徳間書店(リュウコミックス)マンガの感想・レビュー79件<<1234>>ふみふみこ初期の連作短編集女の穴 ふみふみこ無用ノスケ子とっても面白かったです。ドストレートなエロ描写ではなくやんわりとした感じで、兄妹だったり、ゲイだったりNTRなど、いくつもの性癖を上手にくすぐってきます。【女の豚】【女の鬼】に登場する村田先生(ゲイ)のキャラはいいですね〜。こういうおじさんを見ると引っ叩きたくなる衝動に駆られます。宇宙人女子たちの地球グルメ漫画クミカのミカク 小野中彰大さいろくコンビニでカップラーメン買う回で方向性が定まったなーと感じた。ゆるーく読む分にはとても優しくていい意味で灰汁がない(と私は思う)ので読みやすく、日常系ほのぼの作品として好き。 グルメ漫画と言うとちょっと見劣りするかもしれないけど(土山しげる先生やダンジョン飯なんかを基準にすると)主題が宇宙人女子が地球の飯を食うだけなのでそこもまたゆるくていい。二重三重に百合が楽しめる驚きの百合濃度!ゆりでなるvえすぽわーる なおいまいななしマンバの『おすすめ百合漫画教えて』で知った漫画。 https://manba.co.jp/free_spaces/16440 http://www.comic-ryu.jp/_yuridenaru/ も〜〜バチクソ最高でした…! 「私は高校卒業と同時に死んでしまう…」というセリフから始まるこの作品。 初めて読んだときは「病気の女の子が主人公が切ない系の話かな?」と思ったのですが、全然違いました。 主人公の駒鳥心は、女の子とお付き合いがしたくて頑張って名門私立に入学するものの、高3の春、誰とも付き合うことが出来ぬまま男性と結婚することが決まってしまいます。今から別れが前提にある恋はできないし、この先**男性と結ばれれば、「(心が)死んでしまう」。** そこで主人公は、街中の女性たちで百合妄想をして「スケッチブック」にまとめ心の支えとすることを思いつきます。 この作品の見所はなんと言っても「1エピソード2部構成」…! この漫画は、主人公・駒鳥が**街で見かけた女性2人組を「勝手に妄想するパート」と、その女性たちが本当はどんな関係なのかを描く「真実パート」に分かれていて、1カップルで二度楽しめる構成になっているのがすごい。 そしてさらにすごいのが、百合カップルを妄想をしている駒鳥と雨海の自身が大変素晴らしい百合だということ…! とまあ、このように『1話で二重三重に百合が楽しめる』凄まじく百合濃度の高い作品になっています。 また賛否分かれるかと思いますが、先生(男)が駒鳥と雨海の間に参入してきそうな気配もあり、百合・BL・男女問わず雑食の自分はワクワクが止まりません。 ぜひお試しあれ…です。 (画像は1話より。結婚を前にして、目が死んでしまっている駒鳥ちゃん(右)。百合妄想をするときはキラキラ輝きます)妖精好きに妖精消失 安堂維子里やむちゃバタフライ・ストレージが素敵だったので、前のも読んでみたくなって「妖精消失」にも手を伸ばしてみました。少しだけど、安堂維子里さんの世界観への理解が増した気がして嬉しくなりました。 妖精…いいですよねぇ。ロマンがあって。自然にSFがMIXされているので読みやすいです。 強度のある物語バタフライ・ストレージ 安堂維子里ナベテツ作中の個人の動機付けに対して、納得することが出来るのは良い物語だと勝手に思っているのですが、この作品の登場人物たちが抱えている事情は、読者に対してとても強い印象を与えてくれます。主人公の小野君、荒井さん、神田さん、佐川さん…。それぞれが抱える、蝶に対する背景が明かされる度に、読者はただただ圧倒されます。 設定の素晴らしさが語られることが多い作品ですが、それに負けず劣らず登場人物も魅力的であり、このサーガを紡いでくれた安堂先生、掲載してくれたコミックリュウ編集部、そして転生を遂げさせてくれたアワーズ編集部に感謝しています。 漫画を好きでもこの作品を知らないという人が多くて、でも勧めて読むと本当に面白くてびっくりする、ということが自分の経験でもう十指に余るくらいあって、理屈は良いからとりあえず読んでくれ、とまあ鬱陶しいくらい言い続けてる作品です。 この投稿で、一人でも多くの人にこの作品を知って貰えれば幸いです。あらすじでは語れない「空白」を読ませる作品珊瑚と人魚 ninikumisogor25嘘に触れると痛みを覚える目を持つ少年"珊瑚"と不老不死の肉体を持つ"人魚"と名乗る女性のお話。 基本的な設定はこれだけ、登場人物は"珊瑚"と"人魚"を含めてほぼ3人のみ、絵の密度はかなり低い、と見える情報量のかなり少ない作品なんだけど、その空白、無言の中にもの凄い中身が詰まってる、ある意味でとてもマンガらしい作品。 コマ割りを大きく取って背景なしの人物のみのコマを続けたり、時には数ページに渡ってセリフなしのページが続いたり、意図的に視覚情報の密度を低くしているんだけど、その分、キーとなるひとコマ、ボソッと呟くセリフが質量を持って感じられる。 この余白を読ませるというか、あらすじには載ってこない部分をページ全体で描くというのがninikumiさんの作風ではあるんだけど、前作「シュガーウォール」と比べると今作はその抽象表現で留めてる部分と解りやすく描いてる部分のメリハリがあって、より広い層の方々に楽しんでもらえる作品になっている。 まずは試し読みを読んで見てもらって、この作品の独特な雰囲気を味わってみてほしい。 2巻まで読了。物語の自由自在さ!!!!!書道教室 筒井秀行かしこまるでアニメーションのようにスイスイと物事が展開する! キャラクター達のユニークさとネタの引き出しの多さ! スナック感覚で読めるのに何これ食べたことない! やめられない!とまらない! つい!!!!!が多くなる! ヤンキーDKがママ...? ママーッ!!頂き!成り上がり飯 奥嶋ひろまさたか※ネタバレを含むクチコミです。「KEYMAN」作者の時代劇アクションZINGNIZE わらいなくmampuku「KEYMAN」作者の新連載。ウエスタンな雰囲気の前作とは打って変わって和風な感じですが高い画力も真っ黒な誌面も健在です。 主人公の「高坂甚内」は天下の大泥棒で金にも権力にもなびかず、恐ろしく強くてワイルドで好色家…と思いきや実は初心な童貞w最近あまり見かけない主人公像かも? ヒロインは前作の妖艶なロリババアからこちらもガラッと変わって真面目そうで「くっ殺」な雰囲気。可愛いです。 時代背景や人物の紹介だけでなく2回も切り結んでサービスカットも入れつつ最後に敵も登場する、上々な第1話かも。きのこいぬだけど、言動がネコなのでネコ好きも楽しめるきのこいぬ 蒼星きまま少女漫画博士うららかキャラクター性があって可愛い&癒やされます。 きのこいぬ・・・と一応犬科?の設定ですが、 自由気ままに動いている姿はまるでネコのよう・・・! でも可愛いから許しちゃう、ネコ好き心もくすぐります。 個人的にメロンパンとたこ焼き食べてるシーンが可愛すぎて、ヤヴァイ…! 読みやすいSFバタフライ・ストレージ 安堂維子里やむちゃSFと聞くと宇宙とか数式とか、なんだか小難しいイメージが強くて、今まであまり読んだことがありませんでした。 死人の蝶を回収・凍結管理する国家機関「死局」捕蝶課を描く、蝶をめぐる近未来SFアクション! ↑という帯文句が何を言っているのか意味不明で気になって読んでみて正解でした。 人が死ぬと蝶になるなんて…ロマンティック!この前提が入っているだけで武闘派シーンもすんなり読める感じがあるんですよね。絵もゴテゴテしすぎずシンプルで綺麗なので、きっと女性受けも良いと思います。 伏線が多くてこれから色々明らかになる予感があって楽しみです!若きプラントハンター、東南アジアで大冒険アルボスアニマ 橋本花鳥mampuku 温かみのあるタッチと可愛らしく親しみやすいキャラクター、いかにもコミックリュウって感じの漫画です。 大英帝国の植民地支配の最盛期となる19世紀の東南アジアが舞台で、依頼を受ければ市場にとどまらず時に山や森に分け入り、どんな珍しい花でも見つけ出し採集する「植物採集家」の話。いわゆるプラントハンターってやつですよね。 登場人物たち、とくに女の子がとても魅力的です。この2巻の表紙の子なんてこんなお嬢様みたいなナリしてとんだ跳ねっかえりで、木には登るわ縄抜けするわの大立ち回りw 商会の護衛のハリエットも個人的に大好きなんですが、4巻でようやく表紙を飾ってくれました。強い女性の荒井美仁が私の好きなキャラクターです。バタフライ・ストレージ 安堂維子里新井は田中さんの助けを借りて、いくつか格闘技修行をしている。彼女は死局の中で最強です。 未亡人と2人の子供の母、彼女は彼の夫の蝶を取り戻すために戦う。 彼女の話は、主人公の小野さんのほかに、おそらく最も魅力的な話です。 もっもっもっきのこいぬ 蒼星きままstarstarstarstarstarひさぴよ愛犬を亡くした絵本作家と、不思議な生き物「きのこいぬ」がほのぼのと一緒に暮らす漫画です。心癒される話が多く、疲れきったときに読むと癒やし効果バツグンです。犬を飼っている/いた人に特におすすめ🐶無人島漂着パニックホラーマザーグール 菅原キクなまこデラックスお嬢様学校の修学旅行的なので、ドバイへのクルージングの途中に船が沈んだかなんだかで、20人前後が謎のモンスターがいる無人島に流れ着いて・・・っていう感じのストーリー 旧約マザーグールの続きなのかな。HOLY HOLYは旧約の続きなのかな・・・2巻で世界観が結構明らかにバタフライ・ストレージ 安堂維子里なまこデラックス2巻が発売されたが、世界観が結構明らかにされた。 近未来SFだとは思っていたがカタストロフィー後の世界という話だったよう。蝶を管理する理由や使い道、あとは敵対組織なんかも暫定的にわかったりして結構進展があった。 アクションシーンもそれなりにあったし2巻も面白かった。 安堂維子里は、SF的な世界観と妖精とかファンタジー的な世界観を混ぜるのがうまいけど、バタフライストレージは特にいいな。 私はこの漫画を楽しんでいるバタフライ・ストレージ 安堂維子里名無し私が読んだ2巻はかなり楽しいものでした。 私はストーリーの背後にあるコンセプトと、キャラクターの開発がどのようにプロットを作り出すのが好きです。 蝶と死局について多くの疑問が提起されましたが、その答えが私たちを驚かせるでしょう。この漫画は本当に良いですバタフライ・ストレージ 安堂維子里名無し2巻を読んだ後、私は物語とキャラクターの発展を楽しんでいます。 SFの設定はとても涼しく、プロットはすべての章でもっと面白くなっています。 第3巻が追いつくことができるかどうかを見てみましょう。 安堂維子里におめでとう。鉛筆のようなタッチで描かれた夜景が素敵夜さんぽ 木村いこ夜回りさんCOMICリュウの公式サイトで連載されていた木村いこさんの「夜さんぽ」の単行本発売。 夜にその辺をぶらぶらと歩くのが自分もわりと好き。 ちょっとした非日常感いいよね。 タイトルから日本一ソフトウェアの「夜廻」を連想したけれど、全然違ってて、ああいうホラーテイストはほぼ無い。夜特有の静けさや空気感のような怖さが少しあるかな?くらい。むしろほっこりするし、その絵が良い。 https://youtu.be/RS8Smu6tmUU 表紙の雰囲気がすでに最高あせびと空世界の冒険者 梅木泰祐mampuku・謎めいた力を持った美少女と ・未知のテクノロジーが眠るとされる古代島を目指し ・空に浮かぶ島々を巡り、飛行艇で世界を駆ける冒険ファンタジー。 グ○ブルかな?冒険よくばりセットみたいな。 ヒロインがアンドロイドというのも良いですね。憎からず思っている主人公に対するその気持ちは果たして本物の感情なのか…ベタだけど萌えます。リュウ史上初の金龍賞受賞作家のデビュー短編集人生は二日だけ 堤谷菜央地獄の田中COMICリュウが主催する新人賞「龍神賞」のいわゆる大賞的な位置づけの金龍賞を今のところ唯一受賞している作家のデビュー短編集。(中国の漫画とかの賞に金竜賞があるけどそれとは別) 受賞作がコミックスの最後に収録されている「バースデイ」、表題作の「人生は二日だけ」は巻頭に収録されている。ほとんどの作品が、SFやファンタジックな設定の中で命や生命を題材に扱っている。 どれもとても面白いんだけど、「バースデイ」はやはり迫力があった。人工的に作り出した赤ん坊の生みの親?の科学者は売り払ってしまおうとするんだが、その精子を提供した男は育てようとする。この後に事件があって、クライマックスにいくんだけど、科学者と男の両サイドを終わりに向かって絶妙な具合で行き来している。 これからの作品も楽しみ魔法少女ルックだけどSFな世界観だったアリスと蔵六 今井哲也ずっころばし表紙の絵とか1巻の感じだと魔法少女なのかなって思ったけど、読み進めていくとむしろSFの方がしっくりくるような設定だった。そして、まさか萌え系ですらなかったというのがちょっと驚きだった。。 大人になった紗名がちょくちょく出てきているようで、悲しいかもしれないけどいい終わり方になりそうで完結までが楽しみ。まだ先は長そうだけど。 『HOLY HOLY』に加筆修正したバージョン旧約マザーグール 菅原キクマンガトリツカレ男お嬢様学校の生徒が無人島に遭難して謎の生物と遭遇する漫画 HOLY HOLYの頃は雑誌では読んでなくて、単行本で買ってた。気づいたらバージョン違いが出てた 個人的には好きなんで続編も楽しく読んでる駄サイクルは怖いなネムルバカ 石黒正数なまこデラックスこうやって駄サイクルでぬくぬくしてしまいたいがちなので自戒を込めてたまに読み返す<<1234>>
とっても面白かったです。ドストレートなエロ描写ではなくやんわりとした感じで、兄妹だったり、ゲイだったりNTRなど、いくつもの性癖を上手にくすぐってきます。【女の豚】【女の鬼】に登場する村田先生(ゲイ)のキャラはいいですね〜。こういうおじさんを見ると引っ叩きたくなる衝動に駆られます。