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少女マンガはどこからきたの? -「少女マンガを語る会」全記録-

少女マンガはどこからきたの? -「少女マンガを語る会」全記録-

ジャンルを育てたレジェンドたちの証言 少女マンガの「黄金期」は1970年代といわれているが、それまでの作家や作品の記録は多く残されていない。1953年に手塚治虫が描いた「リボンの騎士」から1972年に池田理代子が「ベルサイユのばら」を描くまでのあいだ、少女マンガというジャンルはいかに開拓されてきたのか。少女マンガ界の先駆者たちに、少女向け雑誌の編集者や貸本マンガの関係者も加え、50-60年代の少女マンガを語り尽くす。詳注・図版多数。

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郵便配達と夜の国

郵便配達と夜の国

クマと犬の区別がつかない小さな女の子のコミカルな誕生日。 郵便配達夫と一緒にでた旅で知る「世界」の真実と、ビー玉のなかの反転世界の森の秘密。 童話から逃げ出したオオカミの恐怖。 幼稚園へのお引っ越しで見つけた、おいしそうなカレーの島への冒険。 国語の時間は寝てばかりの謎の転校生は誰なのか? 隣町にいるという「自分」を探しだす遠征の結末は? キツネの大長老に「化けた」女の子はタヌキを従え、夢幻少女はパノラマ世界で虹を目指す。 そして、浜辺に漂着した机のひきだしの中身は少女に何を見せたのか…。 ファンタジー世界と日常とのはざまで、成長へと向かって小さくジャンプする幼い魂たち。 「日常系」メルヘン漫画の大傑作。 第16回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品。

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屋根裏の私の小さな部屋

屋根裏の私の小さな部屋

日常の中のファンタジーを描く気鋭の作家、大庭賢哉。 待望の最新作! ドアの向こうで、公園の片隅で、教室の隣の席で、ふしぎなことが待っている。 ほんとうは、異世界はすぐそばにひろがっている。 日常と非日常を行き来して成長していく、子どもたちのみずみずしい姿を描く、傑作漫画短篇集! 文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作『郵便配達と夜の国』から三年、 ファン待望の最新作!!

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屋根裏の私の小さな部屋

世界の真理に迷い込む子等

屋根裏の私の小さな部屋
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ

書籍で好みの挿絵に出会うと、いっその事、この絵で物語を漫画にしてくれたら、と思う事がある。 大庭賢哉先生の挿絵のお仕事は、物語を邪魔することなく、不思議な空気感やワクワクする世界観を伝える。しかし反面では、この絵で物語世界の空想が動き出す程の、強い魅力を持っている。 その魅力を漫画として(あのユリイカに!)連載し、単行本にした青土社の慧眼!名久井直子氏の端正な装丁に包まれ、送り出される世界観は、子供目線から見た世界の裏側、秘された真相、空想と現実のあわい。鋭く根源的な発見と、優しい読後感に満ちている。 その画面の質感と、闇と光のあわいを見据える表現は、例えば五十嵐大介先生や漆原友紀先生と比較されてもいいかもしれない。 今後も独特なポジションでの漫画表現を、見続けたい。 ●おるすばんと嵐 お母さんは僕より先に死なないよね?嵐の中、僕を脅し、唆す声に負けない! ●猫のリリー 気に入った猫を、結局飼わなかった。後日、その猫が友達に飼われたと知る。自分が選んだかもしれない可能性。 ●小人の小人の話 現れた小人には、さらに小人がいる。全ての小人にはその小人がいる?嘘だ!証明して! ●斜め前のヨシムラさん 学校でも家でも空想逞しいヨシムラさんは、嘘つき扱いされがち。彼女の空想に寄り添い、現実に繋ぎ止めるのは私だと、ぼんやり気付く。 ●ひみつのへや 引っ越しが悲しいタカコが、新居の自室を開けると……ここ前の家だ! ●となりのカナちゃん 僕は家族と似てるよね?クラスの女子に一番似てると言われ、不安になる。 ●かえりみち 公園に最後まで残っている転校生は、本当に家に帰ってる?みんなは? ●わたしの日 成長していく自分の、内面の成長を感じられず、落ち込む。周囲の方が変わっていく気がして……。 ●鳥の世話 学校で飼育する九官鳥の、本当の名前を巡る、飼育委員の女子と、二人の男子のお話。 ●朝の夢と夜の風 はじめて海に入る前に、母を振り返り安心するように、はじめての恋に踏み込む時、振り返る。 ●カミナリを捕まえる話 雷が落ちると言うなら、拾える筈じゃない?完全武装で嵐の中へ。 (画像は137ページより引用)

郵便配達と夜の国

闇に遊び、光へ帰る子等

郵便配達と夜の国
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ

日常に倦む子供達は、ふとそこに潜む闇……影、死角、秘密の空間……を見つける。自分だけの楽しい「夜の時間」は、本当は危うくて、触れてはいけないと知る。 ----- 大庭賢哉先生の二冊目の単行本は「ユリイカ」の青土社から。『トモネン』より線が整理された、親しみやすい絵。ハードカバーも漫画には珍しく、名久井直子氏の装丁で「大人の児童書」の雰囲気を醸す。 子供達は世界に疑問を持ち、見えない世界を空想し、その世界に迷い込む。現実への帰還を巡り、時にシビアな冒険と決断を経て、子供達は、現実世界を生きる勇気と希望を手にする。 子供も大人も、ちょっぴり怖い空想世界にドキドキした後に、前向きな気持ちになれる作品集だ。 ●今日、犬が届く 届いたプードルはやたらでかい。対して動物園の白熊が妙に可愛い。明らかにおかしいのに、名付けられ、定義された彼らに何も疑問を持たない人々の中に……。 ●郵便配達と夜の国 現実に倦んだ少女は郵便配達夫と旅に。見知らぬ場所に行けると思ったのに……。 ●森 弟が産まれてから、家族に構ってもらえない女の子は、家出して変な森に迷い込む。そこで会った少年は……誰? ●逃げたオオカミ 怖がりの弟に「狼と七匹の子ヤギ」の狼の最期を端折って話したら、弟は狼の行方が怖くなった。曲がり角の向こうには……? ●お引っ越し 幼稚園の先生は、僕らが帰った後、幼稚園を独り占め?確かめようと隠れていたら……。 ●隣のミミ子 裏山にフクロウがいるかも!翌日現れた転入生に、夜の森に誘われて……。 ●まねっこさがし ガサツなヨリ子が隣町で目撃された。どうやら自分の偽物がいるらしい。捕まえるため、ちょっとおしとやかに変装。しかし……。 ●きつねしばい 幼稚園の劇でキツネ役になりきったサチコ。役のままで道を歩いていると、動物の言葉が分かるように!そのまま動物のテリトリーへ。 ●6:45 地下坑道を抜け、日のもとへ。昼から夜、そして昼へと歩き続ける少女と犬の、見開きイラスト集。 ●ひきだしのなか 自分の机が欲しい少女は、海岸で古びた机を見つける。少しずつ自分の秘密を作っていく。 (画像は30ページより引用)

少女マンガはどこからきたの? -「少女マンガを語る会」全記録-

少女マンガはどこからきたの? -「少女マンガを語る会」全記録-

ジャンルを育てたレジェンドたちの証言 少女マンガの「黄金期」は1970年代といわれているが、それまでの作家や作品の記録は多く残されていない。1953年に手塚治虫が描いた「リボンの騎士」から1972年に池田理代子が「ベルサイユのばら」を描くまでのあいだ、少女マンガというジャンルはいかに開拓されてきたのか。少女マンガ界の先駆者たちに、少女向け雑誌の編集者や貸本マンガの関係者も加え、50-60年代の少女マンガを語り尽くす。詳注・図版多数。

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郵便配達と夜の国

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クマと犬の区別がつかない小さな女の子のコミカルな誕生日。 郵便配達夫と一緒にでた旅で知る「世界」の真実と、ビー玉のなかの反転世界の森の秘密。 童話から逃げ出したオオカミの恐怖。 幼稚園へのお引っ越しで見つけた、おいしそうなカレーの島への冒険。 国語の時間は寝てばかりの謎の転校生は誰なのか? 隣町にいるという「自分」を探しだす遠征の結末は? キツネの大長老に「化けた」女の子はタヌキを従え、夢幻少女はパノラマ世界で虹を目指す。 そして、浜辺に漂着した机のひきだしの中身は少女に何を見せたのか…。 ファンタジー世界と日常とのはざまで、成長へと向かって小さくジャンプする幼い魂たち。 「日常系」メルヘン漫画の大傑作。 第16回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品。

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日常の中のファンタジーを描く気鋭の作家、大庭賢哉。 待望の最新作! ドアの向こうで、公園の片隅で、教室の隣の席で、ふしぎなことが待っている。 ほんとうは、異世界はすぐそばにひろがっている。 日常と非日常を行き来して成長していく、子どもたちのみずみずしい姿を描く、傑作漫画短篇集! 文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作『郵便配達と夜の国』から三年、 ファン待望の最新作!!

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