恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4446件<<9495969798>>すごくおもしろいきよく、やましく、もどかしく。 アリハラナオ名無し別マで見てから何回も読み直してます。内容やギャグセンスも良く、不良と優等生、ピュアと変態ってゆうギャップがたまりません!2人の今後が本当に本当に楽しみです!単行本出して欲しい!藤井と円城寺の色々な日常をこれからも見たいです!つぐみは春に、私から去った。春とみどり 深海紺あうしぃ@カワイイマンガツグミという鳥は渡り鳥で、秋冬にシベリアやカムチャツカから来て、春になると帰っていくのだそうです。 https://pepy.xsrv.jp/22348 本作の主人公・みどり(31)と暮らす春子(14)の死んだ母親は、みどりの同級生・つぐみ。 一度はみどりに友人として居場所を与えながら、中学の卒業式でみどりを置いて消えたつぐみは、春子にとってもただ一人の拠所だった。緑芽吹く春に、ツグミは去った……三人の名前には、そんな切ない関係性が反映されている様です。 つぐみへの想いは二人を引き合わせ、繋がりの無かった他人同士の、年の差同居へと進みます。しかし自信も生活力も無いみどりは、中学生の春子に食事を始め、生活をリードされがち。 更に春子につぐみの面影を重ねる回想シーンでは、同じ年頃・同じ顔の女の子が交互に現れ、みどりも読者も軽く幻惑させられます。 同じ顔で、同じ言葉を言い、恐らく性格も似ていて、でも別人の春子に、みどりは長年募らせた愛情や後悔を重ねてしまう。そんなみどりは見ていて苦しいけれども、自分の中にもある内向性に共感もする。 例えば伝えられなかった感情に執着して、苦しむ人に届いて欲しい内容だと思います。春子と共に歩むみどりの柔らかい変化に、先ずは安堵して欲しい。 まだ見ぬ誰かの為に、料理くらいは出来る様になっておきたい……と思いつつ。恋の前戯・うどんうどんの女 えすとえむ野愛読めば読むほどうどんがセクシャルなモノに見えてくるから不思議…。 いつも会うあの人のもう一歩を知るのは、案外難しい。 大人になればなるほど、名前を聞く年齢を聞くましてや連絡先を聞くなんてそれなりの覚悟と多大な下心がなければできない。 それは、学食で毎日うどんを作る・チカと学食で毎日うどんを食べる男・キノの関係性にも当てはまる。 顔を見れば見るほど気になって、妄想したりうどんの絵を描いたり…。 うどんを介した2人の距離感がもどかしくてじれったいのに、妙にエロティックだから不思議。 誤解を恐れずに言えば、うどんを作る・食べる行為は前戯のようなものなのでは、とすら思わされるほど。 謎めいたチカの存在がそうさせるのか、キノが描いた艶かしいうどんの絵がそうさせるのか、それともえすとえむ先生マジックがそうさせるのか…。 読んでしまったら最後、うどんを食べる男女を見たら妄想が止まらなくなること間違いなしでしょう。入れ替わりモノはあまり好きではなかったけどたまちぇん!! 師走ゆき名無し※ネタバレを含むクチコミです。 デキるOLの、涙を流せる場所。きみはペット 小川彌生名無し社会人になったらまた違う感想を持つだろうと思って、読み返してみた。 モモが、ペットとして、スミレちゃんには自分がいないとダメなんだということを表現してるところが良いなと思った。来月号のフィーヤンからシリーズ化すると知ってスプートニク 海野つなみnyae2017年に掲載された一話限りの読切が電子単行本になったものなんですね。知らなかったので読んでみた。 厳しい労働環境の職場を辞めようとしたら、上司も一緒に辞めてしまうところから始まり、それからその元上司とその弟と不思議な絆が生まれる話です。 これぞ海野つなみという感じの会話劇。読んでて気持ちいい。 新作もこの3人が出てくるみたいなので今から読むのが楽しみです!!男前女子に惚れそう💕ゴールデンラズベリー 持田あきstarstarstarstarstar干し芋主人公のハイスペック男子、芸能事務所のマネージャー北方くん、 32歳。 しかし、実際は、転職24回目。 仕事が長続きしない男子。 新しく見つけた原石、塁ちゃん。 かなりの男前女子、だが、恋愛が長続きしない。 今後、この塁ちゃんのサクセスストーリーが楽しみな作品。 塁ちゃんは、人に依存しないタイプなので、今後、色んな名言が出てくる予感💕 目ヂカラも魅力です。 楽しみ♬楽しみ♬ 近くに住んでるのにすれ違ってばかりの2人の恋物語 #1巻応援となりの遠距離恋愛 なるあすくsogor25大学に入学し下宿を始めた主人公の緑 暖(みどり だん)。 入学直後の校内である女の子に一目惚れした彼でしたが、その日の夜 下宿に帰った時 その女の子・丘野奈々が自分の下宿の真向かいの部屋に住んでいることに気付きます。 この作品はそんな暖が奈々とお近づきになりたいと思いつつ、気付かぬ間にすれ違ったり、時々出会ったりしながら大学生活を送る物語です。 GANMA!で1日1ページずつ更新されていた作品で、作中時間も1ページあたり1日が経過するので、通して読むと暖の大学生活をそのまま追いかけているような気分になれる作品です。 その中で暖が微妙な時間差で奈々とすれ違ったり、下宿の管理人が買っている猫がお互いの家に遊びに行ったりする様子から、2人が気付かないうちに"同じ時間"を共有していることが分かります。 さらに大学生活のモラトリアムの中で周囲の人々も巻き込んで、次第に幸せな空間が広がっていく、そんな作品です。 単行本としては3/1に電子書籍のみという形で発売されていて、表紙にはナンバリングがありますが全1巻の作品だそうです。 300ページを超える大ボリュームな作品ながら基本は1日1ページの4コママンガで構成されているため、テンポよく読み進められる作品です。カテゴライズなんて愛の前では無意味だ女の子が抱いちゃダメですか? ねじがなめた野愛男女の性行為って結局のところ男性器が勃たないとはじまらない的な感覚があって、生物学上男女平等なんて無理じゃねえかよって突然やるせない気持ちになることがあります。 男女平等とか言い出すと主語が大きくなってしまいますが、男の人にはリードしてもらいたいなとか女の人にはかっこいいとこ見せたいなとか当たり前に思っちゃったりするじゃないですか。あれってなんなんでしょうね。 そんな常識みたいな顔した刷り込みを、しなやかにエロく可愛く飛び越えてくれそうなのがこの作品。 タイトルの通り、女の子が男の子を抱くカップルのお話です。攻め女子×受け男子のお話なんです。 男女が惹かれあい関係を深めていく中で、世間的な役割や理想的な振る舞いなどといった刷り込みを剥がし、お互いにしたいこと・してあげたいことを追求していく素敵な素敵なラブストーリーなのです。 清楚な美人OLとイケメン商社マンのラブストーリーなんて知るかよ、って思ってしまうひとにこそ読んでほしいのです。 誰もが羨むような役柄も、こうであらねばなんていう幻想も、裸になってしまえばどうでもいいこと。なんて壮大な愛の物語なんだ!と思えるはずです。 そんな壮大なこと思えなくてもちゃんとエロいので楽しめるはずです。恋っていいなぁと素直に思った花待ついばら めぐる春 スガワラエスコ名無しこの漫画の世界観では「女の子は恋をすることで開花して性徴する」ということになっています。ちょっとフェチっぽくてエッチな設定だな…と斜めに構えながら読み始めましたが、最終的には恋っていいな〜!恋って素敵やん?と思える感動がありました。 主人公は中学生教師の大草拓馬。未だに初恋の人である姫川いばらのことが忘れられずにいましたが、ある日そんな拓馬の元に10年ぶりにいばらが現れます!しかし、いばらは当時から性徴することなく少女の姿のままだったのです。そしてこう言います「私を咲かせて」と。 いばらの「身体は15歳だけど精神面は25歳の大人の女性」というギャップのあるキャラクターが面白さの醍醐味ではありますが、拓馬の教え子である女の子や男の娘が恋によって成長していく過程を見ながら、いばらが成長できなかった理由が明かされていってストーリが深くなっていくのが見所かな。 一条ゆかり先生にとってのプロフェッショナルとはプライド 一条ゆかりstarstarstarstarstarかしこ子供の頃に有閑倶楽部を読んで育ったので一条ゆかり先生が大好きです。大人になってから他の作品も読み始めましたがどれを読んでも面白いし、自分がどれだけ一条ゆかり節に影響されていたか分かりました。 プライドはオペラの話です。生れながら環境と才能に恵まれてプライドが高い主人公と、貧乏育ちでプライドを捨ててでものし上がろうとするライバルが、戦いながら世界的に活躍するオペラ歌手になることを目指します。てっきり一条先生がお好きだからこの題材を選ばれたのかと思っていましたが着想段階では知識ゼロだったそうです。しかも途中でアナログ作画からデジタル作画に移行されたそうですが言われないと気づかないくらい完成度が高いです!これには本当に驚きました! 読むことで一条先生が考える「プロとして仕事をするってどういうことか」と「自分のプライドの正しい磨き方」を教えてもらえます。普通の人に同じような話をされても何も響かないと思うんですけど、やっぱり言葉の重みが違いますね。ド級編隊エグゼロス最終巻を読んでド級編隊エグゼロス きただりょうま名無し※ネタバレを含むクチコミです。最高…欠けた月とドーナッツ 雨水汐名無しほぼ表紙買いです。 なんでもない普通な日常に出会った二人、この百合尊い! 百合かどうか微妙なラインですが。 元気、ワンコ系の女子とお姉さん(だけどぬいぐるみ好き)の組み合わせいいです! 絵も繊細で可愛い。 なんだかんだ惹かれ合って一緒にいようとする二人が幸せそうで、読んでて幸せな気持ちになります。 生徒会副会長が会長に告らせようとする漫画かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 赤坂アカ横田アニメが面白かったので、漫画も読みはじめました。 ふたりとも頭脳明晰で成績もいいのに、かぐやがたまに見せるアホなところが好きです。今年一番買ってよかったラブコメ!! #1巻応援クプルムの花嫁 namostarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)実際の新潟県・燕三条地域(いろんな職人さんが多い地域)が舞台のラブコメなんだけどこれがめっちゃくちゃいい!! 職人気質であまり表情が変わらない鎚起銅器(ついきどうき)職人の彼氏に結婚しようとプロポーズされたのは、大学一年生のギャルで幼馴染の彼女・しいな! でもまだ一人前ではないから「婚約」にして、しいなが卒業するまでには一人前になると約束するところから始まります。 噛み合ってないようで噛み合ってる二人のラブコメがかわいくってしょうがない! 鎚起銅器職人は、一枚の銅板を何度も何度も叩いていろんなものを成形する職人です。 ちなみに、クプルムはラテン語で「銅」。 こちらから試し読みできます。 https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_EB06202051010000_68/働く女性を描いた漫画の代表作働きマン 安野モヨコ名無し昔から人気作だとは知っていて、今更ながら読ませていただいたが非常に面白い。途中で終わっているのが残念。続きがあるなら今いちばん読んでみたい漫画。主人公が「働きマン」にわざわざ変身するシーンが好き。 「美木さん、大好きです!」が僕も大好きです美木さん、大好きです! 小畑つねちかANAGUMA全く正反対に見える二人が互いを素直にリスペクトしているの、尊いですよね。あるときギャルの美木さんに一目惚れをした地味キャラの香坂くん、彼女に釣り合う人間になるべくガラッとイメチェンをして告白をしたところその気合を認めて美木さんも即お付き合いを了承。すべての展開が早い! 香坂くんが大人しそうに見えて相当な勇気と行動力の持ち主なのもギャップがあっていいです。付き合った翌日いきなり家に朝食を作りに来たり距離感バグってるところとめちゃくちゃピュアなところの差が激しくて愛おしい。おもしろい男……!! そんな感じで香坂くんが予想のつかない男なので美木さんも常に優位を取ってるわけじゃないのが妙味。パワーバランスが常にぐらぐらで、それが美木さんにとっても楽しいのが伝わってくるのがなんだか素敵です。ただ陰キャくんをギャル様が全肯定するという単純な構図じゃあないのです。 とにかくふたりのキャラがあればどんなシチュエーションでも最高に光り輝いたものになるので信頼して読み進めていただきたい次第です。自販機で飲み物買ってるの見るだけで悶えたの初めて!「半ドン」の土曜午後、調理室で秘密のランチ #1巻応援土曜日のランチメイト 高尾じんぐsogor25舞台は土曜日の午前中にも学校があった1990年代のとある中学校。 クラス委員長の2年生・高野真穂にはある秘密がありました。 それは、土曜日の授業が終わったあとのお昼に調理室にこっそり忍び込んで、そこでお昼ごはんを作って食べているということ。 しかしある日、いつものように調理室で1人お昼ごはんを食べているのを同じクラスの野球部の男子・宮森航太に見つかってしまいます。 それをきっかけに、毎週土曜に調理室にやってくるようになった航太と、彼と一緒にお昼を食べることになる真穂の様子を描いた作品です。 密かな楽しみであったお昼の時間を邪魔されたくない真穂と、ただ部活前においしいお昼が食べたい航太。 2人は最初はいがみ合っていましたが、真穂のマジメな性格と航太の無邪気さが予想外に噛み合い、次第にまるで夫婦のようなやりとりをし始める、そんな様子が微笑ましい作品です。 また、作中で描かれているのは一見すると現代と同じような中学校の風景なんですが、よく見てみると1990年代らしい描写がいろんな所にあって、読む人によってはどこか懐かしい、ノスタルジックな雰囲気を感じるかもしれない作品です。 1巻まで読了これはよい年の差ラブコメ#1巻応援りんちゃんは据え膳したい 澄田佑貴六文銭年の差の幼馴染みで、女子高生と教師という設定。 女子高生のほうが強めに矢印むいている感じで、 教師のほうが大人的にかわしたり、時にタジタジしたりする流れ。 分類的には「うざ可愛い」に入るのだろうけど、全然うざくないです。 むしろ一途な感じでよいです。 ラブもコメも偏ってなく、ほどよいバランスなのもよい。 1巻の最後は出会い編もしっかりあって、これもまた良いです。 背景がわかるのはいいです。 徐々に先生のほうが意識しはじめるのかな?とか思うと、今後の展開に期待せざるをえません。 ラブコメ好きな人にはおすすめしたい作品です。 先を想像するだけで泣きそうだあせとせっけん 山田金鉄さいろく10巻読了、次巻完結が告知されていて、単行本派の私は11巻を待つまでネタバレを避けつつ過ごします(あんまりなさそうだけど) この2人の真っ直ぐな幸せイチャコラを見れなくなるのは寂しい。あとエロい。 ( ゚д゚)ハッ!でも!エロが強調されてるようで全然そんなことはなくて! エロ目的の人はそこまで期待に応えられないかもしれない! でも普通に真剣な恋愛でお互いに支え合う2人が営むシーンはストーリーというか背景ありきだけど良いものなのでなんというかこう、良いです! 山田金鉄先生の他作品を知らないけど、早くも次がどうなるのかなって楽しみでもある。全てが良い方向に行くといいなぁのんちゃん&リツコが夫婦になって帰ってきた!!喰う寝るふたり 住むふたり 日暮キノコたかコミックゼノン2021年4月号から「喰う寝るふたり 住むふたり 続」がスタート!! うれしすぎる…😭 新装版も夏に出るそうです! https://natalie.mu/comic/news/417715 https://twitter.com/higurashikinoko/status/1364711162412064770?s=20触らせてあげたい死神坊ちゃんと黒メイド 井上小春 イノウエさいろく(私が死にたいという意味ではありません) 坊っちゃんとアリスの掛け合いは序盤からずっと変わらず安定のスタイルで、さっさとなんとかしてあげてほしいという気持ちでムズムズします。幸せだけど辛い。 脇役たちもどんどん増えてきて、それでいて意外と悪いやつがいなくて朗らかな気持ちのまま次の話を迎えられてしまうという全体的にホッコリし続けられるのが特徴ではないかなと。 「魔王城でおやすみ」とかもそうですが、特にオチなくても波乱がなくても全然いいんですよね。 私はジェミニ座の鳥さんザインたちが好きです。 ヒーローは博士ポジ?(「らしさ」の解体)魔法先生ネギま! MAGISTER NEGI MAGI 赤松健あうしぃ@カワイイマンガ『魔法先生ネギま!』の私的ベストバウトは、27巻のネギ・スプリングフィールド対ジャック・ラカン戦です。 犬上小太郎とのタッグ戦ですが、終始ラカンとネギの力比べが繰り広げられます。しかし魔法世界最強傭兵に対し、実力的に劣るネギ。それをカバーしたのは、何重にも仕掛けた罠と、天才的な魔法開発力、そしてあらゆる力を取り入れた、なりふり構わぬ戦術でした。 戦いの後、ネギは称賛と共に揶揄されます。「(筆者注:それはヒーローというより)どう考えてもハカセポジションやで!」 (27巻249時間目より引用。口調からして味方の小太郎ですね……) ヒーローらしくない博士ポジの主役……そうネギが呼ばれる時、私は同時代に週刊少年マガジンで連載されたテニス漫画『ベイビーステップ』を思い出します。 ベイビーステップの主人公・丸尾栄一郎は、浅いキャリアと肉体的な不足を補うべく、「研究」と「コントロール」を武器として強豪と対峙する。遂に世界ランカーになる彼ですが、最後までコートで研究ノートを書き続けました。 2000年代末から2010年代にかけて同じ誌面に描かれた、二人の「博士ポジ」主人公。彼らはヒーロー「らしく無さ」がカッコ良くなる、と言う事を示してくれました。 この10年でマンガに描かれてきた、ジェンダーの揺らぎや、新たな文化系ジャンル、もしくはスポーツ漫画の新たな価値観や育成観。そこでは少年マンガに顕著な従来のヒーロー「らしさ」は、解体されて行く。 そしてそこで描かれるバトルは、従来のヒーローバトルよりも更に複雑で、新たな視点からの面白さに満ちている。旧世代代表のラカンを乗り越えるネギの戦いは、その代表例と言えるでしょう。 #マンバ読書会 #少年マンガの名バトル魔か天女か… #完結応援吉祥天女 吉田秋生starstarstarstarstarたか吉田秋生作品何を読もうかな〜と思って選んだのがこれ。全4巻だし、なにより日本画みたいな絵がいいなと思って買ったんだけど想像以上にメチャクチャ良かった。 主人公たちメインキャラクターが80年代の高校生っていう設定が、そもそもなんとも言えない良さがある。小説家だと“ノスタルジーの魔術師”こと恩田陸先生大好きマンなのでぶっ刺さりました。 また、地元じゃ知られた2つの名家の財をめぐる争いに、女子高生である主人公の結婚が大きく絡んでいる……という古今東西で愛されている泥沼設定が物語の主軸なのがまた堪らない。 そして何より主人公である小夜子が、「女」という存在の光と影のその全てを背負わされた超越的存在で恐ろしく、こんなキャラクターを生み出した吉田秋生という作者にまで畏怖してしまう。 「女であるということが ときにどれほどの屈辱をもたらすのか あなたたち男にはわからないでしょうね…」という台詞が頭にこびりついた。 小夜子のように自分を取り巻く全てのことを呪いたくなっても…そこには由似子やその兄、そして涼のような人物がいるということを忘れないでいたい。<<9495969798>>
別マで見てから何回も読み直してます。内容やギャグセンスも良く、不良と優等生、ピュアと変態ってゆうギャップがたまりません!2人の今後が本当に本当に楽しみです!単行本出して欲しい!藤井と円城寺の色々な日常をこれからも見たいです!