恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4446件<<9091929394>>完全に表紙買いだったけどよかったないしょの予習 森井暁正名無しまず表紙がエロい。大事なことです。そして肝心な内容ですがこれまたよかったです。お互いに彼氏彼女がいる高校生の男女2人が本命と緊張しないように色んな予習をするという話なんですが、普通にキスシーンがエロかったりするだけじゃなくて、本命との関係が2人とも複雑なので単なる浮気だろ…と断言できないところが面白いです。作者さんは吉田基已と青山景がお好きらしいですが、この名前でピンと来られる方は多いはず。これは2巻で関係がどうなっちゃうのかめちゃくちゃ気になりますね。女の子が女の子を好きになるときマーメイドライン 金田一蓮十郎名無し高校生の頃の自分も親友の女の子に対して友情とは違う特別な気持ちをほんのり持っていたことを思い出しながら読みました。ジャンルとしては百合ですが少女漫画っぽさがあるような気がします。くらもちふさこ先生の帯文「扉を開けて、女の子の愛らしさ、賢さ、柔らかさに包まれてください。」がとても素敵。その通りだと思います。ちなみに3組の女の子たちのお話なのですが、ニコイチを彷彿とさせるカップルも登場するので、ニコイチが好きな人は必見です。全てのギャルは良い手玉に取りたい黒木屋さん ポロロッカ天沢聖司最初の方だけちょっと読んでみた。黒木屋さんか元優等生なのかキュンとしますね…!ラブコメの相手役である正直男が(告白以外)グイグイで、平然と女子の胸に手を突っ込むところにシビれるあこがれるゥ!切なくも爽やかな感動を呼ぶ、リバーサイドストーリー花に問ひたまへ さそうあきらstarstarstarstarstarひさぴよ「ここは何もないところさ でもね 何があっても水が流してくれるのさーーー」 多摩川近郊の町を舞台に、視覚障害者の青年・一太郎と、生活に困窮する女性・ちはやの、二人の心の交流を描いた物語。 ヒロインである「ちはや」を通し、視覚障害者の現実を知ることができると同時に、ちはやが抱える生活環境の苦しさにも直面させられる。 ちはやの家は、母親が居なくなり父子家庭でアル中となった父親をちはやが世話をして、家計を支えるため、ひたすらに働けども貧しい状態から抜け出せない。心が荒みきって、他人を助ける余裕など全くない状況から物語が始まることからも、この『花に問ひたまへ』が視覚障害者側の綺麗事だけで描こうとしていないことが伺える。 1話目での一太郎と出会いは、非常に気まずいシーンとなっている。早朝、急いで仕事に向かうちはやが、鬼のような形相でエスカレーターを駆け上がって、一太郎の持つ白杖を蹴り落としてしまうのだ。罪悪感を感じながらも、何もせずに立ち去ってしまうちはや。その後、町中のコンビニで一太郎に”発見“されてしまい、彼の優しさによって、ちはやの心は徐々に変わり始める…。 私たちは、障害者の物語と言えば、助けられるのは障害者の役割だと決めつけがちだが、この物語において本質的に手を差し伸べられているのは、ヒロインのちはやの方である。視覚障害者である一太郎が、ちはやにとってのヒーローのような存在となっている事が、人は目だけでモノを見るわけではない、ということを体現しているように思う。 視覚障害者にしかわからないことも、綺麗事抜きで読者に伝わりやすいように描かれていて、リアリティを持って伝わってくる。ヒューマンドラマとしても、ラブストーリーとしても上質な作品でありながら、障害を持つ人たちの日常を考えるきっかけを与えてくれる作品でもある。 ※ちなみに、冒頭でアリの巣を覗いてるお婆さんは、さそうあきら珠玉短編集「子供の情景」に登場する人物だったりする 美少女×粘液に騙されて読んでみてほしいナイショの戸黒さん 詩原ヒロ野愛わたしはゲロを吐く女の子がとても好きなので、開始数ページで戸黒さんに心奪われました。 思春期の真っ只中、かわいい女の子がゲロ吐いてるとこ見たらまかり間違って好きになっちゃうよな〜あらすじに書いてあった粘液がついた消しゴムってそういうことか〜と思っていたら、粘液ってそういうこと?戸黒さんはただの病弱な女の子って訳じゃない? と、さらに心を掴まれました。 なんてフェティッシュな作品なんだ…変な性癖に目覚めちゃったらどうしてくれるんだ…最高すぎます。 絵のシズル感がものすごいので、戸黒さんはめちゃくちゃかわいいですし、粘液の正体はめちゃくちゃ気持ちわるいですし、東海林くんとともに感情を揺さぶられること間違いなしです。酸いも甘いもあるラブコメキラキラ! 安達哲かしこ※ネタバレを含むクチコミです。テンプレを越えた優しさ #1巻応援声の小さい小森さんとクソデカ大声の大林くん べっこうリコあうしぃ@カワイイマンガ声の小さな女子と声の大きな男子の甘々両片想いコメディ。この作品の良さは、〜らしさの「テンプレ」を薄めている所にあると思います。 声の小さな小森さんですが、特にコミュ障とか、オドオドしている感じはありません。笑いもすれば、はっきり気持ちも伝える(声小さくて伝わらないけれど)。 一方、声の大きな大林くん。彼の描かれ方がとても好き。 何って、大きな声なのに、威圧的で無い。 声も体も大きな男って、少し怖かったりするのが現実だし、漫画ではそういう部分はよく「強さ」「ガサツさ」「おおらかさ」と表現されます。しかし大林くんは、声の大きさを自覚して一応気を遣ったり(それでもつい大きくなって驚かれるけれど)小森さんの話を聞く時は黙って耳を澄ましている。性格も優しくて可愛い物が好み。 声が大きいのにカワイイ男の子……割と新しくない? 今までの漫画の「声小さい女=オドオド」「声大きい男=ガサツ」みたいなテンプレが薄れたキャラクターの物語は、全体的に愛らしく、甘々だけれども穏やか。バトルしたりしないフツーの男女の恋物語として、楽しく楽しく読めてしまうのです! 声が小さくて伝わらない系女子と、声が大きくてだだ漏れ系男子。どっちも頑張れ。 ゲーム実況配信者漫画!?ガチ恋物語 プチキス 青木万里子名無しなんと若い題材の漫画か! …と思ってしまいました!ゲーム実況者とそれをプロデュースする女性の漫画(実況者ファン)、でしょうか。 なるほど生まれるべくして生まれた漫画だなと思ってしまいました。 実況主に対して「個人的にDM返さないで」と言ったり「誰かの承認欲求の為にゲームしてるわけじゃない」と言ったりするところはホントリアル…。 女性目線でも男性目線でも楽しめそうなテーマでさらっと読めます。ギャグかと思ったらガチだった数字であそぼ。 絹田村子さいろく数字。それは数を表す文字のこと。 高校レベルの数学止まりの知識しかない自分には話が難解すぎる… と思ったけど記憶力だけ良い主人公と一緒に学んでいける!?と勘違いするぐらいわかりやすく紹介してくれている。 この漫画もしかして神様の授けてくれたチャンスなのでは? そう思った私は高校の頃に「動物のお医者さん」を読んで獣医になれるのではと勘違いしたぐらい傾倒しやすいタイプでした。 大学レベルの数学を学んで理解したい、とちょっと思ったけど1巻を読んだだけでは主人公がバカに見えていたけどコイツは記憶力だけで名門大学に入れちゃうぐらいの特殊なやつなんだった。 ‥がんばれ横辺、見守ってるぞ。これまでにない"入れ替わりラブコメ" #1巻応援キョーダイシャッフル すのはら風香sogor25マンションの隣同士の部屋に住んでいる結崎家と石見家。 結崎家には兄の桐也と妹の梢、石見家には姉の真麻と弟の和馬という同い年の双子がいました。 ある日、桐也と真麻が一緒に帰っているときに真麻が「私 桐也が好き」と告白をしてきます。 しかし桐也は咄嗟にその告白を拒絶してしまいます。 なぜなら…「本当は真麻は桐也の実の妹」だったからです 実はもともとは"桐也と真麻" "梢と和馬"という組み合わせの双子だったのですが、8年前のある日を境に真麻と梢の立場がそっくりそのまま入れ替わってしまったのです。 しかもそのことに気付いているのはなぜか桐也と和馬だけ。 つまり真麻目線では"幼馴染の男の子"である桐也に告白したのですが、桐也目線では"実の妹"に告白されたという不思議なすれ違いが生まれてしまっていたのです。 桐也の中では真麻の存在は"妹"のままなのですが、入れ替わりから8年も経っており、"隣の家の子"として接している時間のほうが長くなってしまったために真麻の告白をどう受け止めればいいのか困惑してしまいます。 本来は兄であるはずの桐也に抱いた真麻の想いは本当に恋なのかどうか、 そもそも入れ替わりは桐也と和馬の妄想や思い違いではないのか、 もし入れ替わりが本当なら この入れ替わった状態がずっと続くのか。 普通の入れ替わりモノでは生まれない複雑な感情に桐也たちが悩まされる、これまでにない作品になっています。 1巻まで読了 きっとこれは純粋な恋の物語 #1巻応援一人暮らし、熱を出す。恋を知る。 だーくsogor25クリスマスの夜に熱を出し、会社を休むことになってしまったサラリーマンの井上。 1人家で寝込む孤独に耐えきれず、体調不良についてSNSに投稿してしまった彼でしたが、見ず知らずのアカウントから連絡があり、朦朧としながらそのアカウントとやり取りをするうちに、そのアカウントの主であった金髪ギャル・が家に看病しに現れるという導入の作品です。 かなり変化球気味の導入から始まる作品で、その後も第1話の中だけでいろんな展開を見せるので、1話だけ読むとかなりトリッキーな作品に見えるかもしれません。 しかしながら、1巻を通して読んでみると(2人の出会いの特殊さを除けば)登場人物のすごく純粋な感情に溢れている恋物語だということが分かってきます。 万人に受け入れられる作品ではないかもしれませんが、刺さる人には刺さる内容だと思うので どういう作品か気になった人は是非単行本で読んでみてほしい作品です 1巻まで読了近づきすぎた偶像のリアル彼女のイデア 冬芽沙也あうしぃ@カワイイマンガ憧れの女優と偶々知り合ってしまった女子高生。二人が不器用に関係を築く物語は、互いの本心が見えてくる程、愛しくなる。 誰もが認める凛として華やかな女優の、誰にも見せない本性は、あけすけな様子が可愛らしい。しかし、それは崇拝している女子高生にとっては、触れたくないものだった。 何故か女優が向ける、信頼と親愛。自信の無さと偶像視が邪魔をして、それを受け止められない女子高生。しかし目の前の人への新たな感情は止められない。 薄汚い芸能界の人間模様は、二人の信頼関係を強固にする。二人がどうしようもなく接近する時の、甘やかさ。美麗な画面に増幅され、何度もときめいてしまう。 二人の幸せを祈りたくなる尊い百合漫画として、最高の作品だ。初恋をこじらせた美男美女カップルにキュン♡ #1巻応援デキないふたり 里村名無し「LINEマンガ恋愛ランキング第1位」と単行本の帯に書いてあったので、ホイホイ買ってしまいました!小中高と顔見知り程度の同級生だった2人が、高3になって付き合い始めますが、初体験に失敗してしまい、大嫌いになってしまったまま疎遠に…。しかし社会人になり今度は同じ会社の同僚として再会します!職場では犬猿の仲として認識されているので、もちろん幼馴染の元恋人同士であることは秘密ですが、お互いに美男美女で仕事もデキるので何かと注目されがちです。上司から一緒に仕事をすることを命じられて急接近しますが、これがきっかけで気持ちのすれ違いが起きてしまったあの出来事を振り返ることになり…?と、ここまでが1巻かな…。2人とも未だにトラウマから脱却してないんだけど、好きっていう感情も残ってるところにキュンとします。ちょっとだけ両思いなんですよね。特に男性側は表向きはツンツンしてるけど、内心はこんなデレデレしてるんだよ〜っていうのを見せてくれるので可愛いです。作者の里村さんってどこかで見たことあるお名前だなぁって思ったけど、ココハナの新連載「岬くんの不器用な溺愛」の人か!キュンキュンするイケメンを描いたら今一番の実力かも! 余命短い女子大生が出会った"束の間の恋"の物語 #1巻応援束の間の一花 タダノなつsogor25高校2年のときに病気が発覚し、余命2年と宣告された主人公の一花。 それでも彼女は普通に生活することを望み、家族以外に病気のことを伝えないままいつしか余命と言われた2年が過ぎ、大学にも進学することができました。 ただ、病気が治ったわけではなく、命の終わりを感じながら生きてきた一花。そんな彼女が大学で哲学の講師・萬木(ゆるぎ)と出会い、彼に思いを寄せ始めます。 徐々に萬木と交流を深めていく一花でしたが、ある日突然、彼女の知らないうちに萬木が大学を辞めたていことを聞かされます。 そんな彼女が駅で偶然萬木と再会するところから物語が動き始めます。 萬木との出会いにより生きる希望を見出していた一花は、彼との再会により更にその恋心を燃え上がらせていきます。 一方の萬木のほうも決して一花のことを蔑ろにしていたわけではないのですが、彼女に何も伝えずに大学を辞めたのには「ある理由」がありました。 互いが互いのことを想って接していて、両想いとも言える関係の2人なのに、一花の「余命」そして萬木の「ある理由」のためにその想いがすれ違ってしまう、そんな切ない様子が描かれる、2人それぞれにとっての"束の間の恋"の物語です。 1巻まで読了面白すぎるというかかっこよすぎる後ハッピーマニア 安野モヨコ名無し安野モヨコ作品を全部読みたくなるくらいにはかっこいい! アラフォーがリアルで気取らない、飾らない人物像。不倫だ離婚だなんだの人間関係なんですがなぜだろう、モヨコさんだからか登場人物が全員かっこよく感じます。 漫画で決まってる定型文みたいなセリフって結構ありますよね 「離婚してくれ」「そんなこと言わないで!」…みたいなやつとか この漫画では「離婚してくれ」「言うのが遅い!」なんですよ リアルはこっちなんです。 苦悩してくれるから面白い! 3巻早く読みたいです!幸せとは幸子、生きてます 柘植文野愛元彼との思い出のシーツを切り刻んで持ち歩いてたり、婚活パーティーで知り合った男に欠陥住宅買わされたりしながらも幸子はなんだかんだ幸せそうです。 真面目な公務員である自分とは違う危うい男に惹かれちゃうところも、愛を求めつつも1人を満喫してるところも、アルゼンチンタンゴの先生(おじいちゃん)と駆け引きしてるところもいいんですよね。善良そうに見えてそうでもないところが絶妙に魅力的です。 役所の仕事仲間たちが言うように、別に結婚しなくてもいいのでは?と思いますが婚活に精を出す幸子がそれはそれで楽しそうなので見守りたくなります。 家の傾斜利用してお団子作るなんていい女だなあ…。 照れずに読めるロマンティック・ラブコメ!ちくたくぼんぼん 勝田文名無し舞台は昭和初期。主人公の「イワ」は、田舎から東京に住んでいる元女優の叔母のところに女中奉公にやって来ます。おっちょこちょいなイワちゃんが出会ったのは、イケメンで秀才だけど病弱で両親もいない時計屋の「三五」。正反対のような2人ですが、不思議な三五の魅力にだんだんイワちゃんも惹かれていくんです。勝田文先生の可愛らしい絵柄だと、三五の「一週間僕のことだけ考えて」や「僕は君のものだ」という非日常なセリフもクサくなく、とってもロマンティックでいいな〜!と素直に思いました。あんまり活躍しないけど、イワちゃんちのお隣さんが田河水泡先生みたいな漫画家さんっていう設定が地味に好きです。7巻読んだ人〜!生きてる〜?好きな子がめがねを忘れた 藤近小梅名無し※ネタバレを含むクチコミです。虫や人外が苦手な私でも推せる! #推しを3行で推すエメラルドに食べられたい aimi無用ノスケ子虫や人外が苦手な私でも推せる!最初は買うのを躊躇いましたが、最後まで読んでみてこれは買って良かった…と思える作品でした。ストーリーが進むにつれ、主人公のお姉さんが登場してからが漫画としてグンと面白くなります。エメラルド達も尊いですが、私はお姉さんの考え方、異なるもの同士が共存することへの態度に大いに共感しきりでした。 幸せって何だろう?大正ロマンポルノ 麻生みことstarstarstarstarstar_border干し芋タイトルを見てどんなお話なんだろうと思い読みました。 大正時代、盲目の遊女と小説家志望のダメンズが恋に落ちて、仕送りもなくなり、借金がかさむダメンズに盲目だからこそ音に敏感な遊女が賭博で一儲けするが、壺振りとグルだと疑いをかけられ、ボコボコに。 それを、空気で感じた遊女が自殺用に持っていた匕首で相手をグサリ。 そのお話を、小劇場の劇団がお芝居にする。 男と女は、何事も計算通りにいかないもどかしさが、あります。 付き合っても上手くいかないのは、分かっているけど、今の状態がふたりの距離感が一番いいのは分かっているけど、色々気になり気持ちがギスギスして、日常生活にも支障をきたすけど。 お互いに必要とされていることは分かっている。 男女は、別れがあるけど、今のままだど、長く一緒にいられる。 どちらが幸せなんでしょう? もう一つの作品『徒花』は、なんともいえない繊細な感情を淡々と描かれています。 自分の本当の気持ち、お世話になった恩、戻るべき場所、ときめき、揺れ動く感情、自分でも整理がつかない混沌とした心に、答えはすぐには見つかりません。そして、幸せとは何かを考えさせられます。クソ真面目国民的アイドル(幼馴染) vs AV女優! お触りNGラブコメ!ミドリくんには触れない トヨタトヨ天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。声うるせえな! でも幸せならOKです!!声の小さい小森さんとクソデカ大声の大林くん べっこうリコ天沢聖司コソコソ話す小森さんがめっちゃ可愛い! そして大林は喉のボリュームバグってんのかってくらうるせえ。でも2人が幸せそうなのでオッケーです! 〇〇くん〇〇さん漫画はもういいよ…と思いつつ読んでみるとやっぱ面白いんだよなぁ。 https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_AM05201644010000_68/ 優しさの伝播 #完結応援 #推しを3行で推す羽山先生と寺野先生は付き合っている 黄井ぴかちあうしぃ@カワイイマンガ①先生同士の職場恋愛・社会人百合は「結婚百合」に! ②遅れて来た「大人の青春」を描き切り、最後まで甘さの中に爽やかさ。 ③愛する二人から優しさが伝播し、人の「善意」を自然に浮かび上がらせてくれるので、疲れた時に読んで癒されたい! --二言-- どうかこの作品から、人の善意の優しさを受け取って下さい。 ……ぴかち先生おめでとう!"ロービジョン"な女性のままならない恋の行方 #1巻応援見えない私の恋は不自由。【コミックス版】 ばにー浦沢sogor25主人公の波川塔子は"ロービジョン"と呼ばれる、視覚に障害のある女性です。 彼女の場合は遺伝性の近視で、高校の頃はメガネで視力矯正できていたのですが、25歳を過ぎた頃から視野が狭くなり、現在では本人曰く「トイレットペーパーの芯を覗いたみたいな状態」になっていました。 そんな彼女と職場の同僚や付き合って5年の彼氏の尚、そして職場で偶然再会した高校の後輩・鈴本との関係を描く作品です。 いわゆる視覚障害者を描いている作品ではありますが、視覚障害といってももちろんその症状や境遇は人それぞれで、主人公の塔子の場合はサポートが必要なときはあるものの他の人と同じようにオフィスで仕事をしていて、特別な存在ではなく 職場のコミュニティの一員として描かれています。 そのため"ロービジョン"だからこその視点で描かれている内容も読者に共感しやすいものになっています。 また、塔子の彼氏である尚と高校の後輩である鈴本は、それぞれが塔子の視覚障害のことを理解して彼女に接しているのですが、その"理解"のベクトルが異なっている様子が描かれていて、それが塔子との関係性や塔子自身の思いにも影響していく様子を読んでいると色々な感情が芽生えてくる、そんな作品になっています。 2巻まで読了<<9091929394>>
まず表紙がエロい。大事なことです。そして肝心な内容ですがこれまたよかったです。お互いに彼氏彼女がいる高校生の男女2人が本命と緊張しないように色んな予習をするという話なんですが、普通にキスシーンがエロかったりするだけじゃなくて、本命との関係が2人とも複雑なので単なる浮気だろ…と断言できないところが面白いです。作者さんは吉田基已と青山景がお好きらしいですが、この名前でピンと来られる方は多いはず。これは2巻で関係がどうなっちゃうのかめちゃくちゃ気になりますね。