秋水社ORIGINALマンガの感想・レビュー26件美人な幼馴染と不思議ちゃんかわいいきみ 美人な幼馴染と平凡な僕【単行本版】 りゆま加奈starstarstarstar_borderstar_borderるる※ネタバレを含むクチコミです。願いを叶える代わりに生まれくる娘を花嫁に悪魔×花嫁~選ばれた娘はどっち?~【単行本版】 碧ゆかこstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。主人公(男)のかわいらしい服装が出落ち。俺が花嫁に!?~契約結婚のはずがまさかの溺愛ですか?~ 黒岬光starstarstarstarstar_borderゆゆゆ作中でわらわれるレベルで出落ち。 よく耐えたな、主人公。 よくその服が入ったな、主人公。 すべてオーダーメイドの時代と思われるのだけど、よく着れる服が売っていたな。 男性的、がっちり体型の主人公。 噂で聞く王族は中性的な男が好き。 そして家族も主人公の見た目をよくわかっていながら送り出している。 選ばれるわけないよね、と家族も考えており、旅費は王族持ちで王都へ行ける旅行としか捉えてない。 各人、土産を依頼している。 婚約者を決めるパーティと書いてあるのは、総スルー。 家族も良い性格をしている。 そして、家族のために身を挺す主人公。 冒頭へ戻る。 タイトルに興味を惹かれて読み始めただけなので、ボーイズなラブと気づかなかった。 冒頭の誰得衣装がおもしろくて、かすんでいた。 よくありそうな契約結婚系なのに、主人公一つでこんなに不可思議な展開になるとは。過激な美容整形の話かと思ったら……壮大なSFサスペンスでした。リセット~囚われの全身整形~【完全版】 高橋ユキポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。 タイトル作品はイラストとは裏腹にタバタの事情は結構ハード。純情ビッチの片想い~男の娘デリバリーの目隠しプレイ【合冊版】 みえちかつstarstarstarstar_borderstar_borderるる助けてあげたくてもまだ力がないハセが切ない。 後半の作品はバカップルで可愛い。 先生のツッコミも最高でもっと読みたくなる。イケメン、リア充の両片思い放課後はちみつ【単行本版】 波真田かもめstarstarstarstar_borderstar_borderるる高校の頃から実は両思いだったのに、再会してから花織くんがあの飴を思い出すまでそれが隠されていたなんて。 蜂谷くん、卒業の時にもっと分かりやすく気持ち伝えてたら良かったのに!と思わないでもないw 花織くんのツンデレ具合が可愛らしい。淫魔と人間の「普通」が違うことで誤解が起こる淫魔のテーブルマナー 黒木えぬこstarstarstarstar_borderstar_borderるる気軽に読めるけど、淡々とし過ぎてて2カプの「お互いのことが好き」って気持ちはあまりみえなかったように思います。 猫の方が多い島での暮らし #1巻応援ねこじまぐらし 猫と私と田代島の愉快な日常 木月けいこ兎来栄寿「猫島」というと一番有名なのは愛媛県大洲市の青島かもしれませんが、本作は宮城県の猫島である田代島での暮らしぶりを描いた実録4コママンガです。 数百年前より豊漁を呼ぶ神様の化身として大切にされてきたこと、また実務的にも害虫やトカゲやヘビなどを追い払ってくれる存在としてありがたがられ、人口60人弱の島に200匹ほどの猫が半野良状態で自由に過ごして棲んでいるという田代島。猫好きには堪らない楽園ですね。 規格外の体の大きさで大量の餌を貪るデカ男、 キャンプ場の女帝・ナナミちゃん、 突然変異で生まれた茶トラのそらくん、 人懐こくてかわいく島の内外の人間から優先しておやつやご飯をもらえるアイドル猫のほくろちゃん、 彼女にずっと付き従う女官のようにしておこぼれを貰うグレーさんetc... キャラの立った猫たちの日常がたまりません。 モフりたいのになかなかモフらせてくれない猫と少しずつ絆を結んで立派な膝上大好きちゃんになる様子や、生魚はそれほどでもなくとも焼き魚への圧倒的な執着心を見せる子たちに思わず破顔します。 作者の方は既に島からは離れてしまったそうで、恐らく描かれていない苦労も色々とあったこととは思うのですが、島で保護して家猫にしていた子たちと元気に暮らしておられるようで何よりです。 猫島への移住や暮らしぶりの方をもっと読んでみたい方は、前作『猫島に移住しました。』の方からお読みください。 猫島や兎島、いつか一度行ってみたいです。思い出せない毎日猫まみれ 熊沢楓名無し女子高生が男子中学生に初対面で告白して、どんどん両思いになっていくお話 仙台弁が正確すぎてもはや教科書だでば!メイクアップSENDAI 合冊版 ゆうみ・えこたか今まで人生で読んだ漫画の中で一番仙台弁が正確で笑いながら感動してしまいました。すごすぎる…!実家には1年8カ月間帰って居ないので読んでてめちゃくちゃ元気出ました。 先日新刊ページを眺めてたらパンチしかない表紙とタイトルを見つけ即購入し読んでみたら大当たり。 私の中の「漫画に出てくる仙台弁のネイティブ度ランキング」では今までいがらしみきお先生の作品がいつも断トツ1位だったのですがそれを上回って来ました(2位は相澤いくえ先生のモディリアーニにお願い)。もはや宮城県のその辺で撮影した動画を観てるレベル! 一番笑ったのが「いずい」の伏線回収のとこ。ラブコメの真っ最中に回収されて予想外すぎて普通に吹き出してしまいました。 正直「目の中にまつ毛」はいずいのレベル超えてる気がするけどそんなことどうでもよくなる面白さ。 Windows95のペイントで塗ったのか?って感じの表紙に反して、本編の絵は王道女性漫画という感じでとても素敵。 2巻まで読み終わったときに「えっ…ここで終わりなの」と残念に思うほど面白かったです。 (宮城県民以外が読んで面白いかどうかはちょっと自信ない) ▼感動したポイント 「1話の1コマ目の風景」 開始0秒で仙台じゃん!!www新幹線が減速し始める頃に左側の窓から見えるやつじゃん!! 「佐々木さえらさんだスペ!?」 なんの疑問も感じたことなかったけど「だスペ」って面白過ぎるな。 「まあズまズ」 よく言うよねばあちゃんが。意味は知らない。 「ほいなぐ」 「ハイカラだっちゃなイや!?」 笑いしか出ない!好き! 「なあーに語ってんの」 ファーーー!!言うわ!これ。 「とーちょーから来てけられんだォ」 ライティングが100点満点過ぎる。完璧にばあちゃんの声で脳内再生できた。 「ヤロッ子」 やろっこwwwリアルガチで15年ぶりくらいに聞いたし、漫画の中で見たのは初めてかも。 「んだがら」 「あらーやんだごどォ」 言うよね…!(ニッコリ) 「騙されったのか?」 うんうん、受動態は促音になるなる! 「んだすぺ?」 この1ワードだけで仙台力53万ある。 「んだ!こいなオマケのほーがいんだ!」 んだがらやァ。 【追記】 1話の「仙北担当希望」のところ。ルビが潰れて読めないけど読みは「せんぽく」のはず。キー局のアナが「けんぽく」という言い方に驚くというシーンを昔見て、「え…けんぽくって呼ばないの!?」とカルチャーショックを受けました。 これはもう一種のホラー漫画だ連ちゃんパパ ありま猛ピサ朗ギャンブルの恐怖、不快感、やるせなさ、人間の弱さ、クズさをこれでもかと描いていて、ネガティブな感情しか持てない最低の漫画なのだが、怖いほど、不快なほどむしろ優れたジャンルとなるホラー漫画と同じくギャンブル依存症の啓発漫画として見るならばこの酷さはむしろ絶賛すべき部分であろう…。 少々向こう見ずというか考えが浅いようには見えても、まともな人間だった主人公が些細な切っ掛けからパチンコに目覚め、完全な人間の屑に堕ちていく様は絶句するしかない。 恐るべきは「誰もがこう成り得る」というのを感じさせる生々しさで、登場するキャラクター全員パチンコを覚える前は、多かれ少なかれ善も悪も抱えた平凡な人間だという描かれ方なのだが、パチンコを覚えた途端善性を投げ捨て人間の悪性を恐るべき勢いで増大させていくのである。 そしてその被害にあうのは依存症者の財布だけでなく家庭そのもの、要は犠牲者は子供であるというやるせなさと生々しさが実に強烈、しかもそこまで身を崩しておきながら、ストーリー上の制裁的な部分が全く描かれず、ココもまた生々しい…。 普通の漫画なら破滅するか死の制裁か立ち直るか、そういう部分が入るがそんな救いも終わりも一切なく、最後のオチも恐怖しかないというか、もう勘弁してくれと言いたくなるその後が想像できる物で、ただただ一度ダメになった人間はダメなまま平気で生きていくという、そりゃそうだろうけど、そんな描かれ方を読まされるこっちの身にもなってくれと言いたくなる。 絵柄はファミリー4コマさながらの読みやすい物で、ストーリーも分かりやすく理解しやすいのだが、描かれている人間の醜さと屑さは理解を拒みたくなる強烈な物で、とにかく読んでいると精神を抉られる。 自分はここまでギャンブルにハマってないと思う人も多いだろうけど、些細な切っ掛けが有ればあっち側にいたというのを否定するには、でてくる人間が普通過ぎて、正直断言できないのがまた怖い。 ギャンブルの怖さを描くという点ではこれ以上ない作品で、恐怖と不快感はある種ホラー漫画やグロ漫画と同じく、マイナスだからこそ評価すべき部分でもあるが、それでも圧倒的な不快感は人に勧めるのを躊躇う物で、実際にパチンコ公営競技やガチャ、一番くじにハマってる人に見せても「自分はマシ」だと思わせかねないキャラクターの深刻な依存症っぷりはもう誰に見せるべき作品なのか分からない。 おススメはしないし、見て不快になってもしらないが、その強烈な内容と読みやすさの両立という点では、漫画としては相当に上手さを感じさせる作品ではある。おもしろいんだけど、値段が高いP.ハート~女性小児科医・藤咲夏季の挑戦~ 中山亜純 直遊紀名無し1巻だけ無料だったので読んでみた。医療モノだけど難しくないし勉強にもなる。主人公もカッコいいし凄くおもしろいなと思ったので続きが読みたいんですけど、どうしてこんなにコミックスの値段が高いのか。それで踏みとどまってしまっている。むしろ幸せな猫社会2200年ねこの国ニッポン 猫葉りて野愛2200年、少子化が進み猫中心の世界が訪れます。 と言っても猫は猫のままですし、人間はちょっとだけ猫に気を使っているけれどとっても幸せそうです。今と変わらないどころか常に猫と一緒にいられてみんな嬉しそうです。 仕事も学校も猫と一緒、食事も買い物も猫中心、休日は猫用の映画を猫と共に見て…むしろ理想郷では? 登場人物たちもやっぱり、猫に振り回されながらもみんな穏やかな顔をしています。 こんな未来が待ってるなら長生きも悪くないかもって思えます。猫はいつだってかわいい。 犬一匹、お伊勢参りへ! #完結応援ハチ参る 遠藤淑子ぺそ江戸の野良犬ハチは犬好きの九吉に拾われてご飯を与えられ、次第に人の言葉と暮らしのルールを理解するようになる。あるとき九吉が仕事で足の骨を折ると、なんとハチは九吉の友人のところからお伊勢参りの札を持ってきて足にスリスリ…。その姿に心を打たれた友人が、「参宮犬(※お伊勢参りする犬のこと)」の手配をしてやり、ハチは人間と共にお伊勢を目指すことに。 「参宮犬(おかげ犬)」の存在を知らなかったのでこのテーマにはさ驚きました。すごく面白い! 正直、初めは犬に行かせるとかあまりにも現実離れしててらちょっと胡散臭いな…と思ったのですが、当時のお伊勢参りブームの熱狂ぶりを思えば犬にくらい行かせるかもと思い直しました。 ハチの賢くって飼い主思いなところにキュンとします。点のようなまんまるお目目が可愛くて、一巻ではまだ江戸を出れていないところがまた可愛い。頑張れハチ…!連ちゃんパパ、先に読むか?後に読むか?パーラー栄通り【合冊版】 ありま猛野愛兄の死をきっかけに実家のパチンコ屋を継いだ大吉が周囲の人達のためにあれやこれやと奮闘するほのぼのパチンコ漫画です。 怠惰なバイトや厄介なお客さん、訳ありな男女など…ちょっと危なげな人やハプニングは尽きないけれど、大吉のお節介によってめでたしめでたし。というストーリーがほとんどです。 お客さん目線でのサービスを常に考え、トラブルを起こす客には毅然とした対応をし、従業員の幸せも大切にする。 大吉は強引だったりお節介すぎるところはあるけれど、経営者としても人間としても素敵な人だなあと感じました。 しかし脳裏によぎる連ちゃんパパ。 ほのぼの絵柄なのに連ちゃんパパがよぎって笑顔を疑ってしまうし、嫁も子どもも幸せそうなのに裏切られるのではと思ってしまうし、何か事件が起こるたび今度こそダメだと思ってしまうのです。 パーラーさかえみたいな良心的なお店で打ってたら連ちゃんパパもあんなことにはならなかったのでしょうか。いやたぶん関係ないですね。 物事にはいろんな側面があるのだなあ、と改めて実感しました。 連ちゃんパパを履修してるかしてないかによって印象がだいぶ変わる漫画だと思います。 できればパーラー栄通りを読んでから連ちゃんパパを読んだ人の感想を知りたいです。予想以上に登場人物全員クズでたまげた連ちゃんパパ【合冊版】 ありま猛六文銭話題になっていたので、読んでみたが色んな意味でたまげました。 まがりなりにも主人公は高校教師であったにも関わらず、 嫁さんがパチンコで借金をし、挙げ句失踪してからの堕ちっぷりがすんごい。 本人もパチンコにハマって~くらいの情報だったのだが、読んでいくうちに、もう人間としてどうなの?というくらいの堕ちかたは、空中きりもみ降下してドブの中という感じ。 ただ思いつくまま、欲のまま生きている。 嫁さんの行動もよくわからない。 ある時は、すべてを捨てて逃げ出すのに、そのまま舌の根も乾かぬうちに子供が大事みたいな素振りもする。 主人公も嫁も、まともそうに見えるから、そのギャップが逆にすごい。 真顔でクズな感じは、一周回ってホラーに近かったす。 ふりまわされる息子がホントに可愛そうだなぁと思いました。 そんな息子以外の登場人物全員がクズなのですが、1人だけ、そう1人だけまともな人がいます。 借金取りの金融屋です。 仕事はまともなじゃないし、風体もまるっきりヤクザのそれなのですが、クズ親以上に主人公の息子を気にかけたり(昔、この金融屋も同じ境遇だったから共感しての行動。これもまた泣ける。)人情深い行動をして、ひたすらこの漫画の癒やしでした。 口や粗暴は悪いですが、ここぞという時に、ちゃんと助けてくれる感じ、好きですね。 最後の最後まで、良い人なのも良かったです。 しかし、この良い人には…名前が…ないのです! (この漫画の本当に恐ろしいのは、人間がパチンコにハマって堕ちることよりも、こういうところなんじゃないか?) 思わず何回も読んだり、ネットでも調べましたが、名前が「金融屋」以外ないっ…。 クズにしか名前がつかない世界線なのか?とさえ思いました。 全般的に胸糞悪い展開が続きますが、こんな人生もあるのかと社会見学のつもりで読むと非常に面白い作品だと思います。 俗称パチンカスの末路は、存外こういう感じなのかもですね。 リアルガチクズほのぼの漫画連ちゃんパパ ありま猛野愛※ネタバレを含むクチコミです。借金取りの人がまともに見えるレベル連ちゃんパパ ありま猛名無しパチンコによる借金をたんまり残して女房が家出をしてしまうが、残された子供と旦那が女房を探し回るというストーリー。結局、女房探しの旅の途中で自らもギャンブルにハマってしまうのですが、女房だけでなく、結局似たもの夫婦だったのかなぁというオチで笑いました。少女の霊感が地球を救う!?美少女(?)戦隊クアッズ!!【単行本版】 遠藤淑子美少女戦士ごくごく普通に見えるけど霊感を持っている主人公・的場はるひが、仲間と一緒に悪いやつらを退治する物語です。戦隊のモチーフがトランプで、サポートのキャラクターが黒うさぎというのが、ちょっと『不思議の国のアリス』みたいだと思いました。悪霊が出てくる場面はけっこうシリアスで迫力たっぷりです。はるひと黒うさぎのやりとりは豪快で思わず笑ってしまいます。主人公が少女なのに、タイトルに「?」がついている理由にも笑いました。内容はぜひ本編で確かめてほしいです。遠藤淑子らしいギャグセンスとキレのある展開で、とても面白かったです。 「ダメな子ほど可愛い」は飼い犬でも同じです。今月のわんこ生活 遠藤淑子名無しお散歩中に会う人たちには超愛想が良いのに、飼い主には見事なツンデレぶり。食いしん坊で、拾い食いのプロ(その度にお腹を壊すのに)。女の子なのに掃除機を壊すほどの暴れん坊、などなど、ボーダーコリーのナナッちのダメ犬ぶりを描きながらも、漫画家で飼い主である作者さんのナナッちへの深い愛情と、お互いの強い絆を感じさせます。ダメな子ほど可愛い、というのは人間の親子だけの話ではなく、人間とペットの関係にも言えること。犬と猫を飼っている私には「うん、そういうことあるよね」と共感してしまうシーンもちょくちょくあって、読んでいて思わず笑ってしまうこともしばしばでした。この漫画には、ペットを飼っている人によくありがちな「うちの子、とっても可愛いでしょ‼︎」的アピールがないのが好印象で、気持ちよく最後まで読み進めることができます。犬を飼っている人、飼っていた人、飼ってみたい人、みんなにオススメできる作品です。これは面白い。優勝です。#1巻応援魔王引退【単行本版】 遠藤淑子nyaeなんとなく表紙に惹かれて読んでみたら面白いななんだこれは。びっくりした。 いうなれば「逆異世界もの」?に含まれるかどうかは各々判断してもらいたいですが、個人的には新たな世界を見せてもらった気がします。 内容としては、最終的に魔王を倒すことが目的ではないソシャゲの勇者が増えてしまい、自分の存在に必要性を感じなくなった魔王が、引退して人間界で新しい生活を始めるというお話です。 なんだけど、それぞれの事情で同じく人間界にきた賢者とか魔女とかドラゴンとかが、結局魔王の周りに集まってきちゃうわちゃわちゃが微笑ましい。 みんな人間界に順応してるんだかしてないんだか微妙なところなんですよね。そこがいい。 こういう、淡々としながらもなんか凄いこと起きてない?でもまあいいか。それよりお腹すいたな、ピザ食べたい。 みたいなテンションの漫画が本当に好きです。静かな情熱カッキーン!【単行本版】 遠藤淑子名無しかつてリトルリーグで大活躍した女の子が主人公。将来の夢はプロ野球選手という大きな夢を持っていた椿だが、怪我をきっかけに野球を辞めてしまう。高校に入学した椿は、ある出来事をきっかけに、廃部寸前の野球部に入ることになり、コーチとして部員たちを叩き上げるのだった。椿の言葉と行動は荒っぽいけど、ちゃんと選手のことをよく見ていて、必要なアドバイスをしていて格好いい。少年マンガのような熱さではなく「野球って楽しい」という情熱を取り戻してゆく流れがすごく良かった。ちょっとほろ苦いけれど、胸が熱くなる野球マンガだった。 ウィズは知っている【素敵なロマンスコミック】晴美の育児戦争(ウォーズ) 福田素子starstarstarstarstarひさぴよ真面目なテーマをハートフルに紡ぐ名手・福田素子の全3話の短編集。 3話目の「ウィズは知っている」がとても素晴らしい作品でした。 ウィズという愛犬と、子供のいない夫婦の絆を描いていた作品です。 比較するわけではないですが、谷口ジローの「犬を飼う」を彷彿とさせる内容で、犬と暮らしてきた人には特に刺さるのではないでしょうか。 ところで作品について調べてたら、以下のPinterest投稿を見つけました。 ウィズは、福田先生の愛犬がモデルだったんですね。 https://www.pinterest.jp/pin/474144667004081418/ 船宿のはなし船宿 大漁丸【合冊版】 ありま猛名無し父と息子で営んでいる船宿「大漁丸」での、ほのぼのとした日々が描かれている作品。宿を訪れる釣り客たち、そこで生まれる人間模様など細かく描かれており、釣りなど興味がなくても楽しめる内容でした。疲れた日にリラックスして読むのがいいです。おすすめです。<<12>>
※ネタバレを含むクチコミです。