KADOKAWA / エンターブレインマンガの感想・レビュー97件<<12345>>うまく言えない。けど面白い!卓球セラピー 植田りょうたろうstarstarstarstarstarかしこはなちゃんが通う本屋には卓球台が置いてあって、いつも店番をしているお姉さんは髪の毛で顔をおおって隠している。夏にお姉さんの顔を見てしまい泣かせたショックで、店に行くことができず冬になってしまった。 お姉さんは顔にキズがあるわけでもないんだけど、誰にも顔を見せられなくなってしまったみたいだった。ここが切ないけど作品のポイントだと思う。はなちゃんと友人うたちゃんの熱い卓球の試合は読んでいてとっても楽しかった。 なんとなく西岸良平みたいだなぁ…と思いながら読んでた。山田孝之主演&プロデュースで映画化ハード・コア 狩撫麻礼 いましろたかし地獄の田中まさか映画化するとは思わなかった。 これをきっかけにいろんな人に読まれてほしい http://natalie.mu/comic/news/244460そうとしか生きられない人たちハード・コア 狩撫麻礼 いましろたかしにわか映画化が間近ということで読んでみた。 「ハード・コア」の主人公の核というか、真っ直ぐさは、汚泥のようにどうしようもない行き詰まりの中でも、莫大な金銭を得ても変わらないんだなと思った。だからとんでもなく不幸だけど、惹かれる。友人の牛山も奇矯な行動をとるが、間違ったことや裏切ることはしない。ふたりの「純度」は最期まで変わらない。 だから彼らの空回りはちょっと面白くて、物悲しくて、気が滅入るけれど、胸が打たれるんじゃないかと思った。個人的には扇風機の回が強く頭に残ってる。魔法×ミステリーの異色作折れた竜骨 米澤穂信 佐藤夕子mampuku 12世紀のイングランドを舞台にした「魔法や呪いの存在する世界でのミステリ」という大変意欲的な作品です。作者は「古典部シリーズ」「満願」「王とサーカス」の人気ミステリー作家・米澤穂信。 超常的な力の働く世界で推理によって論理的に犯人を導くことはできるものかと初めは疑いましたが、ふたを開けてみればその美しい論理展開、美しくも切ないラスト、そしてなにより美しい文章にただただ感動させられていました。推理をする上で足場となるべき我々のよく知る物理法則が働くこの世界とは異なる、魔術が発動し、作用する、ローファンタジー世界のルール。このルールを読者に信じ込ませる圧倒的説得力は見事でした。 原作小説の話はこれくらいにして肝心の漫画ですが、背景や服装の細部にいたるまでかなり凝っていて、一つの漫画作品としては満足度の高いクオリティに見えます。ただ、少女漫画風の美麗で(上手い形容詞がみつかりませんが)クリアーな絵が、小説を読んで想像していた不衛生で武骨な中世世界とは少しイメージとは違っていました。例えばヴィンランド・サガやベルセルクのような……まぁでもこの絵はこの絵で素晴らしいので言うだけ野暮ってもんですかね。 表紙の通りな漫画!柔らかい女 冨明仁大トロセクシーでかわいい女の子ばかりで読んでて楽しいです!主人公のマンガに対するスタンスが好きちいさい梅小路さん 緒方波子starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男「私が漫画が好きなのは、大会で優勝したり誰かに自慢したいからじゃないです。ただ好きだから好きなんです。」 これはすごい共感できた。 月刊コミックビーム2018年1月号サセコちゃん 愛をさがす 谷口菜津子マンバ運営【掲載誌】 月刊コミックビーム2018年1月号(2017年12月12日発売)に掲載 【代表作】 『人生山あり谷口』 『ランチの憂鬱』 【公式ページなど】 コミックビーム OFFICIAL WEB SITE https://www.enterbrain.co.jp/comic/comicbeam/index.html Twitter https://twitter.com/nco0707 Instagram https://www.instagram.com/nco0707/ ハルタ2017-NOVEMBER volume49舞ちゃんのカメレオン 木村みなみマンバ運営【掲載誌】 ハルタ2017-NOVEMBER volume49(2017年11月15日発売)に掲載 【代表作】 『3年C組の事情』 『ちえちゃん』 【公式ページなど】 ハルタ https://www.enterbrain.co.jp/product/magazine/hartaハルタ48号より番外編を短期集中連載!ストラヴァガンツァ-異彩の姫- 冨明仁ミューズハルタの次号予告でハルタ48号よりストラヴァガンツァの番外編を短期集中連載することが発表されて歓喜した。 シリアスになっていった2巻以降ではなく、1巻の城下町で楽しくしていたあの感じかなと予想している。ビビアンが嫁に行くところ見届けたいのだがそういう話はあるのかな。なんにせよ楽しみだ『まかろにスイッチ』の川田大智の初長編がハルタで新連載彼女はお義父さん 川田大智地獄の田中※ネタバレを含むクチコミです。 吉祥寺という街吉祥寺キャットウォーク いしかわじゅん影絵が趣味この漫画のなにが素晴らしいって、作者のいしかわじゅんが実際に骨をうずめている吉祥寺という街が舞台であり、その街の模様が住んでいる者の目で丹念に描かれているからだと思う。 我々が人間が、やれ小説だ、やれ映画だ、やれ漫画だ、といくら物語をつくってみたところで、それは現実という名の途方もなく巨大な氷山の一角にすぎない。しかし、この吉祥寺キャットウォークという漫画を読んでいると、ふいに、なにかボロッと、物語の下にひっそりと佇む巨大な山脈の一端を覗いてしまったような気持ちになるのだ。それは物語と地続きでありながら話には描かれない吉祥寺という街の風景のなかで日々起こっている無数のストーリー。それは別に人間でなくて猫でもいいし、吉祥寺に生えている街路樹の四季の移り変わりでもいいのだ。最近読んだファンタジーで1番ストラヴァガンツァ-異彩の姫- 冨明仁ミューズリザードマン・巨人とかの亜人系人種が普通にいる世界が舞台なんだけど 亜人社会と人間社会の交流とかも描いているし エシンっていう毒で狂ったでかい猿とかとの戦闘シーンもうまいし 最近読んだファンタジーで一番面白い鉄兜で素顔を隠したお転婆女王の幻想戦記ストラヴァガンツァ-異彩の姫- 冨明仁ミューズ人間以外にエルフやドワーフ、巨人やリザードマンなどの亜人族がいる世界の人間族の女王ビビアンの物語。鉄の兜で素顔を隠しているから、クラリアと名を偽ってお忍びで城下とかを散策することが好きなお転婆女王。1巻とかはビビアンが市井の人と交流しているドタバタが楽しい。 それが2巻くらいになると、凶暴化した巨大な猿に街が襲われてシリアスな展開が続くようになる。また、猿以外にも野生の生物や亜人種が凶暴化し人などを襲うようになっていって、真相解明と黒幕の討伐の話になっていく。 冨明仁らしいムチムチした女の子がかわいいし、亜人種の戦いが本格してくると、その激しさも目を見張るものがある。また、随所でビビアンの甘いくらいの優しさがにじみ出ているし、それが家臣達からの信頼にも繋がっている姿は見ていてとても好感が持てる。 黒幕の討伐で話が終わるから間延びした感じもなく、最終的には大団円で終わるところもこの漫画のいいところ。 しょむたんもいいがチャイナパンツがすごく好き野ばら 高田築名無ししょむたんは未知の生物とのほっこりする交流って感じで しょむたんがいい感じにかわいくて面白いけど でっかいノーパンチャイナ娘フィギュアにパンツ履かせてあげようとするおっさんの話がすごくいい夢枕獏のSF時代アクション大帝の剣 夢枕獏 渡海starstarstarstarstarウマタロこの漫画、前半のドライブ感がすごい良かった。後半はアレだけど。 主人公の源九郎と、忍者の佐助の邂逅するシーンが特に好きで、何度も読み返した覚えがある。 2人の殺陣が格好良すぎて痺れたマンガの可能性に挑戦してるまかろにスイッチ 川田大智名無しこういうメタなやつ、あると言えばあるけど、楽しめた。メガ澤が可愛い。スマホ向けの作品も挑戦して欲しい〜。 「音」をテーマとした短編連作ききみみ図鑑 宮田紘次starstarstarstarstarひさぴよ表紙から軽音楽モノだと思いがち(というかそう勘違いしてた)だが、音を描く世界は、音楽にとどまらず幅広い。 どのストーリーも珠玉でハズレなし。 さりげなく地味だけど存在感のある音や、おどろおどろしい音の表現が良い。 各話の並び順も良かった。前後の話がお互いに引き立て合っていて、その辺りも上手かったなーと読み終えてから感じる。 8話目『凪の音』は中でも傑作! 『カロリーファイターあいちゃん!』谷口菜津子 月刊コミックビーム 2017年6月号カロリーファイターあいちゃん! 谷口菜津子名無し食べるのが大好きな女の子が、怪獣から街を守るためヒーローに変身(巨大化)! ヒーローとして人命救助をこなしつつも、ダイエットやDV彼氏のことで悩むアンバランスさが面白かった。 怪獣にネイルを剥がされれてメッチャ怒るところなどは、等身大の女子すぎる。。 ちなみに谷口菜津子作品といえば、トーチで連載していた「人生山あり谷口」や『わたしは全然不幸じゃありませんからね!』『さよなら、レバ刺し〜禁止までの438日間〜』の単行本もおすすめだ。 http://www.to-ti.in/product/?id=5漫画が好きなお嬢様がフリーダムに生きるお話ちいさい梅小路さん 緒方波子starstarstarstarstarひさぴよ漫画を読むのが大好きなお嬢様、梅小路さん。 趣味の漫画を通じて、自分の世界から飛び出し、少しずつ周りの人達と関わり合いながら世界が広がってゆくお話。 梅小路さんの溢れ出る漫画愛による七転八倒ぶりに、ついつい笑っちゃう。 周りの人達が、少しだけ手を差し伸べたり、やさしく見守る様子を見ていると温かい気持ちになる作品です。 愛犬ジョンや、敬愛する作家先生(なぜかインコ)など可愛らしい動物たちが登場するのも見どころ。 天使と悪魔のお仕事&お買い物エニデヴィ 白浜鴎地獄の田中とんがり帽子のアトリエつながりで前作のこれも読んでみた さすが、絵が綺麗だし、天使と悪魔の日常の仕事&人間世界に降りて洋服を買ったりするのを楽しむ感じがたのしそうでいい。Dr.エクアドルのレビューハード・コア 狩撫麻礼 いましろたかし名無しhttp://www016.upp.so-net.ne.jp/goki-con/e/40.html このサイト一時期すごく読んでたなー。今書いたら炎上しそうな内容ばっかりだ。。 どんより気が滅入ってくるけど感動するのはまさにその通り。電子書籍で読めるんだからいい時代。ショートムービーみたいに引き込まれる柔らかい女 冨明仁名無しセリフは少なくて、情景描写が割と多め。モノローグはほとんどなかったけど、なんか伝わってくる。間の取り方がすごい上手で引き込まれる話が多かった 今までにない、面白さ、ショートストーリーまかろにスイッチ 川田大智名無し今までにない、面白さ、ショートストーリーとにかく笑える宇宙人x女子高生コメディ!宇宙大恋愛 まことじxiaome淡々とギャグをまじえつつストーリーが進んでいて面白いw これはハマるわ。<<12345>>
はなちゃんが通う本屋には卓球台が置いてあって、いつも店番をしているお姉さんは髪の毛で顔をおおって隠している。夏にお姉さんの顔を見てしまい泣かせたショックで、店に行くことができず冬になってしまった。 お姉さんは顔にキズがあるわけでもないんだけど、誰にも顔を見せられなくなってしまったみたいだった。ここが切ないけど作品のポイントだと思う。はなちゃんと友人うたちゃんの熱い卓球の試合は読んでいてとっても楽しかった。 なんとなく西岸良平みたいだなぁ…と思いながら読んでた。