすごい。 小学生時代めちゃくちゃ模写したのを覚えています。大変だった。 そして個性豊かなキャラクター。 7体のドールズと人間たち。みんな魅力的。 特に蒼星石が本当にマジで大好きです。愛してます。 彼女の事を語り出すとキリがないので割愛させていただきます。 それとローゼンメイデンには数々の名言があると思います。 帯にも書かれている真紅の「闘うことって生きるってことでしょう?」はすごく印象深いし、とてもいい言葉だと思います。 アニメもすごくいいです。声優さんが合いすぎてる。 旧アニメも新アニメも何週もしました。 私の人生で最も影響を受けた作品といっても過言ではないくらい、今までずっと触れてきた作品です。 今回20周年ということで刊行された愛蔵版、これさえ読めば漫画ローゼンメイデンのこと丸わかりです。 今まで触れてこられなかった方も、この機会にぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか!渋谷の地下が怖すぎる!!最後の不良 山本隆一郎starstarstarstarstar干し芋2巻読了。 小笠原諸島でじっちゃんとふたり暮らしをしていた桐ケ谷完。 ものごころつく前に母親には捨てられ、父親は、4歳の時にクマに襲われ死んでしまった。 完の父親は不良で有名で、島の人たちからは、総スカンをくっていた。 しかし、じっちゃんは、家に父親の残した学ランをずっと飾っていた。 それを、毎日目にしている完は、『不良とは何か?を考えはじめる。 そして、東京から来ていたラッパーに出会い、父親が東京の渋谷の不遼だったと聞き、中学校を卒業したら渋谷で不良になると決め、島を出ていく。 地上の渋谷は、以前とは全く違い穏やか過ぎる街に変わっていた。 しかし、地下では・・・。 ギャンブル・スポーツに対する本音感覚が見事Odds VS! 石渡治名無しスポーツといえば純粋なもの、というイメージは 深く広く世間に浸透していると思うのです。 代表的なのが高校野球とか甲子園とか。 主に学生スポーツの世界を中心に存在しています。 それらのイメージは素晴らしいでしょうし尊重したいとも思います。 けれど世の中のスポーツ関係は、現実にはどうしたって お金が絡むんですよね。 ようは金にならなきゃ成立しない。存続できない。 プロ野球、Jリーグ、そしていまではオリンピックに至るまで 金を生まないスポーツは結局は存在していかれないのが現実。 で、そう言う意味で極端に逆方向のリアルな方向に 徹してしまったのが公営賭博である競馬や競艇や、 競輪を扱った従来の漫画だったと思います。 最初から「国の運営費を稼ぐために」で創設され、 「公正明大に国民に娯楽を提供するため」の大義名分のもとに 一般大衆からアブク銭を巻き上げる世界です。 「Odds VS!」は公営賭博である競輪が所詮は賭博であると いうことを前提としながら、それ以上の面白さを描いています。 もちろん、過去から今まで競輪だけでなく競馬や競艇など 公営賭博を舞台にしながらそれらのスポーツの醍醐味を描いた 名作漫画は他にもあります。 なので個々に優劣を論ずるのは難しいのですが、 各種ある公営賭博を舞台にした漫画では、そのほとんどが 「儲ける」「儲けたい」という、その公営賭博に手を出す人の 最大にして当たり前の動機から目を反らした漫画が 多い気がします。 「儲けること、稼ぐことがその競技の目的とか 存在理由じゃあないんだよ」 と、なんかそういっているような漫画が多かった気がします。 (田中誠先生のギャンブルレーサーは除く(笑)) 「odds~」はそのあたりをかなりシビアに描いています。 いやいや、ギャンブルだから面白いんじゃん、 そこが面白いじゃん、みたいに。 選手たちは獲得賞金を目的に走るし、客は儲けるために 車券を買うし。そのへんにリアリティを感じます。 そこに加えて主人公・リンタと彼女との話とかで 適度にエロイ要素もブッこんで来るんですよね。 まあ他のエロ漫画に比べたらカワイイくらいの内容ですが。 しかしギャンブル好きの人間なんて大体はエロ好きですし、 掲載誌が漫画アクションということからも、 読者のニーズにちゃんと合わせてきてもいる感じです。 さらにそれでいて個人的な感想ですが凄いなと思ったのが、 石渡先生がかつて「スーパーライダー」「B・B」などの作品で 超絶的でハイパーな能力を持った主人公の話を描いていたのに 「odds~」では超絶的にぶっ飛んではいない リアルにありそうなレベルでいて強い主人公を描いている ことです。 この話に超絶でいかにも漫画的なハイパーな主人公を 描いたらリアリティが吹っ飛んでしまっていたでしょう。 そのあたりが凄く上手く描かれていて面白い漫画に なっていると思いました。どういう展開になっていくのか今後に期待ガチアクタ 晏童秀吉 裏那圭さいろく不思議な絵柄で高い画力と尖ったキャラクター達が登場する新作。 ただ、ストーリーがどう進んでいくのか見通しがつかない・説明と展開が微妙に説得力を感じないなど、未熟さも見て取れる。 色々と強引すぎる気がするけど週マガはこれでいいんだろうか。 炎炎でもちょっと思ってたけどこちらはクオリティがちょっと…絵は上手いんだけども。 まだ始まったばかりなので今後に期待したいところ。 単純に自分が歳でついてけないだけかもしれないのであくまで個人の感想です!フードンビの感想 #推しを3行で推すフードンビ 栗原正尚starstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 怨み屋本舗にも登場しそうなクズな上司やゾンビ騒ぎでパニックになりつつも自分の立ち位置などの計算をしながら人間同士の読み合いもあって面白い ・特に好きなところは? 舞台が流通の倉庫でなので商品として定期的に「怨み屋本舗」が出てくるところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ここ最近読んだ中で全2巻でおもしろいマンガは何かと聞かれたら「フードンビ」って答えるね 宇宙VS心霊ダンダダン 龍幸伸starstarstarstar_borderstar_borderNano幽霊を信じない男と、宇宙人を信じない女の話。 バトル漫画なのかな?と思ってたらそうでもないのかな?と思いきやバトルもあった。 絵が綺麗。魅せられるし読みやすい。 ジャンプラで無料で読めてしまうのがやばい。不朽の名作!漫画劇画の全ては此処に!!子連れ狼 小池一夫 小島剛夕名無し言わずと知れた小池一夫先生×小島剛夕先生不朽の名作です あまりにも有名なタイトルゆえ実写イメージが強く、また劇画への分別も浅く… じっくり読めたのは大人になってからです 小島剛夕先生の圧倒される画筆、キャラクターの深み悲哀、 ストーリーの一話一話で長い映画をじっくり観たような重厚感 なんでもっと早く読んでなかったんだ〜!!!!と叫ぶ面白さでした 全てを読み終えた時何かとんでもない事が自分の人生に起こった…!と涙が止まらなくなりました 「面白い」という言葉は陳腐かもしれないですが本当に本当に「面白い」のです 漫画の凄さの全てを感じられた!!と思いました お気に入りの登場人物は 酉蔵、乞胸のお雪、スリ"を生業とする女・お葉などなど… 深く悲しい女達がとにかく最高です 話が逸れますがドラマ版(一期〜三期)を数年前に全話観る事ができました 酉蔵役の浜木綿子さんの極上の美しさ 他素晴らしい俳優さん達が出演されてこれまた「なんでもっと早く観なかったんだ〜!」と…なりました ======== 本当に素晴らしい作品… 小池一夫先生 小島剛夕先生 感謝です!!!勢いはすごいが内容がほとんど理解できていないゴッドサイダーサーガ神魔三国志 巻来功士マンガトリツカレ男巻来功士のマンガは好きで色々読んではいるがこれは特に難しい。最初の数ページでも情報量がかなりあるが続くにつれどんどん増えていく。ゴッドサイダー/ゴッドサイダー セカンドと同じように設定/背景/用語などを理解できる前に読み終えてしまった。タイトルの神魔三国志の意味は最後になればわかるが今後どうなるかわからないところで終わるのでちょっと残念だった。どこかで続きやってほしいね... Reスケバン刑事感想Re:スケバン刑事 和田慎二 福井あしび名無し原作より軽いタッチですが、イメージはそのままで悪くないです。一番のボスキャラの海づち麗己、楽しみです。原作よりかわいこちゃんですが、迫力ある。 サキとの死闘がどう展開されるか、みまもっていきたいです。ひさしぶりに原作も読み直してくらべてみたいとも思いました。もしかしたら『双亡亭』のネタ元になっている…のかも藤田和日郎短編集 夜の歌 藤田和日郎名無しふと手にとって読み返してたんですが「夜に散歩しないかね」を読んでいて思ったことでした。何かを塗り込めるっていうモチーフが実は引用されてるのかなとか。考えすぎかもしれないけど、どうだろうか。殺人事件に残る「赤い縄の結晶」の正体は…!RED Es 藤井あだし野名無し※ネタバレを含むクチコミです。 センゴク権兵衛の感想 #推しを3行で推すセンゴク権兵衛 宮下英樹starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと 沖田畷の戦いや戸次川の合戦や北条家などその後の話などあまり他では読めない内容だったので面白い。ただ戸次川の合戦あたりの仙石がなぜ戦をしようとしたのか心境の変化がよくわからなかった あと定期的に登場するピーターフォークの「刑事コロンボ」みたいなキャラがよかった。手の置き方とかもろコロンボっぽい ・特に好きなところは? 一旦戦が終わり五大老や五奉行との話がメインのあたりでまた戦をする際に周りが一様に「仙石」とは戦いたくないと意見が出ているところと仙石の成長の集大成が見えるあたり ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! センゴク権兵衛を単体で読むでのはなくセンゴク、センゴク天正記、センゴク一統記を読んでから読むのがいいと思う再読したので感想チェンソーマン 藤本タツキ名無しとにかくめちゃくちゃでクールな漫画。活き活きと狂ってるキャラクター達と衝撃的な展開の数々が面白い。2部も楽しみ。<<7576777879>>
続編の北海道編もある程度巻数たまってきたので、いっちょ全編通しで読んでみようかと改めて読みなおしてみました。 連載開始がもう28年かと思うとビビるのですが、それでも色褪せない魅力と、絵も古く感じないのは圧巻の一言。 名作中の名作なので内容というよりは、好きな点をいくつか。 全28巻のうち大きくは以下の構成。 ーーー 東京編 (1~6巻) 京都編 (7巻~17巻) 人誅編 (18巻~28巻) ーーー こうして通して読むと、剣心は常に人斬りだった過去の何かと闘っていますね。 東京編では、エピソード的に過去の敵だった人間たちと、京都編は人斬りの後継者だった志々雄、人誅編は過去の因縁。 幕末から明治にかけての激動の時代は、その後自分自身何冊か時代小説を読んでから、改めてるろ剣を読むとまた違った印象をうけます。 過去に囚われた敵キャラたちに、小学生時代では なんでこんな昔のことにこだわっているんだろ? ぐらいだったのですが、今だったらよくわかる。そういう時代だったんだなと敵キャラにも未練を超えた執念を感じさせてくれる。(しかし、縁、おめーはダメだ。あと雷十太。) 大人になった今、もう一度読み直すと、そういう面で敵の魅力がグッとまして見えます。 土方歳三的な負けても生き様をみせてくれる感じ。 ここがスゴク素敵です。 次に、これは内容というよりは本編のおまけである制作秘話。 本作には話と話の幕間に、さらっと登場人物の制作秘話がのっていて(電子版では割愛されるかと思ったが載ってて良かった!)これがすっごい面白いんです! 「〇〇のキャラにインスパイアうけて」 (たいてい、ゲームのサムライスピリッツ) とか、言うわなければ気づかないことまで言ってくれるし、あまつさえ 「もろパクリです」 という暴露とともに、謝罪までする始末。 小さい頃は、あ、そんなことまで言うんだと妙な新規感を覚えていたのですが、この歳になると更に尊敬の念がでる。 仮に影響うけたとしても、自分のものとしちゃうズルさが大人にあると思うのですが、それをしない潔さ。 これも本作、というか著者さんの魅力ですね。 いずれにせよ、王道なバトル展開は、昔と変わらず面白く青春時代を思い出させてくれます。