秋田書店マンガの感想・レビュー1135件<<4243444546>>高遠るい節全開のトンデモアクション開幕レッドマン・プリンセス 悪霊皇女 高遠るいmampuku アメリカ先住民の戦士の怨霊が日本の皇族の少女に憑りついてアメリカと白人に宣戦布告、、なんだこの荒唐無稽かつ攻めすぎなストーリーは!生前退位などの時事問題も取り入れつつ明らかに実在人物がモデルのキャラクターを多数取り揃え(画像参照)、バキにシンゴジラに北野武?パロディもぶっこみまくり。 んでこの怨霊パワーがあまりに強くて軍隊でも歯が立たないんで神社にお祓いに連れて行ったり僧侶を呼んだりもうめちゃくちゃで最高です。「魔法少女」ものに非ず魔法少女・オブ・ジ・エンド 佐藤健太郎mampuku ポストまどか☆マギカな漫画のクチコミも幾つか書いてきましたが、なんかもう、ここまでくると魔法少女大喜利みたいになっちゃってますよね。侵略する側になっちゃったし、もっと言えば"魔法少女"である必要すらあるのかないのかって感じで、ちょっとGANTZ要素やタイムスリップ要素の入ったパニックホラー、それ以上でも以下でもない感じです。第1話でいきなり変な侵略者にクラス全員殺される──とかどっかでみたことありまくりすぎてネタバレにもならないオープニングですが、読み進めていけばいろいろごった煮で狙いすぎな中に、どれかひとつ自分にとってフックになるものがあるかも、というある意味飽和攻撃みたいな漫画かもしれません。 感心するのは、実にバラエティに富んだ方法で残虐に人間をぶっ殺しまくるところですね。見てて飽きないです。 ちょっと残念なのが、言葉選びが全体的にあんまり上手くないところですね。報道にパニックになった民衆が「日本はどうなっちまったんだ…!」「日本は…」「日本…」ってざわつくんですが、なぜ「世界」でも「この街」でもなく日本という単語を選んだのか、とか、お巡りさんのことを「ポリ公」呼びとか、シリアスな置手紙に手描きで三点リーダーとか……まぁツッコミながら読むのもバニック漫画の醍醐味かもしれませんね、彼岸島然り。。。「ワルキューレ」感はあまりないが、マーケティング的には正しいタイトルワルキューレのキコ 阿倍野ちゃこ 天王寺きつねmampukuポン刀JKが、侵略的モンスターを退治したり、親しい間柄同士で血で血を洗う争いをしたりします。萌え度の強い喰霊みたいな感じでしょうか。強キャラっぽい説明をされながら登場した味方が苦もなく惨殺されたり、なかなかヤバめの難易度な敵のようです。 「00年代アニメを見て育ったオタクはだいたいバトルヒロインが好きである」という説を友人が提唱していましたが、自分がまさしくそれでしたね。もうちょっと気が強そうなほうが好みなんですけど。「ワルキューレ」とか「ヴァルキュリア」とか名のつくものはだいたい好物です。斬新すぎるメイキャッパー 板垣恵介やむちゃ刃牙でおなじみ板垣恵介先生のデビュー作。 天才メイクアップアーティストの話なのですが、なんというか…衝撃的な内容です。脳や筋肉を刺激して肉体自体を変えるので化粧というより施術ですね。 絵柄の古さも読んでて楽しいですし、ちょっと変わった漫画を読みたくなったらオススメですよ~ 週刊少年チャンピオン 2018年No.4+5星の騎士 伊藤達也マンバ【掲載誌】 週刊少年チャンピオン 2018年No.4+5(2017年12月21日発売)に掲載 【受賞歴】 『星の騎士』 第4回NEXT CHAMPIOM 佳作 受賞もしこの作品を読んでない漢がいるなら範馬刃牙 板垣恵介名無しと伝えたい。 御託はいいから読めッッッッ邪ッッッッ!!!「空気を読む」って疲れるよねぇ凪のお暇 コナリミサトなまやかちゃん1巻の試し読みだけで「絶対に続きを読もう」と決心。 「空気を読むって疲れるなぁ」と、女性なら一度は感じたことがあるはず。私ももちろんある。 だから空気を読みすぎて爆発してしまった主人公『凪』は、空気を読むことを放棄した”違う世界線の私”を見ているかのよう。凪がこれから何を思い何に出会って過ごすのか、続きが気になって仕方ない! あと、読むと豆苗を育てたくなると思います。 スズキに厳しいマンガばくおん!! おりもとみまな 蒔野靖弘名無しバイク乗りのグチと喜びと悲しみが詰まっていて面白いです。 でもスズキの扱いがひどい。もどかしくてイィー!!ってなる落日のパトス 艶々桂川発起丸エロい妄想しながら生きてると、こういうシチュエーション憧れますわ。 ただ、進展がゆっくりでもどかしい!! そこが心惹かれるトコでもあるけど。 夢の中のパンチぐらいゆっくりwチャンピオンタップ発のギャグ漫画それでも世界を崩すなら 陸野二二夫starstarstarstarstarひさぴよ友達のできないネクラ少女と、うっかり召喚してしまった悪魔との生活を描いたギャグ漫画。二人のコンビネーションが最初から噛み合ってて、ボケ・ツッコミ入れ替わりながらのやり取りは読んでいて楽しかったです。巧妙に他誌の作品ネタを使ってきますので、そういった部分でもニヤリとさせられます。残念ながら全1巻で完結しましたが、最後はしっかり物語としてエンディングを迎えているので悲壮感はなかったです。 1巻の終わりでタイトルの意味がぼんやりとわかったきみを死なせないための物語 吟鳥子 中澤泉汰烏龍※ネタバレを含むクチコミです。美しい犬の最新話について語ろう美しい犬 オオイシヒロト ハジメ出家坊主※ネタバレを含むクチコミです。続きが楽しみ殺戮モルフ 外薗昌也 小池ノクトやむちゃ外薗さんが好きなのでコミックが出てすぐ読みました。グロと謎めいたところがちょうど良い感じでワクワクしますね。 正統派ホラー 9巻が出た死人の声をきくがよい ひよどり祥子名無し幽霊とかのホラー要素がありながら、女の子は可愛くて、会長のぶっ飛び具合に笑えてホラーの王道だなって思う。部長が出てくるときはひどすぎてこの漫画で一番好き あと何でか知らないけど、8巻で完結だと思ってた。最近9巻が出ているのを知って驚いた。まだ読めてないんだよなー意外とダメージ大きいいびつ 岡田和人桂川発起丸トラウマレベルで好きな作品。 ツラい。キツい。切ない。 ラストまで読んだら、心に爪痕が残りました。 もうホント、タイプは全然違うけど、デビルマンとかベルセルクとか寄生獣とかと同じぐらいの衝撃。泣ける性描写すんドめ 岡田和人桂川発起丸エロ目当てで読んで裏切られるが良い!! しかし岡田和人先生の作品って切ないよなぁ… 投稿者は読後数日ぐらい引きずります。 楽しいゾンビマンガゾンビの星 浜岡賢次名無しゾンビに支配された地球で唯一の生き残りが引きこもりの女だった、、 たった1人になっても楽しそうにしているので、最近多いゾンビものの中でも稀有な一作。ゾンビ愛に溢れてるゾンビの星 浜岡賢次霧兵衛良かった点 流行りのゾンビマンガかなと思ったけど、さすがゾンビ愛の溢れる浦安鉄筋家族の作者だと納得できるギャグマンガだった 総評 ゾンビマンガジャンルではかなり好き。同じような系統だと相原コージのZも良かったな作者の高校時代の自伝なのかな私立ブルジョワ学院女子高等部外部生物語 三島衛里子霧兵衛良かった点 女子校の中等部から内部進学した内部生と受験して入学した主人公が周りとのどうでもいい差を気にしながら生活するところが面白い。周りから見るとどうでもいいけど本人と学校という狭い空間では重要 気になった点 最後の方が急に雰囲気が変わって終わってしまった 総評 この主人公が実家がどうも近所っぽいので妙な親近感が湧いたし、全然知らない世界の話がわかって読んで良かった 学生時代の観察眼が「高校球児 ザワさん」につながってるのかな 雀荘経営って大変なのね…すずめの唄 志名坂高次starstarstarstarstarウマタロ麻雀詳しくないし、雀荘に行ったことも無いけども、この漫画で雀荘の苦労というものが少しわかった気がする。 楽そうな商売というイメージを勝手に持ってたけど、今の時代は集客するにも一苦労なんだな。 店側が客に勝ちすぎても駄目だし、負けすぎても駄目という、さじ加減が難しい商売だと感じた。 オッサンばかり登場する漫画だが、救いはバイトのカオリちゃんが居ることだな。 よく働く子で、愛想がよくお客さんからの人気は高いし、麻雀もちゃんと打つ。 爽やかな明るさが、店のオッサン臭さをファブリーズばりにかき消してくれる。 志名坂先生の描く女性は、時代の流行という感じじゃないけど、独特の良さがあるんだよなー。(色気はないけども。。) 「逆脱衣麻雀」とか、ちょっとしたサービスシーンでも、全くエロさがなくて健康的な下着CMみたいだったw隠れて読む漫画バトル・ロワイアル 田口雅之 高見広春やむちゃ好きな漫画を聞かれてバトロワと答えると「えっ」と言われます。 小説を読んでいないのでどれだけ原作に忠実なのかはわかりませんが、やはりストーリーがしっかりしているし大変面白いですね。絵もすごく合っていると思います。肉の艶やかな感じも、戦闘シーンのかっこよさも素敵です。 映画では藤原竜也(七原)や安藤政信(桐山)、柴咲コウさんが相馬光子役で出演していて、こちらもとても美しくて良いですよ~最近、日本の政治が酷いな…。よし!アクメツを読むか!アクメツ 田畑由秋 余湖裕輝starstarstarstarstarウマタロ国の税金の無駄遣いは許せない!と思ってる人は、この漫画を読むとめちゃくちゃスカッとするよ。 不死身の超人アクメツが、日本の公共事業等の利権に巣食う税金泥棒たちを「悪人」と定め、バンバン懲らしめてくれる。 裏で暗躍する政治家や要人を表に引きずり出しては天誅を下してくれるから、爽快この上ない。税金を浪費した額が大きければ大きいほど、怒りは高まり、得られるカタルシスは高まる。 日本の政治に不満のある人間なら多少なりとも抱いている願望を、存分に満たしてくれる!!のだが…。政治的に過激な主張が多いので、あまり周囲に喧伝できる作品じゃないのは確か。 この漫画の通りに、極論で「悪人」を排除したところで、日本が良くなるかといったらそう単純な話ではない。 結局は、日本の組織の構造が変わらなければ、根本的な問題は解決しないと思うッス。 なので、とりあえず娯楽として楽しむが吉かと。 できれば若いうちに読んだ方が、ピュアに楽しめる漫画かもしれない。 雪女ちゃんかわいい妖怪マッサージ 押切蓮介 忌木一郎大トロ妖怪?マッサージ?と思いつつ、押切蓮介のファンなので読んでみました。 押切先生がネームを描いて、愛弟子が作画しているようです。 タイトルそのまんま妖怪をただマッサージする話なんですが、作画の忌木先生がエロい絵得意らしいのでエロく仕上がってます。 ちょっとマッサージの勉強にもなっていいです。神話と科学が融合した独特な物語イワとニキの新婚旅行 白井弓子鳥人間表題の「イワとニキの新婚旅行」から始まり「神託と灰色の髪の少年」「アンドロメダ号で女子会を」「さよなら私の兵馬俑」「海の女神と旅立つ船」の全5編。宇宙から飛来した“帝国”が地球を占領して、人類の心を掌握すべく帝国が作り出した、各地に残る神話や宗教を用いた"統治システム"を軸とした独特な切り口の短編集。 あとがきにも書いてあるように「もしも空気の読めない宇宙人がやってきて地球を支配し、各地にある神話を真に受けたらどうなるの?」というのがテーマのようだ。“帝国”が地球を支配するというかなりの大事を「ごくありふれた全面戦争なので詳細は省く」と何度か書いてあって笑った。 短編集とはいえ微細な繋がりがあってニヤリとできる。もちろん短編の良さもあって、それぞれ微妙にテイストが違ったりもする。「アンドロメダ号で女子会を」がコミカル寄りで好みだった。 ファンタジーっぽい描写が多いものの、帝国の人類を超えたテクノロジーによる仮想世界やAIの表現もされていて、SFとしての読み応えもあって満足度が高い。この世界観で長編も読んでみたい気もするな。<<4243444546>>
アメリカ先住民の戦士の怨霊が日本の皇族の少女に憑りついてアメリカと白人に宣戦布告、、なんだこの荒唐無稽かつ攻めすぎなストーリーは!生前退位などの時事問題も取り入れつつ明らかに実在人物がモデルのキャラクターを多数取り揃え(画像参照)、バキにシンゴジラに北野武?パロディもぶっこみまくり。 んでこの怨霊パワーがあまりに強くて軍隊でも歯が立たないんで神社にお祓いに連れて行ったり僧侶を呼んだりもうめちゃくちゃで最高です。