ブラック・ジャック

1973年に連載がスタート

ブラック・ジャック 手塚治虫
ゆゆゆ
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例えば姪や甥に、何と言ってオススメするか考えてみたけど、ざっくりとしたあらすじでは読んでみようかなという気持ちにならず。 どうにもならないことをどうにかしようとする人たちは喜劇的だったり、悲劇的だったり。 ドラマが生まれておもしろく読めるのだけど、そう言われても未読ではピンとこない。 実際のストーリーを軽く説明してみたら! と思ったものの、印象に残っている話として、「患者の腫瘍の中身から女の子を作り出した話があってね、それがヒロインのこの子」とうろ覚え混じりで話したとして。 この話で興味を持たれたら、それはそれで姪や甥が心配になってしまう。 「図書館で借りて読める、今でもアニメや映画でリバイバルする漫画の一つだよ。50年近く前の漫画になるけど、覚えていたら読んでみてね」のほうが読んでもらえそうだ。 結局、漫画の薦め方は、ジャンプがアプリでは初回無料になったきっかけとして読んだ「タイパ」の話に戻るんだなと気づいてしまった。 たくさん漫画を読んでいた学生の頃は、布教したい漫画は、学校で回し読みしていたもんなあ。 https://twitter.com/HosonoShuhei/status/1583848978747379713?t=h6O1c-DSvn2vuTc2Hj3tYw&s=19

税金で買った本

図書館で働き始めたヤンキーの石平くん

税金で買った本 ずいの 系山冏
ゆゆゆ
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「図書館でのお仕事」を舞台にした漫画です。 図書館におけるお仕事、そして人間模様。 タイトルから気になってあらすじを読んだあとは、公共施設だけあって、ひどい利用者たちのオンパレードになる予想が浮かんできました。 タイトルも「税金で買った本」ですしね。 さて、ひょんなきっかけで図書館で働き始めたヤンキーの石平くん。 調べ物のプロの司書さんたちと一緒に働くうちに、どんどん調べ物の仕方を見につけていきます。 そして、読者もどんどん調べ物の仕方を身につけていきます。それから、図書館でのお仕事も。 おそらく石平くんが主役ですが、図書館のいち利用者のストーリーがメインで、石平くんは天真爛漫なツッコミをしていなくなるだけの回もあります。 それを考えると、真の主役は図書館なのかもしれません。 ちなみに、司書さん達が隠された力を開放するお仕事・調べ物。 世の中の人はどんな質問をしているのかは、全国の図書館の方々による調べ物の記録「レファレンス協同データベース」で一部を知ることができます。 回答がとてもためになりますが、その前にどうしてそのような質問をしたのかが気になる質問ばかりです。 漫画の外でも、司書さんたちは大変そうです。 https://crd.ndl.go.jp/jp/library/recommend_list.html