悩めるオクテ眼鏡リーマン・長谷川のカラダを開発することになったのは、同僚のモテモテ男・前田。しかし前田には長谷川に知られたくない秘密があって…!?※この作品はコミックノベルになります。ご注意下さい。
研修医の香坂は、製薬会社の真山から「妊娠する薬」を渡される。治験を引き受けた香坂の体は、次第に自身をコントロールできないほど疼き始め…※この作品はコミックノベルになります。ご注意下さい。
「ゆうべの責任とってくれるの?じゃあ、俺と一緒に住んでよ」――まじめなノンケ医者と、魔性の女装男子が、ひょんなことからルームシェアをすることに!?この同居生活のルールは至ってシンプル。「俺、このベッドで客取るから、連絡したら部屋を空けておいて」ベッドはひとつだけのハラハラすれ違い生活。ただのシェアハウスのつもりだったのに、ある夜、ふたりはとうとう…※この作品はコミックノベルになります。ご注意下さい。
大人の男性が苦手なツンデレ派遣保育士・昴は、男手ひとつで子育てする蒲谷のもとへ。無表情天然タラシの蒲谷にいきなり押し倒された昴は、激しく動揺して!?ドキドキHな子育てラブストーリー。※この作品はコミックノベルになります。ご注意下さい。
ここはZURAYA、都内某所のレンタルビデオ店。バイトの寺西は、常連客の悟さんに淡い憧れを抱いていた。そんなある日、超イケメンのフランス人青年に連絡先を渡されたのだが、電話口に出たのはなんと…◆仕事の資料にとDVDを選んでいた悟は、風変わりな少年と衝突してしまう。床にぶちまけられたのは…全部ゲイビデオ!?◆悟の弟であるエリート営業マン・徹は、幼馴染の蓮に、秘めた想いを抱いていた。けれど、蓮の片思いの相手は…◆絡みあい、結ばれていくカラダとココロ。真剣で、ときめいて、ちょっぴり笑える、男子6人の群像短篇集。※この作品はコミックノベルになります。ご注意下さい。
「今朝も約束どおり、3輌目に乗ってきたね」右耳からかろうじて聞き取れる、甘く、低いざらついた声。松尾は正体不明の長身スーツ姿の男に毎朝犯されてしまう。ガラス越しに見えた社章を手がかりに犯人探しを始めるが…。期待のエロティック・サスペンス巨編。※この作品はコミックノベルになります。ご注意下さい。
光る風
1970年に「少年マガジン」に連載され、さまざまな反響を呼んだ著者の初期代表作を、発表時の扉絵をすべて再現し完全復刻いたします。軍事国家化が進む架空の近未来日本を舞台にして、巨大な権力犯罪を告発する社会派SFの意欲作。当時のベトナム戦争を背景とした国際情勢を反映した作品として漫画史に残る名作です。
さくら並木
流麗な筆致で描かれる、めくるめく少女学園ものの先駆作。バレエ、クラスメイトの嫉妬と和解、そこはかとなく漂うエスの気配。『NANA』にまでつながる「少女マンガのお手本」(嶽本野ばら)※電子書籍版に『「パリ~東京」「さくら並木」読本』(別冊インタビュー・解説・対談)は収録されていません。
パリ~東京
劇画発祥の地となった大阪・日の丸文庫に、乙女画の巨匠がひっそりと残した、知られざる逸品!花売りの少女、憧れのパリ、と少女の夢に欠かせない、「少女マンガの黄金律」(嶽本野ばら)!※電子書籍版に『「パリ~東京」「さくら並木」読本』(別冊インタビュー・解説・対談)は収録されていません。
人形少女
著者が貸本恐怖マンガの第一人者として活躍中だった1960年、学年誌「たのしい五年生」「たのしい六年生」に連載した、雑誌連載作で、連載ならではの仕掛けやアイデアが盛り込まれたことでこの時期を代表する長編。当時としては異例ともいえる、貸本出版社から装いをかえて4度も刊行されたことも、当時のこの作品の人気ぶりを物語る。今回は、初出の雑誌を原本とし、カラーページも再現した完全復刻版。物語の主人公は小学6年生にして一家を背負い奉公に出た久美子。主人公が人形をめぐるさまざまな事件に巻き込まれる怪異譚。初出時の「たのしい五年生」連載の3回分はこれまで一度も収録されたことがない貴重な初復刻。また、4色カラー扉、2色カラーページも初めて再現。※電子書籍版に別冊『人形少女研究』は収録されていません。
少年探偵・岬一郎
少年探偵・岬一郎が活躍する楳図マンガの初期人気シリーズを復刻。稀少の貸本雑誌に掲載された短編作品群をほぼ半世紀ぶりにパーフェクトに再現したファン垂涎の凝縮された怪奇ホラーの傑作選。※電子書籍版に『「少年探偵・岬一郎短編集」読本』(巻末解説)は収録されていません。
赤い蝶の少女
赤い蝶(炎)を瞬時に察知してしまう、不思議な能力をもった少女がたどる驚くべき怪異を描いた実験的作品。これまでの怪奇物と一線を画す、繊細な心理描写が冴え渡った、楳図ホラーの隠れた傑作!※電子書籍版に『「赤い蝶の少女」読本』(別冊解説・インタビュー)は収録されていません。
物語の冒頭で「舞台は1970年以降の仮想日本だが、それが起こるのが10年後なのか明日なのかは誰にも分からない…」という何とも不穏な気持ちになる説明をされて始まります。読んでいて連載当時としても衝撃的だったであろうシーンが多々あるんですが、これから先こんなことが起こるはずがないと言い切れないのが恐ろしいです。私が印象的だったのはお兄さんの出征をみんなが万歳三唱で見送ろうとするのを主人公が怒鳴るシーンです。なぜ歴史は繰り返されてしまうのか、どうしてみんなそれが平気なのか、主人公の怒りが爆発するんです。最後まで読んだけど完全に理解できた気がしないので読み返そうと思います。