恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4462件<<160161162163164>>ある意味すごく少女漫画らしい漫画ヒロイン失格 幸田もも子名無し※ネタバレを含むクチコミです。百合カップルが自然に馴染む良き人間関係付き合ってあげてもいいかな たみふるsogor25恋愛ものとしての2人の空気感だけでも充分愛でられる作品なんだけど、大学やサークルの周囲の人間との関係性の中に自然に溶け込んでて、群像劇のような作品全体の雰囲気に魅力を感じる。遠くからずっと眺めてたい。 穿った見方かもしれないけど、同性愛を公言することに対する葛藤、性に対する温度差、そしていざ一夜を共にした時の距離の詰め方など、BLでは鉄板だけど女性同士の恋愛ではあまり扱われなかった気がする。そういう意味ではかなり女性目線を意識して描かれた作品なのかもしれない。 1巻まで読了。これはいいパラスポーツ作品になりそうブレードガール 片脚のランナー 重松成美sogor25テーマはスポ根っぽいけどBE・LOVE連載なだけに文脈は少女マンガ寄り。義足の専門的な話などもありつつ全体的に爽やかな画作り。言ったら幾らでも重い展開に出来るようなテーマなんだけど、例えば骨肉腫で右下腿を失ったっていう設定を説明だけに留めて、画面作りを明るく、かつ純粋に走ることに対する物語を中心に展開。パラリンピックを見据えた企画だろうし、極力ポジティブな物語にしようという描き方には好感が持てる。物語が進む中で主人公の鈴がカッコよく走るようになってくれることを期待。 1巻まで読了。しかしこの女騎士、ちょろい。今まで一度も女扱いされたことがない女騎士を女扱いする漫画 マツモトケンゴsogor25SNS発マンガの普及で増えてきた1話8ページ前後のマンガ。取っ掛かりのアイデア1本あれば話数を重ねて面白い作品に仕上げられる、というのを体現してる作品。内容はほぼタイトル通りなんだけど、3話くらいで女騎士はもう屈してる。気がする。 面白いなあと思うのは女騎士レオに告白した魔法使いフーリーのキャラ。魔法使いとしての有能さでレオが都合よく好感を持つ理由を出しつつ、少し油断すると下心が見えてレオが反発するきっかけを与える。結果、レオが実質ほぼ落ちてるのに、ツン:デレ=2:8くらいの絶妙なバランスにギリギリ留めている。 1巻まで読了。 あらすじで気になったらとりあえず3巻まで読んで!君は春に目を醒ます 縞あさとsogor25※ネタバレを含むクチコミです。悪意のない優しい世界かわいいひと 斎藤けんsogor25序盤になんかちょっと悪役っぽい人が出てきてた気がするけど、ずっと性格の悪いキャラが出てこなくて、本当に安心して2人の恋路をずっと眺めていられる。 例えばこれを実写でやるとすごい冗長になりそうで、そういう意味ではマンガだからこそ成立しそうな優しい世界。個人的には起伏のある物語が好みではあるけど、そういう作品ばかり読んでて気を休めたいとき、もしくは単純に現実世界に疲れたとき、この作品があるだけで癒やしになる、そういう作品。 6巻まで読了。前作を読んでなくても楽しめる。読んでればもっと楽しめる(かもしれない)昭和オトメ御伽話 桐丘さなsogor25※ネタバレを含むクチコミです。 少女漫画、いいえ元祖俺つえー主人公ですガラスの仮面 美内すずえ名無し少女漫画とか思わせて、スポ根漫画もびっくりの特訓を行う主人公とそのライバル達。特にマヤの演劇が好きという狂気には圧倒させられる。年上和服美人と画学生の恋夏の前日 吉田基已starstarstarstar_borderstar_borderかしこ二話目から電車の中で読めなくなるくらい急展開します。 美人なお姉さんに優しくされたり怒られたりするのも見どころですが、芸術を志す若者が青くさく悩む様も丁寧に描かれてます。ノスタルジーな雰囲気ですが現代が舞台のようです。 この作品の前に他誌で連載してた水の色 銀の月がこれの続編にあたる内容なので、作者の経歴どおりに読むと二人の恋の行方を知りながら読むことになります。どっちから読んでも面白いので両方読むのがオススメです。フィクションであることの救いpink 岡崎京子hysysk話としては結構心をえぐられる。ワニを飼っているという設定のおかげで寓話性が出て「そこまで深刻に捉えることもないな」と思えるのが救い。大島智子『セッちゃん』と通じるものを感じた。 片脚のランナーが風を起こす!!ブレードガール 片脚のランナー 重松成美名無し単行本で読むのを楽しみに待っていた作品。 少女マンガらしくSっぽいヒーローとは偶然出会い、出会い頭にタメ口を利かれる1話の展開は安心感があっていい。 走れば体が風を感じるのは健常者にとっては何でもないことだけど、そのことを「風が吹いたんじゃない あんたが風を起こしたんだ」と言う風見のセリフがとても印象的だった。 1巻の最後の引きはズルい!!笑 続きが超気になるいくえみ節にのまれる夜おやすみカラスまた来てね。 いくえみ綾むこういうゆったりした夜の群像劇みたいなものを心地よくかけるのはすごい。 そう、心地よいです。雰囲気が! ザ、恋愛!みたいなものよりも遊びがたくさんある方が好きだったりします。 主人公がバーをやることになった経緯が素敵だし、ショートカット女子が可愛い。いくえみ男子もいいけどいくえみ女子も好きです。 こういう陽気なバーテンダーがいるカウンターで飲んでみたいものです、、、男と女の不条理ってよく話すよね僕と君の大切な話 ろびこにゃーあるある!笑 と友だちに話たくなるネタが満載 「こんにちは、あたし」で鳥肌ガラスの仮面 美内すずえばにゃにゃんだーガラスの仮面って月影先生の「恐ろしい子」って台詞があまりにも有名で、ガラスの仮面を読んでなくても、パロディでよく使われてるから有名ですよね。 でも、私が1番すごいと思ったセリフは北島マヤの「こんにちは、わたし」というセリフです。役者としての技術も未熟で、バレエなどの下地もない彼女は、それらを持つ姫川亜弓に憧れていますが、その姫川亜弓が嫉妬するレベルで忘我し役になりきる北島マヤの天才性を端的に表しているセリフ・シーンだからです。役の仮面を脱ぎ捨て「こんにちは、わたし」と鏡に映る自分に対して言い放つ姿はまさに狂気ですし、「恐ろしい子」です。 この漫画の魅力のひとつに北島マヤと姫川亜弓の立場の逆転があると思います。物語の序盤は天才として扱われた姫川亜弓も今は努力の人として定着し、役者としての未熟さを笑われていた北島マヤは無二の才能で他者を圧倒する恐ろしい子になっていきます。最近では、主人公の北島マヤよりも姫川亜弓を応援したくなることもしばしば。姫川亜弓の「ガラスの仮面をつけているのは、わたし」というセリフなんか泣いてしまいます。 紅天女を演じるのは誰になるんでしょうか。気になりますね。この物語の終わりをわたしは読みたくてしょうがないです。ろり女神水女神は今日も恋をするか? 三簾真也名無し無から水を生成する水女神"ウンディーネ"ととある少年のラブコメディ。キャラの感情表現が豊かで生き生きしてる。お互い初恋でピュアな駆け引きがかわいらしい。ありそうでなさそう?(いやないかなw)素粒子研究所内ラブコメアルキメデスのお風呂 単行本版 ニコ・ニコルソン鳥人間アルキメデスのお風呂ってあれか、黄金の王冠の逸話かな。 東海村のJ-PARCが監修しているということで、興味を湧いて読んでみた。 弁当屋店員でぽっちゃり女子の原陽子は仕事でもプライベートでもボロボロになり、駅のホームで自殺を図るという、いきなりなんとも重い話からスタートする。 しかし、そのとき助けた人物が(ちょっとおかしな)王子様のような理系男子。二人には意外な接点があり……といった感じでラブコメ展開へとつながっていく。 作中の舞台となるA-PARCは実質、実在のJ-PARCなのだろう。たぶん。筑波のKEKへは一般公開日に何度か行ったことがあるので、そういうときに見聞きしていたので存在は知っていたけど、さすがにこちらは行ったことがない。その内情が見て取れるというのは面白い。 ラブコメ要素には正直あんまり興味がない(笑)が、素粒子の基礎研究という何に役に立つんだかわからない研究と、暗中模索な恋愛模様を交錯させて描く様はなかなか面白い。それに各キャラクターがなかなか個性的で面白いし、1巻時点では各キャラクターの背景に何やら色々抱えていることがありそうで、この先が気になることは確か。おそらく今後登場するであろうエミィも曲者であってほしいなー。 花男、晴れ男花のち晴れ~花男 Next Season~ 神尾葉子むドラマ見てないのですが10巻まで読了! ちょくちょく花男メンバーが出てきて花男で出てきた場所もまた出てきます。 男の子も女の子も今風…ちゃんと今風!ちゃんと今の少年少女が主人公って感じがするし懐かしい感じもするしどの世代も楽しめるように作ってあるなあという感じ。 特に絵柄でしょうか、男子がイケメンな漫画はいいですね…新連載はじまったな週刊少年ハチ 増田英二名無し漫画の専門学校が舞台か〜 恋愛シーンもありそうだけど、創作者になろうとする部分が大きいだろうから 単純にさわやかなだけの青春ストーリーにはならない気もする清流のように爽やかな2人見上げると君は 小堀真たか1巻を読み終えるのが早すぎて呆気にとられた。 なにより「小さい男の子と背の高い女の子」という使い古されたテーマで、これほど夢中になれるとは嬉しい驚きだった。 もっと、もっと2人を見せてくれ…!!! どうしてこんなにもこの作品にハマってしまったのか? それはたぶん、渋木くんと高峯さんが「自分の魅力に無自覚」だから。 渋木くんはかわいいけれど、かわいさを利用してない。 高峯さんはかっこいいけど、誰かのためにかっこよく振る舞っているわけではない。 この2人が自然体でいるところが、読んでいて清々しい理由なんだと思う。 ※なお見開きの高峯さんがイケメン過ぎるので、電車の中とかで読むときは表情筋の崩壊に注意してください このタッグ…合う!アイネクライネナハトムジーク いくえみ綾 伊坂幸太郎む作画とかキャラはいくえみ男子…でも読んだら伊坂幸太郎!確かに繋ぎ方とか起承転結が伊坂幸太郎です! いくえみ綾の恋愛話、とても人間の繊細なとこ書かれてて好きです。 伊坂幸太郎の全部伏線回収して最後で繋げるあの気持ちよさたまりません。 両方が合わさるとこうなるのか…とちょっと感動。上野さんかわいすぎませんか!!?!?上野さんは不器用 tugeneko名無しまず上野さんが先輩っていうのが当然最高だし 脇を固めるキャラをまんべんなく揃えたりSF考証が毎回きちんと考えられているところに作者の几帳面なこだわりを感じます。いいぞ!!!古傷をえぐられるのに笑えるキャンパスライフ数字であそぼ。 絹田村子たか※ネタバレを含むクチコミです。 かっこいい〜…チワワちゃん 岡崎京子む岡崎京子作品の映画化ということで予告的にも期待できそうだし漫画の方も未読だったので読んでみました。チワワちゃんの話はチワワちゃん以外の語りメインで進むので周りのキャラクターが引き立つ感じかと思います。 他の話も魅力的でいいです…。 理想とかブランドとか男、女、現実いろんなものを詰め合わせてかっちょいい漫画にしてある感じ、毎度惚れますね。 https://youtu.be/43jYUfX4xUI先の展開が読めない!弁護士と高校教師まさかの不倫コメディバツコイ 月子mampukuこれほど読んでいてハラハラさせられる恋愛漫画は久しぶりに読んだかも!弁護士としてバリバリ稼ぐ仕事女の主人公が、既婚者に本気で恋してしまう話です。 大人のぐちゃぐちゃした恋愛群像劇といえば「東京タラレバ娘」や「きみが心に棲みついた」なども面白いですが、それらや他の少女漫画のような予定調和感がなく先の展開がまるで読めません。また女性向けコミックにありがちな共感や自己投影ばかりに重点をおかず、気持ちのいいスピーディーさとこちらの想像を超えるキャラクターの行動力で楽しませてくれます。 3人のセフレと日替わりで遊び周り、仕事人間だから結婚しなくていいと豪語し、高根の花を自認していたにもかかわらず、一見冴えないが天然女たらしの既婚の公務員にコロリと初恋に落ちてしまい本気で困惑する美留町さん可愛いです。 2巻まで読みましたが完全にハマりました。 仕事が終わったら急いで書店へ行って続きを探そうと思います。<<160161162163164>>
※ネタバレを含むクチコミです。