コアミックスマンガの感想・レビュー197件決して見られてはいけない…目ざとい猿たちが人間に襲い掛かってくる恐怖さるまね 吉田薫starstarstarstarstarウマタロまだ1巻の段階だけど面白い。目がバキバキのおかしな猿たちが現れる→人間が武器で撃退する→猿たちが武器の使い方を学習して襲ってくるという話の流れなのだけど、「さるまね」の力によって、コチラがやることなすことをそっくり真似してくる行為に得体のしれない恐怖を覚える。人間の残虐さがそのまま自分たちに跳ね返ってきているということでもある。いかに猿たちに知恵を与えずに倒していくかという駆け引きが戦いのキモになるだろうか。動物系のホラーやモンキーピークとか好きな人におすすめ。突然のもみじ饅頭ミカコ72歳 新久千映starstarstarstarstarゆゆゆ広島?!と思った直後に発せられる、典型的な広島弁。 あの玄関、古い家に多いよな。 ベランダから想像すると、海の方なんだろうか。 突然、病院の待合室の光景すら、鷹揚とした雰囲気を感じてしまう。カープの野球中継が放送されていそう。 好きなところは作品のメインでもある、ミカコさんがスマホを孫に教わり、メッセージを亡くなった夫に送るところ。 仏壇や墓に手を合わせて話しかける代わりと言われたら、たしかにそういうものかもしれないと思ってしまった。そういう偲び方も、言葉に仕方もありだよね。 私も、整理したい気持ちがあれば、メッセージアプリへ壁打ちするのも、良いかもしれない。 そっか、そういう考え方もあるんだなと一話一話なんだかためになる。 後期高齢者だらけで、72歳はまだ若いと言われる世の中。70代なんてすぐなんだろうな。超絶劣悪環境のカンボジア獄中生活P.I.P.-プリズナー・イン・プノンペン- 深谷陽 沢井鯨starstarstarstarstarカイ詐欺師にハメられてカンボジアの首都プノンペンで絶望の獄中生活を送ることになる(元)教師の物語 純粋で真面目で正義感溢れて誠実な主人公が地獄の底まで突き落とされる絶望感 原作者がガチでプノンペンで投獄されたことあるらしくて、半ドキュメンタリーな獄中生活(※私は原作読んでないので詳細不明) 起承転結がハッキリしていて吸い込まれるように読み終わってしまうオススメの一冊コーヒーを置いていない喫茶店のお話猫と紳士のティールーム モリコロスstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ日替わりメニューとはいえ、700円で本格的な紅茶2杯+デザートだなんて、大丈夫なんだろうか。 人見知りだけでなく、太っ腹ないし、経営下手な店主なのかもしれない。 出されるお茶とお菓子はとても美味しそうで、店主のうんちくを聞きながら食べたくなってしまう。 ロイヤルミルクティーは和製英語などのうんちくをみていると、あれやこれや種類があることは知っている紅茶の世界の入り口に立っている気がする。 ちなみに、縦横無尽に動き回ったり、店主を励ましたりする猫のキームンくんの存在に癒やされつつも「ここ日本よね?保健所呼ばれない??」と気になり、読後に調べてしまった。 調理スペースに入れないとか毛が入らないようにするとか、触ったらちゃんと手を洗うとか、守るべき場所を守っていたら大丈夫らしい。 たしかに見直してみると、キームンくんはカウンターテーブルの上より先には行ってない。 なんの問題もなかった。 飲み物や食べ物を介した癒やされ系話を読みたい方におすすめです。夢という呪い君は武道館に立てない 多田基生六文銭「夢なし先生の進路指導」も、そうだったのですが、やりたいことや夢を追うこと美化しすぎる昨今に、現実を突きつける作品です。 主人公は25歳でアイドルを目指している女性。 弱冠アイドルとしての旬は過ぎている感は否めないが、それでも過去、地下アイドルだった時の高揚感が忘れられずズルズルと夢を追い続けていまに至る感じ。 そして、さるオーディションで、主人公のアイドルを諦めない姿勢 「どこまでもしがみつく根性」 の点が、プロデューサーの目にひっかかり再デビューを果たす。 が、現実はそんな甘くなく、業界人や財界人とギャラ飲みやら枕営業などを強いられるという展開。 プロデューサーが目をつけた「しがみつく根性」には「何をしてでも」という枕詞が隠されていたってオチ。 まぁ、タイトルからしてそんな予感はしてましたが、それを知った上でもなかなかエグい。 プロデューサーのセリフも、わかった上でやっているんだから鬼畜そのもの(添付参照) また主人公のバイト先に、夢を追う主人公を現実路線で冷ややかな目でみる男子大学生の対比も良い感じです。 1巻の最後がなかなかのヒキなので、続きが気になる。 そして、この枕を強要された事実を武器に文◯砲をもって裁判で闘う元アイドル的な(現代風刺的な)展開になったら、歓喜します。 可愛くてちょっと不思議な日常この終末に恋をした 芦谷國一2024年1月刊自分を殺しに来た相手に恋してしまった主人公のお話。基本は日常を描いたラブコメで、主人公もヒロインも純粋で可愛い!推せます。 主人公が狙われる原因らしい「侵略者」のことやそれぞれのバックボーンも気になります。苦労を抱えたふたりが手に入れる青春 #1巻応援青と恋のアトリビュート えむけいstarstarstarstarstar_border兎来栄寿「こんな青春ストーリー、なんぼあっても良いですからね!」 と、心の中のミルクボーイが笑顔で拍手喝采でした。 美大を舞台にした青春群像劇ですが、創作面での葛藤などというよりは、各人物感の関係性に大きくウェイトが置かれた物語です。 中心となるのは会食恐怖症の主人公・蔵江。 そして、とある悩みを抱えるヒロイン・有地(ありぢ)さん。 蔵江は想いを寄せる有地に近付こうとしますが、その過程で有地の秘密を知ることになります。 友人はいたものの一緒に食事ができないことで困難を抱えていた蔵江と、ある事情により子供のころから人付き合いが苦手である有地さんの、違うものの似ている部分が重なり合って交わっていく構図がとても良いです。 有地さんは絵に描いたような食いしん坊キャラなのも高感度が高いです。美味しそうにたくさん食べる女子、良いですよね。蔵江が人とご飯を食べるのが苦手であることと対照的ですが、それを克服する一助となっていきそうです。 蔵江に好意を抱きアプローチする佐藤さんや、飄々とした良き友人キャラポジションの山本らサブキャラも立っており、青春を織りなす良き仲間たちとしてそれぞれを愛せます。家族以外にスマホに連絡先が入っていなかった有地さんが、少しずつ周囲の人と強く関わり合っていく姿を見ると心が和みます。 互いに心にわだかまりを抱えながらも、生まれた関係性から光の方へ寄り添い歩んでいくような青春を浴びたい方にお薦めです。転生しても元の世界とつながる復讐劇豚の復讐 黒田高祥 仁藤砂雨starstarstarstarstar_border六文銭転生ものって大体、現実世界がうまくいかなくて、リセットされた異世界で心機一転の生活を送るものだと思ってましたが、本作は違い、そこが新しく感じました。 タイトル、豚の復讐とあるように、学校で「豚」として同級生から凄惨ないじめをうけていた主人公が、ある日転生して異世界へ。 容姿がオークに似ていたことからか親しくなり、オークの村で平穏な生活を送る。 ここまではいつもの異世界モノ。 が、しかし、その平穏を壊したのは、なんとかつての同級生。 彼らもまた異世界にきており、しかも転生の際に得た特殊能力で「勇者」としてたたえられ好き放題している感じ。 そこから主人公とオークの復讐がはじまる、という展開。 (ちなみに主人公の能力は?となっている。) 結構グロい描写も多々あるので、その点は読む際にご注意ください。 どうやってクラスメイトたち、特に黒幕である安田に立ち向かっていくのか?だけでなく、主人公がいじめられた背景・理由がなんだったのか?とか、ちょっとした謎もあって気になります。 あとクラスメイトが絵に描いたようなクズばかりなので復讐される様は、スカッとします。 転生しても、前の世界の因縁と繋がっており、単純な現実逃避になっていない、むしろ異世界でできた仲間と立ち向かっていく様が個人的によかったです。残忍なヴァイキングへの復讐譚 #1巻応援オーディンの舟葬 よしおかちひろstarstarstarstarstar_border兎来栄寿今でこそ「北欧」というと福祉が充実している幸福度の高い国であったり、サウナであったり、ヒュッケであったり、オシャレな雑貨であったりの穏やかなイメージが強いかもしれません。しかし、かつての北欧は圧倒的な「暴」の支配する土地でした。北欧神話などにもその影響は色濃く受け継がれています。 本作は『ヴィンランドサガ』と同じ11世紀初頭を舞台に、ヴァイキングの脅威に晒される側であったイングランド王国はロンドン北の小村から物語は始まります。 「狼の子」と呼ばれる狼に育てられた少年と、心優しい神父・クロウリーの出逢い。クロウリーによってルークという人間の名前を与えられた少年は少しずつ人間としての暮らしや知恵を教えられていきます。しかし、そこでヴァイキングによる悲劇がもたらされ、ルークは「戦狼(ヒルドルヴ)オーディン」と呼ばれる復讐鬼へと変貌していきます。 ルークの仇敵である白髪のエイナルは、笑いながら人を殺し村を焼きながら生首の山の前でダンスを踊る凄惨さを見せます。現代日本とはあまりに倫理観や死生観が違いすぎる過酷な世界ですが、だからこそ見知っておく価値もあります。人類がこういった歴史を歩んできた上で、今という時代があるということを。 本作で特に面白いのは、仇敵であるエイナルというキャラクターの掘り下げです。エイナルがいかにしてそのような人物となっていったのかという部分を読むと、人類の業の深さを感じずにはいられません。 よしおかちひろさんの勢いのある画風も、そんな峻厳な時代を描くのに非常にマッチしています。筆ペン的なもので描かれた部分の線の迫力など非常に際立っています。 北欧神話ではオーディンは最後にフェンリルに喰われますが、血に塗れた神話の神の名を冠したルークは本懐を遂げることができるのか。 帯コメントが幸村誠さんから寄せられているのは圧倒的な納得感です。『ヴィンランドサガ』を好きな方、歴史マンガが好きな方は特に、そうでない方にもお薦めです。家族の絆も診る小児科マンガハネチンとブッキーのお子さま診療録 佐原ミズ六文銭小児科を題材としたマンガは数あれど、大抵、障害の有無だったり虐待だったりが多く、読んでいてキツくなるんですが、テーマとしてドラマチックな展開ができるので(その表現が正しいか疑問ではあるが)、マンガとしてそうなる展開も是非に及ばずと思いながら読んでました。 が、本作は、なんの変哲もない家事や育児に追われた人たちが、ブッキーというデスメタルよろしくの文字通り一風変わった容姿の小児科医によって救われていくストーリー。 なんのドラマチックな展開もないのですが、淡々とした日常に潜むちょっとした苦労の数々に、子持ちの人なら共感必至だと思います。 ありていにいうとすごくいいです。 主人公のハネチンこと羽根田は、奥さんを亡くされて、幼い子ども2人の育児をしながら、仕事も人並み以上にこなそうとしてままならず、焦りから子供に当たってしまい、後悔する・・・ 後悔するくらいならやらなければいい なんて言えるのは、その感情に至ったことがない人間のセリフで、100%悪いとわかっていても、止められないことだってある。 特に子育ての場合は、理屈ではどうにも割り切れないことが多々ある。 それを的確に描いているのが、なんとも新鮮でした。 ブッキーの、患者とのつかずはなれずな程よい距離感もいい。 病気だけでなく、その病気に至る経緯から家族の関係性も診る小児科マンガで、今後も期待大な作品です。想像以上の作品この世界の片隅に こうの史代starstarstarstarstarこめつぶドラマにもなりましたが、皆が助け合って生きていた時代のお話。 戦争を知らない世代ではあるけれど、戦争は二度と起こしてはいけない。と強く思う作品。子供たちにもぜひ読ませてみたいです。ご都合主義最高フィルター越しのカノジョ 大箕すずstarstarstarstarstar_border野愛おい!エッチすぎるだろ!うらやましい! 男も女もお互いに都合のよすぎるハッピードキドキラブコメなんか現実にあるわけない、身バレから爽やかエッチな交流がはじまるわけない、ないからこそ最高で読んでしまうんだ! 常に無表情で能面呼ばわりされてる男子高校生・箱部。他人に興味がない箱部だが、SNSのエッチな自撮りアカウント「えふぁ」の投稿だけは欠かさずチェックしている。 ある日突然訪れたラッキースケベにより、クラスの人気者女子・三葉が「えふぁ」だと気づいてしまい……というお話。 クラスメイトに自撮りエロアカウント知られたら正気でいられないと思うのだが、そこは楽しい創作物。 箱部は三葉を脅したりなんか絶対しないし、三葉はむしろ挑発とかしちゃうし、2人はどんどん仲良くなるし……ご都合主義最高!!みんな幸せで最高!! エロいっていうよりエッチというか、どこか可愛らしさ爽やかさがあるのがいい。 暗いエロもいいけど明るいエッチっていいんだよな。みんな幸せな方がいいに決まってる。縫製職人の転生お仕事モノ異世界仕立て屋ソフィア 貧乏令嬢、現代知識で服を作ってみんなの暮らしを豊かにします 今仲華月starstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。極論しか言えなくなっちゃうお母さんの正体 ハルカママの言えない本音 あさのゆきこ野愛こういう漫画読むたびに思う。解決策は子どもを産まないことでは??? もしくは男女共に子どもを産めるようにするか……。 という極論はさておき、お母さんの小言の理由が事細かに書かれているので学びになります。 なんでこんなことわかんないの?と旦那さんを見ていて思うけど、私自身子どものときに母親の気持ちなんてわかってあげられなかったもんなあ…と反省。 お母さんになることはこの先もないけれど、人の話をまともに聞ける人でありたいなあと改めて思いました。 でもこの作中に出てくる旦那さんはよく気づく方なんだろうな。愛もあるし。 子育てしてる人みんなえらいです。すごいです。壮絶なステージへの道君は武道館に立てない 多田基生starstarstarstarstar_borderNano私はステージでキラキラ輝くアイドルが好きなんですが…この作品は私たち目線では見えない裏の、闇の部分がかなり色濃く描かれています。読んでてハラハラするし、主人公咲也加のことを考えると辛いです。タイトルからもきつそうな内容だと思ってはいたんですが、想像以上でした…。 とにかく咲也加のこれまでの努力が報われてほしいし、幸せになってほしいと願わずにはいられません。アイドルで有り続けるため「努力」とは?君は武道館に立てない 多田基生starstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。取り寄せて、食べる。おとりよせ王子 飯田好実 高瀬志帆starstarstarstarstar_borderゆゆゆ食べる描写と感想が美味しそうな漫画です。 帰宅した飯田くんがヒョイヒョイヒョイと調理して、パパパと食べ始め、述べる感想が文字なのにシズル感。 そして、本物のお取り寄せなので、購入可能。 漫画の世界を体験可能。 フィクションとリアルの出会い。 あな、すばらしや。 私も影響されて「花瑠&花星」を買いました。 食べてわかったのは、飯田くんは料理が上手だということです。 パスタがあんなに大変だなんて。 油断したら牡蠣が粉々です。 ちなみに、牡蠣養殖の会社でバイトをしていた知人いわく、大きくてきれいなむき身の牡蠣を使うものは、なかなか生産のコスパが大変だそうで。 お値段にも納得なのでした。 漫画には各地のものが取り上げられているので、地元の商品が載っているかもしれませんよ。合法だろうと、害はある東京カンナビス特区 大麻王と呼ばれた男 稲井雄人starstarstarstarstar_borderママ子植物栽培が天職の花屋の千東森生。赤字ばかりで家系は火の車。 そんな中、頼りの妻が事故にあり入院、車もつかえなくなってしまった。 お金がなく、すがったのは怪しい話を持ち掛けてきた旧友。 何がいいことで何が悪い事なのか、読んでいて善悪の境界線がおかしくなってくる。 裏社会の人だけでなく、周囲の人たちも絡んで抜け出せない深い沼にはまっていく。 貧乏が悪いのか、社会が悪いのか、吸う人が悪いのか、栽培する人が悪いのか・・・ 大麻王になるころには、彼もすっかり悪人になっているのでしょうね。FGOに影響力受けすぎた一昔前のソシャゲ感(絵はSSR級)魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う 河本ほむら 塩塚誠starstarstarstarstarmampuku『終末のワルキューレ』のバトルヒロイン版としか言いようがない漫画。可愛い女の子がいっぱい出てくるので自分はこっちのほうがすき。 読んだことない人向けに説明すると、バトルはナレーションが能書きを述べてより強そうな技をぶっ放したほうが勝ちの、カードゲームやソシャゲ、漫画だとバキに近い感じです。原作が『賭ケグルイ』の河本ほむら先生だからといって高度な心理戦を期待するとがっかりしますが、キャラモノとしては間違いなく面白いです。 先程ソシャゲに喩えたように、誰でも名前は聞いたことのある歴史上の人物(ジャンヌ・ダルクやマリー・アントワネットなど)をそのままモデルにした美少女キャラが盛りだくさんとなっており、ある程度誰でも知ってそうな程度の史実ネタを引用しながらバトルを展開させていきます。 たとえば1巻では、自慢の怪力で大太刀を振り回す巴御前を相手に苦戦する敵が、巴は近接タイプだろうと読み距離をとって飛び道具で嬲り殺しにしようと試みたところ、どっこい武士のメインウエポンは実は弓なのである!とドヤ顔で巨大弓で返り討ちにする……などこのように大味で簡単に先が読めてしまう展開の連続ではあるのですが、言い換えれば読んでいて疲れずスナック感覚で美少女バトルを読みたいという欲求を満たしてくれる娯楽作品でもあるということになります。 ときおり試合中に腹に穴が空いたり四肢が吹っ飛んだりしますが、シグルイとか天上天下とかと比べるとキャラクターたちが痛がるそぶりをあまり見せないため、それほどしんどさは無いです(その点はどちらかといえば『一騎当千』のほうが近いかも)癒し系ギャル、爆誕喫茶店にギャルがいる 田丸鴇彦六文銭ギャル漫画が好きなんです。 なんというか、ギャル漫画に出てくるギャルのコミュ力やテンションの高さが元気の象徴みたいで、読んでいてエネルギーを貰える感じなんですね。 (実際のギャルとは接点皆無なので、実態は知らない。) そして、本作は、そんなギャルの中でも、癒し系とも言えるギャル。 主人公は仕事に疲れきったサラリーマンなのですが、ひょんなことで出会った個人店の喫茶店でバイトするギャル・瑠衣加(るいか)と交流していく流れ。 仕事で疲れたメンタルに、瑠衣加が栄養補給してくれる感じ。 もーう、すばらしい! とにかく、瑠衣加が良い子すぎて、ハゲる。 どんなことでも一生懸命だし、一生懸命な人をバカにしないし、ギャルに対する偏見や誹謗中傷に負けないし、自分が働いている喫茶店のことを凄く大事にしているところもあって、めちゃくちゃいい子なんです。 こんな子がいるなら、週5で通いたいくらい良い! 読む心の清涼剤としておすすめしたい作品です。 また新たな魅力的なギャルを発見した気分です。 メインキャラみんな好きじゃない。夜分に吸血失礼します。 あみだむく名無し吸血鬼の設定は大好きなのにコレは苦手。 他サイトのレビューは結構良いのだけど、良さが分からなかった。かつての親友を心配して猫になって帰ってきた私と猫と二十歳の君と あさひよひstarstarstarstarstar_borderるる※ネタバレを含むクチコミです。ほのぼのの夫婦漫画なのかホラーなのかよくわからない長い道 こうの史代starstarstarstarstarマンガトリツカレ男ほのぼのの夫婦漫画なのかホラーなのかよくわからない ダメ人間の「壮介」にいきなり「道」が妻になるんだけど、その経緯が「親に決められた」というところから始まる。 金がないとかの生活感のホラーや壮介のブラックジョークもあるのだけど、ちょこちょこ「道」の言動に怖い部分が多い。 ひとりで敷居が高く感じて、入りずらい印象の店猫と紳士のティールーム モリコロスstarstarstarstarstar_borderママ子看板猫が出窓で客引きしてる、可愛い。 思わず入ってみたくはなるけど、純喫茶ってなかなかに入りずらい。 でも入店したら、紳士的なイケオジがその人に合わせた紅茶を寡黙に入れてくれる。 紅茶のこと話し出したらマシンガントークになってしまう彼、しゃべりすぎを猫に止められるおちゃめさん。 店内やティーカップ、細部に至るまで細かく描かれておりこだわってらっしゃるんだろうなと感じます。<<12345>>