パチンコ狂いの妻が突然の家出!! 残された息子と二人、妻を探して日本中を巡る放浪記。300万の借金に残高のない預金。強面の借金取りに追い立てられながら、わずかな手がかりを元に妻を探して日本中を旅回り。少ない軍資金で日本中を旅するには…パチンコしかない!! 妻に付き添い門前の小僧となっていた息子のナビで、パチンコしながら旅費を稼いで手がかり探して行脚の道のり。追いかけて来た借金取りから逃げながらも父子二人の旅は続く!!
僕は柴犬のケンタ! オッチョコチョイだけど、ほんとうは優秀で立派な番犬なんだ。ご主人さまとのお散歩は大好きで、駆けっこしたり友だちに会うのがとっても楽しみ。かわいい女の子だけじゃなく、カッコいいオス犬にもあこがれちゃう~♪ だけど最近、僕が年をとったせいか、お散歩が控えめに。僕はまだ若いんだっ! どんどん歩くよっ! …って、3駅も歩いてヨタヨタだあぁ。たくさん歩くの疲れるなあと思ってたら、ご主人さまがタクシーに。やったぁ! ドッグランにいけるぞ! あれ!? 車を降りたら大キライな病院! ダマされた! それでもいちばん大好きなのは、やっぱりご主人さまなんだ!
源氏物語
1000年余りの時を経て、現在も愛され続けている世界最古の長編小説、『源氏物語』。比類なき美貌と教養を兼ね備えた光源氏は、亡き母の姿を重ね、父・帝の女御、藤壺と越えてはならぬ一線を越えてしまう。不義の恋に憂い、満たされぬ想いに翻弄され、数多の女性との悲哀に満ちた恋多き人生を歩むことに…。
日本人なら日本の犬! そういって飼いはじめた日本で一番古い血統を受け継いだ「柴犬」のとしちゃん。でもやってきたのはキツネ顔の暴れ犬で…!? 写真を撮ろうとすると突進、水をがぶ飲みしてゲップ連発、雪をブルドーザーのように掻き分けて夢中になり過ぎて木に頭をゴッツンコ!? なんか望んでいた「日本の犬」像とちょっと違う!? 苦労半分、楽しさ半分、でも幸せたっぷりなとしちゃんとの歩みを是非ご覧ください♪
息子の佑太が学校に行かなくなって1週間。いじめられているらしいんだけど、夫も安月給だし、家事とスーパーのパートと、夜はコンパニオンのバイトもこなして、ただでさえ忙しいのに更に悩みの種が増えるなんて。あの子カメみたいにトロいし、いじめられるのは佑太にも原因がるんじゃないかしら…? そんな忙しい毎日の中、佑太がいじめられていた理由が明らかになって――?
「杜の都」仙台に東京から転勤してきた佐々木さえら。あの人との思い出の地、松島で新しい人生を始めるんだわ。と感慨にふけっていた所へ、転勤先の営業所から迎えの星満がやって来た。あまりのナマリに外国語かと思ったさえらだが、無事営業所にたどり着く。ところが住居の頼みとしていた寮が無い!? 地方へ1人で赴任したいなんて人間はいないのだ。しかも営業担当範囲は期待していた松島と反対方向。ちゃんと通知したって。傷心にひたってて失敗しちゃった。さすがに携帯はあるがなんと公衆電話も無い!? 星がアパートを見つけてくれたが、さえらが部長と不倫していたという話が営業所でバレてしまい!?
父・源太郎とその息子・慎太郎の父子が営む船宿・大漁丸。小さいながらも多くの常連たちに愛されていたが、頑固な二人は経営方針や客との交流でいつも角を突き合わせてばかり。父の悪友でライバルの日出雄が経営する日乃出丸と客の取り合いが発生しつつも、信念や友情、家族の愛で困難を乗り越え、騒がしくも賑やかに「釣り」を通じて様々な人生を背負った人々と交流を深めていく…。人間味あふれる人情「釣り」ドラマコミックの集大成!
パチンコ狂いの妻が突然の家出!! 残された息子と二人、妻を探して日本中を巡る放浪記。300万の借金に残高のない預金。強面の借金取りに追い立てられながら、わずかな手がかりを元に妻を探して日本中を旅回り。少ない軍資金で日本中を旅するには…パチンコしかない!! 妻に付き添い門前の小僧となっていた息子のナビで、パチンコしながら旅費を稼いで手がかり探して行脚の道のり。追いかけて来た借金取りから逃げながらも父子二人の旅は続く!!
私、波月はスズメに毎朝エサをやっています。それまでごくごく身近にいるハズの、この小鳥たちの生態を庭先で観察すると驚きの連続!! 顔の濃さと厳つさの割にほお紅みたいな模様がついている顔つきに笑ってしまったり、餌場に集まる他のウグイスやメジロなどの鳥たちとの水飲み場での暗黙のルールが存在することに感心したり…と、小さな箱庭で小さな訪問者たちが織り成す鳥っこ社会は日々発見の連続!!
ち、小さすぎる~!! あまりの可愛さにひと目ボレ!? 3時間おきの授乳も頑張って育てたら、あっと言う間に赤ちゃん猫から子猫に成長。でも子猫は目につくものにはとりあえずアタック!! 全力で遊び電池が切れるとパッタリ!? なかやま家は毎日、絶好調のうり様に翻弄…いえ、癒されてます…ほ、ほんとですよ…?
整った容姿と不思議な雰囲気を纏った記憶喪失の青年・アレックスは、世界を転々と歩き渡り、自分の本当の記憶と故郷を探し求めていた。彼は旅の途中で様々な人と出会うが、中には彼の優しい心と記憶喪失を利用して悪事を企てる者もいた。アレックスは満月の夜、吸血鬼として覚醒し、血を媒介に人々の記憶を喰らう。醜い欲にまみれた人間の闇を暴き、鉄槌を下す――!自分とは何者か追い求めるアレックスの、長い旅が始まる……。
冬季五輪フィギュアスケートで将来を嘱望され「黒髪のアフロディーテ」と呼ばれた万里子。欧州選手権で2位を取り、次は金メダルと思った矢先、両親を事故で亡くしてしまう。その事故から調子を取り戻せない万里子。美しく飛べていたジャンプもうまく飛べなくなり――そんな時万里子の前に現れたのは、プロスケーターの入角京輔だった
ギャンブルの恐怖、不快感、やるせなさ、人間の弱さ、クズさをこれでもかと描いていて、ネガティブな感情しか持てない最低の漫画なのだが、怖いほど、不快なほどむしろ優れたジャンルとなるホラー漫画と同じくギャンブル依存症の啓発漫画として見るならばこの酷さはむしろ絶賛すべき部分であろう…。 少々向こう見ずというか考えが浅いようには見えても、まともな人間だった主人公が些細な切っ掛けからパチンコに目覚め、完全な人間の屑に堕ちていく様は絶句するしかない。 恐るべきは「誰もがこう成り得る」というのを感じさせる生々しさで、登場するキャラクター全員パチンコを覚える前は、多かれ少なかれ善も悪も抱えた平凡な人間だという描かれ方なのだが、パチンコを覚えた途端善性を投げ捨て人間の悪性を恐るべき勢いで増大させていくのである。 そしてその被害にあうのは依存症者の財布だけでなく家庭そのもの、要は犠牲者は子供であるというやるせなさと生々しさが実に強烈、しかもそこまで身を崩しておきながら、ストーリー上の制裁的な部分が全く描かれず、ココもまた生々しい…。 普通の漫画なら破滅するか死の制裁か立ち直るか、そういう部分が入るがそんな救いも終わりも一切なく、最後のオチも恐怖しかないというか、もう勘弁してくれと言いたくなるその後が想像できる物で、ただただ一度ダメになった人間はダメなまま平気で生きていくという、そりゃそうだろうけど、そんな描かれ方を読まされるこっちの身にもなってくれと言いたくなる。 絵柄はファミリー4コマさながらの読みやすい物で、ストーリーも分かりやすく理解しやすいのだが、描かれている人間の醜さと屑さは理解を拒みたくなる強烈な物で、とにかく読んでいると精神を抉られる。 自分はここまでギャンブルにハマってないと思う人も多いだろうけど、些細な切っ掛けが有ればあっち側にいたというのを否定するには、でてくる人間が普通過ぎて、正直断言できないのがまた怖い。 ギャンブルの怖さを描くという点ではこれ以上ない作品で、恐怖と不快感はある種ホラー漫画やグロ漫画と同じく、マイナスだからこそ評価すべき部分でもあるが、それでも圧倒的な不快感は人に勧めるのを躊躇う物で、実際にパチンコ公営競技やガチャ、一番くじにハマってる人に見せても「自分はマシ」だと思わせかねないキャラクターの深刻な依存症っぷりはもう誰に見せるべき作品なのか分からない。 おススメはしないし、見て不快になってもしらないが、その強烈な内容と読みやすさの両立という点では、漫画としては相当に上手さを感じさせる作品ではある。