恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4462件<<142143144145146>>思ってたのとちがうセンセイの鞄 谷口ジロー 川上弘美やむちゃめっちゃいいんですけど…。 なんて表現していいのか…大人の恋愛?じゃあ軽いような気もするし… もう始めっから雰囲気良すぎて読んでいて幸せになるの… センセイ…いい組み合わせセンセイの鞄 谷口ジロー 川上弘美大トロ川上弘美先生と谷口ジロー先生がこんなにマッチするとは思いませんでした。大人な漫画です。ある高校生の男女が出会い、結ばれ、そして幸せに死ぬまでの物語学び生きるは夫婦のつとめ 小雨大豆sogor25昔気質の硬派な高校3年生・鬼城御伽。彼の幼馴染でロシア生まれの女の子・ポーニャ。実は2人は結婚していて、同級生の間でもそれは周知の事実。この作品は、高校生2人が結婚生活にカチコミを入れ、家族や仲間と共に生き、そして"幸せに死ぬ"までの物語。 というとちょっと物騒に聞こえるかもしれないけど、元々ツイ4で連載されていた4コマ作品なだけあって作品全体が持つオーラはとても明るい。ただその中で、御伽とポーニャ、そして彼らを支える仲間それぞれにフォーカスされる瞬間があって、各々が内に秘める思いや感情がモノローグのような形で語られ、それを読むと毎話ごとに強い確かなメッセージを持ってこの作品が描かれていることが感じられる。モノローグなだけにその思いが言葉となってキャラクターから他の誰かに伝えられることはないのだけど、1人ひとりが熱い思いを抱えながら生きているからこそこの楽しい物語が成立しているのだと思うと、読んでいるこちらも自然と胸が熱くなる。コメディの中に高い熱量とメッセージを忍ばせた、つい見逃されてしまいそうだけど素晴らしい作品。 全3巻読了これぞ少女漫画!ハンサムな彼女 吉住渉karin芸能界への憧れが増すような、キラキラした世界が描かれており、乙女の憧れが詰まってます✨ タイプの違うイケメンがたくさん出てくるんですが、私は一哉が好きです💕キュンキュンしたい人は、ぜひ読んでください(^^) 想い込め、花生ける日々。華物語 埜納タオ 槙佑子あうしぃ@カワイイマンガ中途半端に終わった恋を引き摺る、OLの菊池。ふといざなわれた華道教室で、様々な想いを込めて花を生けることを学ぶ。折々に自分と向き合うように、季節を愛で、花に向かう一年の物語。 ----- 菊池は元気な女性だが、長く秘めた恋には、勇気を出せず身を引いてしまう。そんな彼女は華道に、自分を表現することや、誰かを思っての行為が相手に伝わる喜びを教わる。 大人になっても、傷ついていたり、精一杯な時にはつい、おろそかにしてしまう「自己表現」や「思いやり」の心は、お花の季節感や彩りに乗せて先生に教えられる。 そこから自分の気持ちに気付かされたり、懸念事項がスルリと解決するのが、とても心地よい。 派手な事件はないけれど、季節の風に日々の澱が洗われるような、清しい短編。 現在(2019年)『夜明けの図書館』という図書館司書の漫画を連載中の埜納タオ先生。美しいペンタッチと白場を活かしたレイアウトで生み出される、見開き単位の画面の美しさは、心に沁みる。学園ものらしい物語。ピーチガール 新装版 上田美和Pom もも、サエ、とーじ、カイリを中心とした学園ライフストーリー。 恋愛あり、ハラハラしたり、ホロリと涙したり、とにかく面白くて続きも気になるのでサラッと最終巻まで読んでしまう。 ももが最後に選ぶのは誰なのか。。?! とゆうところも見どころの一つかも。12歳。を32歳が読むとどうなるか12歳。 まいた菜穂やむちゃ きつい。 ひたすらきつくて読み進めることが困難な状態になってしまいました。 普段少女漫画をあまり読まないのもあると思いますが、、 「小学生の恋愛」って今普通なんでしょうか…?もうその段階でついて行けないんです。気恥ずかしいとかじゃなくて…なんか…タブー的な、見てはいけない壁を感じるし、脳が拒否してしまいました。 つまり、娘の気持ちがわからない親世代が無理に理解しようとして読むとダメージが大きすぎるからやめた方が良いということです。 絵は可愛いし人気作なので、この世代にはとても響くのだなと考えると、自分の老化した感性に悲しくなりますね 「いい夫婦」になるために。くらしのいずみ 谷川史子あうしぃ@カワイイマンガ11月22日はいい夫婦の日。夫婦と言われて私が思い出すのは、この連作集です。谷川史子先生の、夫婦にまつわる6つの連作+それとは別に短編一編の構成。 前の方のレビューの通り、この連作は「相手の気持ちに不安を持つ」話が多いです。最終的には、二人の関係はハッピーになるので、優しい読後感を得られるのですが、そこに至るには、皆ある工程を経なければなりませんでした。 それは、「気持ちを伝える」工程です。 簡単な事のようですが、ついうっかり忘れているな、と思う方、結構多いのでは?そんな方は、この連作集の各話で行われる、多種多様な「気持ちを伝える」やり方を見てから、ちゃんとパートナーに向き合ってみませんか?いい夫婦の日ですから……(2019年の11月22日に書きました) 追記:最後の短編ですが、谷川先生には数少ない女性の同性愛が描かれています。男性と結婚する人への悲恋なので百合好きに紹介するのは憚られるところではありますが、報われなくて、切ないけれどとても感動的なお話です。身体の一部が大き過ぎるカップルの話ふくらみふくらむ 水瀬マユ作品集 水瀬マユ名無し胸が大きい主人公の盛盛実乃梨(もりざかりみのり)が、自分の胸を意識せずに接してくれる同僚の金城玉ノ輔(きんじょうたまのすけ)に恋をして、二人であれこれするラブコメディー!このカップルは二人とも名が体を表してるんです。 主人公が健気なドジっ娘ヒロインなのがいい。胸が大き過ぎることが原因で起こる、胸元のボタンが吹っ飛ぶなどの「おっぱいの失敗=おしっぱい」シーンがたくさんある。おしっぱいっていうネーミングセンスにツボる。 作品集という扱いになってますが、ほぼこのカップルのお話です。完結しちゃった学び生きるは夫婦のつとめ 小雨大豆さいろくWEBで追っかけてたマンガの一つ。 毎日の楽しみだったのだけど後半は数日でまとめて数話投稿みたいな感じになって少し不安を感じていたが案の定、締めくくられてしまいました。 日課として楽しみだったから残念という気持ちは強いんだけど、締め方はまぁまぁよかったのかなぁと。ネタバレはしないようにしときますが。 高校生のうちにガンになってしまい、入院先で出会ったロシア人の同い年の少女ポーニャと結婚する事になったオトとその周りの日常生活を描く4コマ漫画でございます。 小雨大豆センセーは絵が可愛くて好きだけど、すごくマンガ的表現が古いとこがあるのでそこがちょっと残念。ギャグが古いとかなら全然いいんだけどちょっとおセンチなシーンとかへの導入が置いてけぼりにされる時があるのよね… アニメ映画化するので読み返そうどうにかなる日々 志村貴子名無しどどどどの話が映画になるんだろう… どちらにしろ読み返そう。 https://twitter.com/dounika_anime/status/1197077496295911431人生で読むべきマンガの一つボーイズ・オン・ザ・ラン 花沢健吾名無しへたれ男どもにはたまらなく沁みる男の背中を描く傑作。 何歳だって青春だ。 もうすぐ三十路のダメサラリーマンが、恋をして浮かれ、裏切られて奪われて絶望のどん底へ突き落とされ、ダサくても不格好ながら泥臭く何度だって立ち上がって、意志を貫く。 その姿を見て沸かない男はいるだろうか? 震えない男はいるだろうか? いや、いない!! 傷を負ってこそ男は輝くってもんだ! これを読まないといくつになっても大人になんてなれません!!タイトルからは想像できないピュアな短編集!女の裸を生で見たい 西沢5ミリ天沢聖司最近Amazonでこの表紙がよくおすすめされるのですが、「女の裸を生で見たい」というド直球タイトルに手をこまねいていました。「ど〜せこの表紙の女の子がすーぐエロエロになっちゃうドスケベなやつなんでしょ〜?」と疑いつつも、ページ数も短くKindle Unlimited作品だったため読んでみたら… めっっちゃ良いラブコメじゃんすか…!!なんだこれ…!!? 5つのお話からなる短編集なのですが、特に表題作がピュアっピュアで素敵でした。早々に芸術に目覚め、ヌードを絵画と同じようにしか見れなくなった主人公(無駄なエロがないのが好感度が高い)だったけれど、最後は関西弁女子(元気で明るくて可愛い)との恋が実り…という展開が上手い…! 百合カップルや逆玉など、他のお話は結構下ネタもあるんだけど、出てくる女の子が「いやらしくない可愛さ」なのがとにかく好き! https://i.imgur.com/2osXyyy.png (画像は本編より。こんな可愛い子に優しくされたらそらまた来るわ) 判型がでかい成程 平方イコルスンnyaeなので本棚に縦に差せない。個人的にもだけど、多分本屋さんも困っていると思う。なんでこの判型にしたのか謎。字が小さいから? どのくらいでかいのかは、ぜひ自分の目で確認してほしい。 初コミックスでこれなので、話題性という意味では成功したかもしれないし、内容的にも買って損したという人はそんなにいないと思っています。 ペンネームも謎すぎる。 阿部共実とか好きだったら面白く読めると思います。 置く場所に困ってもいいなら紙で読むべき。10巻完結でちょうどいいこいいじ 志村貴子大トロ志村貴子先生らしい素敵なストーリーです。 心理描写が緻密です。素敵な食事と素敵な時間水曜日のトリップランチ たじまこと六文銭家事上手なまじめ秘書(男)とズボラな天才博士(女)のご飯漫画。 博士のVR研究の補佐するために、秘書がランチ係として食事を提供するという流れが基本。 巧みな画力で、出てくる食事が全部美味しそうなのもさることながら、この作品は「食事すること」に重点おいているのがポイント。 誰と、何を、どこで食べるか?に重点おいてて、食事の魅力を全面的に押し出してくれます。 とにかく食べている時の楽しそうな雰囲気がすんごくいいんです。 読むと不思議と元気になります。 「食は元気の源」といいますが、栄養素だけでは測れない、心の栄養も満たしてくれる1冊です。 皆んなが主人公。午前3時の危険地帯 ねむようこPom ※ネタバレを含むクチコミです。今読んでも勉強になるよ高校デビュー 河原和音まみこ中学時代ハンドボールに全力を捧げた晴菜、高校では絶対彼氏をつくると息巻くが、どうにもうまくいかない。そんな時、「男ウケ」を知る超絶イケメンが現れ…!? 少女マンガらしい王道をいきながらも飽きることなく読めるんです。それは河原和音先生の魅力。主人公が、とにかく一生懸命で素直、皆が応援したくなる女の子だからなんです!元気は一番!みたいな。 だからこのマンガは男ウケファッションも学べるし女ウケする女の態度も学べます。 もしシンデレラの魔女が超美人で面倒見が良過ぎてその上◯◯だったらシンデレラ クロゼット 柳井わかな兎来栄寿地方から上京してきた女子大生の主人公・春香は元バスケ部で今は居酒屋のバイト。汗臭い世界を渡り歩く彼女は何のオシャレもせず、メイクの知識も道具もなければまともな服すら持ってない女子力皆無の女の子。 しかし、彼女だって本当は「女の子」がしたい。自分に自信がないし、そもそもやり方が解らないからできない。でもできることなら彼氏も欲しいし、何ならバイト先に憧れの人もいる。 そんな冴えない女の子だからこそ、正にタイトル通りシンデレラのように変身した時のカタルシスもあろうというもの。シンデレラを着飾ってくれた魔女のように、春香を綺麗にする魔法を掛けてくれる美女が現れて物語は動き始めます。 柳井わかなさんの絵が綺麗で、光の美人さに説得力があります。その上で春香の意外と少し厚かましいものの憎めない性格、光の思い掛けない行動、スペックが高過ぎて裏があるのではと疑ってしまうもののどうやら純粋に良いやつっぽい黒滝、中心となる人物たちが内面的にも魅力的です。 そうして生じる不思議な三角関係。この後どっちに転がって行くのかはまったく解らず、楽しみです。 Twitterでは #シンデレラクロゼット投票 でどっち派か投稿するキャンペーンもやっているので、読んだら参加してみて下さい。 この美人配信者、魅力的につきごきげんよう、小春さん 葉月かなえ兎来栄寿『好きっていいなよ。』の葉月かなえさん新作は、そこそこ人気のある19歳の美人ネット配信者が主人公のラブコメ。 普段はメイドカフェで働きながら疲れていても毎日頑張って動画配信を行う生活をしている主人公・小春。多少の心無いコメント程度では全く動じない強さも持ち、そこでファンもできている彼女がまず魅力的です。 小春の配信を日々の活力にする視聴者、そして自身も視聴者とのコミュニケーションを楽しみとしている小春。その一方で、ネット配信している女の子に入れ込み月10万課金して彼女と別れる事になった青年のエピソードや小春に降り掛かる災難など、実際に配信絡みで起こり得る良い面も悪い面も等しく描かれていきます。 その上で描かれる恋模様。ネット上ではかわいいかわいいと言われ慣れていても、リアルで向けられる素直な好意には割とあっさり絆されてしまう小春がまたかわいいです。一見クールでしたたかに見えながら、そうではない面も適宜出してくる凄く良いヒロインだなと。 こういう出逢いや馴れ初めも現実に起こっているだろうなと思わされる、令和感たっぷりのラブコメ。1巻最後の破壊力に悶えつつ、今後の配信への影響などを無駄に心配してしまいます。この恋で人生を差し切れるか? 異端の一口馬主ラブコメ今度の恋は勝ちましょう 七島佳那兎来栄寿直近では高飛び込みの『ノースプラッシュ』、高級マンションのコンシェルジュの『シンデレラコンシェルジュ』など特徴的なテーマを描いている七鳥佳那さん。その最新作は、「競馬×婚活」。それも一口馬主というこれまたニッチな所を突いたラブコメとなっています。 サラブレッドが大好きで、少コミ時代から担当編集さんに「競馬マンガが描きたいです!」と力説していたという筆者。しかし、その時は「馬券が出ないなら良いですよ」と言われ、「馬券が出ない競馬マンガとは……?(哲学)」となってしまい描けなかったそうですが、その溜まった想いがこの作品では見事に噴き出しているかのように生き生きとした筆致です。 とは言えヒロインも最初は競馬のことなんて全く知らず、推し俳優目的で初めて競馬場に向かうというスタートなので競馬を全く知らない方でもヒロインと同じ目線で楽しめます。馬主になるのは無理でも一口馬主なら比較的気楽になれるということが解り、若干興味を持ちました。 婚活をしても上手くいかない焦燥感、要領よく定時退社して遊ぶ同期に対するモヤモヤ……。等身大で好感の持てるヒロインですが何となく閉塞感のある所から始まりながら、新しい趣味や気になる相手ができたことで日常のすべてが新鮮な彩りを得ていく様も読んでいて爽快な作品です。映画は人生を豊かにしてくれるものらしい。水曜日のシネマ 野原多央Pom 奈緒の自分の思いに正直で真っ直ぐなところが可愛くて応援したくなります。 一緒に映画見て感想などを話す中でお互いを知っていくのも素敵で奥田店長おすすめ映画見てみたいです。 そして奈緒の先輩林子さんが煮えきらない奥田店長に放った一言が格好良かったです! 暇を持て余した神々の悪戯…?ああっ女神さまっ 藤島康介さいろく言わずとしれた藤島康介の代表作。 アフタヌーンの代名詞の一つにも挙がってくる作品。 久しぶりに1巻を読んでみたらこんな始まりだったなぁというのと同時に画風の変化に驚き、ベルダンディーのブレなさにも驚いた。 本当に女神としか言えない振る舞いと人間離れした天然っぷりに当時の読者たちは心がキュンキュンしていたであろう。 ちなみに私はウルド派で、ベルダンディーの良さは当時はわからなかった。今のオッサン世代にはどストライクに刺さるであろう女神達がいっぱい登場します。 スクルドもウルドも可愛いんだけど、今見ると最後の方はさらに画風が変わりまくってますね。 10〜20巻ぐらいまでのウルドが世界一美しい女神だと私は思う(推し) 最後の最後は1巻の第1話の流れを読み返してから読むと良いと思われます。 のほほんとした日常系コメディ漫画としても超名作。うどんが繋ぐ恋。うどんの女 えすとえむPom 学食で働くワケアリ女性(村田さん)と学生(キノ)の「あ、うどんの」からはじまる恋物語。何だろう。登場人物も少数だし、シュールだなーが感想。 皆、発する言葉も少ないが一言一言に重みがあって、胸に響く。 上品で終わり美しい恋愛ストーリー。<<142143144145146>>
めっちゃいいんですけど…。 なんて表現していいのか…大人の恋愛?じゃあ軽いような気もするし… もう始めっから雰囲気良すぎて読んでいて幸せになるの… センセイ…