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ふたりぼっちで生きてきた一卵性双生児の姉弟。姉の婚約によって、運命の歯車は回り出す……両親が亡くなってから、ふたりでひとつの関係だった。しかしある日、姉・水無子が恋人を連れてきて、弟の拓海は凄まじい嫉妬を見せる。「嫌だ、姉さん！　置いていかないで！　僕をひとりにしないで！」拓海は謎の霊能力を発揮して、姉の恋人を付け狙う。一体彼は何者か？　婚約者も次第に姉弟の異常な関係に気づき始める――。やがて明かされる“拓海”の真実。今度は水無子が叫ぶ。「拓海ィ!!　行っちゃダメ」

レディースコミックを中心に活躍中の人気作家「桜庭あさみ」の傑作選がついに電子書籍にて登場！第1弾は、累計260作品を超えるなかから、珠玉の4作品をピックアップ！ちょっとした退屈しのぎから、かつて住んでいた部屋に盗聴器をしかけた……。電話の声から相手の話し声まですべてつつぬけ。まるでその人の一糸まとわぬ姿を見るような気分で、何とも言えない快感だった――。ちょっとした悪戯、単なる好奇心がこんなことになるなんて……。＜収録作品＞『したたる水』『怨』『TWIN』

私は、現在、姑と息子の若嫁と三世代同居中。若嫁は明るい性格が取り柄のイマドキの嫁。姑は老いてますます盛んなバリバリの現役。ふたりは仲が良いが、私とは反りが合わずしっくりこない。それもそのはず、家事全般はすべて私まかせ…。さらには姑の姑まで加わる始末…。“大姑 vs 姑 vs 嫁”世代の異なる女たちが繰り広げるガチンコドタバタ家庭派コメディ!?

人の死は突然に訪れる…。いざと言うときのために基本を抑えておこう！この世に生を受けたときから、人は死へ向かって進んでいるもの。人間の死は絶対に避けることはできない。その死にあたって一般的に執り行われるのが“お葬式”。「でも、お葬式ってどうやるの？　誰にお願いすればいいの？」最愛の人を亡くしてしまって狼狽している中、冷静に対処するのは難しいはず。事前に川島れいこによるお葬式のマニュアルコミックで要チェック。3つのCASEスタディで、お葬式の基本を知っておこう。

結婚に関する永遠のテーマ、それが“嫁姑問題”。昨日まで他人だった二人の女が、家族になる――。そこにトラブルが起きないはずはない。「女手ひとつで俺を育ててくれたんだ。うんと楽をさせてあげなきゃ」と、少ない給料からお金を渡すなんて……愛する夫の母親は私のお母さんでもあるんだから、そう思ってみても……「やっぱり月々５万の姑孝行は結構大変っ!!」ゆとりのない家計を私もパートで働いてなんとかヤリクリしているというのに、お姑さんは、毎年海外旅行を楽しみ、新車を購入する……。まだまだ元気な姑・百合子に振り回される嫁・真希子のドタバタ嫁姑コメディ。ふたりが巻き起こすさまざまなトラブル（？）が貴女に笑顔を届けます！

結婚をした女性にとって避けては通れないのが「嫁姑問題」。性格や考え方、育ってきた環境、育った時代……。すべてが異なる他人同士が同居するのだからトラブルが起こらない方がおかしいはず。しかも、そこに大姑が加われば――。まさに女三人寄れば姦しいの言葉通り！木崎家に同居する自由気ままな嫁の涼子、老いてますますバイタリティー盛んな大姑の春枝、家庭的で心配性の姑の晶子。この三人を中心に巻き起こるドタバタなファミリー・コメディ。第１話 　嫁・姑・大姑の巻第２話　ペット騒動の巻第３話　妊娠騒動の巻第４話　鬼嫁ｖｓ田舎姑の巻第５話　夫の浮気相手は…？の巻第６話　青空たか～い、たか～い!? の巻

まるで映画のヒロインになったみたい！　豪華客船で、青い瞳の彼と甘～いセックス。疲れた主婦の私が、クジで引き当てた大ラッキー。豪華客船で行く地中海クルージングツアーにペアで招待されちゃった！　でも夫は忙しいみたい。ひとりで来たけど、セレブばかりで気後れしちゃう……。そんな私の前に現れた“王子様”。彼は私をドレスアップして、船内のダンスパーティに誘ってくれた。夫婦生活に疲れた私が久々に思い出した恋心。夜のプール、星空の下で二人は結ばれたの。「アイラブユー」とささやかれながら激しく疲れて、私、女になる。女になる――彼と一緒にカップルのための“親愛”パーティにも参加しちゃって、新しい私が目覚めるのを感じるワ。

故郷の男とのセックスは幸せ心地。こんなに優しくて、愛しくて――。博多から上京した私は、悪い男にあっさり騙され、風俗に落とされた。風俗とも男とも離れることはできたが、私の心と体には傷が残った……。故郷になんて、帰れるわけがない。ある日、バイト先の中華料理屋に変な男が来るようになる。やけになれなれしくて……。きっと私をだまそうとしているのね!?　でも違った。彼もまた“東京”に疲れた博多の人だったのだ。孤独な男と女は結ばれる。男性にこんなに奉仕されるのは初めて！　アポの穴（肛門）まで優しく愛撫されて……。「気持ちよかぁ♪めめしゃんトロける♪」この男からは故郷の匂いがする。

悪魔たちの恋愛劇！　最後に笑うのは一体誰？美人女医の百合は、男を惑わせる女。彼女のものにならない男はいない。そう、主任医師の勝間を除いては……。勝間の気を惹くために見合い結婚をした百合。夫はゲイで偽装結婚のために利用されたという事実にショックを受けながらも、ついに勝間と結ばれる。本当の愛を知った百合は、次第に勝間の妻に嫉妬を抱くようになり……。ある夜、通り魔に切られた百合は、「犯人はあの女の差金だ！」と勝間の妻に“復讐”しに行く。しかし完全に相手を仕留めたとき、自分がただの道具に過ぎなかったことを聞かされるのだった。すべてを仕組んでいたのは――？

優しい笑顔の夫は、不倫まみれの“ゲスの男”なの？私の夫はものすごく優しい。いつも笑顔を絶やさず、怒っているところさえ見たことがない。私もその笑顔に惚れこみ結婚したのです。結婚してからも夫は相変わらず優しいまま。とても幸せでした――ご近所の奥さんから聞いた話だと夫が別のお宅になんどもお邪魔しているのだとか……でも、夫は私には何も話してくれません。いったい何をしているの？接待や残業とウソをついてどこに行っているの？夫の言葉を信じるしかないの……誰か本当のことを教えて!!

結婚式の直前、私は従兄弟に監禁された――。同い年の従兄弟の信夫とは、姉弟のように育った。大事な家族だと思っていたけれど、実は彼は私を長年愛していた！「お前を他の男になんか渡すものか！」彼は歪んだ思いを私にぶつける。ウエディングドレスを着せられたまま嬲られ、大事な婚約指輪はアソコに詰められた。縛られて、何度も犯されて――。もう意識も朦朧としてきた。でも私は式場へ行かないといけない。愛する人が待っているから……。泣きじゃくる信ちゃんを見ながら私は思った。これもまたひとつの愛の形だったのかもしれない。

彼は私に教師としても女としても自信を与えてくれた――教師に憧れる私、乙女は教育実習に来たんだけど緊張しまくり！同じ実習生の海老名さんはあんなにキレイで、生徒にも好かれているのに……。でも指導教諭の鮎沢先生を見て思ったの。彼みたいな教師になりたいって。だけどやっぱり現実は厳しい！生徒にはからかわれっぱなしだし、しかも海老名さんは鮎沢先生を狙っているみたい!?私って教師としても女としてもダメダメ……。でも本当は私と鮎沢先生って両想いだったみたい。心も体もとろけるロマンスなひと時を保健室で過ごし……。私、いつかきっとこの学校に帰ってきます！