コミックダイスマンガの感想・レビュー8件ちょっとだけ切なかったり美術部ゆーれー でんでんstarstarstarstarstar野愛ほのぼのしていてたまにちょっと切なくておもしろい。おもしろいというか心地よい。 霊感のない中学生男子・小丸くんと美術室にとりついた幽霊の女子・麗ちゃんを中心としたとある美術部の日常漫画。 美術室にとりついた幽霊なんて聞いてしまうとおどろおどろしいけれど、麗ちゃんは等身大の中学生女子で可愛らしい。 霊感がなくて自分が見えない小丸くんにちょっかいを出したり仲良くお話したり、幽霊である以外はごく普通の日々。 それでも麗ちゃんが幽霊であることが要所要所で効いている。でも湿っぽくはならなくて、ずっと優しくて可愛らしい。 麗ちゃんは生きている頃もいい子だったんだろうな、愛されていたんだろうなというのを感じて切なくなるけれど、幽霊になってもみんなに仲間と思ってもらえるのは素敵な人生だなあ。 海に閉ざされし暑苦しい男子校でプッツン男がTS!逆上地獄変・極 ビュー天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。くすぐりフェチ向けレーヴェリアス戦記 囚われの女騎士、囚われの姫 漫画演出版 宿借り源八郎名無しフルカラーのイラストCG集に吹き出しをつけて漫画っぽく仕上がってます。暴政を敷く帝国を打倒するため、女騎士や姫が立ち向かい囚われるというシチュエーション。気の強そうな女騎士から、大人しそうなお姫様系などの女性キャラが揃ってます。成年向けではないので過激なエロシーンや拷問とかはないです。 くっ殺好き、くすぐりフェチには堪らないシーンが多いです。 本当に透けて見えるぞ!透けてる瞬間 漫画演出版 宿借り源八郎名無し様々なシチュエーションで女の子の透けてる瞬間のチラリズムが楽しめる。 全てカラーページで、女の子は清楚系・女子高生・OLなど幅広い。 タイトルの通り本当に透けて見える。 ガッツリではないが、良い感じに透けて見せるテクニックがすごいです。 何がどこまで透けて見えるのか知りたい人は読むべしです。 ※そこまで過激なものではないので、あまり期待しすぎない方が良いかもしれま個人的には面白かったです。 のちに天才として世界的に有名になってそうBIBLIOMANIA マッチロ おおばるstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)圧巻のSFダークファンタジー巨編。 バンドデシネ好きや、松本大洋、大友克洋、寺田克也、弐瓶勉、宮崎駿、鶴田謙二、ドロヘドロが好きな人には特に響きそうな構図のダイナミックさ、話の壮大さ、絵の緻密さ、気持ちの良いシーンや動きがあって素晴らしい。 その系譜に連なる凄味がある。 これは紙で買ってよかった。 装丁もいいし大型本で万歳! 先日、サイン会があったらしいが行けなかったのが悔やまれる。 冒頭に出てくるアリスとヘビと番号とドア。 ページをめくるたびにいろんな世界を見せてくれる。 中盤までのそれぞれの欲望を描くのも悪夢のようで不気味で良かったが、中盤以降の加速度的に変わっていく展開にはどんどん前のめりになって読んでしまった。 少しずつ世界の仕組みや謎が解かれていくポイントも気持ちよく、いいラストだった。 この単行本自体、鈍器になりそうな重さがあるがこのマンガのテーマとも合っていて、それでこそという感じ。 いろんな人に知ってほしい一作。(物理的にも内容的にも)重量感抜群BIBLIOMANIA マッチロ おおばるsogor25ダークファンタジー斯くや有らんと言うような圧倒的な絵の書き込みと、前半から畳み掛けてるのに後半に進むに従って更に勢いを重ねるストーリー。300ページ超なのに一瞬で読み終えてしまう、でも世界観にはどっぷり入り込める。 商業作品ではなかなか感じられないB5サイズの本の重量感と紙の端まで印刷された画面の壮観さが素晴らしい。私は普段は電子書籍派ですが、紙で買って全く損はない作品。 (2019/5/16追記)「あなたのクチコミで1人が買いに行きました!」の通知が来ていたので念の為。 今作は電書単行本化されておらず、かつamazonでの取扱いも今のところなさそうです。調べてみた結果TSUTAYAでしか取り扱ってなさそう。直リンクを貼っていいかどうかわからないので、興味を持って頂いた方は「BIBLIOMANIA 蔦屋」で検索してみてください。キレイに構成された良作武士はただいま休職中 小三島むらなかやままだ完結していないので最終的な評価は変わるかもしれませんが、構成がすごく上手いなと感じています。 最初は表紙とタイトルで完全にギャグものかと思って手に取ったのですが見事に裏切られました。(良い意味で) 前半はしっかりとした時代物の作品の品格を持ちつつ、要所要所に「いやいや、武士がメンタルとか言ったらダメだろw」と笑わせてくれる部分があります。 中盤からは、江戸時代の武家のしがらみの中でもがき苦しむ、武士(清水)の休職理由も徐々にわかってきつつ、大きく物語が動いています。 自分はコミティアで同人を買わせてもらっているのですが、個人でここまで話の作り、盛り上げられるのは驚きです。 令和の現在、このようなテーマで読める作品が描ける作者さんは凄いなぁと 今、すごく良い部分なので早く続きが読みたいです 同人誌でも出されていますが、ebookで最新話まで読めます(同人誌版の表紙も良き) 話題なので読んでみたBIBLIOMANIA マッチロ おおばる名無し話題なので読んでみました。 SFもダークファンタジーもわたしは好きです。ただなんかちょっとしたがっかり感を覚えることが多いです。不思議な世界で世界の真理に触れそうな期待感を煽ってくれる割には、読後に残るものがあまりない、みたいな。本作もそういう感じを覚えました。 面白くないわけじゃないですよ。ただ作中で「なぜ生きるのか?」という問いかけをするのなら、もう少しえぐって欲しかった。カタルシス(もはや陳腐な言い回しですね)に欠けたって感じですかね。結局、人間が描かれていることでしか(少なくともわたしは)感動できないのかな、と。自分の矮小さにやや嫌気がさすと同時に、その人間の姿を感じることができなかったが故に、わたしのお気に入りにはならなかったというのが、本作への感想の要約になります。 絵の表現力は素晴らしかったです。清濁の描き分けが特に。 せっかく感想書くならネガティブなことはあまり良くないなぁとは思いつつ、吐き出したかったので、お目汚しさせていただきました。 次回作があるのなら、きっと読むと思います。
ほのぼのしていてたまにちょっと切なくておもしろい。おもしろいというか心地よい。 霊感のない中学生男子・小丸くんと美術室にとりついた幽霊の女子・麗ちゃんを中心としたとある美術部の日常漫画。 美術室にとりついた幽霊なんて聞いてしまうとおどろおどろしいけれど、麗ちゃんは等身大の中学生女子で可愛らしい。 霊感がなくて自分が見えない小丸くんにちょっかいを出したり仲良くお話したり、幽霊である以外はごく普通の日々。 それでも麗ちゃんが幽霊であることが要所要所で効いている。でも湿っぽくはならなくて、ずっと優しくて可愛らしい。 麗ちゃんは生きている頃もいい子だったんだろうな、愛されていたんだろうなというのを感じて切なくなるけれど、幽霊になってもみんなに仲間と思ってもらえるのは素敵な人生だなあ。