小学館マンガの感想・レビュー4596件<<3839404142>>極々普通のお話です医者を見たら死神と思え はしもとみつお 横溝邦彦 近藤誠まみこ※ネタバレを含むクチコミです。ほのぼのワールド健在!聞かれてから言いたい 福井セイstarstarstarstarstarサミアドサンデーSに掲載された福井セイ先生の8ページ読切です。 「かけあうつきひ」ロスで乾いた心が潤いました。ありがとうございます。 内容は「レジチョイサーよしえ」から続くいつもの福井セイ漫画。女の子が誇りをかけて母親に頭脳戦をしかけます。絶対に負けられない戦いがそこには・・・ え? …まぁいっか、幸せそうだからね! 大好きな読切「数学」でも思いましたが福井先生の描く家族が本当に微笑ましくてほっこりします。 短編集出して…明日出して…買うから……最強コンビニ店員メガネTSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには 丸山恭右 Zoostarstarstarstarstar_border宮っしぃメガネが無双する話しかと思ってたら、結構ガチめな格闘漫画でちょっとビックリ 格闘バトルが結構熱く、中国拳法やロシアのシステマなどなど、格闘技の説明もしっかりしてて丁寧な話し作りがしてある印象 サイコミで毎週読んでるけど、これは毎週読んでても飽きずに読めるし、続きも気になるので最後まで期待できる ただ、物語の進みが遅いのがちょっと難点...このまま行くと何巻になるんやろ...ぱんぱんの冷蔵庫という愛寂しさで埋めないように mmkstarstarstarstarstar野愛主人公・健人は一人暮らしの大学生。実家の母親がやってきては冷蔵庫を料理でぱんぱんにして帰っていく。 ひとりだと食材買っても持て余しちゃうんだよね、誰かが食べてくれないと料理なんて作る気がしないんだよね…というのはただのあるあるだけど、この作品の中では重要な意味を持つ。 ぱんぱんに食材が詰まった実家の冷蔵庫って愛だよなあ。 お豆腐とか漬け物とか煮物とかっていつまでもなくならないものだと思っていた。 家族とご飯が食べたくなる作品でした。 誰がいちばん好き?あずみ 小山ゆうぴっぴあずみがカワイイ!江戸✕ゾンビ、漂うウォーキング・デッド感エドデッド 山下文吾starstarstarstarstar_borderゆゆゆ江戸時代✕ゾンビって流行っているんでしょうか。 まさか、驚きに満ちていた「クロフネ・オブ・ザ・デッド」以外にも江戸時代✕ゾンビ設定があったとは。 そして、主人公は山田さん。 よくある名字に思わせておいて、「地獄楽」にも登場する山田一族の一人。 歴史に登場する職を選ぶと、こういうこともあるのでしょう。 コミック表紙はゾンビゾンビしていますが、本編に登場するキャラクターは性別不明の山田さん、医者のたまごの女の子、チンピラ、男の娘などで、あまりゾンビゾンビしていません。 外に出ると有象無象にゾンビが現れます。さすが百万都市江戸です。 まだ序盤で、最新話へ追いついていないのですが、所々でウォーキング・デッドに対するオマージュ感を感じます。 こちらも定住できそうにありません。 なんだそれ、の勢いで読みたい「江戸✕ゾンビ」ジャンル漫画です。ここで買い物するなら自分は何を買うのか三途の川アウトレットパーク 寺田浩晃starstarstarstar_borderstar_borderPom 三途の川は本当にあるのだろうか。 自分にその時が来たら橋渡るのかな。 前世と来世の狭間にある何でも揃うアウトレットで、亡くなった人が思う存分悔いのない様買い物をし0時になったら、来世へ。 もしこんな世界があったなら、と考える。 悔いなく何て無理な話だ。と思うけど、この物語悲しいけれど、何だか未来が見える話だったなとも思う。 漫画に出てくる登場人物皆、来世では前世より幸せに素敵な人達に囲まれて自分を大切に生きて欲しいなと願わずにはいられない。 #1巻応援 不運を抱えた少女と妖怪達タケヲちゃん物怪録 とよ田みのるさいろく生まれながらにして呪いのようなものを受けているタケヲちゃんが幸福を取り戻していく様はわかりやすいぐらいに多幸感があり、とよ田みのる先生の描くソレは読者を幸せにしてくれる。 金剛寺さん〜ではないけれど、とよ田みのる先生はハッピーエンドが待っていると勝手に信じて読めるところが素晴らしいよなーと思える素敵な作品。 なぜこうなのか、とか、実はこうだったからなのだ、とか、納得感の有無に関わらず幸せを願いながら読み進められるのはとてもとてもハッピーな体験だった。 あとタケヲちゃんはかわいい。前の話を知らなくても楽しめる♬マイホームアフロ田中 のりつけ雅春starstarstarstarstar干し芋1巻読了。 『アフロ田中』ってタイトルは知っていたが、読んだのは初めて。 今までのいきさつを知らないが、『マイホームアフロ田中』は、面白い!! 子どもができたら、何でも子どものためにってなるものなのね。 子供の将来のために、周りの大人がしっかりしていれば、環境や場所はあまり関係ない気がするが…。 それにしても、マイホームや彼女とのデート、おもちゃの値段・・・。 知らない間に支払っているけど、活字にされるとずしっとくるなぁ。 皆の、ビックリする顔が最高💓素敵な2人です王様に捧ぐ薬指 わたなべ志穂starstarstarstarstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。 何でもありな4コマ漫歌 相原コージstarstarstarstar_borderstar_borderママ子紹介にもあったけど、四コマはこういうものっていう固定概念を無くさせる。 喜怒哀楽、人生で起こるあらゆることを4コマ漫画で表現する試み的な作品『漫歌』。 作者さんのシュールな感覚たまらないです。 オチがあるのかないのかみたいなものもあったりするけど、なんとも言えない無情感、思わずぷぷっとなってしまったり、あるある~ってなるのもある。 お暇な時にぜひ読んでいただきたい。負けヒロインにスポットを当てた意欲作負けヒロインが多すぎる!@comic いみぎむる いたち 雨森たきび六文銭負けヒロインっていいですよね。 リアルでは、恋愛ごとにおいては負ける(惨敗か不戦敗)が多いので、恋愛漫画で主人公が成就されても共感できず、むしろ当て馬とか報われないキャラに同情してしまうタイプ。 本作もそういう読者を主人公にみたてた感じで、冒頭で幼なじみにフラれた負けヒロインこと八奈見杏菜と交流していく流れ。 幼なじみキャラは、典型的な負けフラグですからね。 想い人である幼なじみが恋人とよろしくやっている様を歯噛みしながら、失恋をひきずっていく様を主人公は客観的にみていく。 そんな話。 さらに話数を重ねていくと、別の負けヒロインたちが出てくる。 脳筋っぽいヒロイン、ちょろいヒロイン、などなど、いかにも最初から負け確してそうなヒロインたちで、読んでいてざわつきます。 負けるとわかっていても、つらいもんです。 フラれたからって想いが断ち切れるわけではないのだから。 そんな不憫なヒロインたちを描いた一風変わったラブコメですが、笑いありっちょっと涙ありの、自分好みな作品でした。初期のいましろたかし ハーツ&マインズ+ザ★ライトスタッフ+その他の感想 #推しを3行で推す初期のいましろたかし ハーツ&マインズ+ザ★ライトスタッフ+その他 いましろたかしstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 「僕たち私たちのナンパ」と「野生の証明」と「LIVE!ヤマギシ」は何回読んでも素晴らしい。「野生の証明」は調子悪くなって時にたまに真似するぐらい気に入ってる。 ・特に好きなところは? 「手前なんかに卑しい街を行く・・・野武士の気持ちがわかってたまるか」このセリフが素晴らしすぎるね あと「中野の友人」かな。これ読むとなんか感動する ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! むちゃくちゃ好きな人と少し読んだだけどもういいかなのどちらかになる漫画だとは思うね 役者志望の男、実家の葬儀屋で働く。しめっぽい話ですが 小田扉名無し役者志望だけどなかなか芽が出ず、あろうことかバイト先が夜逃げし急に無職。仕方なく、お金のためだけに実家の葬儀社で働くことにするが…という小田扉の新連載。最初はポンコツ息子の成長を描くのかなと思いましたが、それだけでなく、同じ葬儀社で働く同僚や仕事を通して出会う人々のドラマが描かれるという印象。嫌な思いもたくさんする仕事だと思いますが、社長である父と主人公の息子が明るいキャラなので楽しく読めます。 役者になるのは諦めてないですが、実家を次ぐことになるのか、どうなのか…長編だけどおもしろいBASARA(バサラ) 田村由美starstarstarstarstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。カクテルも飲みたくなる今宵もお待ちしております 北川みゆきstarstarstarstarstar_bordermotomi都会の片隅にある粋なBAR。 そして、そこに佇む、美しくてバーテンダーとしても非の打ち所がない、まるでDollのような謎めいた美女の更さんと、彼女が作る登場人物たちにとって必要な…実在するレシピの美味しそうなカクテルと。 それぞれのストーリーが色々な『愛』を再確認できる感じで、私は大好きです! ストーリーもほっこりする素敵な話です。 カクテルの奥深さも、勉強になりました。 『清水家のすべて』真造圭伍 ヒバナ2017年7月号清水家のすべて 真造圭伍地獄の田中真造圭伍の読み切りがヒバナに掲載されているけど3作品目。『清水家のすべて』は前後編らしく、今回は前編。 高校の卒業式の後、家族に挨拶に行きたいと清水さんの彼氏が家に来たんだけど清水さんの家はいわゆるゴミ屋敷だった。お父さんは自分と自分の所有物にしか興味がなく、兄はニートで駆け出しのYouTuber、母だけがまともなんだけど心労が祟っていそうな感じで、清水さんも仕事を決めてさっさと家を出ていくつもりなんだけど、家を出たいと思っている自分が自分のことしか考えていない父と同じ思考なんじゃないかって自己嫌悪に陥ったりしている。 これまでヒバナに掲載されていた真造圭伍の読み切りの中で今んところ一番面白い。後半も楽しみ。「お前たちの生き様は俺が見てるぞ」と言ってやりたい初期のいましろたかし ハーツ&マインズ+ザ★ライトスタッフ+その他 いましろたかし名無し世が浮かれてたバブル期。その輪に入れない若者たちが「俺だって…」と、懸命に行動するが、全て空回り ボロアパートから電話帳片手に、片っ端に女性にイタ電し、電話口に出てきた彼氏から怒鳴り説教 一念発起してディスコへ行けば、自分の場違いさに怯えつつ「楽しまなきゃ…」と、緊張と照れと共に不器用に必死に体を動かす あと、いましろ作品を愛する著名人たちのコメントも収録されています 漫画家・新井英樹 「俺が独裁者なら、『いましろたかし』で笑えない奴、泣けない奴は全員死刑にします。」ピュアだが「糞尿垂れ流し」感大ありのカップル終末の人類に文明は必要ですか? TALIOsamaBinLaden長文失礼します。 このストーリーにはなぜか魚の名前がついている「カサゴ」「メバル」の二人が主人公。その登場人物ほぼ全員必要最低限の思考と語彙しかないしゃべり方をしていてぶつ切りでゆるい感じである。だが物語自体はかなり不穏である。まず最初に出会ったカサゴや「天使」の連中は「神」の名のもとに電子機器などの文明を奪い取っていた。その傲慢な姿勢はナイジェリアのイスラム過激派「ボコ・ハラム”西洋教育の罪”」を彷彿とさせる。彼らも「女子供を楽園に行かせる」という名分で自爆テロ要員確保のため誘拐にまで手を染めていた。そのカサゴだが文明を集めるためなら躊躇なく銃を手にする手際の良さから実際に何人か殺めているのだろう。メバルも最初カサゴと会った際に性交と引き換えに食べ物をねだっていた。その手慣れた様子から彼女もすでに何人もの男から(成果)にありつけたことがうかがえる。 そんなモラルもデリカシーも根本からない「糞尿垂れ流し」という言葉がお似合いの二人だが決して下劣ではない。「レジスタンス」という武装勢力と取っ組み合いの場面ではラジカセから聞こえる音楽に二人そろって涙を流し、カサゴはメバルが歌う姿を見て「所詮素人だ」とけなした次の場面ではいきなり崩れ落ちて号泣し「泣いてる…アタイ泣いてる!」と一人称まで変わるほど動揺する。さらに二人の仲にも変化が起きる。メバルがセクハラじみたからかいを言われると「私はカサゴとしか”しない”」と本人の前で言ってカサゴを赤面させていたし、文明(ゲーム機)を奪おうとするカサゴをメバルが泣いて止めたのに対し、父親の死に関係した人間を前に逆上したメバルを今度はカサゴが止めていた。お互い「大切な人に一線を越えさせたくはない」「この人と一緒にいたい」という感情が芽生え始めている。むしろ二人はピュアな方だろう。これからどう物語が進むのか見当もつないが多分バッドエンドでも二人はお互い笑っていけそうな気がする。 やっぱり松江名先生作品は最高だぜ...君は008 松江名俊starstarstarstarstar宮っしぃお父さんが実はスーパーエージェントで、その謎を追う為にスパイ養成学校に入学した主人公は、様々な仲間と出会い、悪の組織と戦い成長していく、スパイアクション物 コメディ要素、ラブコメ要素と盛りだくさんで、見ていても飽きずに楽しめるのが、この作者の良い所 ケンイチもそうだったが、特にバトルシーンの熱さ、主人公の成長とそれに影響されて共に成長していく仲間たち、仲間との絆や別れなど、青春要素も入りながらもアクション物として高クオリティな作品 作者好きになって他作品も!と思うが、この作品単品でも楽しめる良作の1つこういう夏が欲しかったマイの楽しい夏休み 田中ちゃんstarstarstarstarstar野愛大人が思い描く少年時代の夏が詰まっている。なつかしくて甘くて苦くて愛おしい、秘密にしたくなるような夏。 驚くような展開が待ち受けているのに淡々と進んでいくのもいい。マイの少年っぽさも大人びた振る舞いもいい。全部がいい。月並みな表現だけど、エモいってこういうことだと思う。 この漫画めちゃくちゃいいよって小学生に読ませて「ふーん」って顔されたい。地下格闘技場から世界規模のテロ組織にまで広がってきたケンガンオメガ だろめおん サンドロビッチ・ヤバ子さいろくキャラのユニークさ(大体はモデルがいそうだけど)が面白くて読んでいて飽きないのだが、アシュラの主人公・王馬は少し達観した感じで一歩退いた位置での展開が続く。 本作は成島光我が主人公…と思うのだけど彼の活躍が見られるようになってくるのは煉獄篇ではなく「蟲」との話に入ってから。 この間に2年経ってることになってたり、そのあたりは相変わらずで設定はガバガバのガバなのでわかった上で読むと良いかと思います。 黒い狼と白い狼と灰色狼狼の娘 小玉ユキstarstarstarstarstar干し芋1巻読了。 月菜は、高校三年生。1歳の時に現在の両親の養女となった。 スポーツ推薦で、進路は決まっているが・・・。 自分のあまりの運動神経の良さに疑問を抱きながら生活していたある日、帰宅途中に大きな白い犬に出会う。 その匂いを嗅いで懐かしさを感じる。 別日、バイト終わりにワインの試飲を薦めている颯と出会う。 そして、颯から変わった匂いがするので話をしたいと持ち掛けられる。 その話を聞いてみると・・・。 分かりやすいお話で、これから先月菜の運命がどう変わっていくか楽しみにしたい。読み始めたら止まらない青の花 器の森 小玉ユキstarstarstarstarstar_borderママ子陶芸と絵付け、奥深し! 一点ものと量産型、同じようで全く違うもの。 器一つにそれぞれに想いや技術が込められていて興味深いです。 お互いに職人だからその熱い想いがぶつかっていい作品が出来てくる。 そして最初は距離のあった二人が、再作を通じて人となりも好きになっていくいい流れ。 そして白黒なのに、なぜか食器たちが白青に見えてくる不思議。 すーっと物語が入ってくる感じでした。<<3839404142>>
※ネタバレを含むクチコミです。