シートン動物記

シートン動物記

大自然を生きる動物たちを描いたシートンの名作を、白土三平がリアルタッチで劇画化。高い評価を得た、正確な動物描写の傑作。▼第1話/ワーブの少年時代▼第2話/ワーブの青年時代▼第3話/ワーブの壮年時代▼第4話/ワーブの老衰時代●あらすじ/灰色熊の仔・ワーブは人が未だ訪れたことのない未開の地で生まれた。力持ちで優しい母のもと、3匹の兄弟とともに元気よく、すくすくと成長していった。しかし、ワーブたちの平穏な暮らしは人間の放つ銃弾によって一気に崩壊させられてしまう。母熊と格闘し、傷ついた家畜の雄牛を見つけた家畜王・ピケット老大佐が家畜の安全のため、熊狩りを行ったのだった。母、そして兄弟たちが次々と倒れていくなか、ワーブは運良く九死に一生を得る。しかし、まだ自分の力でエサを確保できない小熊には、厳しい自然の摂理が待ち構えていた!(第1話)

ちびっこ天使

ちびっこ天使

『魔法使いサリー』(作品発表時は『魔法使いサニー』)発表の2年前に『りぼん』(集英社刊)に連載された『ちびっこ天使』が、待望の電子書籍化!! 世の中の善悪を知らない二人の天使、チルルとマルルが事の善悪を知るため、天帝から地上に遣わされます。はじめての人間社会で、二人が体験する出来事とは……。雑誌掲載時のカラー44ページを復刻し、掲載当時の各話扉も完全収録!! 巻末エッセイ:関 弘美(『おジャ魔女どれみ』『ふたりはプリキュア』『明日のナージャ』プロデューサー、東映アニメーション企画製作本部企画開発スーパーバイザー)

河童の三平

河童の三平

川原三平少年は、河童にそっくりだった。ある日、はぐれた仲間だと間違われ河童の国へ連れて行かれる。やがて、人間の文化が進んでいることを知った河童の長老は、三平にそっくりな河童を、留学生として人間界へ送り込むことにした。三平は河童を連れて人間界に戻ったが、そこにはおじいさんを連れ去ろうとする死神が待ち構えていて…!?

ハリスの旋風

ハリスの旋風

学校は大嫌い。毎日けんかと大食いに明け暮れて、近所の子どもはみんな俺様の子分!その名も石田国松!!悪さばかりしている国松のもとへある日、名門ハリス学園の園長を名乗る老人が現れ突然入学するようにと迫ってきた。理由も分からないまま、しぶしぶ通うことになった国松。そこには腕っぷしのいい奴らがわんさかと…。次々に彼らをなぎ倒す国松はいくつもの運動部から勧誘を受け、うまい弁当を交換条件にすべての部に入部してしまう…。

アニマル1

アニマル1

東一郎は東京の下町・河岸中学の一年生。川に浮かぶ一隻の船で家族と暮らす、ガッツあふれる少年だ。転校初日にレスリング部の主将にのされた一郎は、悔しさからレスリングの道へ…!動物の中でも一番強いアニマル1、その高みを目指して一郎の戦いが始まる!!

ビリーパック

ビリーパック

両親が殺され、一人ぼっちになったビリーは叔父に引き取られ、隣に住む研一とすみれの兄妹とも仲良くなり、すくすくと成長する。だが昭和20年3月、東京は空襲で火の海と化していた。そして終戦となり、ビリーはアメリカへ、研一とすみれは母親の帰りを待つため、渋谷へと向かった。しかし研一は悪の手先となって麻薬の売買に手を染めていた…。

魔法使いサリー

魔法使いサリー

人間とお友達になりたくて魔法の国からやってきたお姫様、それが「魔法使いサリー」。人間界にお屋敷を建てて学校に通い始めたサリーだが、パパの帝王はそれが気に入らなくてなんとか魔法の国へ連れ戻そうと四苦八苦。さらにはいたずら小僧のカブまでやってきて…?少女向けテレビアニメ第1号となったメモリアル作品!

大暴走

大暴走

巨大ロボット・タンカー、おさかべ丸が暴走した!コンピューター中枢の故障か、船は救助の手すら拒んで、怒ったように走りつづける!おさかべ丸にかくされた秘密とは!?表題作の他に「虎人境」「黄色魔境」を収録。

幻魔大戦

幻魔大戦

それは、十数億年という気の遠くなるほど長い戦争だった。宇宙の破壊者「幻魔」との激闘──。強大な幻魔大王の力は宇宙の大半を破壊し、ついにその魔手は地球に伸びる。幕を開けるハルマゲドンを前に、今、高校生・東丈(あずまじょう)の超能力が覚醒する!『8マン』の原作者・平井和正とコンビを組み、超能力戦争と世界の終焉を描いた永遠のベストセラー。劇場版アニメには大友克洋も参加。SF漫画の金字塔、ここに開幕!!

おそ松くん

おそ松くん

少年サンデーなどで連載され大人気を博した赤塚不二夫の代表作!!泣くも笑うも皆一緒、おそ松・カラ松・チョロ松・一松・十四松・トド松の六つ子を筆頭に、チビ太やイヤミ、ハタ坊など個性豊かなキャラクターが所せましと暴れまわる!様々な雑誌に発表された作品を初出順に収録!!おそ松劇場、ここに開幕~!!全17編収録。

夕やけ番長

夕やけ番長

悪名高い不良中・木曽中学校に転校してきた赤城忠治は、ケンカの強い元気な少年。クラスメイトから、その強さを見込まれ、いじめグループの番長連合退治を頼まれる。一度は断ったものの、彼らの行動を見るに見かねて全員を叩きのめす。やがて事態は収束に向かい始めるが、彼らの背景に居る黒幕・影の大番長が現われ―――。

おっきいポッケのおねえさん

おっきいポッケのおねえさん

伝説の少女漫画が電子書籍で初コミックス化!1967年(昭和42年)に『小学一年生』(小学館)にて連載がスタートしたレジェンド級の不朽の名作が約50年の時を経て初コミックス化!魔法使いのおねえさんが、ちょっとおしゃまな小学生“やっこ”ちゃんの家庭教師に!やっこちゃんの周りで起こる日常のさまざまなことを、魔法使いのおねえさん“こなこ”さんがおおきなポッケから、いろいろな物を取り出して何とかしてくれる!?著者は少女漫画の草分け的存在の今村洋子。代表作には『チャコちゃんの日記』『のんびり城のちょこまかひめ』など。

0戦はやと

0戦はやと

昭和17年…南太平洋では毎日のように激しい空海戦が行われていた。大空は血で染められ0戦は華々しい戦果をあげていた。生と死の境目の戦場で平和を願う少年パイロット東隼人(あずまはやと)は愛機・黒ワシ号で手柄をあげていた。そしてある日戦闘を終え基地に帰ると、軍の作戦司令で日本の厚木基地に帰れとの命令が下る…「敵機たくさん撃墜してるのになぜ!?」と、疑問を抱きながら日本に向かい厚木基地に着くと…各地の0戦隊の優秀なパイロット35名が集結していた! そしてこの35名を精鋭部隊にするべく鬼大尉こと宮本隊長により地獄のような特訓が始まるのであった…。隼人の0戦での活躍仲間との絆を描いた戦争ヒューマンドラマ作品!

ザ・クレーター (少年チャンピオン・コミックス)

ザ・クレーター (少年チャンピオン・コミックス)

たった1400グラムの人間の脳髄の中に、おそろしいほどの広がりと深さを持った、心の扉がある―― 人間の心・心理をテーマにした色とりどりの連作短編集! 米軍から秘密裏に頼まれた研究を続けるR大学の佐藤栄作。徹夜仕事の最中に学校内ではかなげな印象の少年・岡田四郎に出会う。「もう時間がない」「日本がどうかなってしまう」という少年の正体は…?(第2話・溶けた男)他、7編を収録。

竜の旗

竜の旗

青い空、白い波、無人島。世界一の大船団を率いて果てなく広がる七つの海を冒険することを夢見る少年、毛利竜馬。転校する天済学院に5千万もの寄付をした親の影響で、学校の教師、生徒すべてが迎える中、密かに学院に入った竜馬に、さっそく不良たちが難癖を。ブラジルの大財閥、毛利家の御曹司、竜馬が大切にしている竜の旗の意味とは!?

マリイルウ

マリイルウ

【真のパートナーは誰? 美しい姉妹が繰り広げる恋の騒動とは…!】15歳のマリイルウの悩みは姉のローラがモテ過ぎて家が騒がしいこと。しかしある日、家の前にたたずむ大人の男性、ジョージを見た彼女は恋する悩みを知ることとなり…。輝き続けるアメリカン・ラブロマンス漫画の必読名作! 【同時収録】リンゴの並木道

宇宙警備隊

宇宙警備隊

宇宙を自由に飛行することが可能となった未来世界。宇宙警備隊の銀河班に所属する天城四郎たちは、宇宙船シメリア号が遭難したとの知らせがあり、出動する。銃を持った男たちと乱闘の末、彼らを宇宙警備隊本部に連行するが、仲間の口封じをするため、謎の男たちが警備隊本部に次々と潜り込んで来た…!!

ウメ星デンカ

ウメ星デンカ

ある日突然、王室一家が居候! 藤子・F・不二雄の代表作のひとつ「ウメ星デンカ」。1968年に小学館の学年誌で連載開始。「ドラえもん」の連載が始まる直前まで描かれ、ツボの中から「スッパッパ!」のかけ声とともに出すふしぎな道具は、「ひみつ道具」の原型になったとも言われています。1969年にテレビアニメ化され、1994年にも「映画ドラえもん」と同時上映で映画化された人気作が、新装版でてんとう虫コミックスに帰って来ます! 「藤子F不二雄大全集」と同じ高画質の原画スキャンデータを用いた美しい製版でお送りします。ストーリー:中村太郎くんが夜空を見上げていると、ふしぎなツボが飛んできた。故郷の「ウメ星」が爆発し、はるばる地球まで逃れてきた、ウメ星国王一家の乗り物だったのだ。ツボから出てきたデンカや王さまたちは中村家が気に入り、なぜか二階に住み着くことに。スッパッパ!のかけ声でツボから出てくるふしぎな道具や、しつこい侍従のベニショーガ、がめついロボット・ゴンスケなど、クセの強いキャラクターが次々登場。ご近所も巻き込んで大騒動を繰り広げる。藤子・F・不二雄の得意とする価値観の逆転から巻き起こる日常SFギャグの傑作!

狼小僧

狼小僧

▼第1話/第1章・怪童子誕生▼第2話/第2章・謎の男▼第3話/第3章・狼谷の決闘▼第4話/第4章・伊賀の忍者▼第5話/第5章・再会▼第6話/第6章・地走り。放浪の巻▼第7話/第7章・仇討ち●登場人物/佐助(狼に育てられ、その後忍術の修行を積む。狼の群を率いる)、影丸(佐助の忍術の師匠。陰から佐助を見守る)、お春(佐助の母親。佐助を捜している)●あらすじ/ある農民夫婦の息子・佐助は両親が目を離している間に姿を消してしまった。村人たちの必死の捜索も徒労に終わり、佐助はついに見つからなかった。それから月日はめぐり、遠く離れた村を狼の群が襲った。親玉狼を狙いに山に足を踏み入れた猟師・留吉に襲いかかってきたのは、なんと狼ではなく少年だった……!(第1話)。▼再び村を狼の群が襲った。しかし、今度は村人に逆襲されて少年は捕らえられ、「狼小僧」として話題になる。その噂を聞いて、「もしや佐助では……」とお春が村を訪ねてくる。母の子守歌に一度は心を開きかけた佐助だが、仲間の遠吠えで再び狼へと戻ってしまう。そこへ村人が襲いかかるが、煙幕が張られ、佐助は謎の男によって連れ去られる。意識を回復した佐助は、男に襲いかかるが……(第2話)。